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まだまだいしよし

1 :名無飼育さん :2005/04/01(金) 14:45
いしよしです。
796 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:24
だから、故に、恋人ではない、です、ハイ
たしかに近い関係だって
恋人みたいな関係だって言われればもちろん正解だと思うけど。



え?好きって言いあってるじゃないって?
あ、でも改まって言ってるわけじゃないもん。

よっすぃ、大好き〜とかそんなんだよ、普通だよ普通。
私、ケメちゃんにも言うでしょ?
「ケメちゃん大好き〜って」あんなんだよ?



よっすぃから?
もちろん言われるけど、
てかしょっちゅう言われるけど、
そんな特別な言葉じゃないですって。



ん〜、愛してるっていうのは、
私は使わないかなぁ〜、
なんか照れくさいんだもん。
あ、言った事がないわけじゃないですよ。
どういうときにって。。。


うぅん、忘れちゃった。
いや、だから全然言わないわけじゃないって〜!


よっすぃから?
たまにありますよ。


「愛してるぜぇ〜」
って。ノリですノリ。

あ、それに答えたことがあるかな。
私も〜ッて!!

え?これじゃだめ?
797 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:25
いつもよっすぃのほうが先にいろんなこと気遣ってくれて
私が気づかないうちにさりげなくやってくれてることが多いんだけど、
たまに私の方が気づいてやってることがあって。

もぅ、私だってそういう一面だって持ってるんですっ!
そういうときには
おお、梨華ちゃん愛してるよ〜って。
まじ助かるわ、とかそういうの。


私が言うことはあんまりないけど。
よっすぃ大好き〜って使うのは私のほうが多いかな。




だってさっきの質問にあったでしょ?んーっとココ、ココ。
改まって「私のこと好き?」とか聞かれたことないし、
「私のこと愛してる?」とか、
そういうのだってもちろんないし。

え?もし聞かれたら?
聞かれたらうんって答えるけど、そんなの普通みんな答えるでしょう?
聞いてみてくださいよ、私に。


『はいっ』


『オエエエエエエエエエエっ』



だってこれはお約束、でしょ?

もう、だって



はいはい、飲めばいいんでしょ、飲めば。
もぅ、これ以上飲んだら帰りどうなるかわかりませんよ?


ほら、じゃあケメちゃんも。
当然でしょ〜?
798 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:25
今日はお礼のつもりで誘ったんだから。
まさかこんな展開になるとは思わなかったけど。


けっこう評判よかったんですよ〜。
みんなすっごい喜んでくれて。
梨華ちゃん詩の才能あるって。
え?ブログ読んだ?


でしょでしょ?
うん、すっごい緊張したけどほんとによかった。
ありがとね、ケメちゃん


いや、来なくていいから。
ダメダメ!!
余計に緊張するから、絶対やめてよ??
とかいいながら来ちゃうんだろうなぁ


約束ですよ?
絶対きちゃダメだよ?



799 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:26
え?今日は遅いんですよ、よっすぃ。


そりゃあ相棒だし。スケジュールくらい把握してますってばぁ。


うん、きっと迎えにきてはくれると思うけど、
1時くらいじゃないかなぁ


え?そこまで?
あと2時間もあるじゃん……



じゃあ代わりに飲んでくださいよ、
私にばっか飲ませるのなんてダメだよ〜



おお、まだまだ全然いけそーだね
追加します?
あ、生ハム食べたいなぁ、私。
うん、チーズも
あ、今日だけ特別だよ、特別。
800 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:26


足?
もう、なに見てるの?
やだよ〜、タイツ脱ぐのなんて。
キャー触らないでくださいって!!
変態?


圭ちゃん変態〜〜!!



え?
ああ、えへっ。
だって、なんかあれはね〜
すぐツアーだったし。


そんなこと気にしたりする関係じゃないですから。
お互い気を遣うような関係じゃないからいいって圭ちゃんも言ってたでしょ?


最近?
そんなにひどいかなあ
そう?
かわいそうとかそんなのないってばぁ



あ、外したんだあ、くらいしか言わないし
気にもとめてないんじゃないかなぁ
私からあげることだってあるし


あるってだから!
え?覚えてないけど。。。。



あ、誕生日のTシャツとか、ピアスとか。
うん、まだよく着てくれてるけど。


801 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:27
そりゃあ10代の頃はねえ
いろいろ考えたりもしたけど
こんなんじゃダメだあとか、
私、考え始めたらそのことしか考えられなくなっちゃうじゃないですかあ
いやまっすぐとかそういうのじゃないけど
融通が利かないっていうか。
イノシシみたい?ってひどいケメちゃん……



だから、こんなんじゃダメって外見たりするようにはしてたんだけどね?
若いときには。
え?あの人?
知ってるの?ケメちゃん??
うわぁ、あなどれないよお
さすがだよなぁその情報網。


てか知り合いだったんだぁ
やばいなぁーーーーーーーー
え?1週間?
そんなことないですよ、
2週間くらいは。


何回か食事にいったりとかそーゆーのだってば。
よっすぃだってありましたよ〜
なにげにモテるからねよっすぃ。
当然だって?
まあそうなんだけど。


だって可愛いし〜、きれいだし〜、
優しいし〜、マメだし、
乙女だし〜


キショイ?
いや、そんな意味深なウフッじゃないってばぁ。
そりゃあケメちゃんより知ってるとは思うけどぉ


かなり可愛いよ〜


ナイショです、ナイショ
TOP SECRET。
面白い?
歌とかけてみたんだけどぉ


その歌聞き飽きた?ひどい圭ちゃん


802 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:27
パッと見、ああじゃないですかぁ
だけどそんなよっすぃを誘ってくる人たちみると、
けっこう見る目あるじゃぁんなんて思いますよぉ。
ハイ、だいたい話は聞いてたし。
最近はそーいえば全然聞かないけど。
若いころは、、、って今でも若いけどねっ。
よっすぃも10代の頃はちょっとお付き合いもしてたけどね〜
恋愛相談みたいなのも聞いてたし。


私も似たような感じだったかなぁ
別に募集してなかったわけじゃないけど
必要ないんだもん今も。




彼氏いたらたとえば他の友達とどこに行くかとかいちいち報告しなきゃだし
誰と会ってるかとか誰とご飯食べにいくかとか話さなきゃと思うと気が重くなるし、
時間あわせよ〜とか言われても無理なこと多いし、
仕事柄理解してくれてる人、少ないし、
メール返信してとかいわれても寝たいときは寝たいし。


え?そりゃあ全部話してますよ、よっすぃには。
うざがられてるかもだけど。
面倒くさいとかないって〜、全部電話するし。


あぁ、そんなものぉ?

同じって言われたってわかんないよぉ
だってよっすぃには話したいんだもん



義務なんて思ってないし
話したいから話してる、それだけだもん



ふぅん普通は彼氏にそうなんだぁ
感覚ずれてるって、
そーなのかなぁ?




え?まだ飲むの?
もうこれ以上飲ませたら知らないからね?
じゃあ圭ちゃんも、ほら、飲んで飲んで。


803 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:29


もしそんな人がよっすぃにできたら?
それは……すっごいショックかもぉ




どうしよう圭ちゃん、それダメだぁあたし。
梨華ちゃんにあててる時間ないよとか言われたら
生きていけないかも。



梨華ちゃんより大事なヒトだから、とか?

あぁ…………………




圭ちゃんひどいよぉ
今さらフォローしてくれても遅いって







そう?そうかなぁ
ホントに?
ナイかなぁ…
ナイ?
ほんと?



あっ、そーゆーヒト作らないでね、ってお願いしちゃえばいーんだ




ワガママ?
そうかもだけどぉ
うん、こういうのも?
私がいくのは全然いいんだけど
よっすぃが行くのもいいんだけど






私より大切な時間ができたら
そーいうのはヤダもん…
804 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:30


ん〜、でも優しいから私がいやがるよーなこと
しないと思うよ〜なんてね


よっすぃもそーゆーの
いらないって思ってるんじゃないかなぁとか……
思っててもだいじょーぶかな?




ん〜、信じてる、かな
自信?


まあちょっと、だけね



もしよっすぃにそんな人ができたときには圭ちゃん聞いてくれるの?


う〜ん、無理。
圭ちゃんでも誰でもよっすぃの代わりは務まらないって




えへっ

はいはい、飲みますよ、飲めばいいんでしょ〜?


805 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:31
面と向かってこーゆーこと聞いてくるのなんて
ケメちゃんくらいだよ〜
雑誌まで持って。
だからぁ、どっちかはっきりしないでしょ〜?
え?はっきりしてるの?




てか今日なんなの?
いつも改まってそんなこと聞かないじゃん
聞かれたことないよ〜
いつもあんたたちはぁって笑ってるだけじゃん



ケメちゃんちで二人でくっついて寝ちゃって
毛布かけらてたときだってあきれた顔して笑ってたじゃん
あ、思い出した!
みんなに送ったでしょあの写メ。
すっごい落書きして。


806 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:31
なんでそんなに突っ込んでくるの?
しかもなんかメモしてるでしょ〜?


パパたちみたいな恋愛?
してみたいなぁって思うけどぉ



してる?誰が?
私?
いつ?

今?

トキメキ?
ってなんでそこでよっすぃの写真見せるのよぉ



うん、可愛いなあって思うけど
きれいだなあと思うけど



なにこれぇ
替え歌?
ケメちゃん書いたの?


ちょっと歌詞かえただけじゃんっww




あ、まぁそういわれてみれば
こうやればよっすぃとのことに当てはまらないこともないけどぉ







やだ、こんなの見せられたら次歌うときに
思い出しちゃうじゃないですかぁ


真っ赤って違うってこれは酔ったの!
度が強いの!

807 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:32
次の曲?
また作るの?
私のレンアイ?



今日なんなのよぉ
どうしてこんなに突っ込んでくるの?


別に私たちは私たちだからいいんですぅ
これが自然だし。
形なんてどーでもいいんだもん






え_。よっすぃに頼まれた?
ウソでしょ〜!?!?
ほら、やっぱり。
カマかけるなんてひどい!!
聞いてくれなんてよっすぃが頼むわけないじゃないですか。
そりゃあ夫婦ですもん、そのくらいわかりますよ〜
なんでも聞いてください、よっすぃのことなら。


え?さっきあせってた?
そ、そんなことないですよ〜
顔色???変わるわけないでしょ、
いつも変わらないって私のことバカにしてるくせに。
え?これもウソ?
ほんとは聞かれてる?
え?どっち、ねえ、どっち?
さぁ、ってねえ〜


ねぇ圭ちゃぁん、 どっち?
飲んだら教えてくれる?

808 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:33
ん?、じゃあもういっぱいマッコリで。
圭ちゃんはなんにする?




どんなとこがって?
ええええええよっすぃの好きなところ〜
うぅいっぱいありすぎるからなぁ



優しいでしょ〜?
あったかいでしょ〜?
ちょっとおバカなとこもあるけどそーゆーのも可愛いでしょ〜?
でも何気にしっかりしてるとことか超カッコいいでしょ〜?
それでぇーーーー


あ、今のひどい!



どーせ私を丸ごと受け入れてくれるのは
よっすぃーしかいないですよーだ


話したいって思ったときには絶対今じゃなきゃやだし
話したいだけで話してガーって寝ちゃうし


どーせ頑固だし融通きかないし
ワガママだしすぐ顔にでちゃうし




愛なの?
好きか愛か?
愛、かぁ

ええええ?

違いってよくわかんないんだけど
809 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:34

あぁ。ナイショですよ、よっすぃにはナイショなんだけど
前にね、二人でうちで飲んだあといつのまにか眠ってて
夜中にふって目が覚めたらすぐ隣によっすぃの顔があって


すっごい近くだったのぉ
起こそうと思ったんだけど起こせなくってじーっと顔みてたらね
なんかわかんないんだけど
なんていったらいいかわかんないんだけど

なんか 幸せなんだなぁって思っちゃって


じーっと見てたら気がついたらあたし泣いちゃってて


そーゆーのって初めてだったから
今でもなんでなのかよくわかんないんだけど


そばにいてくれて、存在してくれて、ありがとうってそんな感じだったのかなぁ


え?こういうのが愛なの?
うそぉ、きゅんって感じ?
あ、きゅんっもいっぱいあるけど
そんときはじわーって感じだったのかなぁ



別に話しを聞いてくれるからとかワガママ許してくれるからとかそんなんじゃなくって
たとえそんなことしてくれなかったとしても
しばらく会えなかったとしても
よっすぃが同じ時代にこの世界にいて巡り合わせてもらったってことだけですっごい幸せだなって思えるなんて
へんなのかなぁわたし。


810 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:34
そーですよぉ酔ってますよー悪い?
だってこんなに飲ませるんだもん?
とまらなくなっちゃうよ〜私


いいの?



なんでよ、もう1杯くらいいけますってばぁ
大丈夫寝ないから!
あ、でもちょっと眠いけど……

……ダメ……?
じゃぁケメちゃんの半分だけちょうだい?

811 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:36
ん〜とねえ、
どーゆーとこが特別って



なんなんだろーなぁ




なんかわかんないんだけどぴったりくるんだぁ
しっくりくる?
自然?


横にいてぇそれが当たり前でぇ


無理したりがんばったり突っ張ったりしないで
ありのままの自分でいれるのかなぁよっすいの隣では


怒ってることも楽しいことも
すーって吸収してくれちゃうみたいな
隣が一番居心地がいいそんな感じなのかなぁ

812 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:36
ぴたーってしたくなる
いつもじゃないよ
でもたまにすっごくぺたってくっつきたくなるんだぁ



そーゆーときは?
そーする


そーゆーのもわかってくれてるんだと思うよ〜
だまって座っててくれるもん
だからぴたってする


よっすぃ?
手をまわしてくれたり髪なでててくれたり
あとぽんぽんってしてくれる
背中とか



たぶん他の人じゃダメなんだと思う







やだぁケメちゃんにだってちょっと、できないってば
きゃあーくっついてこないでぇ
あっちいって!!





うそうそ冗談だよぉ
813 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:37
でも、そーだなぁ、
パパやママ以外でこんなに弱いとこ見せたり
素直に甘えたいなぁってよりかかったりできる人いなかったし



きっともう一生いないんだろうなって思うよ






ん〜でもよっすぃにとっての私ってどうなんだろ〜
なんか他の人でもいいような気がするんだよね〜
あたしはよっすぃじゃなきゃダメだけど
よっすぃにはいっぱいいるよーな気がしてきた……



どーしよぉ圭ちゃん……


あたしがよっすぃじゃないとダメな理由は100個あるけど
よっすぃがあたしじゃなきゃいけない理由は全然ないかも






……そうかなぁ……?
ありがとう……
………本当に?
ココロ開いてくれてるのは私だけかなぁ?
圭ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいけど

814 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:39
そう……?

うん、嬉しいな…


愛されてる?

ホント……?







……うん、繊細で優しいよね

じゃぁあたし、でいいのかなぁ……?






ーーーー可愛い?
よっすぃのこと?



うん、すっごく



髪の毛とかくしゅくしゅってしたくなっちゃう

愛しい?



ふふ、ナイショ〜

うそうそ、言いいますって
うん、愛しい、よ?










ふふっ




ええ〜?
言わせといてひっくりかえらないでよ〜







いいよ〜私が寝ちゃうし






815 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:40




やだぁ、もぅ座れないも?ん







やーですぅ
圭ちゃん一人で飲んでて?
よっすぃ来るまで





床かた?い
そのお座布団ちょーだい




運命だも?ん
えへっ


いいでしょ〜?

うらやましい?


816 :koi-bumi :2012/01/19(木) 01:42
好きで 好きで 大好きで ……… ♪





ん〜また作るの?




よっすぃのコト?


ん、わかったぁ…いつかね









約束?

はい、じゃあ

指切り、ね













もうちょっとかなあ
遅いなあよっすぃ











まだかなぁ










今日の話はぁ
よっすぃには〜ナイショ、だよ……?















おやすみ、ケメちゃん…………

















817 :koi-bumi koi-uta :2012/01/19(木) 01:43


818 :koi-bumi koi-uta :2012/01/19(木) 01:43


819 :koi-bumi koi-uta :2012/01/19(木) 01:47
お目汚し、大変失礼致しました。


一部文字が記号に変換されてしまっていたことに
最後に気づきました・・・
本当に申し訳ありません     咲太
820 :名無飼育さん :2012/01/19(木) 20:31
更新有難うございます。
何度か読み返しました。切な面白かったです。
821 :作者 :2014/01/31(金) 15:41
>>820

レスいただき本当にありがとうございます。

822 :作者 :2014/01/31(金) 15:43


『さとだラプソディ』



823 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:44




玉ねぎと人参とコンソメのあまーい香り。
ベーグルが焼ける香ばしいかおり。


冷蔵庫が閉められて、パタパタというスリッパの音。
「ねぇ、起きて〜」
そして聞き慣れた高くて甘い声。


とっくに目は覚めているんだけど、
この幸せな五感を楽しみたくって、あたしはベットに閉じこもっている。
しばらくわざとここにいると。
「もぅ、冷めちゃうよ〜」ってベットルームをのぞきにくる彼女の顔が見えるまで。



824 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:44



825 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:45
かさばらないもので、ずっと長く使ってもらえるもので
あたしたちらしいもの。

そんな難しい課題を抱えて、餞別とプレゼント探しに何時間もお店を一緒に回った。
アメリカだよ?あとプロのおうちだから、絶対かぶるって……

なのに、何度も同じ場所に戻って覗き込む梨華ちゃんに。
「うちの、買ってこうか?」
そう言ってみるとやたらに嬉しそうな顔をするから。

そのあとも延々と長く続くであろうお買い物タイムは十分想像できたのに、
ぐっと指に食い込むお鍋の重さも苦ではなかった。


826 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:45
キッチンに入ると、先にお顔洗ってきて、なんて言いながら、
あわせて買ったピンク色の鍋つかみで
ダイニングテーブルに嬉しそうにルクルーゼを置く。


ベーグルと大根のサラダと、お野菜のスープとゆで卵。

冷蔵庫からオレンジジュースとあたしの分の豆乳を取り出して、
置かれたコップにたっぷりと注ぐ。


「ちょっと待ってね」って
いろんな角度から撮る撮影タイム。
もぅ、せっかくこんなに作ったから自慢したいのにぃ。
そういう彼女のふくれっ面をあたしは笑いながら眺めている。


827 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:45


828 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:46


先月、何度かメンバーで飲む機会があって。

飲み方もいままでと同じはずなのに、
最近はやってる子供服のお店の話やら、簡単に作れる離乳食の話やら、
子連れでも迷惑をかけないレストランのことやら。
別にいいんだけど。

梨華ちゃんの膝を奪い合うように座っている男の子の頭をなでたりしながら。
梨華ちゃんはどんな思いでここに座ってるんだろうなって。

そうやってあたしが梨華ちゃんを複雑な思いで眺めていると。
前に座ってたはずの保田さんが。
さんざんつがれて、酔っ払ってたはずの保田さんが。

「里田んとこみたいなのもいーわよね」
そんな風にぼそりと話しかけてきた。


「お互いのために一生懸命、自分ができることをすること。
 それでいいんじゃない?」って。

829 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:48
でも、それからも何日もあたしはずーっと考えてて。
空いた時間についついみんなのブログとか見ちゃって。
料理頑張ってんな〜、とか、
こんなに食べたら絶対太るな、とか呟きながら。
テレビをつけても、懐かしい顔がニュースに出てるし。


まーくんに叶うとは絶対に思わないけど。
ねーさんや、圭ちゃんや、辻や、飯田さんや…
あたしは、彼らほど幸せにできてるんだろーか。
幸せにできるんだろーか。
大切な大切な梨華ちゃんを。
830 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:48
「ねぇ、梨華ちゃん、いろいろ考えたんだけどさ、うちら―――」

玄関で靴を脱いでる梨華ちゃんに。
おかえりに続けて投げかけると。

梨華ちゃんは怪訝そうな顔をして。
「今日さあ、食べるシーンがおわんなくって」

ああまたはじまったみたいに軽くいなして、今日あった撮影のこととかを話しはじめた。
「いや、だからさ―――」
「よっすぃご飯は?」

荷物を自分の部屋に置くと、さっさとリビングに向かう。

「食べてきた」
「そう、シャワーは?」
「お風呂わかしてあるよ。あたし先に入っちゃったし」
「えぇ、めんど〜」
「桃の香りの、入れといたから」
「うぅん…でもさぁ…」
「疲れとれるよ?」
「うん…」


ぶつぶつ言いながらお風呂場に向かい、ワンピースのファスナーをおろしはじめた。

たく、全然本気に思ってないよな、あれ。
831 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:49
「―――で、ひーちゃん、さっきのあれ、なに?」

髪をかわかして水を飲み干したあとで。
ああ、一応聞いてたのね。

「このままでいーのかなってこと」
「なにが?」
「だから、あたしと梨華ちゃんが―――」
「やだっ」

即答。
却下。

眉をひそめながらあたしのことを見つめた。

832 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:50
「なんだよ…」
「どーゆーこと?」
「どーゆーって…」
「何たくらんでるの?」
「たくらむも何も…」
「だってひーちゃん私のこと大好きでしょ?」


ってそう来たか。
ってお前が言うなって。



「ひーちゃんそこに座って」

目力で押されてしぶしぶソファーに座る。

あたしを座らせておいて、ひざの上に来て。
向かい合わせに至近距離でのぞきこまれ。

「別れたいの?」
「や、、、そーゆーんじゃないけどさ…」
「じゃあ何?」

そっと首の後ろに手が回る。

「いや、その、あのさ…」

どんどん近くなっていく顔。


思わず顔を背けようとすると、ふーって小さく溜息をついて。
あたしの両足から梨華ちゃんの重みが消えた。

833 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:51
「これ、保田さんが」

「保田さん?」

「うん、お昼に会ったの。これくれたよ。
 よっすぃがなんか考えこんでるんじゃないかって心配してた。
 で、一緒にみなさい、って」

封筒をあたしに渡すと、
梨華ちゃんは隣に座った。

出てきたのは梨華ちゃんの超笑顔の写真ばっかで。


「可愛い……」

思わずこぼした独り言に梨華ちゃんはニッコリと満足そうに笑うと。
A4サイズに数枚ずつ配置されたその写真を1ページ1ページをいとおしむように
めくっていく。

―――それにしても保田さんってほんとに梨華ちゃんのこと大好きなんだな。
こんだけ集めたのってよっぽど暇(略――



834 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:52

だけど。
これなんかどっかで…
カット割りがすごい不自然で…


「ひーちゃん…?」


横の梨華ちゃんが眉をきゅっと寄せてあたしのほうを見上げる。


「これって…」

変な位置で切り取られたこの写真たちにはすべて見覚えがあって。


こっち側にいるのって全部―――



梨華ちゃんはふふって笑って、
おかしそうにあたしのほうに倒れてくる。



「もぅ、変なことばっか考えるんだから、ひーちゃんは」


だってさ…
言い返す言葉も見つからなくて、
黙ってしまう

「ひーちゃんのこと見てるときだけだよ、
 私がこんな笑顔ができるの」

835 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:53
「10年前にさ」
「なに?」
「私、雑誌のインタビューで、あなたにとっての王子様は?って聞かれたときに、
言ったの。優しくてちょっと太ってる人って。」
「うん…」
覚えてる。

なんて答えなんだって笑ったけど。
梨華ちゃんが思い浮かべてるのがもしかしてあたしのことかななんて淡い期待をしながら。
すごいこそばゆい思いをしながら読んだっけ。

「そこから10年以上たったって」

スポーツマンで優しくて顔がよくて、中性的でって―――

「やっぱり私にはひーちゃんしかいないの。」

「もー、仕方ないじゃん、
 好きなんだもん……」

もういい加減覚えててよって、梨華ちゃんは笑った。
836 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:54
「いっつもドキドキするしさ、ひーちゃんほど私のこと、大切にしてくれる人っていないし。
 10年たってあんたらみたいにしてられる自信はないよって、ってあの日もみんなに言われたよ。」


そりゃあ、大切にはしてるつもりだけど。
それだけはきっとどんなことがあっても誰にも負けてないって思うけど。



「甘やかされちゃってちょっとなぁって自分でも思わなくもなかったけど」
そう言って梨華ちゃんは小さく舌を出した。

「あたしが幸せなのがひーちゃんの幸せなんだよね?
 私が幸せそうかどうか、ちゃんとそばで見てて。
 私は私を自分で磨くから」


そう言って、唇の直前でわざと止まって笑顔を作ってみせてから、
あたしにキスをした。

837 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:55
「今年はさ、太ったり痩せたりしないし」
「ほんとに?」
「ほんとだって〜。可愛く居続けるんだもん、って誰のためにだかわかってるよね?」
「そりゃあ…」
「髪型も最高にあうやつ、探してくし。ひーちゃんも教えてね」
「ん」
「厳しくだよ?」
「へっ?」
「いままでみたいな、なんでも可愛いはなしだからね?」
「ん〜」


それはちょっと自信ないなぁ


「メイクも。適当にはやったりしないから、ってひーちゃんもね?」
「うちも?」
「そーだよ。一緒にネイル行ったりしよーよ」
「それはパス」
「もぅっ。あとね、リンパマッサージとかお手入れとかだってやるし」
「ん」
「焼かないように気をつけるし」
「それはあたしは必要ないね♪」
「もうっ!でも日焼け止めは万全にする……」
「お願いします」
「あと、食べ物も気をつけて…」
「カレーとかラーメンとかばっか食べてちゃダメだよね」
「うん……」
「ビタミンとか……」
「フルーツとかお野菜とか…ひーちゃんお肉じゃないほーがいいでしょ?
 ああ、なんか本あったよなあ、前に買ったやつ。」
「ああ、3年くらい前に買っただけですぐ飽きたやつね」
「もうっ!!」


そして梨華ちゃんは、せわしなく立ち止まると、
秘蔵の棚の中から、料理本を探り始めた。

「あとね、お料理、はね。愛の証なんだって。
 みんなに負けないもの、絶対ひーちゃんに食べさせるんだから!」

838 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:56

『あんたにしかできないことがあるんだからね』って、
その夜保田さんからメールが届いた。

いつも可愛い梨華ちゃんでいてほしい。
けどどっかであたしだけのものでいてほしいなんて思ってなかった…?

負けず嫌いの梨華ちゃんが。
ほんとはいろいろ感じてたくせに。
でもあたしだから、って喜んじゃって。
闘争心、消えちゃったらおしまいだって言ってたくせに。


会える時間が増えて。
一緒にまったりできる時間が増えて。
まあいいかって、いまのまんまの梨華ちゃんでいいって甘やかしてきてたけど。



梨華ちゃんを輝かせていることが、
あたしが彼女を幸せにしてる証なら。

あたしはたまには少しだけ厳しく。
彼女が最高の笑顔ができるように。


そのうちきっと走ったりとかもさ。
そのうち、だけど。

たぶん強くは言えないけど。
839 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:58
そんでもって、あたしのために作ることがうれしいって思ってくれてるなら、
あたしはいつも美味しいって喜んで食べ続けるし。

息切れしたときには、今日はいいじゃん食べに行こうよって、
そうやって側にいて肩をほぐしてあげる。


そーゆーのでいいんだったら―――
いつもと変わらない、それでいいんだったらさ―――










「明日さぁ、買いもの行かね?」


840 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:58



841 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:58
大根の入ったお味噌汁の香り。
ほかほかのごはんと、甘い卵焼きの香り。


冷蔵庫が閉められて、パタパタというスリッパの音がする。
「ねぇ、起きて〜」
そして聞き慣れた高くて甘い声。






この幸せな五感を楽しみたくって、あたしはまたベットに閉じこもっている。
「もぅ、冷めちゃうよ〜」ってベットルームをのぞきにくる彼女の顔が見えるまで。














842 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:59


843 :さとだラプソディ :2014/01/31(金) 15:59


844 :作者 :2014/01/31(金) 15:59
お目汚しの駄文、
大変失礼致しました。
845 :名無飼育さん :2014/01/31(金) 21:28
良かったです
泣いちゃいました

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