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Graceful Wing

1 :ウイング :2007/05/10(木) 19:41
ある人の作品にかなり影響され、自分でも書いてみようと思って書いてみました。
どんな感じになるかはわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。

メインは高橋と亀井になります。音楽系?になります。
他にも登場予定ですので、実際は誰が主人公かは読者さんの想像にお任せします・・・。
それではー、スタート。
532 :誰も知らない :2008/10/05(日) 19:19
....................................................
絵里へ

1週間ほど留守にします
朝ごはんは冷蔵庫に作ってあるから、食べてね。
落ち着いたら電話するから、心配しないで。


           愛
......................................................


533 :誰も知らない :2008/10/05(日) 19:20
絵里はいてもたってもいられなくなり、すぐに愛に電話をかける。
「おかけになった電話番号は、電波の届かない場所にあるか・・・」
(大変だ・・・愛ねーちゃんが・・・家出・・・?)
そう確信した絵里は、慌ててれいなやさゆみにかたっぱしから電話をかけるのであった。
534 :誰も知らない :2008/10/05(日) 19:20
その頃。
愛は1人で東京から遠く離れた街の駅に降り立った。
(昔と全然かわったなぁ、この駅)
駅の正面にたち、天井を見上げてそう思う。
少なくともこんな屋根はなかった。
小さい頃、時々家族で遊びに来ていたこの街は、愛にとっては少し懐かしくもあり、
決戦の舞台でもあり、ターニングポイントなる場所になっていた。
そう、愛はソロとして、故郷のブロックからこのオーディションに応募していたのだ。
535 :誰も知らない :2008/10/05(日) 19:20
そのトリガーになったのは、合宿のときに真希がふと放った言葉で。
「愛ちゃんは、ホントに色んなこと考えてるよね」
1つ何かを考え出すと、次々と色んな思考回路が回っていく。
その思慮深い性格が逆に愛自身を縛り、何も行動できなくなっているという現実に、愛自身も気づいていた。
そんな愛に対する真希の言葉は、愛の心を逆撫でした。
結果、愛自身にとっても何か行動できたというプラスの方向に進んでいるのだが。
536 :誰も知らない :2008/10/05(日) 19:25
市内をぐるりと回る。
あの頃にはなかった、新しい美術館。
あの頃にはなかった、駅前のショッピングモール。
あの頃からは変わった、市場の風景。
あの頃から変わらない、有名な庭園。

変わりゆくもの、そうでないものがすべて瞳に映る。
”伝統”守り続けながらも新しいものを創り出していく、この街の強いエネルギーを愛は肌で感じた。
それが強いフォローとなって愛の背中を後押しする。
(よし、行くざ)
そう心に決め愛は決戦の地となる選考会場へ歩き出した。
その場所も、以前に愛が訪れたときにはなかった場所だった。

537 :ウイング :2008/10/05(日) 19:25
更新しました。
538 :ウイング :2008/10/05(日) 19:29
かなり長い間間隔をあけてしまい、申し訳ありませんでした。
少しでも、と思い今回UPさせていただきました。
もうご覧になられている方はいらっしゃらなくなってるかもしれませんが、
何とか、完結させたいと思っていますので、よろしくお願いします。

>527 名無飼育さん様
コメントありがとうございます。ほんの少しですが更新しました。
今後ともよろしくお願いします。
539 :誰も知らない :2008/12/21(日) 09:51
愛がいなくなって一週間が過ぎた。
絵里は、ずっと気が気でなかった。
この一週間、絵里は愛のことを考えない日はなかった。
540 :誰も知らない :2008/12/21(日) 09:52
「絵里ーぃ、帰ろ?」
机に肘を突きながらボーっとしている絵里に、かばんを持ったさゆみが声をかける。
「う、うん・・・」
絵里の思考回路は完全に止まりかけていた。
「絵里は気にしすぎなの」
「でも・・・。1週間も連絡ないんだよ?こんなんで心配しないほうがどうかしてるよ?」
「それは・・・、さゆもれいなも一緒だよ。でも、お姉さんに依存しすぎて何にもできなくなってる絵里のほうがもっと心配だよ!!」
さゆみの出した大声に、教室一帯が静まり返った。
「置き手紙には”1週間ほど”って書いてあったんでしょ?まだ行方不明と決まったわけじゃないじゃない?
 今日帰ってくるかもしれないんだよ?
 もちろん、さゆみ達も絵里のお姉ちゃんのこと心配だよ?でも、この1週間の絵里を見てると、絵里のほうが心配だよ。
 言い方悪いかもしれないけど、絵里自身の心配したほうがいいんじゃないの!?」
541 :誰も知らない :2008/12/21(日) 09:52
絵里は唖然としていた。
普段、あんまり人に対して大声で怒ることがないさゆみに怒鳴られたからだ。
さゆみ自身も、我を忘れたような感覚になっていた。
そのため、大声を出していた自分に気づいたのは、すべてを言い放った数秒後だった。
「ごめん・・・」
絵里はさゆみに小声でそう一言だけ話して、かばんを持って教室を後にした。
542 :誰も知らない :2008/12/21(日) 09:52
「今のさゆの大声、何だったっちゃ!?」
廊下で掃除をしていたれいなが、走って戻ってくる。
扉のところで、下を向いてとぼとぼと歩いていく絵里とすれちがった。
「さゆ、どうしたと? 外までさゆの声が聞こえてきたけん・・・」
「れいな、さゆみ、絵里にひどいこといったかも・・・」
543 :誰も知らない :2008/12/21(日) 09:53

絵里は混乱していた。
さゆみの言うことは、まさに正論だった。
このままでは絵里自身のほうが壊れてしまうような気がしていることは、わかっていた。
それほど愛に依存していた自分の弱さをさゆみに指摘されるのことに苛立っていた。
(さゆやれいなに悪いことしちゃったなぁ・・・、でも悪いのは勝手にどこでもいく愛ねーちゃんなんだから)
すでにこんなことを考えてしまう時点で、愛に依存しているのは間違いのないことなのではあるが。
絵里がそう思い直すには、時間はかからなかった。

544 :誰も知らない :2008/12/21(日) 09:53
とぼとぼと歩いて、家につく。
「ただいまぁー」
そう言っても、家の主は誰も返事をしない。
かばんをじゅうたんの上において、ソファーに座る。
絵里は疲れてしまい、眠りについてしまった。
545 :誰も知らない :2008/12/21(日) 09:53
同時刻、品川。
そこにはギターを抱えた愛の姿があった。
横には真希の姿とともに。
「後藤さん、短い間でしたけどありがとうございました」
「んーん、こちらこそ。あたしも高橋の意外な一面見れて良かったよ」
真希の無邪気な言葉に、顔を赤らめる愛。
「なら、次もがんばってね。本番に出れるといいね」
「はい!」
「じゃあ、あたしはこっちだから」
「おつかれさまです!」
そう言って、真希は東京方面の電車に乗り込んだ。
546 :誰も知らない :2008/12/21(日) 09:53
愛が家に戻ると、ソファーで横になって寝ている絵里がいた。
「あ、愛ねーちゃん・・・」
寝言を発する絵里に、愛は微笑む。
「絵里、ごめんね。心配かけて。
 あーしもこの1週間でやりたいことが見つかったような気がしたんだ。
 今はそれを一生懸命やりたいんだ。急にいなくなったごめんね」
そう言って、部屋から持ってきた毛布をそっと絵里にかけてあげた。



547 :ウイング :2008/12/21(日) 09:54
またまた感覚があいてしまいましたが、更新しました。
548 :ウイング :2008/12/21(日) 09:55
訂正です。

546 × 急にいなくなった
   ○ 急にいなくなって
549 :名無飼育さん :2009/03/28(土) 06:39
続きはあるんですよね?
550 :名無飼育さん :2009/04/02(木) 20:20
これからどうなるのか、いろんなメンバーがそれぞれに気になります
更新お待ちしてます
551 :RE-play :2010/05/30(日) 21:51
真夏の日差しも陰りを見せ、小学生が登下校する姿が見えるような季節になった。
いつの間にか、9月1日。
552 :RE-play :2010/05/30(日) 21:52
「よいしょっと」
真里が2階のスタジオでベースの弦をはりかえている。
スタジオに来る人の中は、必ずしも全員が楽器を持参してくるわけではないので
いつも貸し出し用にいくつか楽器を用意している。
それのメンテナンスを行うのが、真里の日課だ。
553 :RE-play :2010/05/30(日) 21:52
弦をはりかえ、アンプに繋いでならす。

いつもと変わらない、きれいな音色がスタジオ内に静かに響き渡る。
(よし)
真里は頷き、ベースを台に立てかけて階段を下りた。
554 :RE-play :2010/05/30(日) 21:52
下にいくと、真里の眼に1人の客が眼に映る。
「いらっしゃいませ・・・、ってなんだごっちんか」
「なんだって、何さ。折角来たのに」
「まーまー。でも1人で来るの珍しいじゃん。どうしたの?」
「ん、ちょっとギターを・・・」
そう言って、真希は店の中ほどにあるギターを見つめ始める。
真里が真希のほうに近づく前に、真希はすでに1本のエレキギターを手に持っていた。
555 :RE-play :2010/05/30(日) 21:52
真希が持っていたのは、名だたる日本のギタリストも使っているメーカーのモノだ。
「これ、鳴らしてみてもいい?」
「おう、2F今誰もいないからそっちでやってくれ」
「ん、わかった」
556 :RE-play :2010/05/30(日) 21:52
数分後、2階から漏れてくる音に真里は仕事の手を止めて静かに聞き入る。
曲自体は真里もよく知っている、90年代半ばの曲ではあったが
真希から出ている音は、真里の記憶を疑うくらい激しいものであった。
(ちょっとごっちん、この曲ってこんなにハードな曲だったたっけ?)

一方の真希は、ただただ無心に奏で続ける。
曲調など知ったことなく、自身の思うがままに。
557 :RE-play :2010/05/30(日) 21:53


1曲弾き終わった後、真希が下りてきた。
「ごっちん、どうしたの?」
真里が心配そうに見つめる。
「ん?私何かした?」
「いや、久しぶりに楽器触りに来たと思ったら、何か音は無茶な音出すし・・・」
「・・・さすがやぐっちゃんだね」
「どんだけごっちんのこと見てきてると思ってんだよ。また音楽やりたくなったのか」
真希はこくっと頷いた。
558 :RE-play :2010/05/30(日) 21:53
「ごっちんがそういうならあたしも協力するけどさ。前みたいなのはやめてよ」
「うん、あの時はホントにごめんね。やぐっちゃんにはいっぱい迷惑かけて・・・」
「ま、あれもごっちんが悪いわけじゃないから。またこれから色々とあたってみるよ」
「それなんだけど、あたしに考えがあって・・・」
「ん?」

そう言って、真希は店の奥の椅子に座る。
手で真里を招くので、真里は呆れて真希のほうに吸い込まれていった。
559 :ウイング :2010/05/30(日) 21:56
1年半もご無沙汰してしまいました・・・。
がんばって、完結するようにがんばります。

>549 名無飼育さん様
続きは現在鋭意作成中です。
更新遅いかもですが、完結するようにがんばってます。
ときどき覗いてくれると、うれしいです。

>550 名無飼育さん様
お待たせしすぎました。
ちょっとずつ、また更新がんばりますのでよろしくお願いします。
560 :RE-play :2010/06/13(日) 20:41
一方、大学の練習スタジオでは。


「はーい、10分休憩」
ひとみのいつもの声がする。

ついに、予選1週間前。
PEACEとIが合同で練習をしていた。

「しかし、予選会場が同じ場所じゃないとはねぇ」
梨華が絵里に話しかける。
「ん・・・、そうですねぇ」
絵里はスポーツドリンクをちょっとだけ飲み、返事した。
561 :RE-play :2010/06/13(日) 20:41
関東地区では2会場で予選が行われる。
両バンドとも、東京会場での予選を第1希望としていたが
PEACEは横浜で予選を戦うことになっていた。
これも書類通過者の希望が東京希望が多かったからか。


合宿以降、PEACE,Iとも毎日3時間以上の練習をしてきた。
それぞれが、それぞれの課題をもって。
それぞれが、それぞれの気持ちをもって。
562 :RE-play :2010/06/13(日) 20:42
その気持ちをを確かめるための、今日は最後の合同練習の日。
最後に、お互いの練習曲を3曲ずつやって終わることになっている。
絵里は久しぶりに愛の歌を聴けるのを楽しみにしていた。

「じゃー、最後に3曲ずつね。絵里ちゃんたちからお願い」
そうひとみに言われて、絵里たちはちょっとだけ段差があるステージに促される。
4人がコソコソっと、1分ほどしゃべったあとにそれぞれのポジションについた。
563 :RE-play :2010/06/13(日) 20:42
いつもは里沙のスティックから始まるものが、今日は始まらない。
替わりに軽快に鳴り始めるのはさゆみのギター。
10年以上も前の、ジャムのヒット曲だった。


風のようにさわやかに、時に激しく音が流れてゆく。


「れいなの声、原曲とは全然違うけど意外とあってるね」
そう小声で話すのは、美貴と愛だ。
564 :RE-play :2010/06/13(日) 20:42
2曲、無難に演奏をこなした。

本番さながら、MCを入れる。
さゆみがしゃべっているその間に、Vocalがなんと入れ替わる。
ステージの一番前に出てきたのは、なんと絵里だった。
565 :RE-play :2010/06/13(日) 20:42

「最後に聞いてください、愛する心」

シーンとしたステージに、ピアノ音が鳴り始める。


イントロが終わり、歌い始めの直前に
絵里は目を閉じた。


かすれがかった絵里の歌声が、ピアノ音に溶け込んでゆく。
あなたと、ずっと生きていきたい。
あなたと、ひとつになりたい。
歌詞に込められた感情が、絵里を通じてスタジオをやわらかく包んだ。
566 :RE-play :2010/06/13(日) 20:43
---------------------------------------------------------------
2週間前。

絵里と里沙は近くのプールに遊びに来ていた。
夏休みということもあって、人がかなり多い。
浮輪でプカプカ浮きながら、絵里と里沙は話していた。

「ねーガキさん」
「ん?」
「私歌ってみたい」
「は? あんた今さら何を言うの?」
「わかってるけど・・・。一度愛ねーちゃんのために歌いたい」
「やっぱり。そーだと思った。」
567 :RE-play :2010/06/13(日) 20:43

「で、何歌うの?」
「愛してます!って歌。まだ何歌うか決まってないけど」
「じゃあ・・・バラードにしな。あたしがピアノ弾いてあげるから」
「やったー!大好きガキさん」

-----------------------------------------------------------------
568 :RE-play :2010/06/13(日) 20:44
この曲ではほとんど出番のないれいなやさゆみも
目をそらすことなく、絵里を見ている。
それはオーディエンスとなっている梨華・ひとみ・美貴・麻琴も同じだった。

対面している愛も、そっと目を閉じる。
絵里の歌声が脳に響く、その後にすっと心臓をやわらかく包み込む。


2人が目を閉じているのを、演奏しながら里沙は気づいていた。
絵里が愛のことを好きなのは知っていた。
絵里の歌を聞いて、愛は今どう思っているのだろうか?
里沙はふと絵里と話した出来事を思い出した。
569 :RE-play :2010/06/13(日) 20:44
曲がクライマックスに近づくたび、絵里の声の感情が高ぶっていく。
それにつられるかのように、里沙の音もクレッシェンドしていく。

「loving,loving,you and your soul...」


sus4→Majorのコードを奏で、曲が終了した。
歌い終わると同時に、なぜか絵里は泣き出してスタジオの外に出て行ってしまった。
570 :RE-play :2010/06/13(日) 20:44
麻琴とひとみは愛のほうを向いている。
れいなとさゆみはドアのほうを見て、唖然としている。
梨華は何かを悟っている。
美貴は下をずっと向いている。
里沙は小さな笑みを浮かべた。


愛は・・・
何が起こっているか分からない状況で、しばらく天を仰いでいた。
うっすら出ている涙に気づくのは、ステージから下りてきて
愛の前に立った、里沙を見ようとして
うまく見えないことに気付いた、その瞬間だった。

「ありがとう」
愛は誰にも聞こえないくらいの小さな声で、里沙にささやいた。
里沙は目で愛の言葉に答え、絵里の後を追っかけていった。
571 :ウイング :2010/06/13(日) 20:44
更新しました。
572 :PRAYER :2011/01/16(日) 21:58
AM 6:00
「うーん・・・」
愛はふと、目が覚めた。
(ついにここまで来たが)
カーテンをちょっとだけ開けると、そこには無機質なグレー色が次々と目に入ってくる。

しばらくすると、体が横に揺れた。
愛たちを乗せたバスは、「京都東」と書かれた看板の左側を進んでいった。
「ん、もう少しやね」
心臓音が少しだけ大きくなったとともに、愛は数日前の出来事を思い出していた。
573 :PRAYER :2011/01/16(日) 21:59
-----------------------------------------------
Peace,IともにFinaListへの切符を手にしたその翌日、愛は真里の店に足を運んだ。

カランコロン
「いらっしゃいませ〜。
 おう、愛ちゃんじゃねーか。亀ちゃんから聞いたよ、最終まで残ったんだってな」
「あ、はい」
「あとちょっとだ、がんばれよ!」
「ありがとうございます。
 あの〜やぐちさん。ちょっと相談があるんやけどぉ」
急に、訛った声に真里はに少しだけ微笑む。
「うん、何?」
574 :PRAYER :2011/01/16(日) 21:59
「あーし、自分で詞を書いてみたんですよ」
「ほえ?」
575 :PRAYER :2011/01/16(日) 22:00
本番は2曲構成でオーディションが行われる。
1曲はカバーだが、1曲はオリジナルじゃないといけないのだ。
曲のほうはひとみが作ってくれるというになっていたが、
歌詞はメンバーで書いた歌詞を持ち寄り、本番前に決めようということになっていた。
576 :PRAYER :2011/01/16(日) 22:00

「そういや、亀ちゃんたちも言ってたなぁ。オリジナル曲がどうのこうのって」
「予選通過者の連絡のときにいきなり言われたんですもん」
「それもちょっとひどいよなぁ」
「んで、ちょっとやぐちさんに見てもらおうかなって」
「ん?どれどれ」
577 :PRAYER :2011/01/16(日) 22:01
愛の書いた歌詞を読んで、真里はちょっとの間、考え込んでしまった。
自分はどれだけ自分を信じて生きているか?
その瞬間瞬間を大切に生きているか?
見た目は元気を出して!というような歌詞なのだが
曲のつけ方によっては、大化けするかもしれないと感じていた。
578 :PRAYER :2011/01/16(日) 22:01

「どうですか??」
「うん、いいと思う。曲がどんな感じなのかはわかんないけど
 ミディアムバラード調にするとすごくいいんじゃないかな」
「そうですか?」
「高橋、その点は自信もちな。少なくとも初めて書いたものとは思えねーし、
 お前は言葉を歌で人に伝えるのがうまい。だから自分で素直になって書いたものほど
 それがどんなに変な言葉でも、ちゃんと伝わるから」


---------------------------------------------------------------
579 :PRAYER :2011/01/16(日) 22:02
愛たちは前日に京都に入り、練習しようと決めていた。
だが、Peaceは愛以外のメンバーは日中はバイトで到着が夜になってしまい、絵里たちも学校があるので京都に着くのが夜になってしまう。
愛はせっかく京都に来たのだからと思い、裕子のところに行くことに決めていた。


高速バスは京都駅に到着する。
「ご乗車おつかれさまでした、京都駅八条口に到着です」
アナウンスとともに、愛はあくびと背伸びをしてからバスを降りた。
580 :PRAYER :2011/01/16(日) 22:02

駅ナカのファーストフード店でハンバーガーと飲み物を買い、裕子の家に向かう。
通勤時間よりもちょっとだけ早い時間だったこともあり
電車もそれほど混雑していなかった。

「おはよー。朝の早よからよー来たわ」
最寄り駅に着くと、裕子が出迎えてくれた。




581 :ウイング :2011/01/16(日) 22:03
感覚がまたあいてしまいましたが、更新しました。

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