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in little time

1 :BAT :2006/07/23(日) 18:43

Berryz工房中心の短編を、色々なCPで書いていきたいと思います。
途中、おかしな文章、誤字脱字があるかもしれませんがよろしくお願いします。
更新は俄然遅めのマイペースです。

では、まずは夏焼×亀井

2 :in the locker :2006/07/23(日) 18:44


はぁ…さっきからもう何回ため息をついただろう

私は浮かない顔で、どこへ行くでもなく、スタジオの廊下をただブラブラ歩いていた。
浮かない顔の原因は、ダンスレッスンで先生に怒られてしまったこと。
何回も同じところで間違ってしまい、そのたびに注意され、最悪な状態のまま今日は解散となってしまった。

『みや、気にすることないよ』
『誰でもそういうときがあるって』

メンバーからはそう励まされたが、落ち込みきった心は晴れない。
考えれば考えるほど暗い気持ちが広がって、ますますブルーな気分に襲われる。
3 :in the locker :2006/07/23(日) 18:48

"はぁ、もう帰ろう……"

そう思った私は、レッスンで汗をかいたままだったことに気づき、着替えるために更衣室へと向かった。
更衣室のドアを開けてみると、他のメンバーは既に帰ってしまったようでシンと静まり返っていた。
メンバーとは顔を合わせ辛かったから、正直、誰もいないことにホッとした。

"さっさと着替えちゃおう"

ロッカーを開けて着替えを取り出し、汗で湿ったTシャツを素早い動作で脱いだ。
その時

− ガタッ

隣のロッカーから物音がした。

4 :in the locker :2006/07/23(日) 18:51

金属製のロッカーの鈍い音は、ただでさえ静まり返っている更衣室に大きく響いた。
思わず着替えの手を止め、隣のロッカーを凝視する。

誰もいない更衣室。
するはずがない物音。

さっきまで掻いていたのとは違う、なんだか嫌な汗がにじみ出てくる。

"な、なんだろう……"

気配を殺して怯えながらも、音の正体が気になり、
私は勇気を振り絞って扉に手をかけた。

− ガチャ…


「…………」

「…ん?うへへへ♪」
− バンッ!!!!!

" 何!?えっ、何何!? "

5 :in the locker :2006/07/23(日) 18:54


私はものすごい速さでロッカーを閉めた。
だって、ありえない光景がロッカーの中にあったから。

" ちょっ、はぁ!?ていうか何で!? "

私は状況が掴めず混乱しながら、閉めたロッカーをただ見つめた。
なんていうか、幽霊を見た人の気持ちが少し分かったような気がする。

" よ、よし!!みーやーびーはーでーきーるぅ絶対ぃ〜 "

コンサート前の緊張をほぐすための言葉を心の中で歌って、
私はそれが錯覚であってほしいと願いながら、もう一度ロッカーを開けた。


ー ガチャ…


6 :in the locker :2006/07/23(日) 18:59


「ひどいなぁ、そんなに驚かなくても」

錯覚であってほしいという願いは見事に打ち砕かれた。
唇を尖らせて、拗ねたような表情をしているその人を目の当たりにしたら、それが現実であるということを認めざるをえなかった。

驚くなって言うけど…これを見て驚かない人なんているの?
一般の人が見たら、きっと都市伝説に仲間入りするんじゃないだろうか

そんなことを思いながら、私はロッカーの中にいる先輩、モーニング娘。の『亀井絵里』を凝視した。

7 :in the locker :2006/07/23(日) 19:02


縦長の、普通より大きめのロッカーに横向きになって入っている亀井先輩は、窮屈そうにしているけどすごい笑顔。
私はというと、驚いて開いた口が塞がらない。

「お、お疲れ様です。」
「うへへへ、どーも」

とりあえず挨拶をしてみた。

「あの……何してるんですか?」
「落ち着くよ♪」
「……はぁ」

その見事な入りっぷりに、愕然としながら見入っていると、なんだか勘違いされたみたいで、" 入ってみる? "と嬉しそうに誘われた。

8 :in the locker :2006/07/23(日) 19:06

「い、いえ!結構です」
「えぇ〜」

先輩の誘いに、頭を思いっきり左右に振って断ると、先輩は唇を尖らせて、" 落ち着くのに "と呟いた。
そういえば、亀井先輩って狭いところが好きって聞いたことがあるような

「で、雅ちゃん。どうしたの?」
「はい??」


私がこの後どう対応していいか困っていると、突然、亀井先輩が聞いてきた。

"え…どうしたのって?何が?どう解釈したらいいんだろう "

話のつながりも内容も読みとれない。
すごく自然に聞いてくる亀井先輩 in ロッカーに、私のほうが "どうしたの?" と聞きたいところである。

「あの…何がですか?」
「雅ちゃん、すごい落ち込んでるでしょ」
「えっ…」

9 :in the locker :2006/07/23(日) 19:12

ズバリ私の心境を言い当てられて驚いた。
" あんまり親しくない先輩から見ても分かるくらい、私、落ち込んだ顔してるのかな "と思うと同時に "先輩って少し変だけど、実はかなり鋭いんじゃ"と思った。

「なんで、落ち込んでるって分かるんですか?」
「いやぁ、さっき他のメンバ…いや!絵里、実は超能力があって、ビビビッっと感じちゃった訳よ♪」
「盗み聞きしたんですね?」
「うへへへ」

亀井先輩の変な笑い方に、私も思わず笑顔になる。

「さっきね、ロッカーに入ってたら、"みや、落ち込んでたけど大丈夫かなぁ"って声が聞こえたんだぁ。だから落ち込んでるのかなぁって」

落ち込んでるの?と伺うような表情で先輩が私を見る。

"ん?そういえば私、さっきまで落ち込んでたんじゃん。あれっ、でも今は全然… "

「あ〜、確かに落ち込んでましたよ」
「した?」

10 :in the locker :2006/07/23(日) 19:15

過去形であることに不思議そうな顔の先輩

「先輩と話してたら、自分が落ち込んでたことなんて忘れちゃってました。」

笑って言う私を見て、先輩も うへへと笑った。
この言葉は決して嘘ではなくて、先輩を見てたら本当に落ち込んでたことを忘れていた。
気が付いたら笑顔になっていて、きっと先輩の笑顔が移ったんだなと思った。

" 不思議な人だなぁ "

そう思いながら、目の前でロッカーにすっぽり収まっている先輩を見つめる。

11 :in the locker :2006/07/23(日) 19:19

「絵里のおかげ?」
「はい♪先輩のおかげです。」
「うへへへ、絵里って癒し系アイドル?」
「ふふっ♪どうですかねぇ」
「えぇ〜」
「癒し系アイドルっていうより、箱入り娘。じゃないですか?」
ロッカーだけに
そう言うと、先輩はまた うへへへと笑った。


とりあえず、途中だった着替えを終え、帰り支度を始めた。
その間も、先輩は笑顔でロッカーの中から私を見ている。

「先輩は帰らないんですか?」

一向に出ようとしないので聞いてみると、先輩は気まずそうに頭を掻いた。

12 :in the locker :2006/07/23(日) 19:23

「え〜っと……じゃあ、引っ張ってくれる?」
「えっ?」

ま、まさか……

眉間にシワを寄せて、トウッ!オリャ!と掛け声をかけながら必死にロッカーから出ようとしている先輩。


………プッ

「あはっ、あっははははは!!先輩!ハマっハマってる…く、苦しい、あっはははは」

頑張って出ようとしているのに、全く出られる気配はなくて、
もがいているような格好が見事に私のツボにはまってしまい、失礼ながらも笑いが止まらなくなってしまった。
お腹を抱えて笑う私を見て、先輩は頭を掻きながら "参ったなぁ" と苦笑していた。

13 :in the locker :2006/07/23(日) 19:26

年上の先輩にこんなことを思うのはおかしいかもしれないけど、困ったような嬉しそうな表情が無性に可愛くて、
まだ少ししか話したことはないけど、亀井先輩のことをもっと知りたいと思った。
ずっと見ていたいと思った。


ロッカーにハマったおかしな先輩。
そんな先輩に、私は心がハマっちゃったみたい。


「あははははは!!お、お腹痛い!あっはっは」

「気まずいなぁ」



14 :in the locker :2006/07/23(日) 19:30



Fin


15 :BAT :2006/07/23(日) 19:38

以上、夏×亀で『in the locker』でした。
文章表現が下手でスイマセンι
分かりづらかったらスルーで(苦笑

まぁこんな感じで、基本マイナーCPで書いていきたいと思います!

16 :ななしいくさん :2006/07/30(日) 19:17
おい!これは確かエイトBeatとかいう奴の得意ネタだろ?
パクるなよっ
17 :BAT :2006/07/31(月) 01:39

>>16 ななしいくさん様
書き込み、そしてご指摘ありがとうございます。
この話がエイトBeat様の得意ネタでありパクリだということですが、
もし同じ話が存在しているのでしたらおっしゃって下さい。エイト様とも面識がありますので直接謝罪します。
しかし、私は他の方の小説を引用もしていませんし、純粋に自分で書き上げたものなので、この様な誤解があり悲しいです。狭い所好きの亀井さんがロッカーに入っているネタというのは、さほど珍しくはないのではないでしょうか…
長々と失礼しましたm(_ _)m

18 :BAT :2006/07/31(月) 01:52

なんだかテンション下がりぎみなBATです(-.-;)
まさか自分がパクリ扱いされるとは思ってもいませんでした(汗
しかし、誤解はどんどん作品を書いていって解きたいと思います。

で、今回は梨沙×雅です。全然マイナーじゃないですが(苦笑
4回くらいに分けて投稿しようかと思います。

19 :BAT :2006/07/31(月) 01:53



  『ランプの精』



20 :ランプの精 :2006/07/31(月) 01:55


「ん〜、何にしよぉ」

スタジオの廊下をテクテク歩きながら、眉間にしわをよせて考え込む梨沙子。
さっきから色々言っては首を振り、自問自答を繰り返している。

梨沙子が何を考えているか

それは…


21 :ランプの精 :2006/07/31(月) 01:56




3つの願い事



22 :ランプの精 :2006/07/31(月) 01:56




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



23 :ランプの精 :2006/07/31(月) 01:59


とある夏の昼下がり

撮影のために集まっていたBerryz工房のメンバーたちは、昼休みという名目の長い休憩時間を迎えていた。
お弁当を食べ終え、楽屋にはマッタリとした時間が流れている。

仕事合間の休憩、しかも夏の暑いなか。
大人であれば仮眠をとったりと静かに時間を過ごすだろう。

でも、ここはやはり遊び盛りの小中学生。
すぐに退屈を覚え、誰かのゲームをしようという提案がすぐに満場一致で可決された。
24 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:02

『でもさぁ、ただやってもつまんなくない?なんか罰ゲームつくろうよ』
『いいねぇ』
『じゃあ勝った人には何かご褒美〜みたいな』
『賛成!』


こんな感じで話はトントン拍子に進み、勝者は願い事を3つまで叶えられることに
そして敗者は、罰ゲームとして勝者の願い事を叶えるということに決まった。

25 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:04

肝心のゲームは、外を走り回るとスタッフさんの迷惑になるし暑いということで、楽屋の中でトランプ(ババ抜き)をすることになった。

『やった』
『あ゛ー、ババだぁ』
『ねぇ、今誰持ってんの?』
『キャー』


様々な声が交差し、ゲームはかなりの盛り上がりを見せた。
そして…

『あっ、やったぁ!あがりぃ』

みごと勝者となったのは、メンバー最年少の梨沙子。

26 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:07

『えぇ〜』
『うわ〜マジ?』

梨沙子が勢いよく手持ちのカードをテーブルの上に置くと、メンバーからは次々と悔しそうな声が発せられた。

しかし、悔しがってもいられない。
ゲームはまだ終わってはいないのだ。


"勝利はなくなったけど、ビリにだけはなりたくない。"

その思いは皆一緒だった。

さっきよりも格段に増した集中力。
アイドルということを忘れたかのようにカードを見据える鋭い目つき。

一人、また一人と減っていき、空気はますます緊迫していった。
そして、とうとう残り2人という場面


『さぁ、どっち!』
『ん〜……こっち!』

ー バッ!!


27 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:09


……………………
………………
…………
………

28 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:12

『ねぇ、願い事って何でもいいの?』
『うん、何でもいいよぉ』
『やったぁ♪』
『よかったね、梨沙子』
『うんっ』

ご褒美に眼をキラキラさせて、無邪気に喜ぶ梨沙子。
グループで妹的存在な梨沙子の、最上級の笑顔で場は和む。


しかし、そんな梨沙子とは対照的なメンバーが約一名。

『ちょっと、みや。そんなに落ち込まなくても。たかがゲームだよ?』
『そうだよぉ。それに梨沙子の願い事だしさっ。き、きっと簡単だよ。ねっ?』

29 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:18

楽屋の片隅でキャプテンと茉麻に慰められているのは夏焼雅。
ガックリと肩を落とし、ジョーカーのカードを一点に見つめる雅の周りには負のオーラが漂っている。

そう、雅がゲームでビリになってしまったのだ。
敗者は罰ゲームとして、勝者である梨沙子の願い事を叶えなければならない。

『はぁ〜…』

それぞれが負けず嫌いなBerryz工房のメンバー
雅もその中の一人だが、その落ち込みは単にゲームで負けたからではない。
願いを叶える相手が梨沙子だったからだ。

30 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:21


"梨沙子…絶対マジな願い事してくるよ"

そう思う雅の額には、まだ願い事も聞いていないのに嫌な汗をかいている。

"他のメンバーならふざけた願い事とかで済むのに…"


でも相手は梨沙子。
あの最年少にして色気ムンムンでメルヘンでお姫様でキャワワで乙女チックで甘えん坊でアフォの子の梨沙子。

願い事はきっと、雅の予想をはるかに越えてくるだろう。
実際、雅が願い事を予想してみようと試みたが、予想すらできないという恐ろしさ

無邪気というのは時に、すごい威力を発揮するのだ。

31 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:22




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



32 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:27

そして今、雅の斜め前を歩く梨沙子は、何回もずっこけそうになりながら考え事を続けている。

「あっ、あれもいいかも。んふぅ〜♪」

いつもなら可愛いと思える梨沙子の笑顔も、今の雅には恐怖の材料にしかならない。

勝者と敗者。
願いを叶える者と叶えられる者。

自然と成り立つ上下関係

「うん!決まった!」
「えっ!!」
「一つ目の願い事決まったよ♪」


ードクンッ……


"いよいよか…"


ただの遊びだったはずのゲームで、思いがけぬ試練を迎えた雅。


雅にとって、罰ゲームと言う名のいわば『ランプの精』生活は、こうして幕を上げた。

33 :ランプの精 :2006/07/31(月) 02:28






34 :BAT :2006/07/31(月) 02:35

今日の更新は以上です。
次回は"1つ目の願い事"を雅視点で更新します。

文章が読みづらかったらスミマセン(汗
35 :ななしいくさん :2006/07/31(月) 16:02
こーゆーの好き。がんばって。
36 :ピート :2006/07/31(月) 20:41
面白いですね!
続きが気になります。
作者さんのペースで頑張ってくださいね!
37 :ななしいくさん :2006/07/31(月) 21:30
作者さん
口挟むのもアレだが…
最もらしい事を言っていますが、結局はパクりではないが似てしまうのも仕方ないって事ですよねぇ?
軽い矛盾入ってませんかぁ?
それに、お知り合いならこの版に呼んで来て判定してもらったら、どうかなぁ?
そうすれば、あの頭の悪いカキコミをした奴を納得させられるのでは?
38 :BAT :2006/07/31(月) 22:37

>>35 ななしいくさん様
書き込みありがとうございますo(_ _*)o
好きだと言っていただけて嬉しいです♪
楽しんでいただけるよう頑張ります!

>>36 ピート様
書き込みありがとうございますo(_ _*)o
続きも期待を裏切らないよう頑張ります!
亀更新ですがご勘弁を(汗

>>37 ななしいくさん様
口を挟んでもらっても構いませんよ(^-^)
しかし、ここを議論する場にするというのはお止めください。
矛盾しているということですが、私としては似てしまうのはしょうがないと言った訳ではなかったのですがね…
亀ちゃんがロッカーや狭い所に入っているネタは、亀ちゃんの性質上よくあります。
でもそれで、亀ちゃんin ロッカー →ストーリーが似ている→パクリというように繋がるのは違うのではないかと言いたいのです。
亀ちゃんがロッカーに入っていたらパクリになるのかと
だからストーリー自体で同じものがあるというのなら謝罪しますということです。
あまりこういう険悪な雰囲気にするのは嫌ですが、エイト様に確認してみます。
ですので、荒立てるような書き込みは控えていただけるようお願いしますm(_ _)m

39 :ななしいくさん :2006/08/03(木) 23:42
作者さんの小説好きです。
みやりしゃ♪
がんばってください。
40 :ななしいくさん :2006/08/05(土) 21:06
つっこませてくれ
亀井と夏焼では、夏焼が先輩ですけど

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