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遠い国での物語

1 :k・y :2005/02/02(水) 17:13
はじめまして。
物語を書いてみようと思いました。長編になると思います。
主人公は石川梨華で、その他大勢出てくると思います。
つたない文になるとは思いますが、よろしくお願いします。
レス大歓迎ですので、感想などありましたら、お願いします!!
916 :正義の味方 :2007/09/24(月) 23:46
「あゆみ?」

梨華ちゃんがテントから出て行ってすぐに美貴ちゃんが目を開けた。

「・・・起きてたの?」
「うん」

「・・・いじわる」

美貴ちゃんは起き上がると私を抱き寄せた。

「美貴の前からいなくならないで?」
「・・・」

「美貴ね?美貴がこの霊玉持っててよかったって思う。
 剣士にはならない。美貴はこの銃で、ずっとあゆみを守るから」
「美貴ちゃん・・・」

「だから・・・もう美貴の前からいなくならないで」
「・・・」

「魔王だってなんだって美貴が倒すから!!
 霊玉なんかなくたって、四神なんか呼び出さなくたって!!
 絶対に美貴がなんとかするから!!」
「・・・」

「あゆみのことは美貴が証明する。
 絶対に消えさせたりしないから!!」
「・・・」

黙っていた私を美貴ちゃんは抱き寄せた。


「君が大切なんだ」
「・・・」


「美貴が守るから」
「・・・」


「返事は?」
「・・・」


「返事しないならキスするよ?」
「しないって」


「ケチ」


そう言って少しだけ笑って美貴ちゃんは目を閉じた。
忘れてたけど美貴ちゃんは今日いろんなことしたんだよね。
戦って、私のこと気遣ってくれて、そしてでデネブに斬られて・・・
私の声を聞いて安心して美貴ちゃんは目を閉じた。


私は、美貴ちゃんの寝息を確認してから、美貴ちゃんの手を握り締めた。


その手は、とても暖かくて、優しくて・・・


そのまま自分を預けたくなったから・・・


手を離してテントを出た。



917 :正義の味方 :2007/09/24(月) 23:49

「待ってたいましたよ?」

テントを出た私を待ち構えていたのは・・・


「リゲル!」


「デネブなんかに、貴様の命を奪われるわけにはいかない」
「・・・なんで私なのよ!!」

怒りをぶつける相手はきっと、誰でもよかったんだと思う。
私の怒鳴り声に、リゲルは不気味な笑みを浮かべた。

「怒りは、己を強くする。憎しみは、己を固持させる。
 我に従えば、貴様は永遠に貴様であり続けられますよ?」

リゲルの言葉は、私の心に響いた。


もしも、この人に従ってついていったら・・・


私は私のままでいられる・・・


迷いが顔に表れたことを、リゲルはすばやく読みとった。


「行きましょう?己でいられるためには、
 我が僕になる他ありませんよ?さあ!!」
「や、やめろ!!!」

その声に、うつむきかけた顔を上げた。

918 :正義の味方 :2007/09/24(月) 23:53


「こんちゃん・・・」


短剣をリゲルに向けて、こんちゃんが震えながらも睨みつけていた。

「柴田さんは、お前なんかの僕にはならない!!」
「うるさい!!弱き者が口を出すな!!」

リゲルは、手をこんちゃんにかざすと攻撃を放った。

「わぁぁぁぁ!!!」

こんちゃんは、衝撃吹き飛ばされて、近くの木の幹に体をぶつけた。

「こんちゃん!!」

こんちゃんは、それでも立ち上がると剣を構えた。

「やめて!!」
「柴田さんは、お前なんかの・・・」

こんちゃんは、最後の言葉を言い終える前にその場に倒れた。

「こんちゃん!!」

倒れたこんちゃんに駆け寄ると、私は小さな体を抱き起こした。
リゲルは、あと一歩の所で邪魔されたことに苛立っている様子だった。

「我が僕になれ!」
「・・・・」

「貴様が貴様でいられる唯一の方法だぞ!!」
「・・・・」

「我に従えば」
「やめて・・・」

「永遠の命を手に入れられるのだぞ!!それに!!」
「やめて!!」

私は、リゲルを睨みつけていた。

「命が欲しくないのか?」
「欲しいわよ」

「ならば!!」
「欲しいよ・・・欲しいに決まってるじゃん。 でもね・・・もっと欲しいのは、仲間なの!!
 私に必要なのは、こんちゃんや、梨華ちゃんや、美貴ちゃんなんだから!!」

私の言葉にリゲルは嘲笑した。

「おろかな」
「あんたや、デネブが何考えてるかわからないけど!
 私には一緒にいたい人がいるの!!」

「ならば、せいぜい苦しむがいい。己が消えうせる時が近づけば、
 貴様は必ず我にひれ伏す。それまで、恐怖と戦うがいい」

リゲルの言葉に折れそうになる心を必死に保たせて、精一杯の気持ちで睨みつけていた。


「恐怖を味わうがいい!!」


リゲルの攻撃に、私は目をつぶった。

919 :正義の味方 :2007/09/24(月) 23:55
「え・・・?」

直撃のはずの攻撃は、私に全くダメージを与えなくて・・・
目を開けた私の前には・・・

「ごっちん」
「にゃは?」

その人は、相変わらずの100%スマイルで。

「大丈夫?」
「うん」

だから、今までの恐怖が一気に吹き飛んだ。

「柴ちゃんやこんこんをイジメたらゴトー許さないよ!」

ごっちんの顔を見て、リゲルは真剣な眼差しになった。

「殺人鬼。貴様が剣士だというのか?貴様らが仲間になれるはずが無い!」

リゲルの言葉に、ごっちんが少し震えているのがわかった。

「ごっちん?」

私の問いかけに振り返ることなく、ごっちんはリゲルに向かって弓矢を構えた。

「貴様の相手は私ではありませんよ」

リゲルはそれだけ言うと姿を消した。
異様な雰囲気に包まれて、私は次の言葉を発せずにいた。

「大丈夫?」

なのに、振り向いたごっちんは相変わらずの100%スマイル。

「うん。ありがとう」
「あ?こんこん?」

私の腕の中で、少しだけ動き出したこんちゃんにごっちんが気がついた。

「こんちゃん!」

私の問いかけに答えるように、こんちゃんはうっすら目を覚ました。

「柴田・・・さん?」
「こんちゃん!!」

朦朧となる意識が徐々に鮮明になり、小さな剣士は再び自力で立ち上がると剣を構えた。


「もう大丈夫」


こんちゃんの震える手を握り締めると、不意に涙が零れ落ちた。

920 :正義の味方 :2007/09/24(月) 23:58
「柴田さん・・・」
「柴ちゃん・・・」

二人は、かける言葉を見つけられずに、ただ私の隣で見つめていた。

「ごめんね。私・・・」

一瞬でも、リゲルについていこうと思ったことへの後悔なのか・・・
自分が消えちゃうって思うことへの恐怖なのか・・・
信じてくれる仲間への罪悪感なのか・・・

あふれ出す涙を止める術も、自分の気持ちを伝える術もなく、私はただただ、泣き続けた。


しばらくの沈黙の後に、口を開いたのはこんちゃんだった。

「昔々人間は太陽と星の存在を証明しました。
 空気の中に酸素や窒素や二酸化炭素の存在を証明しました。
 太陽だって酸素だって、誰かが証明したから存在したんです。だから!」
「証明してみせるよ」

その声の主は、いつも私を私でいさせてくれるぬくもりをまとっていた。

「ミキティ♪」

ごっちんは、私の頭を優しく撫でると、美貴ちゃんと場所を交代した。

「この霊玉は、正義の証。本当に愛しい人を守れないなら、正義なんて意味が無いんだ。
 美貴は、この霊玉に誓って、あゆみを守る。あゆみの存在を証明する」
「ミキティは、正義の味方だね♪」

ごっちんに言われて、美貴ちゃんは少しだけ笑って、それから真剣になって。
それから、私の額にキスを落とした。



「あゆみのためなら、正義の味方にだってなんだってなってやるよ」


921 :正義の味方 :2007/09/24(月) 23:59



この人のぬくもりを、私はどれだけ求めていたんだろう。


生まれてくる、もっともっと前から、この暖かいぬくもりを求めていたと思う。



だって・・・





だって、このぬくもりに包まれていると、不思議と恐怖がなくなる。




このぬくもりに包まれていると、私は私でいられる。



922 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:02
「テントに戻ろ?」

美貴ちゃんの手をしっかり握り締めた。
私は、このぬくもりにずっとずっと包まれていたい。

「こんちゃん、ごっちん、ありがとう」

二人の、優しい笑顔は私から恐怖を取り去ってくれる。


「ふわぁ。眠いや」


ごっちんの、とぼけた表情を見て私たちは笑いあった。


「10日目の月が、南西に傾いてるので、もう深夜をとっくに回ってますね」
「なんだよそれ。意味わかんない。時間なんて時計で十分だよ」

こんちゃんの知識を美貴ちゃんはあっさり否定して、それでも二人は互いを認め合うように距離を縮めた。


テントに戻った私たちは、すぐに眠りに落ちた。


仲間のぬくもりに包まれて、穏やかな気持ちで久々に深い眠りに落ちた。

923 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:03
「へ?なにここ??」

翌朝、テントを出た私たちは・・・

「どこここ?」

前日とまったく別の場所に来ていた。

「あらら。森に化かされたね?」

ごっちんが笑顔で答える。

「どういうこと?」

美貴ちゃんが、めんどくさそうに尋ねる。

「この森は、いたずら好きだから、こうやって、もと居た場所から一晩の間にとんでもない場所に移動させちゃうんだ」

いたずらにしては、やりすぎだって。

「・・・ここやばいよ?」

美貴ちゃんが辺りの状況に気がついた。


まわり一面・・・フォルドム・・・


「ここは、フォルドムの巣みたいだね?」

ってごっちん笑ってる場合じゃないって!!
巣を荒らされたフォルドムさんたちはもちろんご立腹な様子で・・・
一気に炎を吹き始めた。

「きゃあぁぁぁ!!」
「あゆみ!!」

美貴ちゃんの後ろに隠れる私。
私の後ろに隠れる紺ちゃん。
紺ちゃんの後ろに隠れるごっちん・・・?


「ごっちんは戦えよ!!」
「ほえ?」


ごっちんは私と紺ちゃんの行動が面白くてマネをしたかっただけみたい・・・


「トルネードクラッシュ!!ごっちん戦えっての!!」
「うん!ねばねばボーン!!」

924 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:05
「ここどこ?」

梨華ちゃんたちも朝目覚めたら別の場所・・・

「ずばりそれは、森の仕業ですわね?」
「村田さん!!」

朝から三銃士の登場です。

「今日は何しに来たんだよ!」

寝起きのよっすぃは機嫌が悪い。

「あなたたちが、偶然飛ばされたこの場所、白虎大路の最終関門なのよ」

朝だからリアクションの悪いみんなに村田さんはムッとした。

「私たちに勝てば、この先に進めるけど?」
「もちろん勝負します!!」

愛ちゃんが真っ先に手をあげる。

「よろしい。では、手合わせ願いましょう?」

愛ちゃんと村田さんが前に出た。どうやら二人の戦いが始まるみたい。

「いきますわよ!!手加減しなくってよ!!」
「望むところです!!」

「白虎マル秘爆弾!!」
「は?」

村田さんがバズーカーにこめた爆弾は愛ちゃんの前で爆発したものの、
威力は全くないわけで・・・思わず拍子抜け。

「ハ・・・ハクション!!」
「村田さん特製胡椒爆弾よ!!続きまして、マル秘爆弾パート2!」

「ぅえ?わぁぁぁ!!」

今度は・・・

「村田さん特製カラシ爆弾よ!!」

全身カラシまみれの愛ちゃんは痛みでその場を転げまわった。

「目が!目が!!」

目にカラシが入っちゃったみたい。

「名づけて、香辛料はほどほどに作戦!!」

村田さんの攻撃は予想以上にダメージがあるみたい。
見ていた梨華ちゃんたちも顔がひきつる。

「真水龍舞!!」

愛ちゃんが放った水龍は村田さんの方ではなく、愛ちゃんを飲み込んだ。

「愛ちゃん!!」

愛ちゃん・・・パニックで錯乱したのか?

梨華ちゃんの悲鳴が木霊した。


「ふぅ・・・危ないところでした」


水龍は愛ちゃんの身体についたカラシや胡椒を洗い流したんだ。

「お主なかなかやるの?」
「まだ、ひりひりする・・・」

925 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:07
「では、次の作戦!!村田さん特製マル秘爆弾パート4!!」
「え?3やないの?」

首をかしげた愛ちゃんに、今度は威力満点バズーカーが炸裂した。
愛ちゃんは見事に直撃して近くの岩場に叩きつけられた。

「名づけて、意表をついて木っ端微塵作戦よ!」
「ずるい!!」

梨華ちゃんの抗議に村田さんは不適な笑いを浮かべた。

「続きまして、村田さん特製マル秘爆弾パート3!!」
「へ?」

今度は愛ちゃんの目の前にりんごが落ちた。

「さっき、痛い思いをさせちゃったお詫びよ。
 りんごを食べて元気を出して戦いましょう!」
「ありがとうございます!」

愛ちゃんがりんごを手にした瞬間・・・


『ドッカーン』


りんごが大爆発。


「ずるい!!」


「戦いとは作戦よ。策略が優れたものが勝利するのよ」
「ってか、策略ってよりも、子供だましじゃん!!」

よっすぃの抗議に村田さんの顔がひきつる。

「子供だましにひっかかる方がいけないのよ!!」
「高橋はバカ正直だから信じちゃうんだっての!!」

「ただのお子様じゃない!!」
「っく・・・」


村田さんが梨華ちゃんたちとやり取りしている間に愛ちゃんが立ち上がった。

926 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:09


「私はお子様やない!!姫を守る剣士です!!」


愛ちゃんの身体が上気していくのがわかった。

「やば・・・」

村田さんがバズーカーを構える。

「村田さん特製マル秘爆弾パート5!!」

愛ちゃんの頭上に風船があがった。

「ひっかかりません!!」

愛ちゃんが地面を剣で突き刺した瞬間に風船が大爆発をした。

「むむむ・・・」
「私は、お子様やない!!姫を守るんです!!」

「少女は恋を知って大人になったのね・・・」
「え?!」

村田さんの思わぬ発言に愛ちゃんは顔を赤くして気を緩めた。

「いまだ!!」

そこへ村田さんのバズーカーが炸裂。

「うわぁぁぁ!!!」

またしても吹き飛ばされる愛ちゃん。

「この試合・・・やばいんじゃない?」

保田さんがおもむろにつぶやいた。

「え?」
「だって・・・ずる賢い村田さんに、単純な高橋・・・どう考えても相手が上手だよ」

「確かに・・・」

矢口さんまで納得。

「力じゃ、高橋が勝ってるけどね・・・」
「ん?そっか!!」

よっすぃが何かを思いついたみたい。

927 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:13
「ねぇねぇ梨華ちゃん?」
「なに?」

「高橋のこと好き?」
「え?」

「高橋なんかよりもうちの方が好きだよね?」
「は?」

「あんな、おこちゃまで単純バカよりも、うちの方が強いし賢いしかっこいいよね?」
「よっすぃ?何言ってるの?」

「高橋なんかさっさとふっちゃってうちと付き合おうよ!」
「よっすぃ?」

「吉澤さん!!」

村田さんと戦っていたはずの愛ちゃんがいきなり二人の会話に割って入った。

「あ、愛ちゃん?!」
「姫はそんな、軽くていい加減でだらしがない人好きになるはずがありません!!」

「おっと?単純バカよりマシだっての!高橋はおこちゃまだからね?!」
「子供やない!!」

「だったら、あんなやつの作戦に引っかからないで、さっさと試合終わらせてこいよ!」
「望むところです!!」

愛ちゃんは完全に興奮状態。


「水龍乱舞宴!!」
「村田さん特製バリア!!」

「ほら!高橋なんて弱いな?梨華ちゃんはうちのもの♪キスしよ?」
「え?ってよっすぃ?!」


よっすぃが梨華ちゃんにキスをしようとした瞬間・・・


「水龍爆裂大演舞!!!」


村田さんのバリアを破って愛ちゃんの水龍が暴れた。


「うわぁぁぁぁぁ!!!ギブゥゥゥ!!!!」


村田さんの白旗があがったけど、水龍は勢いをまして・・・


「た?高橋?冗談でしょ!?」


よっすぃをとらえた・・・


「冗談だってば!!うわぁぁぁぁ!!!」


そして、よっすぃは村田さん同様水龍に飲み込まれるのだった・・・

928 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:15
「姫、怪我は?」
「ははは・・・平気」

隣で、ずたずたになって倒れてるよっすぃに梨華ちゃんも苦笑。


「名づけて、恋敵で一気に逆上大作戦・・・」


よっすぃの作戦の威力は強大すぎたみたい・・・

「高橋・・・やっぱりお子様だよね・・・」

矢口さんが小声で保田さんに同意を求める。

「勝てたからいいけど・・・」


「ではでは!二回戦行きます!!」


今度の相手はまことちゃんみたい。

「じゃあ・・・オイラやろっか?」

愛ちゃんのおかげでずたずたなよっすぃに変わって矢口さんが前に出ようとした。

「その試合、ゴトーやる!!」
「は?」

その言葉に振り向く梨華ちゃんたち。
私たちがようやく合流したんだ。

「柴ちゃん!!」
「やっと合流できた。あれ?よっすぃ大丈夫?」

梨華ちゃんの隣で倒れてるよっすぃに気がついた。

「大丈夫じゃない。高橋にやられた・・・」
「仲間割れ?」

「ちょっと愛ちゃんが怒っちゃってね」
「そうなんだ」

「二人で石川取り合ったのよ。バカでしょ?」

保田さんが呆れ口調でそう言った。

「梨華ちゃんもてるねぇ?」
「ははは・・・」

笑顔がひきつる梨華ちゃん。

「多くのアホにもてるよりも、一人で十分!」

そういって私の肩を抱き寄せた美貴ちゃんから身体を離す。

「ははは・・・美貴ちゃん。冗談うまいね?」
「はぁ・・・なんで伝わらないかな?」

「藤本!うちはアホじゃねえ!!」
「私だってアホやないです!!」

「そういうところがアホなんだって」

喧嘩し始めた三人はほっておいて私と梨華ちゃんはごっちんのもとへ。

「ごっちん大丈夫?」
「うん!ゴトーも試合したい!!」

「うん。じゃあ、頑張ってね!!」
「うん!あ?!ゴトーは、梨華ちゃんも柴ちゃんも大好きだよ!!」

「「私も♪」」

そして、ごっちんはまことちゃんのもとに進み出た。

929 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:16
「はじめまして!」

礼儀正しいまことちゃんに、ごっちんも頭を下げる。

「はじめまして!」
「白虎三銃士です」

「んあ?ゴトーは・・・八剣士です!」
「では、手合わせ願います!」

「うん」

そう言って両手を合わせるごっちん。


「ごっちん違うって?!」


梨華ちゃんの指摘に首をかしげるごっちん。

「んあ?手合わせ願いますって言われたよ?」
「手合わせって手を合わせるんじゃなくって・・・」

梨華ちゃんに気を取られていたごっちんの目前にまことちゃんの剣が向かった。


「危ない!!」


こんちゃんの声に振り向いたごっちん。
でも、もうまことちゃんの剣は振り下ろされてるから間に合わない!!


「あれ?」


って思ったのに、ごっちんは瞬時に剣を交わしてまことちゃんの後ろをとった。


「早い・・・」


まことちゃんが信じられないってかんじの表情・・・

「剣が振り下ろされるまでの時間が0.2秒だとすると、後藤さんは気がついてから移動するまでに・・・0.01秒」

どこからその数字が出てきてるのかわからないけど、こんちゃんの頭の中では計算されてるみたい。
とにかく、ごっちんのすばやさは目にも留まらぬってやつみたい。


「そこだ!!」


まことちゃんは何度もごっちんに切りかかるんだけど、ごっちんはいつも、あと一歩のところで剣を交わす。
残像だけが切られて、まことちゃんはどんどん焦りが募る。

930 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:18


「あいつ・・・戦い方知ってる」


面白そうにまことちゃんと戦うごっちんを見てよっすぃがつぶやいた。


「知ってるってよりも・・・まるで遊んでるみたい・・・」


愛ちゃんの言葉に美貴ちゃんが口を開く。

「もっと早くよけられるのに、ぎりぎりまで剣をひきよせてからよける。
 その分、相手は遊ばれてると思い焦りが募る。その焦りはじきに恐怖に変わる。
 ごっちんとまことの力の差は歴然。その相手をすぐに倒さずに気力をくじいてから倒す」


美貴ちゃんは銃を取り出して、ごっちんに向けた。


「何するんですか!」


こんちゃんが美貴ちゃんに気がついて銃を制した。

「あいつが、また鬼になったら、この銃ですぐに倒すって約束したんだ!」
「後藤さんはそんな人じゃありません!!」

美貴ちゃんの襟をこんちゃんがつかんだ。

「なんだよ!美貴とやんのかよ!!」
「後藤さんはそんな人じゃない!!」

「放せよ!!」

こんちゃんは、美貴ちゃんに突き飛ばされて、地面に倒れた。

「藤本さん!何しとるんですか!」

愛ちゃんがこんちゃんに代わって美貴ちゃんに詰め寄った。
倒れたこんちゃんは、私が手を差し伸べて立ち上がらせたけど、
美貴ちゃんに鋭い眼差しを向けていた。

「美貴ちゃん、銃を下ろして」

梨華ちゃんの言葉にも、美貴ちゃんは耳をかさないみたいで、

「美貴ちゃん!止めて!!」

私に言われてようやく、美貴ちゃんは銃を下ろした。


「でも・・・あいつ本当にやばいかもしれない」


イーストタウンで暮らしてきたよっすぃには、ごっちんの戦い方が普通じゃないってわかったみたい。


「戦いっていうよりも、もてあそんでる」


よっすぃの言葉に反論しようとしたこんちゃんを私が止めた。

931 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:20

ごっちんは、試合開始から一度も弓をひいていない。
攻め続けているのはまことちゃん。

それなのに、まことちゃんはまるで狼に囲まれた子羊のように、
今にも恐怖で泣き出しそうな顔をしている。



相手の気力をくじいてから試合を決める・・・



もしもごっちんがそうしようとしてるんだったら・・・



笑顔で攻撃をかわし続けるごっちんは・・・


・・・・・・・・・鬼。

932 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:21

「辞めさせた方がいい」


矢口さんが口を開いた。
何も言わなかったけど、矢口さんの言葉はごっちんの心を読んでるってわかったから、みんな黙った。

「この試合、辞めさせよう」

梨華ちゃんが飯田さんのもとに向かう。

「試合辞めさせてください!」
「私たちも、試合を辞めさせようとまことの心にアクセスしてるんだけど・・・完全に恐怖で心を閉ざしてるの」

飯田さんたちもごっちんに鬼気を感じたみたい。

「あなたたちから、彼女を止めて!」

飯田さんの言葉に梨華ちゃんはうなずく。


「ごっちん!もう辞めて!!」


梨華ちゃんの声はごっちんには届いていない。

「ごっちん辞めろ!!」
「試合終了です!!」

次々に試合終了を告げる私たちの言葉はごっちんには届かなかった。


ただ、目の前の子羊をどう殺すか・・・ごっちんにはそれしかないみたいだった。

933 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:23
「後藤さん!!」

意を決したこんちゃんが二人の間に割ってはいる。

「こんちゃん危ない!!」

ごっちんに向けたまことちゃんの剣の前にこんちゃんは出ちゃった。


「え?きゃあぁぁぁぁぁ!!!!」


真っ赤な血が辺りを染めた。


「こんこん・・・」


ごっちんは目の前で倒れたこんちゃんを見てまことちゃんに弓を引いた。


「うわぁぁぁ!!!」


弓は完璧にまことちゃんの急所をとらえ、まことちゃんはその場に倒れた。


「こんこん!!」


保田さんがこんちゃんに駆け寄って治療をした。


「まこと!!」


よっすぃはまことちゃんを起こそうとしたんだけど、もう意識がない。

「大丈夫。私たちはもともと死人ですから」

飯田さんがまことちゃんをひきとった。

「ごめん・・・」

ごっちんから笑顔が消えた。


勝ったのに・・・この絶望感はなんなんだろう・・・みんな口を閉ざすばかりだった。


「ごっちんおめでと!!」


空気を破ったのは梨華ちゃん。

「え?」
「なにはともあれ初勝利!!」

「うん!!」

梨華ちゃんの言葉にごっちんは笑顔に戻った。
その笑顔を見て美貴ちゃんはその場を離れた。

「こんこんごめんね?」

意識を取り戻したこんちゃんにごちんが謝る。

「いえ。ゴトーさん強いですね?」
「・・・」

「玄武の巫女様、私にもその強さを半分分けてくれればよかったのに・・・」
「こんこんも強いよ?」

「そんなことないです。私は臆病だから・・・」
「こんこん強いよ!」

「はい!」


こんちゃんの笑顔を見てごっちんはさびしそうに笑った。

934 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:25
「美貴ちゃん?」

追いかけたものの、かける言葉が見つからなくて、
言葉を捜していた私を見かねて美貴ちゃんが先に口を開いた。

「追いかけてくれるんだ?」
「え?」

「美貴のことも心配してくれるんだね?」
「・・・仲間だし?」

「仲間ね・・・」
「ごっちんは・・・」

「あいつは、美貴の家族を殺した。だから、あいつに会ったときに復習を誓った。あゆみに近づいているふりをして、あいつを殺す機会を伺ってた」
「え・・・」

「って言ったらどうする?」
「・・・」

私の顔はきっと泣き出しそうな顔をしていたと思う。

「ウソだよ」
「・・・」

「ウソにしなきゃいけないんだ」
「え?」

「じゃなきゃ、こんこんがごっちんを恨む日が来る」
「どういうこと?」

ウソだって言ってるのに、美貴ちゃんの表情は強張っていて、握り締めた拳はかすかに震えていた。


「こんこんにとって、ごっちんは憧れだ。絶対的な正義の味方。
 だから、全部ウソにしなきゃいけないんだ。
 だから・・・もしもまた、ごっちんが鬼に戻る日が来たら、鬼になる前に美貴が殺す」


「そんな・・・ごっちんは!」


「信じてるよ。あいつは、ヒーローなんだってね」


振り向いた美貴ちゃんの顔は、いつもの笑顔に戻っていた。


でも、どこか寂しそうで不安そうで・・・


たまらなくなって、気がつくと私は美貴ちゃんを抱きしめていた。


「え?」


美貴ちゃんが驚いたのがわかって、すぐに身体を離した。

「ごめん」
「だから・・・好きなんだよ・・・」

「・・・」
「ありがと」

「え?」
「美貴のこと、気にしてくれて」

「・・・仲間だし」
「仲間でいいから・・・」

「ん?」
「キスして♪」


「バカ!」

935 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:27
「柴ちゃん!美貴ちゃん平気?」

調子づいた美貴ちゃんを残して私は梨華ちゃんのもとへ戻った。

「うん。あの調子だったら問題ない」
「そっか。あ!三回戦始まったよ?!」

「うん」

三回戦は飯田さん対矢口さん。
ってか・・・大人と子供??

「身長では負けてるけど、まりっぺ強いよ!?」

息を切らしてる飯田さんに攻撃の手を緩めない矢口さん。
確かに、矢口さんの方に分があるみたい。

「かくなるうえは・・・」

飯田さんは完全におされ気味で、最終手段に出たみたい。


「絶望の泉!!」


飯田さんは剣を高く掲げるとそう叫んだ。
そのとたんに、矢口さんの周りを暗闇が取り巻く。

「なに?」

暗闇で矢口さんが見えなくなった瞬間・・・


「いやあぁぁぁぁぁ!!!!」


矢口さんの叫び声が響いた。

「矢口!?」
「やぐっつぁん!!」

「まりっぺ!!」

矢口さんの今まで聞いたこともないような叫び声に私たちは恐怖を覚えた。
そして・・・闇が明けた時、矢口さんは倒れていた。

「お前!!やぐっつぁんに何したんだよ!!」

よっすぃが飯田さんに詰め寄る。

「戦いに勝っただけよ。さ?次のお相手は?」
「うちが相手だ!!」

矢口さんは保田さんが安全な場所に移動して治療にかかった。
そして、次の相手はよっすぃ。

936 :正義の味方 :2007/09/25(火) 00:28


「烈火真炎!!」


矢口さんの分まで闘志を燃やすよっすぃの攻撃はいつも以上に切れがある。


「絶望の泉!!」


さっきの攻撃・・・早くも飯田さんはよっすぃに向けて同じ攻撃を放った。
よっすぃの周りを暗闇が取り巻く。


「そうはさせない!!」


闇を切り裂くよっすぃ。
でも・・・もがけばもがくほど、闇は増していった。


「うわぁ!!やめろ!!うわぁぁぁぁぁ!!!!」


闇がよっすぃを支配した時、よっすぃの叫び声が聞こえた。


「よっすぃ!!」
「吉澤さん!!」


そして、闇が説けた瞬間、よっすぃも矢口さん同様倒れていた。


矢口さん、よっすぃ・・・二人がこんなに簡単にやられるなんて・・・


私たちは固まった。

937 :k・y :2007/09/25(火) 00:35
川σ_σ|| <補足説明です。

白虎マル秘爆弾:村田さんの得意技。子供だまし?って感じだけど、
       村田さんいわく、作戦です(−−;

水龍乱舞宴:愛ちゃん渾身の一撃。よっすぃの作戦のおかげ?で放たれた一撃。
      水龍大乱闘って感じで、相手を飲み込んじゃいました。

村田さん特性バリア:あらゆる攻撃を防ぐことができるバリアなんだけど、
          愛ちゃんの怒りの一撃にはなす術無しでした。

絶望の泉:飯田さんの一撃必殺攻撃。
     その攻撃の正体は・・・次回です!

ついに白虎三銃士との直接対決ですが・・・
次回もよろしくお願いします!
      
938 :k・y :2007/09/25(火) 00:39
レスです!

>>912 :名無飼育さん :2007/08/13(月) 17:27
 ありがとうございます。
 今回は、いろんな展開がありましたが、
 楽しんで頂けたでしょうか?
 次回もよろしくお願いします!!


>>913 :名無飼育さん :2007/09/17(月) 22:35
 更新が遅くてすみません!
 ようやく、モバイルPCを手に入れたので、
 次回からは、もう少し早めに更新できるかと。。。
 がんばりますので、よろしくお願いします!

次回は、ようやく白虎召喚?かもしれません。
よろしくお願いします!
939 :名無飼育さん :2007/10/04(木) 00:43
作者さん更新乙蟻です。モバイルPCゲットよかったですね。
 
実は最初から読み返したのですが、まだまだ謎がいっぱいですね。
それにしても何故こんなにギャグとシリアスが絶妙なんですか?

次回更新をお待ちしてます。
940 :名無飼育さん :2007/11/23(金) 01:47

続きが気になります。
更新待ってます。



941 :白虎の巫女 :2007/12/04(火) 23:50
「さ?次は?」
「私が行きます!!」
「あなたは、村田さんと戦ったからダメです」

愛ちゃんがダメってことになると・・・
ごっちんもおそらくダメなわけで・・・
美貴ちゃんいないし・・・
顔を見合わせるこんちゃんと私・・・


「「ははは・・・」」


よっすぃや矢口さんが簡単にやられる相手に勝てる自信なんてないし・・・
ってかやばそうだから戦いたくないってのが本音。

「あなた?それともあなた?」
「・・・」

「・・・」
「じゃあ・・・私?」

こんちゃんよりは、多分強いしね・・・

「よろしい」
「まって!!」

止めたのは保田さんだった。

942 :白虎の巫女 :2007/12/04(火) 23:51
「柴田じゃなくて私が相手になる」
「保田さん♪」

「でも?ケメちゃんよりも柴ちゃんの方が強いよ?捨て身だけど?」
「梨華ちゃん余計なこと言わないで・・・」

「多分、この勝負に勝てるのは、私だけだと思うから」

保田さんは梨華ちゃんの言葉を止めて飯田さんの前に出た。

「私が相手よ!!」
「よろしい!では行きます!!」

「雷丸弾!!」

先に攻撃を仕掛けたのは保田さん。
飯田さんはその攻撃を簡単に交わすと、さっきの攻撃態勢に移った。


「絶望の泉!!」


保田さんの身体を暗闇が取り囲む。

943 :白虎の巫女 :2007/12/04(火) 23:51
「柴田じゃなくて私が相手になる」
「保田さん♪」

「でも?ケメちゃんよりも柴ちゃんの方が強いよ?捨て身だけど?」
「梨華ちゃん余計なこと言わないで・・・」

「多分、この勝負に勝てるのは、私だけだと思うから」

保田さんは梨華ちゃんの言葉を止めて飯田さんの前に出た。

「私が相手よ!!」
「よろしい!では行きます!!」

「雷丸弾!!」

先に攻撃を仕掛けたのは保田さん。
飯田さんはその攻撃を簡単に交わすと、さっきの攻撃態勢に移った。


「絶望の泉!!」


保田さんの身体を暗闇が取り囲む。

944 :白虎の巫女 :2007/12/04(火) 23:52
「やっぱりね・・・」

絶望の泉。それは、死者たちの恨みの力を刃に変える攻撃だった。
暗闇の中で死者たちの悲痛な叫びを聞き、それに耐え切れなくなった時に身体が破壊されていく。
死者の呪いのレクイエムなんだ。

「あなたたちの悲しみ・・・私が全部もらいうけるわ!!」

保田さんは霊玉をかざした。


「朱雀の巫女?私にも力を貸して!!」


保田さんの思いに霊玉が赤い光を放った。

『呼んでくれてありがとう。あなたは、真の魔術師です。私の力を信じて』

巫女の声が保田さんの心に届いた。

「朱雀蓬莱光!!」

死者たちの叫びは保田さんの体内へと吸収されていった。

「くっ・・・」

次第に増す死者の叫びに保田さんは立つことさえままならなくなりひざまずいた。

『頑張って!圭ちゃんなら、必ず悲しみを消すことができるから!!』
「朱雀・・・」

クロスペンダントを握り締める保田さん。

「終わりなき悲しみなんてない!!
私が全部受け止めて、あなたたちを召還してあげる!!!」

保田さんは死者たちのレクイエムに負けないくらいの気力をふりしぼった。

「朱雀聖天光!!」

保田さんの身体から光が放たれた。
そして・・・闇は明けた。

945 :白虎の巫女 :2007/12/04(火) 23:54
「聖なる光・・・」

飯田さんが光に包まれた保田さんを見て剣を落とした。

「死者たちを救うなんて・・・」
「私は魔術師」

その言葉に、飯田さんはひざまづいた。

「負けました」

死者たちの叫びを受け止めた保田さんの精一杯の優しさに飯田さんは敗北したんだ。

「さあ、この先に白虎の巫女がいます!」

飯田さんが指差したのは洞窟。

「タイガーホール」
「言っておくけど、白虎はトラです。なめてかかると食い殺されますからね!」

村田さんの言葉に顔がひきつる梨華ちゃん。
そうだよね・・・優しい朱雀ですらそれを受け入れる試練で瀕死だった梨華ちゃん。
白虎の力を受け入れること・・・自信ないよね。でも、梨華ちゃんは勇ましかった。

「よっすぃ!愛ちゃん!!行こう!!」
「はい!!」
「おう!!」

「みんなはここで待ってて?」
「でも?」

「白虎は危険だよ。だから近づくのは最低限度の人数でいい」


梨華ちゃんは、本当に姫らしくなったんだね。


そして三人は洞窟へと消えていった。

946 :白虎の巫女 :2007/12/04(火) 23:56
「この先に・・・白虎の巫女がいる」

洞窟の奥に閉ざされた扉があった。
三人は息をのんでから、決意を固める。

「よっすぃ、愛ちゃんお願い!」
「うん」

「はい」

そして、二人は霊玉をかざした。

「「白虎のもとへ!!」」

ゆっくり扉が開く。中から白い閃光が三人を向かえた。


『ガオォォ!!!』


白虎の歓迎に三人は早くも腰を抜かして扉の前にしりもち。

「な?」
「え?」
「は?」

怖くて厳つい白虎ちゃん?!って思っていたのに・・・

「なんで?」
「あなたが?」
「巫女??」

中にいたのは、無邪気な少女。

「ガオォォ!!」
「いや・・・怖くないから」

冷静になって中に入っていく三人を白虎の巫女様はタイガーポーズでお出迎え。

「ガキンチョの遊戯じゃないんだから・・・」

これが自分たちの霊玉の支配者かよ・・・って思うと情けなくなるよっすぃ。

「朱雀の巫女・・・かっこよかったのに・・・」

安倍さんの巫女姿がかっこよかっただけに、
今目の前にいるお茶目な白虎の巫女にうなだれる愛ちゃん。

「まぁまぁ二人とも・・・」

梨華ちゃんもちょっと苦笑。

「ようこそなのだ!!」
「ははは・・・」

「・・・」
「あなたが白虎の巫女様?」

「そうなのだ!!」
「お名前は?」

「のの!!」
「普通、フルネームで答えるだろうが・・・」

幼い白虎の巫女によっすぃ完全に呆れ気味。
そんなよっすぃに白虎の巫女様ご乱心。

「ブーブー!!辻希だよ〜だ!!」
「なんで、こんな幼い子が巫女を・・・」

愛ちゃんは、やっぱり安倍さんと比較してうなだれるばかり。

「ののは強いんだから!!」
「そうなんだ」

「ののは昔、アームレスリングのチャンピオンになったことだってあるんだから!!」
「すっごいね!!」

まともに取り合ってるのは梨華ちゃんだけ。

「お前、本当に白虎の巫女なのかよ!」
「白虎の巫女がこんなお子様なんて信じられません!!」

二人の言葉に気を悪くしたののちゃんは、いじけモードに移ってしまった。

947 :白虎の巫女 :2007/12/04(火) 23:57
「いいもん。いいもん。のんのこと信じてないし」
「のの?」

「いいもん。どうせ子供だってバカにするんだ」
「のの〜?」

「いいもん。力あげないもん」
「のの!ごめんね?!二人とも悪気はないの!」

「・・・」
「お願い!あなたの力が必要なの!」

「・・・」
「お願い!!」

「わかったのだ」


ののちゃんはようやく立ち上がると、二人に向かった。

「霊玉だすのだ」
「はい」
「ほれ」

よっすぃと愛ちゃんの態度にののちゃんは再び後ろを向く。

「やる気ないならやめる」
「ダメダメ!!やる気あるから!!」

梨華ちゃんに止められて再び二人に向き合う。


「じゃあ、行くのだ!!白虎変化!!」


ようやく白虎のおでましです!!


『ポンッ』


「え?」
「は?」
「へ?」

こんどこそ、恐ろしい白虎が登場?!って思ったら・・・


どう見ても、そこら辺のトラ猫・・・

948 :白虎の巫女 :2007/12/04(火) 23:58
「やっぱり詐欺や・・・」

愛ちゃんの言葉にうなずくよっすぃ。

「だいたい!吉澤さんが詐欺師やから!!巫女まで詐欺師なんです!!」
「なんでだよ!!うちがわりぃのかよ!!」

「そうですよ!!だいたい、私と吉澤さんの霊玉が呼応してること自体がおかしいんです!!」
「それはこっちだってだよ!!お前なんかが相手だったら、まだ藤本の方がマシだっての!!」

「こっちだって!!吉澤さんだったら、こんこんやゴトーさんの方がマシです!!」

喧嘩を始めちゃう二人・・・

「二人とも・・・やめて?」

今更ながらみんなを連れてこなかったことを後悔する梨華ちゃん。

「ニャー!!ニャー!!!」

足元で鳴いてる白虎・・・もとい猫ちゃん。
梨華ちゃんはため息。

「もう!!二人とも嫌い!!」

その言葉に二人の喧嘩は中断した。

「姫・・・」
「梨華ちゃん・・・」

「なんでいっつも喧嘩するのよ・・・喧嘩する人嫌い!!」
「け、喧嘩なんてしてないって!!」
「そうですよ!!」

梨華ちゃんの発言にあわてて仲直りを開始する二人。

「二人の気持ちが一つにならなきゃ、白虎だって出てきてくれないよ!!」
「うちらは、一心同体だよ!!な?高橋?」
「は、はい!!仲良しです!!」

肩を組み合う二人。

「じゃあ・・・ちゃんと霊玉猫ちゃんにかざして?」
「でも・・・」
「こいつ・・・」

「猫でもなんでも白虎は白虎でしょ!!いやならいいわよ。二人とも・・・」

梨華ちゃんの言葉を待たずして二人は猫ちゃんに霊玉をかざした。


「お願い白虎ちゃん!私に力をください!!」


三人の思いがつながった瞬間・・・
949 :白虎の巫女 :2007/12/05(水) 00:00


『ボンッ』


大爆発とともに、白虎が現れた。

「マジ・・・」
「こわっ・・・」
「すごい」

正真正銘白虎ちゃん。さっきの猫ちゃんの何百倍もの身体。
鋭い牙にとがった爪。ギラギラした眼差しに三人はフリーズ。

「さっきは、よっすぃと愛ちゃんの心が一つじゃなかったら、変身に失敗したのれす!」

でも、舌ったらず具合はののちゃんみたい。

「さあ?梨華ちゃん、白虎の力をうけとるのれす!!」

そして、白虎は梨華ちゃんを包み込んだ。

「うっ・・・くっ・・・きゃっ・・・」

梨華ちゃんは白虎の腕の中で試練に耐えた。
白虎は何度も咆哮し、その声は白虎殿に響き渡った。
白虎の白い体が梨華ちゃんの鮮血で染められていく。

「梨華ちゃん!!」

白虎に剣を向けようとするよっすぃを愛ちゃんが止める。

「これは、姫の試練です」
「でも!!死んじゃうよ!!」
「大丈夫!!姫は強いお方です!!」

白虎は梨華ちゃんに噛み付き、何度もつめを立てた。
梨華ちゃんの身体はボロボロに傷つけられ、次第に生命力が弱っていった。
朱雀の試練とは比べ物にならないほどの試練。
白虎の力を得るということはそういうことなんだ。
そして・・・梨華ちゃんはその試練にうちかった。

「姫!!」
「梨華ちゃん!!」

白虎の腕の中から解放された梨華ちゃんを二人が支える。

「白虎の力を授けたのだ。もう少しで姫は命を落とすところだった。早く治療にむかって!!」

白虎ちゃんの言葉によっすぃが梨華ちゃんをおぶって二人は外に飛び出していった。
これで、二つ目の力・・・白虎の力を私たちは手に入れられたんだ。
950 :ウエストタウンの殺人鬼 :2007/12/06(木) 23:24
「え?どういうこと?」

タイガーホールから出てきた梨華ちゃんたちが目にしたのは、魔物だらけの森だった。

「白虎の力が召喚されたから、森が制御を失ったんです!」

飯田さんが戦いながら説明してくれた。

「そんな・・・」

自分たちがしたことで森に混乱を及ぼしたことで、愛ちゃんはその場に膝をついた。

「高橋、落ち込んでる場合じゃないだろ!」

よっすぃが剣を抜く。

「朱雀の時は、こんなことにならなかったのに・・・」
「この森は、悲しみで溢れているんです。
 死者たちの怨念は、白虎の力で魔物に変わらずにいた。
 でも、その力が召喚されたことで、怨念が魔物にかわったんです」

まことちゃんの言葉に、ごっちんが弓矢を落とした。

「ゴトーさん?」

こんちゃんがごっちんに弓矢を渡す。
でも、ごっちんは弓矢を受け取ろうとはしなかった。

「ゴトーさん?」

二人の異変に気がついて、美貴ちゃんが二人の間に入った。

「この森に、怨念なんか無い!エルムは誰かを恨んだりしない!!」

美貴ちゃんの言葉にごっちんは我に返るとこんちゃんから弓矢を受け取った。

951 :ウエストタウンの殺人鬼 :2007/12/06(木) 23:26
「何?」

突然聞こえた笛の音。

「この音は・・・」

梨華ちゃんが目を閉じて思い出す。

「新垣」

保田さんがいち早く気がついて、笛の音の方を向いた。

「お前の仕業か!!」

よっすぃが里沙ちゃんに向かって剣を抜いた。

「違う!」

梨華ちゃんがよっすぃを止めた。

「ガキさんはそんなことしないよ!!」
「こいつは、うちらを裏切ったんだぞ!!」

「違う!!何か理由があったんだよ!!」
「やぐっつぁん!こいつの心読めるだろ?なんて言ってんだよ!!」

よっすぃに言われて矢口さんは目を閉じて必死に里沙ちゃんの心を探った。


「わからない・・・」


矢口さんが信じられないって表情で目を開けた。


「読めない。まったく心が読めない!」


「新垣は、襲いに来たんじゃないよ。助けに来たんだよ。
 それが証拠に周りの魔物、全く反応しないでしょ?」

保田さんの言葉に、魔物の攻撃が収まったことに気がついた。


「ガキさん!」


近づく梨華ちゃんからは、少し距離を置くように里沙ちゃんは後ずさりした。

「早く、この森から出た方がいいです」
「ガキさんも一緒に!」

「それはできません」
「何で!!」

「私は・・・・」

梨華ちゃんが差し伸べた手から目をそらして里沙ちゃんは悲痛な表情を浮かべた。

「あんたが、青龍三銃士だって、
 裏切ったからって、そんなの気にしてない!
 新垣は仲間だよ?」

保田さんの言葉に里沙ちゃんは、顔を上げた。


「一緒に行こう?」


里沙ちゃんが保田さんの手を見つめた時だった。
爆音とともに、悪魔が姿を現した。


「ベガ!!」


銃を向けた美貴ちゃんを見てベガは嘲笑すると、すぐに里沙ちゃんの元へ近づいた。

「心の無い者が、感情なんか持つんじゃないよ?」

ベガの不気味な言葉に里沙ちゃんは再び笛を構えた。

952 :ウエストタウンの殺人鬼 :2007/12/06(木) 23:27
「ガキさんやめて!!」
「新垣こっちへ来な!!」

梨華ちゃんの呼びかけにも、保田さんが差し伸べた手にも動じることなく里沙ちゃんは笛を奏で始めた。

「う・・・この音」

よっすぃがすぐに気がついて耳をふさぐ。
あの時と同じ音。
朱雀大路で私たちが聞いた旋律。

「金縛りの旋律なの!」

私の言葉にみんな耳をふさごうとしたんだけど、すでに固まってしまい身動きがとれなくなっていた。

「よくできました」

ベガは里沙ちゃんの首筋をなめると、ごっちんのもとに近づいた。

「やめろ!!」

美貴ちゃんの怒鳴り声はただ森に木霊するばかりで、ベガはごっちんの隣に立った。

「いいこと教えてあげるわ?」

不気味な笑みを浮かべると、ベガはごっちんに何か耳打ちをした。
何を言ったのかはわからなかったけど、
ごっちんの顔がみるみる変わっていく事で、ただならぬ事態の予兆を私たちは感じた。

953 :ウエストタウンの殺人鬼 :2007/12/06(木) 23:28
「うわぁぁぁぁぁ!!!!」

ごっちんは、悲鳴にも似た叫び声を上げると、ベガを睨み付けた。
その表情は、いつも笑顔のごっちんには似ても似つかない、鬼の形相。

「いまの話・・・ホント?」

身動き取れないはずなのに、ごっちんはベガの方に体を向けた。

「本当よ?」
「あんただけは・・・許さない!!」

ごっちんは、剣に手をかけた。

「鬼さんこちら?」

ベガはごっちんから身を遠ざけると、挑発するように笑った。

「やめろ!!ごっちんやめるんだ!!」

美貴ちゃんがごっちんの行動を止めさせようと叫ぶ。

「新垣やめて!!」

保田さんが里沙ちゃんに笛を止めるように叫ぶ。

「ごっちん!!」
「新垣やめろ!!」

「やめてください!!」
「ごっちん!!」

みんなの叫び声は、ただ森に吸収されるばかりで、ごっちんにも里沙ちゃんにも届かなかった。


「見せてやるよ」


そして・・・ごっちんの顔から笑顔が消えた。


「デュルフィング!!」


絶対に抜かないと約束したはずの剣をごっちんは手にした。


剣は鞘から放たれた瞬間に、漆黒のオーラを放った。



私たちはその闇に一瞬ごっちんの存在を失った。

954 :ウエストタウンの殺人鬼 :2007/12/06(木) 23:30
「え・・・」

次にごっちんを見つけた時、私たちはごっちんが別人のように思えた。

「血化粧」
「え?」

「デュルフィングは、生き血を欲しがる。それは主のものであったとしてもね。
 だから、ああやって自分の体を傷付け血化粧を施して剣に全てを委ねるんだ」

矢口さんが、説明してくれた。


「うおぉぉぉぉ!!!」


ごっちんの、雄叫びに里沙ちゃんの笛が壊れた。


「そんな・・・」


里沙ちゃんは、信じられないって表情を浮かべ、すぐにその場から姿を消した。


「ごっちんやめろ!!」


美貴ちゃんが銃をごっちんに向ける。


「藤本さん!!」


美貴ちゃんの前にこんちゃんが立ちはだかった。

「あいつは、もう理性を失っている!!」
「ゴトーさんは、そんな人じゃない!!」

二人が言い争う背後で、ごっちんはあっという間に周りの魔物を切り捨てた。
その瞬間技に私たちは鬼気を感じた。

「いいわよ。さあ!もっと恨みなさい?鬼になりなさい!!」

ベガの不気味な笑い声が森に木霊した。


「貴様!!」


よっすぃがべガに剣を向ける。

「言っておくけど、私が悪いわけじゃないわよ?
 そこにいる小娘と、その鬼が仲間になれる訳が無いのよ!」

ベガの言葉に、こんちゃんが立ち上がる。


「そんなこと無い!!」


こんちゃんのまっすぐな眼差しを見て、ベガは嘲笑した。


「じゃあ、教えてあげるわ?」
「やめろ!!」


美貴ちゃんがベガの前に立ちはだかる。

「そんなに、隠したいわけ?真実がわかれば仲間ではいられなくなるかしら?」

ベガの言葉に美貴ちゃんの顔がひきつった。


「教えてあげるわ?」


「やめろぉぉ!!!」


美貴ちゃんが放った銃弾はベガの目の前で消えた。


「私に弾をぶち込もうなんて100年早いわよ」


ベガの言葉に美貴ちゃんは剣を抜いた。

955 :ウエストタウンの殺人鬼 :2007/12/06(木) 23:31
「やめろ、ごっちん!!」

よっすぃにごっちんが襲い掛かっているのを見て、美貴ちゃんはベガでは無くごっちんのもとに向かった。


「うわぁぁぁぁ」


ごっちんは、あっという間によっすぃを斬つけると、隣にいた保田さん、矢口さんと次々に斬りつけていった。

「やめてごっちん!!」

立ちはだかった梨華ちゃんにごっちんが剣を向ける。

「姫!!」

梨華ちゃんをとっさにかばって愛ちゃんが犠牲になった。

「やめて!!」

倒れた愛ちゃんに代わって私がごっちんと向かい合う。

「どうして?剣を抜かないって約束したじゃん!!」

ごっちんには、私の問いかけは聞こえない様子で、剣を向けてきた。


「やめろぉぉぉ!!」


剣を振り下ろされる前に、美貴ちゃんの銃弾がごっちんの右腕に命中した。


「藤本さんなんで!!」


銃を放った美貴ちゃんに、こんちゃんが詰め寄った。


「気づけよ!あいつはもうごっちんじゃない!!」


美貴ちゃんの言葉にこんちゃんはひたすら首を振った。


「ゴトーさんは!!」


「あんたの父親を殺した殺人鬼よ?」


ベガの言葉にこんちゃんは、一瞬固まり、脱力して地面に膝をついた。


「こんこん・・・・」

こんちゃんの表情を見て美貴ちゃんも力が抜けた。


「あんたたちの親を殺した殺人鬼よ?それでも、仲間になれる?」
「やめろ!!!」


美貴ちゃんは銃をベガに向けて放ったけど、かすめもせずに、森の中へ銃弾は消えていった。


「今目の前にいる獣を見ればわかるでしょ?血に飢えた獣。目の前にいる奴らは一人残らず殺す。面白い!」


ベガは勝利したかのように高笑いをし、姿を消した。


956 :ウエストタウンの殺人鬼 :2007/12/06(木) 23:44
川σ_σ|| <補足説明です。

絶望の泉:飯田さんの攻撃。森にあふれる死者たちの恨みの力を刃に変える攻撃。
     矢口さんもよっすぃも倒されるほどの攻撃だったけど、保田さんの
     癒しの力で撃退できました。

朱雀蓬莱光:朱雀の力を宿した保田さんの技。邪気を全て自分の体内に封じ込める。
      今回は、死者たちの悲しみを全て身体で受け止めました。

朱雀聖天光:朱雀の力を宿した保田さんの技。邪気を浄化し、全ての悪を
      生まれ変わらせる。死者の怨念も見事に浄化させました。

白虎の巫女:辻希。一見、幼いように見えるけど、怪力の持主。
      強くて優しい白虎に変身する。

白虎:四神最強の力を持つ。

デュルフィング:エルムのみが持つことを許された、呪われた剣。人をねたまず、恨むことの
        無いエルムのみに許された。少しでも邪悪な心を持った者が手にすると、
        血を求めて相手を斬り続ける。最終的には持主の血さえも奪いつくす。

血化粧:デュルフィングに全てを委ねる為に、自らの身体を傷つけ、理性を失って相手を斬り続ける。
    2回血化粧を施した者は、元の姿には戻れない。

大変なことになってしまいまいた。
957 :レス :2007/12/06(木) 23:49
>939 :名無飼育さん :2007/10/04(木) 00:43

 ありがとうございます。
 ギャグとシリアスのバランスは作者の課題です。
 これからは、シリアスが増える可能性が高いですが、
 笑い飛ばせるように書きたいと思います。
 次回もよろしくお願いします。

>940 :名無飼育さん :2007/11/23(金) 01:47

 更新が遅くて本当にすみません。
 もう少しマメに更新するように
 心がけますので、今後もお願いします。
 
 
そろそろ、いっぱいになってきたので、
新たにスレ立しようと思います。
新しくなっても、ぜひ読んで下さい!
958 :名無飼育さん :2007/12/10(月) 09:32
更新キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

k・yさん、更新乙です。白虎の巫女・・・まさかこの人とは思いませんでしたw
一難去ってまた一難どころかまた一危機ですよね。リアルごっちんはハロプロ
卒業しましたが、ここのごっちんはまだまだ活躍してほしい1人です。

まだまだ目が離せない作品の1つです。次回の新スレ?での更新お待ちしてます。
959 :名無飼育 :2007/12/11(火) 00:05
待ってましたーーーー!!!
更新乙です。本当に見逃せない展開ですね。
一人一人のストーリーがなんかいいです。
こんこんが成長していくのがなんか好きだな。

次回の更新もお待ちしています♪
960 :コウ :2008/01/18(金) 15:59
このつづき話しの名前何ですか??(´Д`)
961 :名無飼育さん :2008/02/23(土) 02:33

毎回楽しく読ませてもらってます!

次回の更新が待ち遠しいです。
ほんと楽しみにしてます。
962 :名無飼育さん :2008/03/18(火) 18:14

更新待ってます
963 :名無飼育さん :2008/05/10(土) 02:26
ひっそりとお待ちしております…
964 :名無飼育さん :2009/11/10(火) 08:43
続きが気になるYO!
965 :名無飼育さん :2010/11/04(木) 21:35
更新お待ちしています

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