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続飼育支部

90 :聖・少女領域 :2012/03/03(土) 17:47
二限目の講義が終わると、二号館の脇をすっと入って図書館脇も通って七号館へ行く。
たまに少人数講義が行われる程度で、小さなサークルのたまり場にもなっている。
でも、ほとんどの学生はこの場所に来ることはない。
さゆみは、階段で三階まであがるとトイレに入り、奥から二番目の個室をノックする。
トントントン。
三回ノックしてまた二回、トントン。
ゆっくりと扉が内側から開く。
「待ってました、道重先輩」
ふたのしまった洋式トイレに座る後輩、譜久村聖ちゃん。
未成年なのに、白い肌とほどよい太さの体が悩ましい。
「お昼ご飯、食べましょう?」
さゆみはこくりと頷くと、彼女に抱きついた。
「フクちゃんの肌、気持ちいい」
「先輩のお肌もおいしいです」
そういうと、いつものようにさゆみの首筋を舐める。
あ、と小さく声が出て身体中に電気が走ったようにビリビリする。
後輩の顔を見ると、真っ赤な舌がふっくらした下唇の端から端へゆっくりと動く。
舌が這うと、濡れて桃色が際立った。
あまりにもおいしそうだから、さゆみの唇を柔らかくおしつける。
隙間から少しだけ舌を出すと、ちろちろと後輩のを舐める。
91 :聖・少女領域 :2012/03/03(土) 17:47
「……あまい」
「みずき、先輩が来るまでアメを舐めてたので」
ふふっ、と笑う。
「欲しいですか」
ジーンズのポケットから飴玉をひとつ取り出すと、自分の口に入れた。
と、さゆみの首をなでおろしてから手を置くとキスをするように唇を押しつける。
器用に口から口へと飴玉を押し込まれた。
「こうするとみずきの味もわかりますよね」
「……うん」
92 :聖・少女領域 :2012/03/03(土) 17:47
「あまり長居すると本当のお昼ご飯、食べ損ねますよ」
「ううん、たぶん食堂空くからちょうどいいと思う」
「じゃ、先輩また」
「またね」
後輩は優しく微笑む。さゆみも微笑んでドアを閉めると、中からガチャっと鍵をかける音がした。

食べたのはどっち? 
……食べられたのはどっち?

空しい疑問は頭痛の種になるだけ。
トイレから出ようとすると、長い黒髪の女子学生とすれ違った。
次の客がいるのね。
ほどなくトントントンと三回ノックし、またトントンと二回ノックする音が小さく聞こえた。
さゆみは振り返らない。

 END.

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