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イケナイ××××

1 :ちなつ :2008/10/20(月) 22:55
べりきゅのメンバーをメインに、85年組のお姉さん方にも
登場して貰って、書かせて頂きます。

まだまだ不慣れな面もあり、つたない文章ですが、
よろしくお願いします。
219 :名無飼育さん :2009/02/07(土) 13:02
舞美と愛理の仲が戻ってよかったー☆☆

次は熊井ちゃんですね☆
220 :名無飼育さん :2009/02/07(土) 15:18
やじすずが可愛すぎて素敵です(*´Д`)
そして今後の2人がどーなるか気になりますw
221 :もんちっち :2009/02/08(日) 13:20
更新お疲れ様です。


ちなみやに何気に萌えました。
ちょっとこの二人の組み合わせも好きです。
熊井ちゃんとの行方も気になりますww。
222 :197 :2009/02/10(火) 00:16
>>198
>>このお話の中でも、ももとまいみを近付けても面白いですね(w

でしたら、二人きりになって妙に意識する桃子と相変わらず天然な舞美とのやりとりを希望します。
223 :名無飼育さん :2009/02/12(木) 22:48
背の高い娘が気になります(笑)
224 :名無飼育さん :2009/02/15(日) 22:13
『ヨシザワ』さんの名前がでてきて、興奮気味です(>_<)
225 :85年組・・・ :2009/02/22(日) 04:01
続々と85年組の名前も出てきましたね♪ベリキューの子たちとどう絡んでいくのか楽しみです☆
226 :ちなつ :2009/03/04(水) 23:53
>>219 名無飼育さん
はぃ!よかったです!
次は…;

>>220 名無飼育さん
現実でもやじすずはステキですw
とくにあぃりチャンがまぃみチャンを見る目が(笑)
今後は…どーなるでしょうね^^

>>221 もんちっちさん
ありがとうございます!
ちなみや、あたしもスキです^^
ヤンヤンのカノジョにしたいアンケートでは両想いだったふたりw
悶えました(笑)

>>222 197さん
むふふ、参考にさせて頂きますw

>>223 名無飼育さん
背の高いコに頑張って欲しいのですが…w

>>224 名無飼育さん
おっと、興奮して頂いてありがとうございます^^

>>225 85年組・・・さん
これからも絡ませて行きますv
上手に絡んでくれるか心配ですがw

227 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:54

3.イケナイ奮闘記[1-1.]

セミの鳴き声が日増しに大きくなるこの季節。

暑さが強くなり気持ちが滅入る一方、夏休みが近付くという事から、
どんどん心を軽くさせてくれる。

ただ、その前に、学生本来の仕事である試験という物を終わらせなくてはならない。
セミの鳴き声と共に、否が応でも付いてくる試験という物。

しかし、これさえ終わらせれば、夏休みなのである。
まるまる一ヶ月半近いという長い期間の休み。

それを考えるだけでも、試験期間を乗り越えてやろうというキモチにさせてくれるであろう。

この蒸し風呂のような夏の日々も。

とは言っても、千奈美たちが通う学校は、私学の学校という事から、
各教室共に程よくクーラーが効いてくれている。
その点は恵まれていると言える。

それでも試験というのは辛い物。

一週間という短いテスト期間。
準備期間を含めると二週間。
一日数科目とはいえ、厳しい。

日頃から宿題しかしない千奈美にとっては、尚更苦痛である。
というか、千奈美のトモダチはみんな苦しむ期間であろう。

テストが始まるとなお大変である。

一日のテストが終了したら、放課後は図書館でいつものメンバーとの試験勉強。
そして、図書館が閉まってからも、さらに勉強の場所を移してまだまだ続く試験勉強。
いやむしろこれからが本番である。
追い込み。

各人家に一度帰ってから、勉強道具とお泊りセットを持って、再度集合。

これは、千奈美たちの中で合同勉強会&お泊り会と呼ばれ、初等部からの習慣であった。
集まって勉強する方が意外な程効率がよいのだ。

それぞれの母親も心得たもので、試験週間に入ってからは、
ローテーションで家を開放する協力体制となっている。

勉強をする場所だけではなく、朝夕の食事からお風呂、さらに寝る場所だって。
協力は惜しまない。
試験の成績には変えられないものなのであろう。


228 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:54

最年少である梨沙子、愛理から、友理奈。
雅と千奈美に茉麻、桃子と佐紀。

基本的にこのメンバーが毎回の参加者であるのだが、
今年は、さらに特別に協力な助っ人も参加メンバーに含まれていたのだった。

それは、今年が初参加となる舞美。

試験前のお買い物以来、頻繁に連絡を取っている愛理と、
舞美に色々と教えて欲しい桃子や佐紀といったクラスメートの強力なプッシュで、
舞美も参加する事となったのだった。

初参加という事から、当初は勉強できるのか心配していた舞美だったが、
自分が思っている以上に効率がよく、
桃子や佐紀に教えて貰える事も多い事から、感心しきりの舞美。

今では、毎日率先して参加しているくらいである。

次回も参加させてね、それが口癖になりつつあった。

そして、各人大抵一度は会場となる合同勉強会&お泊り会の会場。
高等部、中等部共に試験の最終日である本日は、
千奈美の家が合同勉強会&お泊りの会場だった。


229 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:55

いつの間にか眠り込んでいた千奈美。
明かりの消えた中、ひとつ燈るスタンドライトに照らされながら自然と目を覚ました。

柔らかい毛布に包まり、ほんのりと軽く効いてくれているエアコンの冷気が素肌に当たり心地よい。

しかし、起きて気付く。
自分の腕の痺れに。

「ぅぅ…たたたた…」

あまりの痛さにクチビルを突き出した。
ぎゅと目を瞑るとうっすらと涙まで浮かぶ。

動かない手。
いや、動かせない手。

腕から先が全く動かない。
その痛さの原因は、目を覚ました千奈美には一目瞭然だった。

「ぅぅ…くまぃぢゃん…」

ひどい痺れ。

自分の腕を枕に、ちゃかり眠りに入っている幼馴染の名前を呼び、
恨めしげな視線を送るも、当然の如く気付く気配もない幼馴染。

友理奈の向こう側で、愛理と梨沙子が仲良くひとつの毛布に包まって、
可愛らしくスヤスヤと寝息を立てている姿が羨ましく感じられる。

軽く溜息をつき、動かして脱出を試みるも、ぴくりとも動いてくれない友理奈。


230 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:55

「キモチ良さそーに寝てるね」

腕の痛みと悪戦苦闘している千奈美の耳に、聞き慣れた声が聞こえてきた。

「おはよ」

佐紀だ。

「はょ…」

一応習慣で挨拶を返すも、ほとんど聞き取れないくらいの声に佐紀が笑う。

「笑わないでぇ」

千奈美の言葉に『ごめんごめん』と謝るも、少し楽しげに悪びれる様子のない佐紀。

『気持ち良さそーに寝てる』

腕の痛みには変えられないが、
佐紀のその言葉には、少し幸せなキモチを覚える千奈美。

最近は少なくなった体を預けられるという事が嬉しくもあるのだ。

背の高さもそこまで違いがなかった初等部の頃とは違い、
今では、千奈美より随分と背の高さも高くなった友理奈。
確実に千奈美に体を預けるという姿はなくなってしまい、
友理奈に千奈美が体を預けるという姿が多くなってしまっていただけに、である。

それだけに今の姿は、痛さはあるけど嬉しさも感じるのだ。

でも痛い…

「ぅぅ…くまぃちゃん…いたぁいぃ」
「もぉ、仕方ないなぁ」

佐紀はペンを置くと立ち上がり、部屋の端においてある座布団を一枚持って来た。
そして、千奈美の腕を下敷きにしている友理奈の頭を軽く持ち上げ、枕代わりに入れてあげる。

腕が重みから解放される。
とはいえ、痺れからは解放されるわけではなく、目尻から涙を数滴。
腕を摩りながらしばらくの間悶絶する千奈美。
笑う佐紀に横目で恨めしげな視線を投げ掛けながら。

「ごめんごめん」


231 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:56

数分後、腕の痛みから解放された千奈美は、大きく体を伸ばす。

ぎゅーと体中の筋肉が鳴く。

そして、一息ついた。
少し落ちつく。

相変わらず幸せそう、いや枕が千奈美の腕から座布団に変わり、
心なしか寂しそうな表情に見える友理奈。

自然と表情が緩む。

しばらく友理奈の寝顔を眺めてから視線を遠くに向けた。

幸せそうにひとつの毛布に包まっている梨沙子と愛理の姿が、千奈美の目に入ってきた。
机の上には勉強道具が開いたままである。
いつの間にか眠ってしまっていたのであろう。

さらに、そのふたりの向こうでは茉麻と雅がソファーの上で眠っていた。

このふたりは、明日の試験は諦めたのだろうか、
教科書は閉じられ、キレイに重ねられている。
はたまた、もう試験勉強は完了したのか。

どちらにしても、ぐっすりと眠っている今のこの様子だと、
朝まで起きる気配は全くなさそうである。
毎回の事ながら、呆れてしまうふたりのその姿である。

とは言うものの、その雅の寝顔に、少し表情が柔らかくなっていた千奈美。

ホントきれー…

いつもいつも呟いてしまうその言葉が、雅の素の表情を見た時の千奈美の素直な感想であった。


232 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:56

初めて雅を見たのは、初等部の一年生の入学式の直前に全員教室に集合した時。
名前が「と」と「な」という事から、出席番号が続きとなり、
一番最初にトモダチになったクラスメートだった。

初めて見た感想は、『超可愛い外国の女のコが座ってるなぁ』。

ホントに可愛いと感じた千奈美。

座ろうとした時に、すでに席に座っていた雅と目が合ったのだが、照れから思わず逸らしてしまい、
さらにその後、話し掛けようと何度か後ろを振り返ったのだが、
雅の大きな瞳と視線が絡むその度に、頬に熱が集まり逸らし続けてしまっていたくらいだった。

やがて、ヘンなヒトって思ってるだろうなぁ、と思いつつ五回もそんな事が続いた後、
今度こそ、と振り返った千奈美に対して雅がニッコリと微笑んだのだった。

『そのペンケース、可愛いね』

後から思えば、千奈美以上に人見知りが激しい雅なのだから、
かなり勇気を持って話し掛けてくれたのだろう。

よくこれだけ挙動不審だった自分に対して話し掛けてくれたなぁ、と今でもしみじみと感じる。

それ以来、雅とは、友理奈とはまた違う幼馴染みの関係となっていた。


233 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:56

雅とは、とても性格が合い、いつも一緒にいて本当に楽しい関係。

話は尽きないし、たとえ機嫌が悪く、話をしたくない時があれば、
お互いに自然なタイミングで気を使え、一緒にいてとても心地良いのだ。

千奈美自身、これ程性格が合うヒトはまずいないと思っているくらいである。
いや、雅だって思ってくれているだろう。
自惚れじゃないという自信もある。

これは、ある意味、運命ではないかと感じている程だ。

学校の中ではいつも一緒。
どこへいくのも一緒。
そして、毎年の如くクラスも一緒。

とは言っても、いつしかその関係は少しずつ変化していたのだが。

相手はいつの間にか学校中の憧れの存在。
初等部の頃とは比べモノにならないくらい人気者となっている今、
余り引っ付いてベタベタとする事も出来なくなったのだ。

ま、その点はお互いの性格も関係しているのかもしれないが、やはり淋しい。

やがて今では、少し気を使う時もあった。

なぜなら…


234 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:57

千奈美は携帯電話を取り出すと、カメラを起動させた。
この瞬間だけは、いつでも気を使う。

そして、カメラを構えるとゆっくりと雅に近付いた。
画面に雅の寝顔が映る。

すやすや。

まさにその表現がピッタリな今の雅。
とても幸せそうに寝息を立てている。

その姿は、日頃の綺麗な幼馴染ではなく、
とても可愛いらしさを感じさせてくれるものである。

自然と見惚れる千奈美。

「そこで止まるとアヤシクなるょ」

思わず振り返る。
少し口角を上げ、イヤラシ笑みを浮かべた佐紀と目が合う。

「今、きれーって思って見惚れてたでしょ」

図星。
何も言えない変わりに、クチビルを突き出し軽く抗議する。

『仕方ないじゃん』と。
その千奈美の仕草に、佐紀は表情を緩めた。

「アヤシイって言われても…」

千奈美は、そう呟くと、再び携帯電話を雅に向けた。
雅の顔が再び画面に映し出される。

すると、普段とは違う状況だけに、さすがに少しドキドキ胸が高鳴った。
雅が撮るって気づいていない、今の状況。

後で許可貰わなきゃ…

千奈美は小さく呟くとキーを押した。

きらりんきらりん

やけに高い音に身を竦めた。
佐紀の方を見ると、少し驚いた表情をさせ千奈美の方を見ている。
千奈美同様、思っていた以上に大きな音に感じたのだろう。

千奈美は雅が起きていない事を確認してから、携帯電話の画面を見た。

そこには、スタンドの光だけというシーンだからか、
普段より更に綺麗であり、かつ神秘的な雅が映し出されていた。

「きれー」

思わず呟くと、自画自賛。
目を細めた。

「へぇ、ウチにも見してょ」

佐紀の興味津々な様子に、少しだけ優越感を覚えると、
嬉しそうに佐紀に携帯電話を渡した。

そして、余韻に浸るようにソファーに座り込む。

「みんな喜びそうなショットだね」

画面を見ながら呟いた佐紀のその言葉に、大きく頷いた千奈美。
『お仕事かんりょ〜』と『V』を指で作った。


235 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:57

佐紀に『他にも見せてね』と言われると、少し気恥ずかしさを覚えつつも頷いた。
とはいえ、佐紀もこれまで一度は見た事があるショットばかりであろう。

千奈美の携帯電話の中に入っている他の雅の写真を見ている佐紀は、ときどきため息をつく。
余程雅がキレイに写っているシーンの写真を見ているのか、
目を細める姿も見受けられた。

と、しばらくそんな佐紀を見ていた千奈美だったが、視線を佐紀から少し右へとずらした。

その視線の先、千奈美と机をはさんで向かい側には、
舞美がソファーにもたれ掛かるように眠っており、
その隣には小さな陰が舞美の腰に抱き着くようにして眠り込んでいた。

小さな陰は…

「まぃみに膝枕して貰ってるの、もも?」
「…ん?そ」

携帯電話に目を通していた佐紀が顔を上げた。

「ずーっと」

そう言うと嬉しそうに目を細めた。
千奈美も表情を柔らかくさせる。

「あぃり、そわそわしてなかった?」

千奈美の言葉に佐紀は笑顔になった。

「ちらちら見てた」

そう言うと、千奈美同様、後ろのソファーに体を預ける。

「ももー!怒られるぞ!ってツッコミ、心の中で何回したか」

可笑しそうに笑う千奈美。
少し拗ねた表情で桃子に文句を言おうとしている愛理の顔まで浮かぶようだった。
『ももだからねぇ』と肩を竦める仕草をする佐紀を見て、千奈美も相槌を打つ。

「あぁ、ま、しょーがない、ね」
「あぃりも何も言えないでしょ」

そう言うと佐紀は、再び携帯電話へと視線を落とした。
と、その時、何かを思い出したのか、『そだそだ』と千奈美の方に顔を向ける。

「ももねぇ」

そして、今度は、相変わらず舞美の膝の上でスヤスヤ眠っている桃子の方に視線を向けると微笑んだ。

「まぃみのファンクラブ作ってあげるんだってさっ」
「へ…?」






236 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:58








237 :3.イケナイ奮闘記[1-1.] :2009/03/04(水) 23:58








238 :ちなつ :2009/03/04(水) 23:59
本日はここまででーす
ちょっと間があいてしまいました;
最初考えていた内容とは変えて、小ネタをはさみたいなぁって事でw
では、よろしくお願いします。
239 :名無飼育さん :2009/03/05(木) 01:08
いいなあ
みんなでお泊りとか、楽しいなあ
240 :名無飼育さん :2009/03/05(木) 03:35
とっくま・みやまあ・ちなさき・あいりしゃ・やじもも・・・盛りだくさんでお腹いっぱい(笑)

個人的には熊井ちゃんが千奈美に腕枕してもらってるっていうのがとっても萌えました(笑)
241 :名無飼育さん :2009/03/05(木) 15:32
桃は愛理の邪魔をするなよな(笑)
242 :もんちっち :2009/03/05(木) 19:31
ゆりちなの腕枕良いですねぇ。普段だったら熊井ちゃんがちぃにしてあげそうなのをあえてちぃが熊井ちゃんに腕枕した
所がいいですね。(笑)

ちなみやも良い感じであったし、顔がニヤけちゃう内容でした。
続きが楽しみです。
243 :名無飼育さん :2009/03/05(木) 20:20
↑レスはsageでしましょうね。
それとネタバレしすぎですよ。
作者さんでもいらっしゃいますよね。
読者としてのマナーもお忘れなく。
244 :名無飼育さん :2009/03/05(木) 22:41
千奈美!その携帯をよこせ!!w
245 :名無飼育さん :2009/03/14(土) 20:21
確かにそのケータイほしいな♪
246 :名無飼育さん :2009/04/20(月) 17:41
ちぃが可愛すぎます。

どうなって行くのかが楽しみです。
247 :名無飼育さん :2009/04/20(月) 17:42
すみません。


sageを入れるのを忘れてしまいました。
248 :ちなつ :2009/04/26(日) 01:19
>239 名無飼育さん
試験勉強メインですけど、こんなときの方が楽しいですよね^^

>240 名無飼育さん
おなかいっぱいになって頂いてよかったです(笑)
ゆりちなはこの中でもメインなはずなんですが、なかなか出番が(苦笑)

>241 名無飼育さん
ももの言い分を聞いてあげて下さーいw

>242 もんちっち
あんまりゆりちなないので力を入れたトコ気に入って頂けまして嬉しいです^^
ちなみやももっともっと出したいですねぇw

>243 名無飼育さん
あ、ありがとうございますm(_)m

>244 名無飼育さん
いろんなみゃが入ってるから、あたしが先に貰います!

>245 名無飼育さん
何が写ってるか分からないのでだめです(笑)

>246 名無飼育さん
ありがとうございまーすw
ホンモノのちぃはもっともっとカワイイですw
249 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:20

3.イケナイ奮闘記[1-2.]

「へぇ…」

千奈美の言葉に友理奈は不思議そうに首を傾げた。
少し視線を斜め上。
考えると今一度『へぇ』と首を傾げる。
そして隣で下を向きながら歩く千奈美をエスコート。

最後の確認とばかりに教科書に目を通しながら歩いてる千奈美、
ではなく、登校中にしては何故か珍しい携帯電話の画面を見ている千奈美を。

そんな千奈美の姿にも、不思議そうに首を傾げる。

いつもの学校へ続く長い並木道を歩くふたりは、
恒例のお勉強会&お泊り会の会場となった千奈美の家からの登校であった。

とは言っても、お隣りさんでもある友理奈は、一度家に帰ってからの登校となっているのだが。

まだまだ早い時間であり、他にはほとんど生徒は歩いていない。

ちなみに、他のメンバーは、各人一度家に帰って準備をしてから登校との事から、
早朝からめいめい家へと帰っていた。

「ももが言い出したんじゃなくってね…」
「…?」

言葉が詰まる千奈美。
やはり、手元に一生懸命である。

「…頼まれたの?」

仕方なく友理奈が話を繋ぐ。

「ん、…そぉ」
「…?」

どうやら今の千奈美の思考はどこか遠いお空、
吸い込まれるような青い世界に飛び立っているようである。

千奈美のこの姿、慣れているだけに、仕方がないと割り切れるものの、
やはり一緒に登校している間くらいは会話に耳を傾けて欲しいものである。

明日から一週間は試験休みとなり、一緒に登校できないのだから尚更である。
確実に会う機会は減るかもしれないのだ。
家がすぐ隣とはいえ、である。


250 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:20

「はぁ…」

と、友理奈がため息をつくと同時に、千奈美もため息をついた。
そして『やっぱり今までで一番きれーだなぁ』と呟く。

「…?」

友理奈の視線に気付くと千奈美も顔を向けた。
そして、さっきまでの難しい表情はどこへやら、
千奈美の特徴である目尻を下げたニッコリ笑顔で友理奈に携帯電話の画面を向ける。

そこに映し出されているモノを見て、息を呑む友理奈。
次の瞬間には、自然と頬も緩んでいた。

もう既に公認の事実なのだが、
こりゃ人気あるょ、簡単に頷けた。

千奈美の携帯電話の画面には、幼馴染のひとりであり、
学校中の憧れの存在である雅の姿が映し出されていた。

目を閉じ、眠りについているその姿。
とてもキレイでありながら、可愛いらしさも感じられるその姿。
今年のグランプリもやっぱりこのヒトと感じさせるその姿。

しばらく見惚れる。

「今日の朝に撮ったの」

千奈美の言葉に、友理奈は少し視線を斜め上に向け、しばらく考えた後、頷いた。

「夏休み前、最後のFCメールの写メ?」
「ぴんぽーん」

千奈美が人差し指を一本。
『せーかい』と人懐っこい笑顔でにっこりと微笑んだ。

友理奈の言うFCメールとは、雅のファンクラブにおけるメール会報の事である。
数週間に一度のペース、もしくは学校でイベントがあった時、
学期の区切りなどなど、メールで雅の様子を配信するのだ。

その時の雅の様子のレポートや写真がメインとなるメール内容となる。

レポートはクラスメイトが代わり番こに担当するのだが、写真になると別。
クラスの中で一番近くにいて、一番雅が心を許している千奈美が担当となっていた。

たいていは、千奈美が撮る場合は、何も許可なくパシャリと撮ってよいと、
雅からの許可は貰っている。
ただし、配信する場合は、一応雅も目を通す事になってはいるのだが。

確かに、本人があまりお気に入りではない写真をメール配信されても、
それはそれでイヤなものである。


251 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:20

「今までで一番いいかもしんなぃ」

自画自賛の千奈美は、日頃の舌っ足らずな口調とは相反し、流暢に話す。

「それにねぇ」

勿体ぶった様子。
ニッコリと目を細めると、再び人差し指をびしっといっぽん。

「ちょうど夏休み前じゃん?」
「あ、うん」
「だから、おやすみぃーってカンジ?」

なるほど、頷いた友理奈。

「おやすみぃーゃ?」
「…」

確かに、夏休み前、文章の最後にそれなりの文章を付け加えれば、
なかなかよさそうな繋がりであろう。

「で、なんだっけ…?」

千奈美の冷たい視線にトボケタ表情で返す友理奈。
三度視線を斜め上。
自分で質問し、自分で考える。

「もも」
「あ、そっ」

千奈美は表情を緩める。
今朝の佐紀の言葉を思い出した。

「そうそう!頼まれたんだってさ」
「頼まれた?」
「うん」

大きく頷いた千奈美は、携帯電話を一度、かちりと閉じた。

強い夏の光線の跳ね返りが友理奈の体を通す。
思わず目を細めた友理奈。

夏の日差しが一段と強く感じられる今日の通学路を通した携帯電話の光。
そして、その光を当てられたのだろうか、蝉の鳴き声まで一段と強くなった。

まさに夏休み前に、夏到来を感じさせるもの。

そんな日差しに照らされた大きな校舎が、
青々と生い茂った木々の隙間から目に飛び込んでくる。


252 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:21

「なっきぃ」

千奈美の口から出てきた名前に驚いた友理奈。
思わず千奈美を見る。

近付いている校舎を眩しそうに見上げている千奈美を。

「なっきぃ?」
「そ」
「あの『なっきぃ』?」

改めて尋ねた友理奈。
頷く千奈美を見ながら、少し視線を斜め上。
そして、千奈美の口から出てきた級友でもある人物の顔を思い浮かべた。

「なっきぃ…?」
「何回ゆーの!」

笑う千奈美は、もう一度携帯電話を開きながら友理奈に体をぶつける。

「やー、だって…」

笑われて改めて考えるも、クラスメイトであるその人物と、
今まで話題に上がっていた内容は全く結び付かないのだ。

「まー確かにそだけどねぇ」

千奈美が同意すると、『でしょー』と大きく頷いた。

「あのなっきぃでしょ?」

友理奈の言葉に今度は千奈美が視線を斜め上、考える。
まさに先程の友理奈同様、話題の人物の顔を思い浮かべているのだろう。
しかし、すぐさま顔を左右にふりふり、否定する。

「でしょー」

再び同じ言葉を口にする友理奈。
そして、先程同様頷く。

と、その時、ふたりの背後から、『おはよー』と可愛いらしい声が聞こえてきた。
まさに女のコの声であるも、若干鼻に掛かったハスキーな声にも聞こえる。
あまりに特徴的なその声は、一度聞いたら忘れられない声と言えよう。

そんな声を持ち合わせている人物は一人しかいなかった。
振り返るまでもなく、ふたりには分かった。

ふたりは顔を見合わせ、『まさに噂をすればだね』と頷き合う。

そして、『おはよう』と、友理奈が振り返りながら朝の挨拶をすると、
千奈美も振り返り『おはよー』とご挨拶。


253 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:21

そこには、一人の少女が、自転車を押しながら近づいてくる姿があった。
ふたつのおさげが可愛いらしく揺れている。

「おっはよー」

ふたりの前までくると笑顔で再びご挨拶。

黒いロングヘアーを左右にふたつでくくっている少女。
そして、背が高くてとても中学生離れしたスタイルをした千奈美や友理奈と並ぶと、
背の低さが際立ってしまうが、顔立ちに似合い、愛くるしさも感じさせてくれる。

しかし、幼げな表情を浮かべながらも、どこかふと大人っぽさも兼ね合わせている少女であり、
何より、その声が特徴的である。
声だけですぐに分かってしまうこの少女の名前は、『なっきぃ』こと『中島早貴』。

まさに先程まで千奈美と友理奈の間で話題に上がっていた女のコである。

「まさに噂をすればっての」

千奈美のその言葉に友理奈も頷くと、そのまま中等部の校舎の方へと足を向けた。
千奈美も、バックを早貴の自転車の前カゴに入れると、友理奈に続く。

その千奈美の言葉に、不思議そうに首を傾げた早貴は、
『ねぇねぇ何?』と、ふたりの背中に声を掛けながら、慌てて一緒に続いた。

「何何?」

千奈美に追い付くと、カーディガンの裾をちょこんと握り、くいくいと引っ張る。

そんな早貴の様子に千奈美と友理奈は顔を見合わせ、頬を緩めると、少し足を早めた。

「ちょっとぉ!気になる!」


254 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:22

左右の長さ30mほどはある中等部の校門をくぐり抜けた三人。

中等部の校舎により造られる影に出迎えられた。

つい数年前に改修された中等部の校舎は、近年流行っているデザイナー監修の校舎であり、
とても近代的なオシャレな外観をしている。
さらに、女子校という事もあり、セキュリティも一段と強化され、
この敷地に入る以外に、各校舎に入るにもセキュリティカードを持たないと扉が開かないのだ。

少々面倒にも感じられるが、安全には変えられないし、持つだけで扉が開いてくれる為、
そこまで不便さは感じないかもしれない。

駐輪場まで早貴が自転車を置きに行くのに付き合った後、
中等部の校舎へ入った三人は、下駄箱で上履きに履き替えると教室へと向かった。

「で、さっきの質問!」

早貴の言葉に千奈美と友理奈が振り返る。

「何何?」

余程気になったのか、目尻を下げた不安顔の早貴。

「あー…」

千奈美が思い出したように頷いた。

「まぃみ」
「…?」
「まぃみのファンクラブ作ってって頼んだの?」
「あー」

千奈美の言葉に早貴は一瞬考えるそぶりを見せるも、すぐに頷いた。

「頼んだ頼んだ」

ところが、『でもね』と、すぐに否定の言葉が口から出る。

「頼まれたの」

千奈美と友理奈は顔を見合わせ軽く首を傾げた後、再び早貴の方を向いた。

「そなの?」
「うん。頼まれちゃってさ」
「だれぇ?」

千奈美の質問に軽く微笑んだ早貴は口を開いた。

「ちさと」






255 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:22

一年生の教室は中等部の校舎の一階にあたる。
どこの学校宜しく、二階は二年生で、三階が三年生の教室である。
もちろん、千奈美は三階、友理奈と早貴が二階の教室である。

自分の教室へと繋がる二階に上がり掛けているところで早貴のその言葉と同時に踵を返した三人は、
一年生の教室の前までやってくると中を覗き込んだ。

教室の中は、よく顔を見せている教室だけに、だいたい見知った顔の少女がいる。
目が合うと軽く微笑み頭を下げる少女や、はたまた不思議そうに首を傾げる少女たちも。

そんな中、すぐ近くにいた女のコが三人に近付いてきた。

「おはよーございます」
「おはよー」

友理奈と早貴も『おはよう』と声を揃える。
ふたりにも軽く頭を下げると、再び千奈美の方を見た。

このクラスの中でも人一倍人懐っこく、千奈美が顔を出す度に声を掛けてくる少女である。

とはいえ、その目的はたいてい雅の事。

そう、雅のファンクラブに入っている女のコであるのだ。
千奈美を見る度に雅の事で話し掛けてくる。
昨年くらいまでは、よく写メをねだられていたくらいである。

しかし、雅の事とはいえ話し掛けてくれて悪い気はしない。
最近では雅の事以外でもよく話し掛けてくれる事もあるのだ。

「りぃですか?」
「あー、今日は違うっ
 てか、まだ着てないでしょ」

キョロキョロと見回している後輩と一緒に教室を見回す千奈美。
すると教室の一番奥、最後列で机に突っ伏して眠っている女のコを発見した。

「ちさと」
「…?…ちさとですか?」

頷く。

初めての事だから少し疑問に感じているのだろう。
普段千奈美が会いにくるのは決まって梨沙子。
そして、『あいりさこ』と二個一扱いとなる愛理くらいである。

そんな千奈美が、今日に限っては他のクラスメートに会いに来たとなれば、
不思議がられるのも無理はないという事であろう。

「んー、呼んできますね」






256 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:23

「おはよ…」

前髪をゴムでひとつにくくり、オデコを出した少女は、早貴よりさらに小柄ながらも、
早貴とは全く違う雰囲気をした女のコである。

まさに女のコのような仕草、話し方をする早貴とは異なり、
少年のようにとても元気が良さそうな雰囲気を醸し出していた。

さらにその声も女のコにしては低く、それさえ少年のようである。

そんな少女の、切れ長の目を少し細めて笑うその表情には、人懐っこさも充分。
友達からは『ちっさ』や『ちさと』と呼ばれているこの元気が取り柄の少女の名前は『岡井千聖』。

ただ、今日に限っては元気印もなりを潜めている。

それは、もちろん試験期間中だからである。

試験がスキだなんてヒトはまずいないが、千聖に限っては殊更キライな分類に入るだろうし、
この期間中だけは口数も激減、不機嫌さも五割増しする事で有名なくらいである。

あまり級友も近付きたくない今の千聖。
今にも噛み付いてきそうである。

「はよ」
「なにぃ?」

語尾を上げて聞くその口調に隠し切れない不機嫌さを滲み出ている千聖は、
珍しいお客さんである千奈美と友理奈を見た後、早貴に視線を向けた。

「ぁ…」

やっぱり不機嫌な千聖の様子に、口をつぐむ早貴。

一方、前に押し出された早貴の後ろに隠れた千奈美と友理奈は、
やっぱり不機嫌だね、と小声で囁き、お互いに顔を見合わせていた。

我関せずといった雰囲気で早貴の背中を軽く押す。

「やー、ほら、あれ」
「…なにぃ?」
「ちさとさ、まぃみちゃんのファンクラブを作ってって頼んだじゃん?」
「あー」

早貴の言葉にすぐに頷いた千聖は少し表情を緩めた。

「ほら、まだ理由聞いてなかったなぁなんて思った訳ですよ」
「理由?」

視線を斜め上、少し考えた後、あっけらかんとした表情で、ヒトの名前を口にした。

「まぃちゃん」

その言葉に、早貴は一瞬考える。
そして、その言葉の意味を理解すると、人差し指をびしっと立てた。

「頼まれたの??」
「うん」

大きく頷いた千聖は、今日一番の笑顔だった。






257 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:23








258 :3.イケナイ奮闘記[1-2.] :2009/04/26(日) 01:24








259 :ちなつ :2009/04/26(日) 01:25
スミマセン!時間があいちゃいました(>_<)
とうとうみんなもう一学年あがっちゃって2学年違う設定に(ためいき)
もう追いつかないなぁ。。。
と、こんなお話ですがこれからもよろしくお願いします。
260 :名無飼育さん :2009/04/29(水) 21:43
裏方に回った時のツグ氏って、ハロプロ中でも最強じゃないですか。

表に出てて、目立つのは当然ですが。
261 :名無飼育さん :2009/05/31(日) 20:36
みんな揃ったかな?


それぞれが役目をもって物語が進んでいくんですね。
262 :名無飼育さん :2009/06/24(水) 22:11
ちぃはどこに向かっていくのかな[


続きに期待してます。
263 :名無飼育さん :2009/07/19(日) 18:35
2学年離れちゃっても問題ないと思います。

ゆっくりでも続きを待ってます。
264 :ou :2009/11/11(水) 01:16
まだ?
265 :名無飼育さん :2009/11/11(水) 10:41
期待しちゃった分ショック。ageないで欲しい。
266 :noa :2009/11/14(土) 15:51
続き楽しみに待ってます!
267 :名無飼育さん :2009/12/23(水) 12:50
来年になろうとも待ち続けます。
268 :名無飼育さん :2011/09/12(月) 00:03
もう来ないのですか?

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