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Don't Kiss My Tail

1 :ブルーデイジー :2009/05/20(水) 03:04


『梨華ちゃん遊ぼっ』


たったひとこと

ただそれだけだったの
260 :なくもんか :2011/11/24(木) 00:37
わからない

わかりたい

絵里がどんな気持ちで卒業を決めたのか

どれだけの時間悩んで

どれだけ自分を追い込んで

どれだけの涙をひとり流したのか



嘘が大嫌いな絵里にとって
メンバーにほんとうを隠していっしょに過ごさなきゃいけない状況が
どれだけつらかったのか

どんな気持ちでれ-なに打ち明けてくれたのか

どんな気持ちで今れ-なの前に立ってるのか
261 :なくもんか :2011/11/24(木) 00:38
ほんとは泣きたいくせに笑うなアホ
262 :名無飼育さん :2011/11/25(金) 19:53
作者さん、おか絵里
263 :なくもんか :2011/11/27(日) 01:16
「違う。いーょ。謝んないで??そーいぅんじゃなぃから」

わかりたい
わかれない

「やけんっ」

なんでれ-なは今こんな必死になってるんだろう
264 :なくもんか :2011/11/27(日) 01:17
なにを言い訳する?

なにを守る?

プライド

それはいつも自分自身


“田中れいな”ったから


だけどれ-なが今、必死で守ろうとしてるものは

なに?

傷つきたくなくて

いつも必死で守ってきたプライド

そのプライドを捨ててまで

今 守ろうとしてるものは

なに?
265 :なくもんか :2011/11/27(日) 01:18
「れ-な」

「…なんで?…なんでなんも言ってくれなかったと?」

そう嘆いた声は自分でも驚くほどに震えていた

「…ごめん」

たった一言漏れた声
キュッと閉ざされた口元

「…やけんえりこそ謝るなし」

そう言って絵里の右手を握る
ようやく自分の手が言うことを効くようになった

「…なんで。。。」

ギュッと手に力が入る

れーなが痛いんだから
きっと絵里も痛い





まわる

まわる

ぐるぐるまわる
266 :なくもんか :2011/11/27(日) 01:19
「う゛ぅ゛ー」

積もりに積もった感情は言葉にはならなくて
その唸るよぅなえりの声がすべてなんだって

そう思った


「あ゛ぁ゛えりぃー」

自分でもよくわからない感情が自分の中だけでは押し留まらず
声となって溢れ出す

めんどくさいめんどくさいめんどくさい





今すぐこの場所から逃げ出したい

全てが嘘なんだって

そう思える場所に

全てを投げ出して

絵里と一緒に
267 : :2011/11/27(日) 01:22
>>262

ただいまです。
まさか読んでくれてる方がいるなんてありがとうございます。
268 :なくもんか :2011/11/28(月) 01:40
この手を引っ張っていっそのことギュってしてやろうかと思ったけど止めといた
キャラじゃないけん

きっとキモがられて終わるだけやし
なによりれーなにはこの空気を壊せるほどの勇気を残念ながら持ち合わせてはいなかった

「れ-な同期失格やん。なんも気づいてやれんで」

なんて自嘲気味に薄笑いを浮かべる

へたれーなやね
ははっ。。。れーなって普段から笑えんやつでよかった

「っ!そんなことっ」

えりの否定がほんの少し嬉しかったのは秘密

「さゆには…さゆにはちゃんと相談したんやろ?」

「ぇ?」

まるでどーゆーいみ?とでも言いたげな反応
PPPなアホっ面

「ま、当たり前か。ふたり親友やけんね」
269 :なくもんか :2011/11/28(月) 01:41
えりとさゆ

ふたりはいつも一緒だった

さゆとえり

そこにれーなはいなかった
270 :なくもんか :2011/11/28(月) 01:42
いつからなんて鮮明に記憶にあるわけじゃない

だけどいつからかふたりとの距離があるような気がしてた
それに気づいてから余計に意識しちゃって
なんかギクシャクした
きっとそう思ってたのはれーなだけだけど
自分からふたりを遠ざけるような薄い壁を張った
何枚も何枚も少しずつ位置をずらして

本当は擦り抜けて来て欲しかった
迷路のように迷い込んでれーなを探し出して欲しかった

ぶち砕いてくれてもよかった
脆く意とも簡単に崩れるその壁が崩れることを微かに期待してた
271 :なくもんか :2011/11/28(月) 01:42
れーなは子供だったから
ふたりが来てくれると思ってた

れーなはわがままだから
ふたりの中に入ろうとは思わなかった
272 : :2011/11/28(月) 01:45
某れなえり小説がクライマックスで切なすぎます。
なくもんかとか書いてますけど泣きそうです。
クリスマスDSでれなえり見れるといいな。
273 :名無飼育さん :2011/11/29(火) 10:54
おかえりなさいです
また読めるとは思っていなかったので嬉しいです!

ちなみに、某れなえり小説ってどれですか?
274 :なくもんか :2011/11/30(水) 00:15
「言ってないょ」

「ハ?」

「さゆにもなんにも言ってない。全部自分で決めたことだもんっ」

「…嘘やろ?だってさゆ」

“親友”
“心友”
“真友”
“信友”
“神友”
“深友”
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
しんゆう?

「だって…さゆ……」

しんゆうやろ?
275 :なくもんか :2011/11/30(水) 00:16
「嘘じゃなぃょ。ほんとにぜんぶ自分で悩んで決めたことなの。誰にもね。話してなくて…」

「………だ」

だけん!!そう威勢良く啖呵きってやろうと思ったのに言葉が詰まって出てこなかった

「だから…だから…ふたりにはちゃんとえりの口から伝えたかったの」

白々しい

「なに言っとぉー……」

えりの言った“ふたり”の中身は空っぽで

「…え?」

そこにれ-なはいないから

「なに言っとぉーえり」



だからお願い
“ふたり”にれ-なを入れないで
276 :なくもんか :2011/11/30(水) 00:18
「…れーな?」

まるで“どーしたの?”とでも心配するように
れーなの顔を覗き込む絵里

その顔がむかつく
人の気も知らず当の本人は無意識だからこそ余計に性質が悪い

昔からえりはそうだ

普段はへらへらアホな顔しとーくせに
人のちょっとした変化には敏感に気づく

れ-なが機嫌悪い時も
誰も近寄ってこよーとしない中
ふらふらーって近くにやってきては
人のグミ勝手に食べたりれ-なの髪の毛いじったり
余計にイライラさせてきよって

むかつくんよえりは

れ-なが辛い時も
なんも言っとらんのにれ-なに向かってひとりでべらべら喋りよる
コンビニで売ってるあれが食べたいとか
最近アルのくしゃみがうけるだの

まじどーでもいぃ話をべらべら喋りよって
277 :なくもんか :2011/11/30(水) 00:18

その純粋無垢な優しさがれーなは大嫌いだった

278 :なくもんか :2011/11/30(水) 00:19
「…れーなはいいよ。れーなは。。。」

孤高なヒロインでもなんでもない
いじけや嫉妬でもない

まぁそうとってもらっても構わないけど

だけど

「さゆは…さゆは親友なんやろ?」

「だから?」

すぐに返ってきた質問とは似つかない返答
そんな強気な態度もむかつく

「さゆがなんて言ったか知らんっちゃけど、そんなんさゆがかわいそぅやん!」
279 :なくもんか :2011/11/30(水) 00:20
この気持ちはなんなん?
さゆのこと考えるとまじむかつく

同情

友情

愛情

偽善

誰が為?
280 : :2011/11/30(水) 00:23
>>273

ありがとうございます。
嬉しいなんて言葉はここではもったいです。
某れなえり小説は水板の歴史に残るあの名作です。
好きすぎます。
281 :なくもんか :2011/12/10(土) 01:18
「…ねぇ、さっきかられーな。なんでさゆなの?」

「ハ?」

「だって今、絵里の目の前にいるのはれーななんだよ?」

全然違うとこからボールが飛んできた
しかも勢いよくれーなの頭に直撃

「…れーな親友じゃなぃし」

「うん」

即答っ!!

「…さゆは親友やん」

「う〜ん。。。」

ここも即答で返ってくると思ってたのになぜか悩みだす絵里

「ぇ、違うん?」
282 :なくもんか :2011/12/10(土) 01:19
「う〜ん。違くなぃけど。。。」

「違くないけど?」

他になにがあると?

「認めたくなぃだけ」

「なんそれ?」

ちょいちょい意味不明な発言するのはめんどくさぃからやめて欲しい




「なんか認めちゃったらさゆがどっか行っちゃぃそーなんだもん」

…やっぱ絵里むかつく
むかつくから

「そーかもね」

なんていじわるく言ってみた
283 :なくもんか :2011/12/10(土) 01:20
「でしょ?だから違うってことにしとくの」

「ふーん」

別にそんな話興味ないし



れーなが言いたいのは
れーなが聞きたいのは

そんなんじゃなくて





「怒られたょ。さゆに」

284 :なくもんか :2011/12/10(土) 01:21
「え?」

またまたとんでもない方向から飛んできた
このボール
たださっきと違うのは
咄嗟に避けようとしたのにも関わらず
不覚にもキャッチしてしまったという事
285 :なくもんか :2011/12/10(土) 01:23
「なんで相談してくれなかったの!?って泣かれちゃった。
…ってか泣かしちゃったって方が当ってるかな」

「そりゃそーやん。もしれーながさゆの立場だったら間違いなくブチ切れとー」

れーなが博多っこだからなのかな
先輩とか友情とか仲間とかそーゆーの
なんてゆーとかいな

一回絵里に『れーな熱いね』って言われたことがある

だからつまりそのそーゆーことなんだと思う


あんまり自覚症状なかったけど




「ふふ。れーなには殴られそーだね」

「女の子には手出さん」

286 :なくもんか :2011/12/10(土) 01:25
「おぉ!男前ですなぁ」

って絵里に言われて
自分が発した言葉が恥ずかしいものだったことに気づいた

カァっと耳が熱くなる感覚がして
それを見られないように髪の毛で耳を隠しながら

「跳び蹴りぐらぃはいれるかもね」

なんて冗談をかましてやった



「なにそれー」

「だって手は出さんもん。足なら別にいーやろ?」

「むぅ。れーなむかつく」

「ニシシ」って笑いながらしてやったりのドヤ顔してたら
絵里の瞳がれいなの瞳を真っ直ぐ捉えて
287 :なくもんか :2011/12/10(土) 01:25

「でも…ありがと」

たった一言呟いた
288 :なくもんか :2011/12/10(土) 01:26

ストラーイク


バッターアウト
289 : :2011/12/10(土) 01:26
つづきます
290 :名無飼育さん :2011/12/12(月) 22:02
ああ、こういう雰囲気大好きです!
水板のも読んでいますが、こういうリアルなれなえりも大好きですよ!がんばってください!
291 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:19
ねぇ えり

えりは覚えとぉ?

出逢った頃のこと
292 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:20
「あの...何歳ですか?」

って伏し目がちにえりが聞いてきてくれたとよ?

移動中の車ん中やったかな

れーなが「13です」て言ったときの驚いたえりの顔が今でもずっと忘れられん

あの頃は今よりもっとツンケンしとって

素っ気無く答えることしかできんかったっちゃけど

ほんとはすごぃ嬉しくて

なんかよくわからんちゃけどすごぃ恥ずかしくなったことを

今でもはっきり覚えとる


ねぇ えり

えりは覚えとぉ?
293 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:20
「れーながれーなでよかった。。。」

絵里の言葉は深く深く浸透していった

絵里の優しい表情
柔らかい言葉

「なんそれ?」

すべてを理解したいと願うれーなの心


「れーな気づいてる?れーなあの頃とぜんぜん変わってないよ?」

「ハ?あの頃ってデビュー当時?」

「うん。オーディションで初めてれーなと出逢ったときから」

もう8年近くも経ってるのに

「うそやろ?だってれーなもぅハタチよ?充分大人に。。。」
294 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:22
「なってなぃよねぇ」

「ですよねぇ」

なんてふたりで顔見合わせて笑い合う
なんか温かい
なんか。
なんかが。

「れーなも自分で言ってて途中から違和感かんじたし」

「だって永遠の13歳だもんね」


「あぁ昔はね」

少し懐かしむように絵里を流とし見ると

「昔?じゃぁ今は違うの?」

なんて絵里は不思議げに首を傾げ
憎たらしいほどの
アヒル口

「いまはえいえんのせぶんてぃーん」

その憎さに覆い被せて言ってみた

「…ねぇねぇ、れーなってさぁ」

295 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:23
「んぅ?」

「バカ?」



「は?」

意識か無意識か

「いゃ、だってさぁバカぢゃぁん」

かわいいとかむかつくとか

「いゃ、アホに言われたくないし」

「むぅ。アホじゃなぃもーん」

「アホやん」

「アホじゃないもん」

売り言葉に買い言葉


296 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:25
「ハィハィ。そーっちゃね」

「あーなにそれぇ!れーなむかつくぅ」

乗って乗られて

「ハィハィ。そーですか」

乗られて乗りすぎて

「むかぁ!れーななんてきらいだぁ」

「ハィハィ。そーっちゃ…って。ぇ?」








…いまなんて?
297 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:25

「れーななんてだいきらい」

298 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:27
踏んではいけない地雷を踏んだ

「え!?ちょ、待っ、ぇ?」

やってしまった。。。

確実にやってしまった


「れーななんてきらいだもん!れーなきらい!だいきらい!!」





ド――――――ン


まるで打ち上げ花火のような大きな爆発音

下から見るか?横から見るか?
299 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:27
半径5mぐらにあった全ての障害物が吹き飛んだ

そこに残ったのは動揺し戸惑いの表情を浮かべるれーなと
口を一文字に結んであからさまに膨れっ面の絵里

だ・い・き・ら・い

出来の悪いれーなの頭でその意味を考えてみた
いわゆる“すき”の反対
それも“だい”が付くんだから堪ったもんじゃない


いやだ

そんなん絶対いや
300 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:29
「ちょ、えり!」

「れーななんて知らない」

そう吐き捨てフイッと顔をそむける絵里

「あーもう!!」

いらいらする

「ふーんだ」

なにに?

「ごめんて」

えりにだいきらいって言われたことに?

「んー?」

えりが怒ってることに?

「えーりー」

えりを怒らせてしまった自分に?

「ん?」

「ごめんて。だけんきらいとか言わんで...」
301 :なくもんか :2011/12/27(火) 02:29
すきとかきらいとか
きらいとかきらいとか


お願いだから

「そんなん言わんでょ...」
302 : :2011/12/27(火) 02:34
>>290 名無飼育さん

ありがとうございます。
リアルれなえり好きさんに出逢えて嬉しく思います。


遅くなりましたが
絵里はぴば!!
303 :なくもんか :2012/02/08(水) 23:57
不意に訪れる沈黙、

「…………………………」

見慣れたはずの絵里の横顔


―――なのに


いつものアヒル口が少し尖って見えた


無言の空間に耐えきれず
もう一度謝ろうかと口を開こうとした瞬間

「えへへへ…」



先に沈黙を破ったのは絵里だった




いつもの笑い方に凍てついた空気が一瞬にして溶け流れた
まるで春風が耳元で囁くかのように
柔らかい空気がれーなを包んだ
304 :なくもんか :2012/02/08(水) 23:58
ったく

こっちは思わず『キモッ!』と反射的に口走りそうになったのを抑えるのに必死だったってのに
当の本人はふにゃふにゃしとーし

これじゃ気まずさもへったくりもありゃしない


「…えり?」

浮かぶ疑問符を言葉で表すと
今度は

「うへへへ」

と口端を上げて声を漏らした


―――やっぱりキモい


だけどその絵里の笑い声にれーなの心が一気に安堵したのは紛れもなく認めざるを得ない真実で
いつもは癪に障る笑い方にこの時ばっかりは素直に感謝した

悔しいけれどほんとに。。。




「…よかった」

なんて思わず本音が漏れた

聞こえたかはわからんけど
305 :なくもんか :2012/02/08(水) 23:59
「やっぱり」
「ん?」

不意に言葉を発した絵里

「やっぱりれーな変わってないじゃん」
「へ?」

唐突且つ何の前振れも無い言葉に
虚を突かれ素の反応で返すれいな

絵里の言葉を舌で転がし時間を少し巻き戻す






“れーなあの頃とぜんぜん変わってないよ?”
306 :なくもんか :2012/02/08(水) 23:59

……そーゆーこと?

307 : :2012/02/09(木) 00:02
おひさしぶりです。
れなえりはやっぱ需要ないのかな?
一人れなえり依存症です。
同志がいたら嬉しいですが。。。
308 :名無飼育さん :2012/02/11(土) 20:32
全然需要ありますよ。
更新再開していたことに今日気がつきました。
なんだかんだ言って、やっぱり、れなえりが1番しっくりきます。

続き楽しみにしてます。
309 :名無飼育さん :2012/03/15(木) 18:22
れなえりー!!(^^)

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