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ももち先生といっしょ 〜今日は1日6時限

1 :セル :2017/06/10(土) 16:25
出演:桃子
   梨沙
   愛香
   知沙希
   舞
   奈々美
   結
   俺  他

※この作品はフィクションです。

週明けには書き始める予定です。
2 :名無し飼育さん :2017/06/13(火) 08:44
おっ!
某サイトの書き込み見て来たら
新作始まるんじゃん
楽しみにしてるんでよろしく
3 :名無し飼育さん :2017/06/15(木) 18:39
週はとっくにあけたけど、
まだかな?
4 :セル :2017/06/16(金) 23:53
そろそろ始めようと思ったところで
カントリー・ガールズの衝撃的ニュースが入り、
止まってしまっていました。
来週になったら書きます。
5 :名無し飼育さん :2017/06/22(木) 20:01
始まらないの?
ももち、卒業しちゃうよ。
6 :セル :2017/06/24(土) 00:15
今日から始めます。
7 :セル :2017/06/24(土) 00:17
===
<ショートホームルーム>

“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”

“ガッ”  勢いよく教室の扉が開くと、
「はーい。みんな、はじめるよー。」 ももち先生こと桃子の元気な声が響いた。

梨沙「きり〜つ」 “ガタガタッ”
梨沙「礼」
一同「おはようございまーす。」
梨沙「ちゃくせ〜き」 “ガー ガタンッ”

桃子「はい。今日は最初に教育実習の先生を紹介するね。聖先生だよ。
みんな、よくしてあげてね。じゃ、自己紹介をお願い。」
聖「はい、聖です。3週間という短い期間ですが、よろしくお願いします。」

愛香「あの〜、聖先生。なんで涙ぐんでるんですか?」
梨沙「私たち、なにか変なことしました?」
聖「ううん、違うの。ももち先生・・・、桃子先生のもとで実習するのが夢だったから。
もう、感激のあまり体がほてっちゃって。」
桃子「こらー、なに言ってんの。まじめにやってくれないと困るよ〜。」
聖「はい、桃子先生。手取り足取り腰取りで、よろしくお願いします。」
8 :セル :2017/06/24(土) 00:19
桃子「なんか最後よけいな一言が。大丈夫かな。ま、いいや。じゃ、出席とるよ。
梨沙ちゃん。」
梨沙「はい。」
桃子「愛香ちゃん。」
愛香「はーい。」
桃子「知沙希ちゃん。」
知沙希「はい。」
桃子「嬉唄ちゃん。」
・・・、
桃子「あれ。嬉唄ちゃんは?」
梨沙「今日もお休みです。」
桃子「まったく、しょうがないなー。いつまで登校拒否してんのよ。
とっとと戻ってくればいいのに。ま、いいや。じゃ、次。舞ちゃん。」
9 :セル :2017/06/24(土) 00:19
舞「ううぅっ。嬉唄ちゃん。」
桃子「なに泣いてんのー。」
舞「だって、嬉唄ちゃんが。」
桃子「いないものは、しょーがない。」
舞「将来を約束し合った仲なのに・・・、うぅ。」
知沙希「もう。私がいるからいいじゃん。ね、舞ちゃん。ほら、チュッてしてあげるから。」
“ちゅっ”
“ごしごし”
知沙希「あぁ、今拭いた。ひどいよ。あ、なんで目をそらすの。」
舞「他のみんなとも目を合わせたいから、ひっく。」
知沙希「なんで?」
舞「今日だけでも、もう3回は目を合わせてるよ、うぅ。」
知沙希「他の子とは、5回は目を合わせてる!私とは3回だけって少なくない?」
梨沙「舞ちゃんは、ちぃだけのものじゃないんだよ、ね。」
知沙希「えっ?」
10 :セル :2017/06/24(土) 00:20
桃子「なに私語してるの。ほら、舞ちゃんもクヨクヨしない。いるんだったら返事して。」
舞「うっうっ、ひっく・・・、はい。」
桃子「よーし、よく返事できた。次、奈々美ちゃん。」
奈々美「先生、その言い方ひどくないですか。逆に舞ちゃんの身になってみてください。
女心というものをご存じない?」
桃子「分かったわかった。気を付ける。もう一度、奈々美ちゃん。」
奈々美「はぁい。」
桃子「結ちゃんはいるね?」
結「ヴぁ〜い。」
桃子「今日もしゃがれた声してるね。キャバクラ焼け?」
結「私、まだ子どもですよ。」
桃子「おぉ、そうかそうか。悪かった。ハスキーボイスが特徴だったね。」
結「みんな、この声がかわいいって言ってくれます。」
桃子「はいはい、分かったわかった。」
奈々美「はぁ、いやな言い方。」
11 :セル :2017/06/24(土) 00:22
桃子「聖先生。こんな感じなんだけれど、基本的にいい子たちだからよろしくね。
・・・、聖先生?」
聖「あ、は、はい。分かりました。」
桃子「話、聞いてた?」
愛香「聖先生、さっきからず〜っと半笑いで、ももち先生に怪しい視線を送ってました。」
聖「え、だって、桃子先生があまりに・・・、」
桃子「あ〜、もういい。はい。今日は6限まであるからね。
最後までしっかり集中して授業受けてよー。」
舞「長すぎるよ〜。」
桃子「ほら、文句言わない。お菓子解禁日、減らすよ。」
舞「えぇーーーっ。」
桃子「体調悪い人、いる?」
“しーん”
桃子「よし、平気だね。連絡事項ある人。」
知沙希「お菓子解禁日を減らすのだけは、許してください。私、死んじゃいます。」
桃子「鉄人がなに言ってんのー。舞ちゃんがいい子にしてたら減らさないよ。」
舞「えー、なんで私だけー。」
奈々美「お菓子がだめなら、パンケーキを食べればいいんです。」
愛香「なんか、マリーアントワネットみたいだね。」
梨沙「逆だけれどね、食べ物の立場が。」
12 :セル :2017/06/24(土) 00:23
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”

桃子「はい、じきに1限だからね。ちゃんと準備しといてよー。」
愛香「あれ?ももち先生、行っちゃうんですか。すぐ始まるのに。」
桃子「いや、朝食を食べ損ねちゃって。ちょっと咥えて・・・、じゃない、食べてくる。」
結 「なにを食べるんですか?」
桃子「イチゴのショートケーキとチョコレート。」
一同「え〜、ずる〜い。」
桃子「みんなも早く、大人になりなー。」
奈々美「なんなのよ、ももち先生ってホント。」
そんな会話が続く中、聖だけは顔を紅潮させて、天井を見つめていた。

<つづく>
13 :セル :2017/06/24(土) 17:56
<つづき>

<1時限目・国語>

“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
“ガラッ”

桃子「さて、おなかも膨れたし、糖分も補給したし、頑張って授業するかな。」
一同“ぶすぅ”
桃子「ほらほら、そんな顔で先生を見ない。はーい。最初は国語だね。
前回、提出してもらった読書感想文、みんなよく書けてたよ。」
一同「おぉ〜っ。」
結「しょっぱなから、ももち先生に褒められちゃった。うぃー。」
桃子「ちょっと褒めたくらいで、調子に乗らないの。
で、その中でも特によく書けていたのがあったから、みんなにコピー配るよ。
これを読んで、みんなで意見を出し合ってみよう。」
知沙希「誰のですか?」
舞 「私のですよねっ!」
桃子「残念。梨沙ちゃんでした。はい、じゃあ、みんなにまわしてー。」
愛香「うわっ、たくさん書いてある〜。」
桃子「じゃ、梨沙ちゃん。なにを読んだか発表して。」
梨沙「はい。『チャタレイ夫人の恋人』です。」
14 :セル :2017/06/24(土) 17:58
一同「なに、それ?」
桃子「この作品はね、1920年代のイギリスが舞台なんだけれど、
うーん、詳細は梨沙ちゃんに発表してもらおう。
あと、副教材があるよ。聞きなれない単語が出てくるとおもうけど、
そのときは、今から配る『フランス文化用語辞典』で調べてね。
じゃ、梨沙ちゃん、よろしく。」
梨沙「この小説は、階級制度や工業化、精神と肉体の分合など、
深〜い、テーマを扱ってます。」
桃子「そうだね。主人公のコニーは、
準男爵で陸軍将校のクリフォードと結婚するんだけれど、
すぐに戦争で重傷を負って、夫婦生活を営めなくなっちゃうんだ。」
結「夫婦生活?」
桃子「ま、その辺は聞き流しておいて。君にはまだちょっと早いから。じゃ、梨沙ちゃん。」
梨沙「はい。そうしたら、夫のクリフォードさんが、信じられないことを。
後継ぎがほしいから、別の男性との間に子供をもうけてくれって。」
結「別の男性と?なんのこっちゃ。」
桃子「(スルースルー。)」うん。女性からしたらショックだよね。
私は子供を産むためだけの道具なの?って思っちゃうよね。」
15 :セル :2017/06/24(土) 18:00
梨沙「コニーさんは、森番をしていたオリバーさんと恋に落ちちゃうんですけれど、
そのことをクリフォードに猛反対されちゃうんです。」
桃子「オリバーは労働者階級出身で元陸軍大尉。
クリフォードからしたら、そんな低い身分の男との間に生まれた
子供は後継ぎにはしたくなかった。」
梨沙「私には、クリフォードさんの考えが全然理解できないんですけれど、
この当時の時代背景や、イギリスの階級社会を知ることができました。」
桃子「はい、よくできました。みんなはどう思った。」
愛香「いや、すごいですよ〜。こんな深い内容を読み解くなんて〜。」
舞「ほんと、ほんと。私なんか、見てると字が二重になってきちゃうんで、
頭が痛くなってきて、短い本でも1冊読みきれないし。」
奈々美「舞さん。自慢できる話じゃないですよ。」
舞「は?なによそれ。ケンカ売ってんの。」
桃子「はい、そこ、やめなさい。
っていうか、それじゃ舞ちゃん、今回の感想文、どうやって書いたのよ。」
舞「あ、いや。あらすじとあとがき見て終わりです。案外埋まるんですよ。
あらすじとあとがき、あれはけっきょく本をまとめた文章じゃないですか。」
奈々美「だから、自慢できる話じゃないですって。」
舞「はぁっ?」
桃子「もう、やめなさいって言ってるでしょ。舞ちゃん、あとで職員室来てね。」
舞「え〜。」
16 :セル :2017/06/24(土) 18:05
桃子「話を感想文に戻すよ。でもね、梨沙ちゃんが読んだのは、修正版のほうなんだ。
書き換える前の無修正版を読むと、もっと深く掘り下げることができるよ。」
梨沙「・・・。」
愛香「なんで修正されちゃったんですか?」
結「ほんまやな。」
奈々美「時代によって、表現にはいろいろ制約がつくことがあるんじゃないかしら。」
知沙希「そんなの嫌だよね。」
桃子「確かにね。じゃ、プリント配るね。はい、まわして〜。みんなもらった?
全部ってわけにはいかないから、無修正版の一部を配ったよ。
赤で線が引いてあるところが、修正で消されちゃったところ。
じゃ、さっきから不思議そうにしていた結ちゃんに読んでもらおうかな。」
結「先生、こんなの読めません。」
知沙希「ほんとですよ。こんないやらしいの、読ませないでください。」
舞「さっき、修正されるのは嫌だって言ってなかった?」
知沙希「うるさいな〜。いいの。」
愛香「先生。2人とも顔が真っ赤ですよ。知沙希ちゃんは耳まで。そうとう怒ってますよ。」
17 :セル :2017/06/24(土) 18:06
桃子「知沙希ちゃんはいつものことじゃん。あのさ、もう子供じゃないんだから、
いろいろな表現からことばを学んでいかないといけないんだよ。」
結「それにしたって・・・。」
梨沙「先生。ごめんなさい。本当は私、無修正版も読んだんです。
そっちの感想文も書いたんです。でも、なんか恥ずかしくて。
だから、今度それを発表することで、みんなに読ませるのは勘弁してあげてください。」
桃子「どうしようかなぁ。」

“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”

桃子「わかった、いいよ。それで手を打とう。はい。じゃあ国語はこれでおしまいね。
次、数学だから、ちゃんと準備しといて。」

そんな会話が続く中、聖だけは顔を紅潮させて、うつむき、体を震わせていた。聖も無修正版を読んだことがあった。

<つづく>
18 :名無し飼育さん :2017/06/24(土) 23:39
カントリーショックの余波がここまできてたのか
楽しみにしてます
19 :セル :2017/06/25(日) 23:02
>>18
レスありがとうございます
ショックと怒りが込み上げていましたが
あと1週間 ももちを応援します
にもかかわらずくだらない小説でごめんなさい
20 :セル :2017/06/25(日) 23:04
<2時限目・数学>
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
“ガララッ”

桃子「はい。数学の授業始めるよ。教科書の666ページ開いて。」
一同「は〜い。」
桃子「今日は指数関数について勉強するよ。」
結「指数関数?」
知沙希「先生。結ちゃんには、まだちょっと早いと思います。」
桃子「みんな平等に勉強するの。
(いや、とにかくやっぱり分かってないでしょ、知沙希ちゃん、あんたも。)」
舞「放物線のことですよね。」
桃子「んー、ちょっと、いや、だいぶ違うな。」
愛香「え?違うんですか。私もそうだと思ってた。」
桃子「梨沙ちゃんはわかるよね。じゃ、ちょっと黒板にグラフを書いてみて。」
梨沙「はい。」
21 :セル :2017/06/25(日) 23:06
“カッ カッ カーッ カカッツ カーーーッ”
梨沙「書けました。」
桃子「はい、ありがとう。正解。」
知沙希「あれ〜。イメージしてたのと違う。」
奈々美「知沙希さん、さっき知ってる風な口をきいてませんでした?」
結「そうだそうだ。私にはまだ早いって言ってた。」
知沙希「あ、いや、それは、その。」
桃子「ほら、勝手に話さない。知沙希ちゃんの耳、真っ赤になっちゃったじゃない。」
知沙希「・・・」
桃子「放物線と指数関数の違いを数式で言うよ。放物線はXの二乗ややXの三乗のことね。
で、指数関数は2のX乗や3のX乗。グラフの違いは分かるよね、舞ちゃん。」
舞「放物線はすり鉢型だけれど、指数関数は急な坂道みたい。」
桃子「そうだね。放物線は愛香ちゃん、指数関数は梨沙ちゃんみたいだね。」
愛香・梨沙「どういう意味ですか?」
桃子「二人の胸の形を見てみて。愛香ちゃんは大きく膨らんで突き出してるでしょ。
梨沙ちゃんはなだらかな坂みたい。」
梨沙「ちょっと、先生、ひど〜い。」
知沙希「でも、なんとなく合ってるかも。」
梨沙「ち、ちぃまで言う?」
22 :セル :2017/06/25(日) 23:09
舞「え?で、ももち先生はどっちなんですか?」
桃子「もちろん放物線だよ〜。あとは、結ちゃんもかな。」
結「えへへ。」
奈々美「もう、そんな例えはやめてください。で、私はどっちなんですか。」
桃子「気にしてんじゃん。
まあ、奈々美ちゃんと知沙希ちゃんと舞ちゃんは、梨沙ちゃんの仲間だよね。」
舞「やったー。」
知沙希「褒められてないよ。」
舞「え、そうなの?ひど〜い。」
奈々美「先生。私は最近放物線化してきてるんです。訂正してください。」
愛香「まあまあ。ももち先生も冗談で言ってるんだから、軽く流そうよ。」
梨沙「ふん。ちょっと大きいからって、上から目線で見ないでよね。」
愛香「いや、そんなつもりじゃぁ。」
舞「そう言いながら、背筋伸ばしてアピってますよね。」
桃子「はい、私語をしない。
23 :セル :2017/06/25(日) 23:09
今度の水泳の授業で再評価するから。みんなちゃんと努力するようにね。」
舞「はい、わかりました。」
知沙希「がんばります。」
梨沙「道重さんの写真集で復習しておきます。」
愛香「せいぜい頑張ってね。」
結「そうやで。」
奈々美「頑張るって、いったいなにをどうするんですか?」
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
桃子「ちょうどきりがいいか。はい。じゃ、数学の授業を終わります。」

そんな会話が続く中、聖だけは顔を紅潮させながら自分の胸を見つめ、
心の中でつぶやいた。
「私も放物線です、桃子先生。私のも思う存分評価してほしいです。」
24 :セル :2017/06/25(日) 23:12
<3時限目・理科>
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
“ガラララッ”

桃子「は〜い。理科の授業始めるよ。今日は生物だね。先日配った副教材出して。」
知沙希「先生、この教材、なんなんですか?植物と虫のアップ写真ばかりですけれど。」
結「しかも、変なアングルのばっかり。ちょっと気持ち悪い。」
桃子「この写真が重要なんだから。」
愛香「なんか、怖いな。」
梨沙「覚悟を決めようよ。」
桃子「みんなは、花がどうやって増えていくか知ってる?」
舞「え?茎が枝分かれして増えていくんじゃないんですか?細胞分裂みたいな。」
奈々美「舞さんは、受粉をご存じない?」
桃子「そう。奈々美ちゃんがいきなり正解言ったね。
受粉して、種を作って、増やしていくんだね。
まあ、木には接ぎ木で増えるのもあるんだけれど。」
知沙希「舞ちゃん、そんなことも知らなかったんだ〜。」
舞「ちょっと、なによ。そのとげのある言い方。
まさか、まだ目を合わせてくれないとか、根に持っていうんじゃないよね。」
知沙希「どうかな〜。」
結「花の話してるときに、『とげ』だの『根』だのをぶち込んでくるとは、
舞さんもなかなかやりよるな。ほんまは大阪人なんじゃ?」
舞「ふぁっ?!」
25 :セル :2017/06/25(日) 23:13
桃子「はい、そこ、うるさい。」
愛香「受粉して、花が咲いて実がなって。
その実を私が『あ〜ん』って食べさせてあげたら、
みんな、もう私にメロメロになっちゃうだろうなぁ。」
桃子「愛香ちゃん、今、授業中。妄想は後にして。」
愛香「私は逆に、妄想させるのが得意なんです。」
結「ももち先生、聖先生がなんか変です。」
舞「ほんとだ。口を半開きにしてあさっての方向を向いてる。」
桃子「聖せんせー、どうしたー。」
聖「あ、いえなにも。私、桃子先生とあんなことやそんなことしている妄想だなんて全然。」
奈々美「ももち先生。話が脱線ばかりで、全然先に進んでいません。」
桃子「おっと、いけない。じゃ、どうやって受粉するかはわかる?」
梨沙「はい。おしべが出した花粉を、虫や風が運んで、めしべにつけま〜す。」
桃子「大正解。副教材の5ページに絵が書いてあるから、よく見ておいてね。」
一同「は〜い」
26 :セル :2017/06/25(日) 23:15
桃子「花の増え方はわかったね。じゃ、虫はどうやって増えていくと思う。」
知沙希「副教材の8ページに、なにか書いてありますけれど。」
桃子「先に答えを見ちゃダメー。」
奈々美「虫のことはよくわかりませんけれど、私が子供のころ、
『弟がほしい』って両親にお願いしたら、その後2人でじーっと見つめあって。
そうしたら1年くらいして弟が生まれたので、
見つめ合うことによって増えるんじゃないんですか?」
愛香「え?奈々美ちゃん、それ本気で言ってる?」
梨沙「そういうところは、まだお子ちゃまなんだね。」
奈々美「それって、どういうことですか?私のこと、バカにしてます!?」
桃子「今は虫の話してるんだよ。人間のことは置いといてー。」
舞「カブトムシを飼ってたことあるんですけれど、
夏休みの宿題でアサガオの観察しようと早起きしたら、
オスがメスの上に乗っかって、お尻をくっつけあってたのを見ました。
それって関係あるのかな?」
結「そんなん、見たことないな。一緒におトイレでもしてたんちゃうの?」
奈々美「もう、お尻だのおトイレだの、そういう話するのやめてください。」
27 :セル :2017/06/25(日) 23:17
桃子「話の腰折って悪いけれどさ、なんの話してるのかなー。
でもねー、舞ちゃんが正解なんだ。」
奈々美「えっ。そうなんですの?」
桃子「じゃ、これについて説明できる子、いるかな?」
“シーン”
桃子「あれ?どうした。梨沙ちゃんはどう?」
梨沙「え、いやその、わかんな〜い。」
桃子「愛香ちゃんは?」
愛香「えぇ〜、そんな恥ずかし・・・、
ううん、キスをしたら赤ちゃんができるんじゃないんですか〜。
もう、恥ずかしくて言えな〜い。」
桃子「あざといな。わかったわかった、もういいよ。」
聖「あの、じゃあ私から解説を、うふ。」
桃子「いや。なんか嫌な予感がするから遠慮しとく。」
聖「えぇー。」
桃子「みんな、玉子は食べたことあるよね。」
一同「はい。」
桃子「でも、あの玉子をあっためても、ひよこは生まれないでしょ。」
舞「そうなんですよね。
舞、子供の頃にひよこにしようと思って、やったことあるんですけれど、ダメだった。」
桃子「そう。メスが卵を産んでも、それだけじゃひよこは生まれない。」
奈々美「じゃあ、どうすればいいんですか。」
28 :セル :2017/06/25(日) 23:18
桃子「メスが卵を産むように、オスも赤ちゃんの素になるものを持っているのね。」
結「え?そんなの見たことないで。スーパーで売ってますの?」
桃子「卵とは違って、目に見えないくらい小さいからね。」
愛香「でも、フグのしらこ・・・、あ、いえ、なんでもありません。」
奈々美「しらこ・・・?海苔のことですか。」
梨沙「もうその話は、いいんじゃないかな〜。」
桃子「やれやれ。」
知沙希「そんなに小さいんですか。」
桃子「そっ。虫の場合は、オスが尾のところから、赤ちゃんの素をメスにあげるの。」
舞「どうやって?あ、カブトムシのオスがメスの上に乗っかって、
お尻をくっつけあってたのって、ひょっとして。」
桃子「そう。お尻を介して赤ちゃんの素をめぐり合わせてるんだよ。
それを、『交尾』っていうの。」
舞「知らなかった。」
梨沙「種と卵で違うけれど、やり方は、植物も虫もおんなじなんですね。」
桃子「いいところに気付いたね〜。
虫と植物、全然違うように見えるけれど、子孫の残し方は、基本的におんなじなんだよ。」
奈々美「そうか〜。勉強になりました。
これまでにももち先生に教えていただいた中で、いちばんためになったかも。」
桃子「私は今までなにも教えてこなかったって言いたいの?」
奈々美「いえいえ、そんなことは露ほども思っておりません。」
29 :セル :2017/06/25(日) 23:20
愛香「じゃあ、人間はどうやって子孫を残すのかなぁ。不思議だなぁ。」
梨沙「あざといな。」
愛香「えぇ〜、梨沙ちゃんに言われちゃった。で、どうなんですか?ももち先生。」
桃子「私も、わかんな〜い。」
結”ビシッ”「おいっ」
桃子「ま、これはみんなが大きくなったら、自然と覚えるよ。」
舞「えっ、えっ、どういうことですか。」
桃子「あと、人間と他の動物とでは、決定的な違いもあるんだけれどね。」
奈々美「気になって眠れなくなってしまいそうですから、教えてください。」

“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”

桃子「はい、時間だね。みんなも大人になればわかるよ。
じゃ、次は体育だから、ほらみんな早く着替えて、体育館に集合!」
結「あ〜、もう。逃げられた。」
桃子「じゃ、先生も着替えてから行くからね。」

そんな会話が続く中、聖だけは体をぶるっと震わせながら、
「私の初交尾の相手になってくださいって言ったら、なんて返事してくれるかな。」
そうつぶやいて、濡らした。うっすらと流れる汗で頬を。

<つづく>
30 :名無し飼育さん :2017/06/26(月) 08:50
お!きてた
でえーここにきてコメディ!?
でも楽しみにしてます
31 :セル :2017/06/26(月) 23:11
<つづき>
<4時限目・体育>
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
桃子「みんあ、集まってる〜。それじゃ、今日はマットを敷いて。」
梨沙「何枚敷けばいいですか?」
桃子「8枚使って正方形にして。それを2セットね。」
愛香「2セットもですか?今日はいったい。」
桃子「口だけ動かしてないで、さっさとやる。」
舞「は〜い。」
桃子「返事したのは舞ちゃんだけ?しかも、なんか間延びした言い方。」
一同「はい!」
桃子「やればできる。」
結「ももち先生。できました。」
桃子「今日は、柔術の練習をやるからね。」
知沙希「じゅうじゅつ?」
奈々美「なんですか?それ。」
結「妖術みたいなもんでっか?」
桃子「う〜ん、柔道の延長のようなもんだ。」
梨沙「まったく想像がつかない。」
愛香「なんか、痛そうだね。」
32 :セル :2017/06/26(月) 23:13
桃子「特別講師を呼んでいるよ。ミカ先生、どうぞ。」
ミカ「こんにちは。ミカです。よろしく。」
一同「よろしくお願いします。」
桃子「ミカ先生は、ミニモニ・・・、じゃない、体格はミニサイズだけれど、
とっても強いよ。って、聖先生、あんたなんて格好してるの。」
聖「え、だって組み技のある格闘技やるって聞いたから。
レスリングのイメージだったんですけれど、でもレスリング着持ってなかったから。」
桃子「だからと言って、そんなハイレグのレオタード着てくることないでしょ。」
聖「すみません。それより桃子先生、せっかく一緒に着替えようと思っていたのに、
なんでも先に着替えちゃってたんですか?」
桃子「いや、聖先生、なんか怖いから。
ももぅ、それはいいから、早くジャージかなんかに着替えてきて。」
聖「はい。(ちぇっ、せっかくももち先生を悩殺しようと思っていたのに。)」
桃子「なんか言った?」
聖「あ、いえ、なにも。じゃ着替えてきます。」
桃子「聖先生がちょっと言っていたけれど、組み技もあるからね。
最近、痴漢だのなんだの、女の敵が多いからさ。今日は護身術として練習するよ。」
梨沙「そういうことですか。」
33 :セル :2017/06/26(月) 23:14
桃子「じゃ、ミカ先生、お願いします。」
ミカ「よし。じゃ、まずはストレッチからね。」
桃子「普段、ダンスレッスンする前のストレッチ、各自でやって。」
一同「はい。」
ミカ「さすが。みんな柔らかいね。あれ、ひとりコチコチの子がいる。」
梨沙「すみません。どうしても柔らかくならなくて。
このあいだ、ダンスの時に足があまり上がらなくて、
ももち先生の頭、蹴っちゃったこともあって。」
桃子「あれ、痛かったな〜。内申に響かないといいね。」
梨沙「え〜、そんな〜。」
桃子「冗談だよ、冗談。顔と同じで性格もいいんだから、私。」
愛香「やれやれ。」
ミカ「そろそろいいかな。じゃ、まずは基本のすり足からやってみよう。
足の裏を地面から離さずに、前後左右に動いてみて。」
奈々美「お、けっこう難しい。」
舞「つった、つった。」
知沙希「なんでうまくいかないのかな。」
34 :セル :2017/06/26(月) 23:15
ミカ「いや、みんなけっこううまいよ。その調子。あ、あなたは、ちょっとガニマタ。」
結「え〜。ほんまでっか。股を閉じてと。」
ミカ「うん、よくなった。今度は、自分の前や後ろに人が立っているイメージで。
その人に飛びつくように。あ、すり足でだよ。」
聖「着替えてきました。」
桃子「お帰り。その格好なら大丈夫。」
ミカ「よし、じゃあペアになって。
次は、相手がいる状況で、今のすり足で相手に飛びついてみよう。
お手本を見せるので、聖先生、こっちに。」
聖「はい。」
ミカ「いくよ。みんなよく見ておいて。」”シュザッ”
聖「きゃー。は、速い。気が付いたら組みつかれちゃってた。」
ミカ「本当は道着を着ているから、柔道のように手でつかみながらでいいんだけれど、
今日は体操着なんでね。ちょっと、レスリング風のタックルぽくやってみました。」
”パチパチパチ”
ミカ「じゃ、みんなもやってみて。せっかくだから、桃子先生と聖先生もどうぞ。」
聖「私は、桃子先生とやります。いいでしょ。ね、みんな。」
愛香「え、あ、はい。かまいませんけれど・・・。」
35 :セル :2017/06/26(月) 23:16
舞「いくよ〜、えい。あ、ごめん。ちょっと頭がぶつかっちゃった。
あ、腫れ上がっちゃってる。大丈夫?」
知沙希「もう、あなたってなんにもわかってない。耳が赤くなるのはいつものことだよ。」
梨沙「きゃ〜。あ、ありがとう。支えてくれて。」
愛香「危なく転びそうになっちゃったね。平気だった?」
梨沙「愛香ちゃんの体、マシュマロみたいに柔らかいから、全然痛くなかったよ。」
結「うりゃ、せや、どや。どや、私のタックル。どんな感じや?」
奈々美「逆に、結はどんな手応え?」
聖「桃子先生。よろしくお願いします。え〜い。」
桃子「ちょ、ちょ〜っと。ただ飛びついてきてるだけじゃん。
なんで手を腰に絡めてしがみついてるの。やめーい。」
ミカ「みんな、なかなかうまいよ。聖先生は、基本からもう一回やろうか。」
聖「いえ、このままでけっこうです。」
36 :セル :2017/06/26(月) 23:17
ミカ「さ、一通り基本練習も終わったことだし、今度は実技練習をやるよ。」
知沙希「どんなこと、するんですか?」
ミカ「投げ技や極め技、あとは絞め技も。」
奈々美「え?痛そう。」
結「なんや、おもろそうやんけ。」
ミカ「ちゃんと教えたとおりにやれば大丈夫。」
舞「なんか舞、楽しくなってきちゃった。」
知沙希「舞ちゃん、痛いのやだから、手加減し・・・」
聖「桃子先生、またよろし・・・、」
ミカ「はい、今度は相手変えて。」
知沙希「え〜っ。」
聖「・・・」
舞「また今度やろうね。」
桃子「ホッ」
37 :セル :2017/06/26(月) 23:18
ミカ「みんな四苦八苦してて、どうしたものかと思ったけれど、
なかなかどうして様になってきたね。」
桃子「けっこうきついよ、これ。」
奈々美「何度も持ち上げていたら、腰が・・・。」
桃子「ちょっと、先生が重いとでも言いたいの〜?」
奈々美「そんなこと申し上げておりませんわ、お姉さま。」
桃子「お、おねえさま?!」
結「先生の弟さんに気に入られたもんやから、もうその気になってるんちゃうん。」
梨沙「うそでしょう?」
愛香「なんか、不思議な組み合わせができちゃってたんだ・・・。」
桃子「いいわねぇ〜。 なにをしてもかわいく見えちゃうんだもん。若気の至りよね。」
奈々美「私は、なんとも思っていませんから。」
桃子「あ〜、よかった。一安心。
最近、奈々美ちゃんが夢にまで出てきて、うなされてるんだから。」
38 :セル :2017/06/26(月) 23:19
結「なにウソついてんねん。弟さんとラインしたいって、言うとったやん。」
桃子「ええ〜っ。」
梨沙「私が聞いてあげよっか?って言ったら、目を輝かせて喜んでたくせに。」
愛香「あんな奈々美ちゃん、初めて見たよ。」
桃子「もう、奈々美ちゃんの眉とか産毛とか見るだけでも、イライラしてくる!」
舞「いいじゃないですか。あとはお若い人にお任せすれば。」
桃子「任せておけないよ。って、私は若くないってか。」
知沙希「まあまあ、そうおっしゃらずに。
いつか弟さんが奈々美ちゃんを家に連れて来るかもしれないんですから。」
結「奈々美ちゃんが、ももち先生の妹になるかもしれへんな。」
桃子「つぐながななみ!「な」が多い。子供が来たって、お小遣いなんかあげないから!」
梨沙「そんなことまで想像していらっしゃる?!」
知沙希「予行演習ですね!」
愛香「もはや、妄想の世界だよね。」
39 :セル :2017/06/26(月) 23:20
桃子「もう、奈々美ちゃんには絶対に会わせない!
文化祭に来たいって言っても、男子禁制だからダメー!って言う。
奈々美ちゃんなんか大嫌い!」
奈々美「あの、わたし、全然悪くないですよね?」
一同「うんうん。」
ミカ「あの〜、盛り上がってるところ悪いんだけれど、授業に戻っていいかな。」
桃子「あ、ご、ごめんなさい。」
ミカ「じゃ、最後の仕上げに、マススパーリングでもやろう。」
聖「『マス』スパーリング?」
ミカ「スピードは全力で、打撃や技は軽く手加減してやるスパーリングのことだよ。」
結「そもそも、『スパーリング』ってなんですの?」
梨沙「え?そこから。」
舞「スパだから、温泉かなにかかな?」
愛香「ここ、学校だよ。」
桃子「意味わかってる子、いる?」
“シーン”
ミカ「実戦形式の練習のこと。」
奈々美「そうなんですね。」
知沙希「ちょっと怖いな。」
40 :セル :2017/06/26(月) 23:22
桃子「まあまあ、手加減してやれば平気だよ。(私も意味知らなかったよ、ホッ。)」
聖「私、てっきりマスターベ・・・、あ、いえ、なんでもないです。」
桃子「・・・」
ミカ「よし、それじゃ、同じくらいの体格の子同士でペアになって。」
桃子「舞ちゃんと梨沙ちゃん、奈々美ちゃんと愛香ちゃん、知沙希ちゃんと結ちゃんね。」
ミカ「そんなところね。」
桃子「しかし、2年前に比べたらずいぶん変わったね。背の順の整列、順番変えないと。」
奈々美「私がいちばん前って、絶対におかしいと思ってたんです。」
結「ほんま、私より小さかったのにな。今じゃ後ろのほうでいいくらいや。」
奈々美「成長というシステムでございます。」
愛香「う〜ん、こっちの2つのふくらみも、だいぶ大きくなったよね。
私も、ももち先生もうかうかしてられないな。」
結「ほんまや。私もやばい。」
梨沙「うーん。」
舞「・・・。」
桃子「ほら、無駄口聞かない。ミカ先生、よろしくお願いします。」
ミカ「よし。じゃあ、今日教えた事を、対戦相手に向かって、いろいろやってみて。
痴漢が襲ってきたつもりになって。ただし、ちゃんと手加減はしてね。」
一同「はい。」

<つづく>
41 :名無し募集中。。。 :2017/06/27(火) 01:01
前回の感想になっちゃうけどももち先生が「赤ちゃんの素」とか「交尾」とか教えてるの興奮する
ももちが赤ちゃんの素発言はエロすぎる…
42 :名無し飼育さん :2017/06/27(火) 08:45
純愛路伝が一変して!
もちろんおもしろいけれどね。
作者さんのももち愛が伝わってくるけど、
ふくちゃんのことも大好きでしょ。よくでてくるし。
43 :セル :2017/06/27(火) 23:19
なるべく卑猥にはならないように配慮しつつ書いていますが
その中で楽しんでいただければ嬉しいです
まあいちゃラブになったらそれなりの表現は出てしまうかもしれませんが
44 :セル :2017/06/27(火) 23:23
<つづき>

舞「梨沙ちゃん、そんなになよなよしてたら、私に勝てないよ。」
“ビシッ”
舞「あ、ごめんなさい。顔に当たっちゃった。」
梨沙「親にも叩かれたことないのに、ひどい。それっ。」
舞「あ、足で挟まれた。きゃー、苦しい。いたた、つったつった。」
梨沙「乗馬で鍛えた足腰をなめないで〜。」

愛香「えっと、相手をつかんでバランスを崩させて、
その隙に頭を脇の下からまわしこんで、背中を押すように倒すんだっけ?」
奈々美「そうですけれど、そんなゆっくりやっていたら。」
愛香「え?あ、ちょっとダメ、きゃ〜。」
奈々美「ほ〜ら、ゆっくり過ぎて隙だらけですよ。私が倒しちゃったじゃないですか。」
愛香「う〜、うん、うふん。えい!」
奈々美「あ、きゃっ、しまった。後ろにまわられちゃった。」
愛香「体格は私のほうが勝ってるもんね。で、どうするんだっけ。」
奈々美「え〜い、それっ。う〜だめだ、離れない。」
愛香「体を密着させて、それで相手の首に両腕を回して。」
奈々美「ぐっ。し、しまる。首がしまって死んじゃいます。うぅっ。」
愛香「勝負の世界に情けは無用。さあ、降参しなさい。」
奈々美「あぁ、でもなんか背中にポニョポニョしたものが当たって気持ちいい。うぐふぅ。」
ミカ「愛香、そこまで!奈々美が落ちかけてる。え?なんで恍惚とした表情してるの?」
45 :セル :2017/06/27(火) 23:25
結「それっ。よし、潜り込んだで。」
知沙希「重心が低いと、そういうのやりやすそうだね。」
結「バカにしてますの?あ、知沙希先輩の前髪、さらさらやね。」
知沙希「そうだね。」
結「ツインテールの毛先までさらさらや。」
知沙希「うん。そうだね。・・・って、なんで結がそんなこと言うの?」
結「ええやないですか、減るもんやなし。」
知沙希「舞ちゃんに謝って。」
結「なんでですの?って、油断したらあきまへん。腕伸び切りましたで、動けんでしょ。」
知沙希「あっ。」
結「あとは、頭で伸ばした腕を固定して、左腕で知沙希先輩の首を絞って、と。」
知沙希「うくっ。」
結「肩固めやったっけ?ほ〜ら、がっちり入りましたで。」
46 :セル :2017/06/27(火) 23:25
知沙希「ぐぅっ。あっ、あぅ〜、はぁはぁっ。」
結「あ、知沙希先輩、耳真っ赤や。」
知沙希「バカにしてー。えいっ、あ、解けた。背中、とっちゃったよ。」
結「しまっ、あっ。」
知沙希「腕とれた。脇固め〜!だっけ?」
結「く、苦しい。知沙希先輩と違って胸大きいから、マットで圧迫されるー。」
知沙希「絶対にバカにしてる、許さない、えーい。」
結「ぎゃー、ホンマに死ぬ。ギブギブギブ。」
ミカ「そこまで。ケガするよ。」
結「イタタ、殺されるかと思ったでー。」
知沙希「惜しかったな〜。」
47 :セル :2017/06/27(火) 23:26
ミカ「よし。ひととおり済んだね。あ、でもまだちょっと時間あるな〜。」
聖「は〜い。せっかくなんで、私もやりたいで〜す。」
ミカ「よし、じゃあいっちょうもんであげようか。」
聖「え、やだちょっと。揉まれるなんて嫌です。それに私は桃子先生と。」
桃子「え?」
ミカ「初心者同士、いいかもしれないね。よし、やってみよう。」
聖「やった〜。」
桃子「・・・。」
48 :セル :2017/06/27(火) 23:27
聖「よろしくお願いします、優しくしてくださいね。」
桃子「眼が怖いよ。」
聖「(怯えた表情の桃子先生も、かわいい。)」
桃子「こういう時は、先手必勝!」
聖「あ、ずるい。きゃっ。」
桃子「てぇ〜い。あれ?それぇ〜い。」
聖「桃子先生、体格差を考えてください。そう簡単には投げられませんよ。」
桃子「もも〜、なんで動かないの。」
聖「それ、モモアタック!」
桃子「あぁ〜。私の必殺技なのに。」
聖「掟破りも戦術の一つです!」
桃子「負けてられない。よし、元祖モモアタック!」
聖「きゃ〜っ」
桃子「ふふふ、KAORIさん以外に負けるわけにはいかない。」
聖「イテテ。」
桃子「今がチャンス。よいしょ・・・、あ、きゃー。」
49 :セル :2017/06/27(火) 23:28
“ドシン”
聖「油断大敵。ほ〜ら、ちょっと体重かけただけで倒れちゃいましたよ。
この後はどうしようかなぁ。」
桃子「う〜、くふぅ〜、ああぁ〜。ダメだ、重くて動けない。」
聖「あ、ひど〜い。女の子にそんなこと言うなんて。お仕置きしないとだな〜。」
桃子「ちょっと、どこ触ってるの。」
聖「足を固めてひっくり返す方法、教わったじゃないですか。」
桃子「そこは足じゃなくて股だよ、きゃっ。」
聖「ももち先生のうなじ、きれい・・・。」
桃子「くすぐった〜い。息を吹きかけないで。」
聖「もう、全然力が入ってないですよ。好きにしちゃいますよ。」
桃子「耳をかまないで。そんなことされたら、力なんて入らなくなるよ。」
50 :セル :2017/06/27(火) 23:29
聖「うふ。もう極めちゃいますね。」
桃子「なんで胸を触ってるの、こらーっ。」
聖「首を固めようとしてるんです。ほらっ、スリーパーホールド入っちゃった。」
桃子「ちょっと、苦しい。って、なんで空いた手で胸の先っぽクリクリしてるの。」
聖「あ、ごめんなさ〜い。」
桃子「こらー。お股の中心をクリクリするのもダメー。」
聖「あ〜、もうガマンできない。桃子先生〜。」
桃子「きゃー、やめてー。」
ミカ「なにをやっとる。」“ギューッ”
聖「うぅ、首がしまっちゃう。」
51 :セル :2017/06/27(火) 23:30
ミカ「武道をバカにしないように。最後の試合のようなことは絶対だめだ。」
一同「は〜い。わかりました!」
ミカ「じゃ、ここまで。どうもありがとう。」
一同「ありがとうございました。」
聖「桃子先生、ありがとうございました。すてきな表情、見れちゃいました。」
桃子「聖先生。こんなこと、二度とダメだよ。」
聖「でも、なんか幸せそうな表情に見えますけれど。」
桃子「えーい、うるさい。」

そんな会話をしながら、
「すっごく汗かいたし、いろいろ濡れちゃいました。」
顔を紅潮させ、聖はそうつぶやいた。
52 :セル :2017/06/27(火) 23:31
<お昼休み・お弁当>
聖「ね〜。私も一緒に食べていい?」
結「どうぞ〜。」
愛香「体育、すごいことになってましたね。」
聖「いや、どうしても桃子先生に勝ちたくてね。」
舞「それで、あれですか。」
聖「勝負に固執すると見境なくなっちゃうんだ。みんな、お弁当はなに?」
知沙希「ごはんに、から揚げに、たまご焼きに、あと野菜です。」
奈々美「私も似たような感じです。聖先生は?」
聖「え?牡蠣フライでしょ、レバニラ炒めのニンニク和え、うなぎの白焼き生姜乗せ、
ご飯にかけるように、山芋とゴマを入れた納豆。」
梨沙「すごいボリュームですね。」
聖「ううん。それぞれの量は少ないから。」
愛香「でも、バラエティ豊か。」
53 :セル :2017/06/27(火) 23:32
結「見せて見せて。」
聖「はい、どうぞ。」
奈々美「やっぱり、すごい量。」
聖「今日は桃子先生と会えたから、栄養つけなきゃと思って。
それに、みんなにもと思ってね。5人前作ってきちゃった。」
舞「え!くれるんですか。」
聖「どうぞ、召し上がれ。」
結「やった、うなぎいただきや。」
聖「仲良くね。」
愛香「え?食べたいの。しょうがないな。はい、あ〜ん。」
知沙希「誰にやってるんですか?」
奈々美「あざといですよね。」
舞「おいし〜。」
結「最高や。」
54 :セル :2017/06/27(火) 23:33
梨沙「なんか、体がポカポカしてきちゃった。」
聖「それはそうよ。だって、どの食材も精力をつけるのに最高なんですもの。」
結「勢力?」
奈々美「精力ですよ。ご存じない?」
舞「それって、なんなの?」
奈々美「え?そ、それはちょっと。なんて説明していいか。」
梨沙「元気の素って考えればいいじゃないかな。」
聖「そうだね。」
愛香「体育で疲れてたんですけれど、なんか活力がみなぎってきちゃいました。」
知沙希「なんか、私も汗かいてきちゃった。」
聖「それでいいのよ。じゃ、午後の授業も張り切っていきましょう。」
奈々美「なにか引っかかるんですよね、聖先生の言い方って。」
聖「うふっ。」
そんな会話をしながら、
「みなぎりすぎて、変な気持になっちゃう子はいないかしら。」
聖は優しい表情で、生徒たちを見つめていた。

<つづく>
55 :名無し飼育さん :2017/06/28(水) 01:19
俺はももち先生とプール授業がしたいです!!!!!!!!
56 :名無し飼育さん :2017/06/28(水) 08:43
修学旅行で混浴露天風呂なんてダメ?
57 :セル :2017/06/28(水) 22:46
私もももち先生にいろいろ教わってみたいです
58 :セル :2017/06/28(水) 22:52
<つづき>

<5時限目・社会>
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
“ガラララララッ”

桃子「は〜い。社会の授業始めるよ。」
舞「はいっ。張り切っていきましょう!」
桃子「やけに元気だね。体育の授業の後だってのに。」
結「おいしいもの、たくさんいただいたので。」
桃子「そうか。ま、元気なのはいいことだね。
ところで、地球には今、どれだけの人間がいるか知ってる?」
結「10億人くらい?」
舞「あ、舞もそれくらいかなって思った。」
愛香「中国だけでも、それくらいはいたような。」
知沙希「20億3000万人!」
桃子「細かくきたな。」
知沙希「茉穂ちゃんに教えてもらいました。」
梨沙「それ、バルタン星人でしょ。」
知沙希「そうだっけ。」
59 :セル :2017/06/28(水) 22:53
梨沙「収拾つかないから真面目に答えるね。70億人です。」
結「そんなにいるわけないやろ。」
奈々美「でも、これだけ地球は広いんですから、それくらいいても不思議じゃないような。」
桃子「梨沙ちゃんで、だいたい正解。」
舞「え〜、そんなに。ご飯が足りないんじゃ。」
結「食べ物の心配でっか。」
桃子「すでに74億人を超えているという推計もされているよ。」
知沙希「信じられない。」
桃子「でも、舞ちゃんの心配も当たっていて、
飢えに苦しんでいる人たちもたくさんいるんだよ。」
舞「そうなんだ。じゃ、舞はもうご飯を残さないようにします。」
梨沙「えらい!」
桃子「それじゃあ、日本の人口はどれくらいか分かる?」
知沙希「あ、それは多分わかります。1億人くらいですよね。」
桃子「なんでそう思った?」
60 :セル :2017/06/28(水) 22:54
知沙希「『日本1億火の玉だ』ってポスターを見た記憶があります。」
愛香「え?なにそれ。」
桃子「どこでそんなポスター見たの?知沙希ちゃん、今、何歳?」
梨沙「それって戦時中の話じゃ。」
知沙希「えぇ、どこで見たんだろう?思い出せないや。」
奈々美「時をかける少女じゃないんですから。」
桃子「話を戻すけれど、1億2600万人以上いるんだよ。」
結「すごい。そのうち1%でも来てくれたら、
全国ドームツアーやっても、全部満員になりまんな。」
舞「どうして埋まらないんだろう。嬉唄ちゃんがいてくれたら、くすん。」
桃子「また話がおかしな方向に行っているよ〜。
じゃ、1年間に生まれる赤ちゃんの人数、どれくらいだと思う?」
舞「100万人!」
奈々美「100万?!少なすぎませんか。各学年にそれだけいて、
80歳の人までカウントしても、8000万人にしかならないですよ。」
知沙希「そうだね。」
舞「そっか〜。じゃ、200万人くらいかな。」
61 :セル :2017/06/28(水) 22:55
桃子「実は、舞ちゃんが最初に言った人数が正解だよ。」
愛香「え?そうなんですか。でも、計算が合わないですね。」
梨沙「いつも同じ人数だけ生まれてくるとは限らないでしょう。」
愛香「そっか。」
桃子「多いときは200万人を超えていた時もあったんだよ。
でも、今は100万人を割っちゃってる。」
結「それじゃ、減ってく一方やないか。」
桃子「そう。いま日本は人口減少社会なんだよ。」
奈々美「毎年どれくらい生まれれば、減らずに済むんですか。」
桃子「1人の女性が、生涯に2.08人の赤ちゃんを産めば、人口は維持できる計算なの。」
知沙希「2.08人?1人が1人産めば、減らないんじゃないんですか?」
梨沙「男の人は、赤ちゃん産めないよね。」
知沙希「あ、そうか。」
桃子「そう。それに、残念ながら子供のうちに亡くなることもあるから。
だから2でも足りないんだよ。」
62 :セル :2017/06/28(水) 22:57
奈々美「日本の女性は、どれくらい産んでいるんですか?」
桃子「1.44人。ちなみに、この数字を合計特殊出生率っていうの。」
舞「たいへん。全然足りない。」
結「どうすれば増やせるんやろ。」
桃子「実は、結婚している女性の出生率は、決して低くないの。
2.5近くで、しかもこの25年間、ずっと上昇しているのよ。」
奈々美「じゃあ、みんなが結婚すればいいんですね。」
愛香「でも、みんながみんな結婚したいわけではないよね。」
舞「え〜、舞はすてきな王子様と将来結婚するつもりだよ。」
知沙希「え?!なんで、私はどうなっちゃうの!」
桃子「なんの話しをしてる。でも、愛香ちゃんのいうことももっともだよね。」
梨沙「でも、したいのに出会いがないって言っている人も多いですよね。」
桃子「生涯未婚率って言って、一生独身で過ごす人の割合が最近発表されたんだけれど、
男性の23%、女性の14%が、一生独身で過ごしているんだって。」
結「え〜。」
63 :セル :2017/06/28(水) 22:59
桃子「でも、愛香ちゃんが言ったとおり、
したいけれどできない人もいれば、したくないという人もいるから。」
奈々美「どうすればいいんだろう。」
桃子「したい人も、しなくない人も、出会いの場を設けることは必要だろうね。」
梨沙「それでもできない、しないというのであれば、仕方がないということか。」
桃子「それに、できない理由は、出会いがないだけではないからね。」
知沙希「他になにがあるんですか。」
結「うちのおかんが、『結はほんまたくさん食べるから、お金がかかるわ〜。
それなのに、背伸びへんし。』って愚痴ってたわ。」
舞「舞が通っていたバイオリン教室も、月謝高かったな〜。」
桃子「そう。子供を育てるのって、けっこうお金かかるんだよ。」
梨沙「そうかもしれないけれど、それってなにが問題なんですか?」
愛香「はいはい、お嬢様は世間知らずですわね。」
梨沙「え?」
知沙希「梨沙ちゃん、今確実に教室中を敵に回したよ。」
64 :セル :2017/06/28(水) 23:00
桃子「梨沙ちゃんみたいな家もあるけれど、ふつうはどこも大変なんだよ。」
梨沙「反省します。」
桃子「景気が上向きといっても、所得はあまり増えていないし、
非正規雇用の人も本当に多い。」
舞「そうなんだ。」
桃子「お金がかかるから子供を作らないっていうのは、若い人に多いんだけれど、
逆に上の世代の人は、年を取ってから生むのは嫌だって人が多いの。」
奈々美「なんでですか?」
桃子「子供って、みんなもそうだけれど元気いいよね。
でも年齢が行くと体力が落ちる。それに、」
知沙希「それに?まだあるんですか。」
桃子「残念だけれど、丈夫じゃない子供が生まれる可能性が高くなっちゃうの。」
舞「え?なんで?!」」
桃子「う〜ん。それはまたいつか、みんながもう少し大きくなってから、生物の授業でね。」
梨沙・愛香「うんうん。」
65 :セル :2017/06/28(水) 23:01
桃子「結婚しない人が増えた話はさっきしたけれど、
結婚する年齢もどんどん高くなってるんだよ。」
梨沙「晩婚化ってやつですね。」
桃子「そう。それに子育てって大変だから、本当は夫婦で協力してやらないと
いけないんだけれど、まだ会社によってはそういった理解がないところも多いから。」
結「友達、妹ができたときに、おかんが仕事辞めたって言うとったで。」
舞「うちのお父さんは毎日遅いし、
帰ってこない日も多いから、確かにうちのお母さん、大変そう。」
桃子「うん、そうだね。本人の考えもあるけれど、
周りのみんなや社会がしっかりと支えていくようにしないとだね。」
奈々美「保育園に入れない子もいるって聞きますしね。」
桃子「行政のサポートも重要だし、学校もなにかできるといいよね。先生も頑張るよ。」
一同「は〜い。よろしくお願いしま〜す。」
66 :セル :2017/06/28(水) 23:03
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
桃子「はい、時間だね。じゃ、次は最後の英語。最後までガンバロー!」
梨沙「ももち先生も、なにかいつも以上に元気ですね。」
桃子「ん?私はいつも元気だよ。調子悪い時なんてないから、いつもかわいいし。」
舞「はいはい、わかりました。」
桃子「(でも、確かになんかいつもと違うな。ポーッとして、体が変に暑いや。)」
そんな会話が続く中、聖は桃子に視線を落としながら、
「桃子先生も、私のお弁当食べてくれたんですね。
でも、みんなのやつと違って、惚れ薬代わりに目薬を少し落としといたんです。
表情が素敵ですよ。」
そうつぶやいて、不敵な笑みを浮かべた。

<つづく>
67 :名無し飼育さん :2017/06/29(木) 08:47
あれ?今回はエロ無し。
でもこの話がなにかのふくちゃん・・・
じゃない伏線になるのかな。
68 :セル :2017/06/29(木) 22:54
昨日のはちょっと退屈だったかもしれません
すみません
また違った展開もありますのでおつきあいください
69 :セル :2017/06/29(木) 23:08
<つづき>

<6時限目・英語>
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
“ガララララララッ”

桃子「は〜い。英語の授業始めるよ。」
一同「よろしくお願いします。」
舞「あれ?その方は。」
桃子「今日は臨時講師を呼んだよ。私のビジネスパートナー、千奈美。」
千奈美「Good afternoon,class.」
一同「・・・」
梨沙「先生のこと、なんてお呼びすればいいですか?」
千奈美「Chinamiでいいよ。」
梨沙「Good afternoon, Chinami.」
千奈美「How are you?」
梨沙「I'm fine, thank you. And you?」
千奈美「fine.」
70 :セル :2017/06/29(木) 23:09
結「なに、今の?日本語?!」
知沙希「全然聞き取れなかった〜。」
桃子「いやいや、英語だから。」
結「まだ中学生やから、分からなくてもしょうがないな。」
桃子「おいおい、全部中学1年で習う英語だよ。」
愛香「だったら、わからないとね〜。」
奈々美「そういう愛香さんは、理解できていたんですよね?」
愛香「え?それは。」
千奈美「はいはい。いいよ〜。このまま授業終わっちゃいそうだから、次に進めるよ〜。」
桃子「千奈美も成長したね、うんうん。」
71 :セル :2017/06/29(木) 23:10
千奈美「どうも英語力以前の問題で、単語力から心配な子がいるから、
今日は基本中の基本をやるよ。」
舞「よろしくお願いします。」
千奈美「お!元気いいね。じゃ、さっそくあたなに・・・、ええと、」
桃子「舞ちゃん。」
千奈美「あぁ、舞ちゃんね。じゃ、1週間を月曜日から順番に言ってみて。」
舞「え?・・・」
千奈美「急に元気なくなっちゃったな。」
舞「う〜んと。」
千奈美「しょうがない。じゃ、書くから。それを発音してみて。」
72 :セル :2017/06/29(木) 23:11
“Monday”,”Tuesday”,”Wednesday”,”Thursday”,”Friday”,”Saturday”,”Sunday”

舞「”もんでー”、”ちゅーしてー”、”うえにしてー”、次はええと・・・。」
結「なんや、分からんの?じゃ続きは私が。
“さすってー”、”ふぇらいいでー”、”したでー”、は〜”さんでー”でどや!」
桃子・千奈美「・・・。」
奈々美「”マンデー”、”チューズデー”、”ウェンズデー”、”サーズデー”、”フライデー”、”サタデー”、”サンデー”です。」
桃子「奈々美ちゃんが正解。ちょっと、こんなの間違えないでよ〜。」 千奈美「次の単語の意味は、分かる?」
73 :セル :2017/06/29(木) 23:13
“week”,“month”,“year”,“century”
舞「1週間、1か月、1年、1世紀」
桃子「お、すごい、やればできるじゃん。」
舞「舞は、発音はダメなんですけれど、訳は得意なんです。」
千奈美「じゃ、発音行ってみようか。それじゃあ、愛香ちゃん。」
愛香「え?!」
桃子「さっきからずっと下向いて、気づかれないようにしてたでしょ。」
千奈美「あ、桃も・・・、桃子先生もそう思ってたんだ。はい、じゃお願いします。」
梨沙「頑張って、愛香ちゃん。」
愛香「う〜ん・・・。」
奈々美「いけますよ、愛香さん!」
愛香「“う いくー”」
知沙希「“ウイーク”ですよ。」
愛香「“まん・・・”、ダメです、恥ずかしくて言えません。」
舞「“マンス”だよ。舞にだって分かった。恥ずかしいってなに?」
愛香「いや〜ん。」
奈々美「いや〜。愛香さんが言うと、なんでもセクシーに聞こえちゃいます。」
愛香「次は、“せんずりー”。」
結「さすがの結かて、“センチュリー”は知ってましたで。」
74 :セル :2017/06/29(木) 23:14
千奈美「なんか、頭痛くなってきた。
桃はいつもこの子たちの相手してるんでしょ。よくもつね。」
桃子「出来の悪い子ほど、かわいいもんだよ。」
千奈美「天使か!いや、まあ、先生としては立派だよね。
みんなは桃子先生のこと、どう思ってるの?」
愛香「セフレだな〜って。」
千奈美「はぁ〜?」
愛香「旦那さんが、世界を股にかけて仕事されていて、お金持ちなんで。」
梨沙「それって、『セレブ』じゃない?」
桃子「正確には、『セレブリティ(celebrity)』ね。」
千奈美「セレブリティは、名士とか有名人とかって意味だよ。
お金持ちっていう意味ではないから、覚えておいてね。」
桃子「(え?そうだったの。知らなかった。)」
75 :セル :2017/06/29(木) 23:19
千奈美「他には?」
知沙希「お友達思いです。」
奈々美「そうそう。お友達が出演された映画を、このあいだ観に行かれていましたし。」
結「『パトレイパー(PATRAPER)』やな。」
桃子「『パトレイバー(PATLABOR)』だから。間違えないように。」
梨沙「『labor』と『raper』じゃ意味が全然違っちゃうし、意味的にも、ちょっと。」
千奈美「この子たち、やっぱ問題ありすぎだよ。」
“き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん”
桃子「あ、時間になっちゃった。」
結「ももち先生。そういえば、千奈美先生にみんなで挨拶してません。」
桃子「え?あ、そうだったか。じゃ、終わりのあいさつをしよう。日直!」
梨沙「はいっ。『きり〜つ』、『きをつけ〜』、『れいっ・・・』ぷっ、あはは。」
千奈美「どうした。なに笑ってんの。」
梨沙「いや、結がちょっと笑かしてきたんで。」
結「やっぱ、『パトレイパー』で合っとるんちゃうかな〜。」
桃子「その単語使うの、お願いだからもうやめて。」
千奈美「じゃ、ここまでね。みんなありがとう。」
一同「ありがとうございました!」
76 :セル :2017/06/29(木) 23:20
<ショートホームルーム>
桃子「じゃ、続いて下校前のホームルームを始めるよ。」
一同「はい。」
桃子「みんな、この後の予定は空いてる?」
舞「え?空いてますけれど、なんで?」
桃子「予定がある子は、いないんだね?」
一同「はい。」
桃子「いくつかお知らせがあるよ。」
奈々美「なんですか?ポケモンと関係ありますか?」
桃子「ない。」
奈々美「がっかりです。」
桃子「まずは、先生の退職が正式に決定しました。」
梨沙「いつですか?」
桃子「来年の6月末。まだしばらくあるから、楽しくやっていこう。」
結「寂しくなるなぁ。」
知沙希「先生の次の目標のためだから、仕方がないよ。」
77 :セル :2017/06/29(木) 23:21
桃子「あと、ここの廃校日も、来年の9月に正式に決まったよ。」
舞「ついに正式決定ですか。」
桃子「梨沙ちゃんと舞ちゃんは本校に移るけれど、他のみんなは転校だね。」
奈々美「正直に言うと、私自身も様々な感情が入り混じっているのが現状です。
でも、そんな中でも、今まで通りにみんな接してくれるから。」
梨沙「永遠のお別れってわけじゃないしね。」
舞「年に2回、夏と冬はみんなで集まろうよ。」
桃子「あと、愛香ちゃんだけれど。」
結「え?」
桃子「ちょっと体調を崩しているのは、みんな知ってるよね。
ここからは愛香ちゃん自身に話してもらおうかな。」
78 :セル :2017/06/29(木) 23:22
愛香「はい。北海道で療養することになりました。
本校組も転向組も、あまり遠くに離れることはないと思うけれど、
私はかんたんには会えなくなります。」
梨沙「そ、そうだったの。」
愛香「ごめんなさいね。ずっと黙ってて。」
知沙希「いつ転校しちゃうの?」
愛香「今日で最後。」
一同「えーーー。」
桃子「だから、今日は送別会をやろう。みんな、うちにおいで。
今日は4のつく日だし、お菓子もふるまうよ!」
舞「やったー!」
桃子「来れない人、いる?いないね。千奈美もどう?久しぶりに会ったし。」
千奈美「もちろん行くよ。」
結「よし、決まりや。」
知沙希「さっそく行きましょう。」
梨沙「ご主人はいらっしゃるんですか?」
桃子「今日か明日、帰国予定だから、帰ってくるかもしれない。」
愛香「旦那さんに、ごあいさつできるかもしれないんですね。」
桃子「よし、決まりだね。」
79 :セル :2017/06/29(木) 23:23
聖「あ、あの〜。」
桃子「ん?どうした。」
聖「私も行っていいでしょうか。」
桃子「いいよ、おいで。」
聖「ありがとうございます、うふふ。」
桃子「よし、じゃその前に、愛香ちゃんのいる最後の部活やるよ。」
一同「はい。」
舞「体育があったから、今日は部活、嫌だなと思ってたんだけれど、
がぜんやる気が出てきた。」
結「私も、お弁当食べてから絶好調やで。」
そんな会話をしながら、
「桃子先生の家に行ける。どうしちゃおうかしら、うふ。」
聖はなにかを企んでいるような、怪しい表情を見せた。

<つづく>
80 :セル :2017/06/29(木) 23:24
もうしばらく続きますが
明日はアップするのお休みします
ももち卒業までに完結できませんでした
ごめんなさい
81 :名無し飼育さん :2017/06/30(金) 08:43
下品でくだらないエロ話。
こういうの以外と好きかも。
82 :名無し飼育さん :2017/07/01(土) 07:08
お疲れ様
すごかったねももち
こんなに素敵な人に出会うことはもうないだろうなあ
83 :セル :2017/07/01(土) 16:19
ももち、神々しいまでに美しくてかわいかった。
Berryz工房時代からの全力でふざける感が、
カントリー・ガールズの後輩にも受け継がれていてよかった。
もう、二度と会うことができないのがつらい。
幼児教育の道、頑張ってほしい。

小説はまた夜に。
84 :セル :2017/07/01(土) 21:57
<つづき>

<部活>
桃子「は〜い、みんな着替えたね。」
一同「は〜い。」
桃子「じゃ、今日はこのメンバーでやる最後の部活だから、メドレーリレーで勝負するよ。」
愛香「最後のレース。負けられない。」
聖「すみません、遅くなりました。」
梨沙「あれ?聖先生も参加ですか?」
知沙希「って、なんでそんなハイレグの面積が狭いビキニなんですか。」
聖「だって、持ってきてなかったから、近くにショップに行ったら、
これしかサイズ合うのなくて。」
奈々美「かなり、きわどいですよ。」
聖「大きいと、どうしても種類が限られちゃって。」
結「場違いなカッコウやで。」
聖「結ちゃんだって、大正時代の女性が来ていたような、全身を覆うような水着じゃない。」
奈々美「普通のスクール水着なんですけれど、体が小さすぎてそう見えるだけです。」
結「でも、出るところはしっかり出て目立ってるやろ。」
舞「いいな、結ちゃんも聖先生も。」
85 :セル :2017/07/01(土) 21:58
桃子「頭痛くなってきた。千奈美、なんか言ってやって。」
千奈美「桃も、お尻が大きいから、ふだんパンツはけないこと多いじゃん。
聖先生や結ちゃんのこと、笑えないよ。」
桃子「ちょっとー。あ〜、千奈美もハイレグが過ぎるんじゃない。」
千奈美「私は脚が長いから、普通の水着がハイレグに見えちゃうんです。」
愛香「あの〜、時間も限られているし、早く始めませんか?」
桃子「ごめんごめん。よし、じゃあ、ストレッチして。」
86 :セル :2017/07/01(土) 21:59
桃子「よし、いいね〜。じゃ、同じ泳法が得意な人同士でペアになって、じゃんけんして。」
一同「じゃんけんぽん」
桃子「じゃ、勝った人チームと負けた人チームに分かれよう。」
聖「私は審判やりますね。」
千奈美「私も泳ぎたいな。」
桃子「じゃ、私もやるよ。よし、じゃんけんぽん。」
聖「チーム分けは、これでいいですね。」

・1.知沙希(背泳ぎ)、2.愛香(バタフライ)、3.梨沙(クロール)、4.桃子(平泳ぎ)
・1.奈々美(背泳ぎ)、2.結(バタフライ)、3.舞(クロール)、4.千奈美(平泳ぎ)

桃子「正式なルールの順番じゃないけれど、ま、それはいいよね。」
聖「張り切って、いきまっしょい!」
87 :セル :2017/07/01(土) 22:00
聖「位置について、よ〜い、スタート」
結「2人とも、速いで。」
愛香「すごい。でも、そろいもそろってスマイルしながら泳いでる。」
梨沙「ずっと顔が見える泳ぎ方だから、本能で笑顔になっちゃうんだね。」
桃子「アイドルのかがみだ。」
舞「2人とも、ガンバレ〜。ほら、笑顔で負けてるよ。」
千奈美「なんの勝負なんだよ、これ。」
聖「同時にきたよ。」
桃子「2番手、いけ〜。」
88 :セル :2017/07/01(土) 22:02
知沙希「勝ってたでしょう。」
奈々美「ちょっとだけ、知沙希先輩のほうが早かったかも。」
知沙希「やった!」
奈々美「でも、笑顔は私のほうが素敵でしたよ。」
知沙希「なによ、それ。絶対にバカにしてる。って、泳いでいたら見えないでしょ。」
奈々美「私は知沙希先輩の表情を見ながら泳いでいたんです。
だから、笑顔では絶対に負けていません。」
89 :セル :2017/07/01(土) 22:04
梨沙「さすがはスーパーダンサーの愛香ちゃん。全身のバネがすごい!」
舞「結ちゃんも負けてない。2人とも、本物のちょうちょみたいに飛んで見える。」
奈々美「あ、でも結ちゃんが離されだした。」
知沙希「愛香ちゃん、そのまま引き離しちゃえ!」
桃子「あれ?結ちゃんがスパートかけて追いついてきた。」
千奈美「違うよ。愛香ちゃんのペースがガタ落ちになってる。」
梨沙「どうした、愛香ちゃん、ガンバレー。ひょっとして、体調のせいかな。」
聖「違う、胸の差よ。上半身が浮いたとき、愛香ちゃんは胸が水面から上がりきってない。」
奈々美「こんなところで、水の抵抗の差が。」
舞「うらやましい悩みだなー。」
知沙希「追いつかれちゃう。」
桃子「次、3番手〜。」
90 :セル :2017/07/01(土) 22:05
愛香「楽勝だと思ったのに。」
結「実力では愛香先輩のほうがすごいけれど、若さの違いやな。」
愛香「この大福みたいな2つのふくらみのせいね。結ちゃんに女では負けていないわ。」
結「うちかて、立派なほうなんでっせ。」
愛香「水泳では引き分けでも、こっちは私の圧勝ね。」
結「うぅ、反論できへん。あ、梨沙ちゃんと舞ちゃんも、すごいデッドヒートやで。」
91 :セル :2017/07/01(土) 22:06
奈々美「うわ、2人も速い。」
知沙希「部活レベルじゃないよね。」
桃子「だてに梨沙ちゃんは乗馬やってないね。足腰が強い。
舞ちゃんも、あの瞬発力はお父さん譲りなんだろうね。」
千奈美「それにしたって、すごすぎない。」
聖「水の抵抗を受けていないんだわ。」
愛香「え?」
結「上半身が平らに近いってことか。」
聖「少しの胸のふくらみが、全身を程よい流線形にして、水の抵抗を減らしているのよ。」
奈々美「同時に来ましたよ〜。」
桃子「アンカー、いくよ〜。」
千奈美「桃にだけは負けられない。」
92 :セル :2017/07/01(土) 22:08
“ジャボーン”
桃子「(いけない。飛び込んだ勢いで水着がめくれて、飛び出ちゃった。)」
千奈美「(ん?桃が泳いでない。よし、一気に引き離すぞ。)」
梨沙「ちょっと、ももち先生。どうしたの、泳いで〜。」
舞「なんか、胸のあたりをゴソゴソしてるね。」
桃子「(よし、納まった。追い上げなきゃ)」
千奈美「(あ、来た。)」
知沙希「ももち先生、いけー!」
結「千奈美さん、負けたら許さにゃいでー。」
奈々美「あ、ももち先生が追い上げてきちゃった。」
聖「(桃子先生が、あんなに頑張って泳いでる。近くで応援してあげなくちゃ。)」
“ドボーン”

愛香「あ、聖先生が飛び込んだ。」
梨沙「すごいすごい、ももち先生のそばで応援してあげてる。」
93 :セル :2017/07/01(土) 22:09
桃子「(あれ、なんか背後に気配が。)」
聖「(平泳ぎって、すてき。)」
桃子「(み、聖先生?!)」
聖「(あぁ、あんなに大きくおまたを広げて。
一かきするごとに、桃子先生のあそこに水着がぴったりと貼りついているのがわかるわ)。」
桃子「(ちょ、ちょっと。どこ見てんのよ、聖先生。逃げなきゃ。)」
聖「(桃子先生、すごい。足の動きがさらに大きくなって、どんどん力強くなった。
貼りついた水着が思い切り引っ張られて、張り裂けちゃいそう。)」
桃子「(うぉーーー)」
94 :セル :2017/07/01(土) 22:10
知沙希「やったー。ももち先生の逆転勝利だー!」
千奈美「桃、すごいじゃん。今回は私の負けだよ。」
奈々美「残念ですけれど、すばらしかったです。」
結「みんな、ほんまに頑張ったで。」
舞「舞も、もっともっと頑張ります。」
愛香「さすが、15年間鍛え上げてきた実力はすごかった。」
梨沙「聖先生の応援もかっこよかったですよ。」
95 :セル :2017/07/01(土) 22:12
桃子“わなわな”
聖「桃子先生、おめでとうございます。」
桃子「ちょっと、聖先生、なにしてくれてんのよー。」
聖「え?もう、いてもたってもいられなくて。すぐ近くで応援して差し上げようと。」
結「ほんま、すごい行動力やったで。」
奈々美「感動しました。」
梨沙「2人の友情パワーの勝利ですね。」
舞「負けて悔いなしです。」
桃子「いや、そうじゃないんだって。」
愛香「照れなくていいんですよ。」
知沙希「私もいつか、聖先生のもとで頑張っていけたらな〜。いえ、きっとそうします!
私だったら、エースでセンターになれると思うんです。」
96 :セル :2017/07/01(土) 22:13
千奈美「あの、盛り上がってるところ悪いんだけれどさ、聖先生。」
聖「はい?」
千奈美「ひょっとして、足から飛び込んだ?」
聖「え、ええ。」
千奈美「ビキニのパンツが上がっちゃって、前も後ろも紐みたいになってるよ。」
聖「きゃーっ。(でも、桃子先生にはたくさん見てほしいな。)」
桃子「やれやれ。」

<つづく>
97 :セル :2017/07/01(土) 22:13
何人の方が読んでくださっているかわかりませんが
不快だったらごめんなさい
98 :名無し飼育さん :2017/07/02(日) 09:49
毎日楽しみに読んでるし面白い
いつもありがとう
99 :セル :2017/07/02(日) 23:06
>>98
そう言っていただけると嬉しいです
もう少し続きますのでよろしくお願いします
100 :セル :2017/07/02(日) 23:07
<つづき>

<放課後・送別会>
桃子「どうぞ、入って。」
一同「おじゃましま〜す。」
奈々美「うわ、ひろ〜い。」
結「なんですか、この豪邸。」
梨沙「知らないの?ももち先生の旦那さんって、世界的に有名なアスリートなんだよ。」
舞「年収が何十億円って話だし。」
知沙希「んんん〜〜〜。」
愛香「知沙希ちゃん、耳真っ赤。卒倒しそう。」
千奈美「ほんと、玉の輿だよね。」
聖「う、財力を駆使してももち先生を振り向かせるのは無理か・・・。」
桃子「ん?なんか言った?!」
聖「い、いえ、なにも。」
101 :セル :2017/07/02(日) 23:09
一同「かんぱ〜い。」
桃子「さ、遠慮なく食べてね。」
梨沙「すごい豪勢。それに、こんなにたくさん。」
愛香「今日は、遠慮なしにいただいちゃっていいんですよね。」
桃子「もちろん。」
舞「あ、これいただき!」
知沙希「ずる〜い。私も狙ってたのに。」
奈々美「たくさんありますよ。ケンカしないでください。」
聖「奈々美ちゃんが、いちばんしっかりしてるね。」
舞「ももち先生の弟さんに、見初められたくらいだしね。」
桃子「あー、もうその話はやめて。嗣永奈々美なんて呼びたくない。」
知沙希「お似合いだと思うんですけれどね。」
梨沙「あれ、ちぃ、嫉妬してる?
かわいいのはちぃだけれど、気になるのは奈々美ちゃんだって言われちゃったのが、
ちょっと悔しいのかな。」
知沙希「そんなことないよ。」
102 :セル :2017/07/02(日) 23:10
愛香「でも、確かにお似合いかも。」
桃子「絶対に認めな〜い。絶対に会わせな〜い。よりによって奈々美ちゃんだなんて。」
奈々美「私、なんにも悪くないですよね。ねえ、お姉さま〜。あれ?デジャブ?!」
桃子「学校でも言ってたでしょ。だから、私をお姉さまって呼ぶなー。」
聖「でも、なんか嬉しそうですね、桃子先生。」
桃子「いやー、やめてー。」
千奈美「桃だって、旦那さんから猛アタックされて付き合い始めたんじゃん。
恋って素敵だと思うよ。見守ってあげなって。」
桃子「うー。」
梨沙「え?ももち先生、旦那さんからアプローチされたんですか?」
愛香「知らなかった。どんなふうに?教えてください。」
桃子「いいよ、やめとこ。今日集まった趣旨と違うし。」
知沙希「聞きたいな〜。」
103 :セル :2017/07/02(日) 23:12
千奈美「じゃあ、私が話しちゃおっと。実はね・・・、」
桃子「あ〜、言わなくていい。千奈美に話されちゃうくらいなら自分で言うよ。」
舞「やった〜。」
結「ほうほう、で、どうなったんでっか?」
桃子「いやね、誕生日にプレゼントをもらったの。」
梨沙「正攻法ですね。」
知沙希「なにをもらったんですか?」
桃子「すてきな服と靴。」
愛香「王道だ。」
桃子「でもね、ほら、私その頃アイドルだったからさ、断ったの。いりませんって。」
聖「え〜。」
104 :セル :2017/07/02(日) 23:14
桃子「そうしたら、『誕生日のとき、メンバーみんなにあげてるから。』って。
じゃ、いいかなって。」
千奈美「ある日、桃がふだん着ないような服を着てきてさ、
みんなびっくりして『どうしたの?』って聞いて。」
桃子「そうそう。それでみんなにいきさつを話したら、私たちはもらったことないって。」
千奈美「びっくりだったよね〜。それに桃、返すとか言い出して。みんなで説得したよ、やめなって。」
奈々美「でも、それだけで結婚を決められたわけではないですよね。」
桃子「まあ、そうだね。
もしかしたら、遊びで付き合おうとしてるんじゃないかとも思ったしね。」
愛香「用心深いですね。さすがはももち先生。」
桃子「でね、私がアイドル卒業を決めてから、手紙をもらったの。」
舞「なにが書いてあったんですか?」
梨沙「気になる〜。」
桃子「渡されたときに、今は開けないでほしいって。
卒業してから開けてほしいって言われて。」
知沙希「告白、間違いなしじゃないですか。」
聖「今ないんですか?そのお手紙。」
桃子「え?」
千奈美「いいじゃん、桃。見せてよ。」
桃子「う〜ん、分かった。ちょっと取ってくる。確か寝室にあったはず。」

<つづく>
105 :名無し飼育さん :2017/07/03(月) 08:42
良かった、まだ続くんだね。
俺も楽しんでるんでよろしく。
ももち卒業しちゃったけれど、これからもずっと続けていいんだぜ。
106 :セル :2017/07/03(月) 23:05
<つづき>
桃子「あったよ。はい。」
奈々美「うわ〜。なにが書いてあるんでしょうね。」
舞「どきどき。」
梨沙「じゃあ、私が。」
「拝啓 あじさいが、雨に美しく濡れる今日この頃。元気にお過ごしですか。
嗣永さんが卒業を発表してから早半年以上。この手紙を読んでいるということは、
ラストライブが終わり、新たな生活の幕が開けたということなんだろうね。
15年間、芸能界を精一杯駆け抜けてきて、
楽しいこと、感動したこと、悲しいこと、不安なこと、つらいことと、
いろいろと経験してきたと思う。
でも、それらの経験が、これからの新しい人生に必ずつながるはず。
嗣永さんのその素敵な笑顔で、新たに出会うことになる皆さんを、
幸せな気持ちにさせてあげてください。君ならきっとできる。
どうぞお体に気を付けて。今後ますますのご活躍を祈っています。 敬具
平成29年6月30日
                        ○○ ○○
嗣永桃子 様」
107 :セル :2017/07/03(月) 23:05
知沙希「あれ?これでおしまいですか。」
愛香「なんか、普通な終わり方だね。」
奈々美「つまらないですね〜。」
梨沙「あれ、もう1枚ある。」
「追伸 俺が以前、『嗣永さんのことが好きだ。』と言ったとき、
嗣永さんは『あぁ、はいはい。一ファンとして好きでいてくれてるんですね。
よかった、よかった。』と、てきとうにあしらってくれたことがあったね。
俺も「なんだ、ばれていたか。」と茶化したけれど、
あれは一人の男として伝えた本心なんだ。俺は、君のことを心の底から愛している。
嗣永さんを幸せにしたい。君と一緒に幸せになりたい。
こんど会える機会があるのならば、直接、思いを伝えたい。」
舞「ひゅ〜。」
結「こう来たか〜。」
千奈美「で、まあ、晴れて結ばれたというわけですよ。」
聖「素敵ですね〜。」
桃子「まさか私も結婚するとは思わなかったよ。」
知沙希「でも、嬉しそうですよ。」
桃子「そ、そりゃ、まあね。」
108 :セル :2017/07/03(月) 23:06
舞「手紙を読んだ後、最初に会ったときは、どんな感じだったんですか?」
桃子「え?」
結「教えてください。」
桃子「あ、いや、それは・・・。」
奈々美「おもしろそうですね。」
桃子「個人的なことだから。」
千奈美「じゃ、やっぱり私から。」
桃子「あ〜、もう、言うよ。その日にプロポーズされたの。」
一同「えええ〜〜〜。」
聖「なんてプロポーズされたんですか?」
109 :セル :2017/07/03(月) 23:12
〜〜〜
俺「俺も、これまでに好きになった女性は、それなりにいる。」
桃子「えっ?なんでそんなこと言うんですか?」
俺「でも、好きになっても、なかなか告白にまではいたらなくてね。迷ってばかりで。
もしかしたら、もう彼氏がいるんじゃないかって不安になることもあったし。」
桃子「はぁ、そうなんですか。(なに考えてんのよ、過去の女性の話なんてして。)」
俺「でも、桃子。君だけは、違った。自分を抑えることができなかった。
自分の気持ちに嘘はつけなかった。」
桃子「それは、どうも。」
俺「もし、彼氏がいても、絶対に奪ってみせるって、そう思った。」
桃子「え、あの、私アイドルだったんで、彼氏は。」
俺「俺もそう思ったから、告白するのが遅くなったけれど。
でも、こんな気持ちになるのは初めてだった。」
桃子「・・・。」
俺「今まで好きになった人は、その程度の想いだったって気づいた。
生まれて初めて、女性を心の底から愛し、恋しい気持ちになったと感じた。」
桃子「うん。」
俺「周りはなにも見えなくなって、他はすべて失ってもいいと思った。」
桃子「・・・そこまで、想っていてくれたんですね。」
俺「だから、俺は、桃子のことを愛しています。」
桃子「うん。」
俺「結婚してくれないか。」
桃子「はい。」
〜〜〜
110 :セル :2017/07/03(月) 23:13
一同「すてき〜。」
梨沙「え?どんなシチュエーションだったんですか?」
桃子「えっと、その〜。」
“ぽ〜っ”

俺「嗣永さん。卒業、おめでとう。」
桃子「ありがとうございます。こんなに素敵な花束までいただいて。」



俺「嗣永さん、直接言わせてほしい。俺は君を愛している。」
桃子「はい。」
俺「今日はまだ、返事は聞かせてもらえないよね。」
桃子「ごめんなさい。少し気持ちを整理してからでいいですか。」
俺「もちろん。」
桃子「前向きに、検討させてもらいますので。」
俺「なんか、ビジネスみたいになってきたな。」
111 :セル :2017/07/03(月) 23:15
桃子「あはは。そうですね。あれ、襟に何かついてますよ。」
俺「ん?なんだろう。」
桃子「あ、花粉だ。花束のがついたのかな?
ちょっと動かないでくださいね。拭きますから。」
俺「頼みます。」
“ぽんぽん”
桃子「う〜ん、ハンカチでたたいただけじゃ、きれいに落ちないな。」
俺「もう、いいよ。大丈夫、ありがとう。(それに、顔が近いよ。)」
桃子「あ、そうだ。」“かぷっ”
俺「ん?」
桃子「これで、どうかな。」
“とんとん”
桃子「あ、きれいに落ちた。」
俺「本当に?ありがとう。」
112 :セル :2017/07/03(月) 23:16
桃子「ハンカチに水分を含ませたら、うまくいきました。
お水がなかったので、唾液で濡らしちゃったんですけれど。えへっ。」
俺「それでハンカチを、口でかぷっとしたのかい。」
桃子「はい。」
俺・桃子“じーっ”
桃子“ドキドキ”
俺「嗣永さん・・・。(そんなに顔を近づけられたら、俺、もう・・・。)」
桃子「は、はい。」
俺「嗣永さんっ!」
“がばっ”
桃子「きゃっ。ちょ、ちょっと、待って。やめてください。離して。」

<つづく>
113 :名無し募集中。。。 :2017/07/04(火) 00:29
次の更新に期待
あなたの文章は優しくて好きだな
114 :名無し飼育さん :2017/07/04(火) 08:23
ももち先生かわええ…
>>113
名前欄名無し募集中。。。になってるぞw
115 :名無し飼育さん :2017/07/04(火) 08:46
作者のこれまでの作品
どれもももち愛が感じられるよね
だからももちがエロいことになっても
いやらしさは感じないんだよなー
ってこれ次回イチャラブくるのか
116 :セル :2017/07/04(火) 23:23
いろいろと温かいコメントありがとうございます
あと何回か続きますのでおつきあいください
117 :セル :2017/07/04(火) 23:26
“ぶちゅっ”
桃子「んんぅふう」
俺「嗣永さ、桃子っ。」
桃子「ああっ、だめ。」
“ぷちゅっ ぷちゅっ”
桃子「あぁん。」
俺「桃子、大好きだ。」
“ぷつっ、しゅっ、ずりずり”
桃子「(だめっ、やめて。脱がさないで。)
俺「生まれたままの姿の桃子、きれいだ。」
“ちゅくちゅく れるれる”
桃子「あぁ〜。」
俺「愛してる。」
桃子「・・・、ふぅん、私も、・・・大好きです。」
“クチュクチュ”
桃子「あん。だめ、そんなところ舐めないで。」
“ぺろぺろぺろ”
桃子「あぁっ、そっちの穴まで、っっあぁっ。」
118 :セル :2017/07/04(火) 23:27
“ふっふぅ”
桃子「あぁん、くすぐったい。
あっ、えぇっ。男の人のあれって、こんなに大きくなっちゃうんだ。
あはぁ。ダメだ、口がかってに。」
“かぷっ ちゅぱっ ちゅぱっ”
俺「あっっつ、桃子。」
桃子「うー、うぅふぅ。」
“ちゅぽっ ぬっぽん ちゅぽっ ぬっぽん”
俺「うぅっ、気持ちいい。桃子、ひとつになりたい。」
桃子「え?」
“にゅるん”
桃子「あああっ。」
“ぐいぐいっ”
桃子「い、痛い。」
俺「ごめん、優しくするから。」
“ぱっこんぱっこん”
桃子「ううっ。」
119 :セル :2017/07/04(火) 23:28
“がしっ”
桃子「ああぁ。(抱きかかえられちゃった。なにをするつもりなの。)」
“どん”
桃子「え?背中が壁に。」
“ぱんぱんぱんぱん どんどんどん ぎしっぎしっぎしっ”
俺「ううっ、桃子。気持ちいい。」
桃子「あぁ、壁に押し付けられて動けない。」
“ばこばこばこばこ”
桃子「うっく、い、痛い。」
俺「あ、ごめん。やめようか。」
桃子「い、いた、ううん、やめないで。」
俺「ああっ、も、桃子、ももこー!」
桃子「あぁ、なんか変な感じ。」
俺「うおおおおお」
桃子「あっあっあっ、あ〜ん。」
俺・桃子「はぁはぁはぁ。」
120 :セル :2017/07/04(火) 23:29
桃子「あっ、シャツに血が付いちゃってる。ごめんなさい。」
俺「いいよ、気にしないで。俺のせいなんだから。」
“ぽんぽん”
桃子「ダメだ、濡らしたハンカチでも落ちない。」
俺「桃子が、まぎれもないアイドルだった証拠だよ。そのままでいいから。」
桃子「でも、はずかしい。」
俺「そんな桃子が、かわいくてしょうがないんだ。」
“ぐっ どさっ”
桃子「あん。」
俺「桃子、もういちどいくよ。」
桃子「うん、入れて。」
121 :セル :2017/07/04(火) 23:30
俺「突然、抱いてしまってごめん。」
桃子「ううん、とっても幸せ。」
俺「俺も、これまでに好きになった女性は、それなりにいる。」
桃子「えっ?なんでそんなこと言うんですか?」



俺「結婚してくれないか。」
桃子「はい。」
122 :セル :2017/07/04(火) 23:32
桃子「はぁ〜ん。」
愛香「・・んせ〜、ももちせんせ〜。」
桃子「あ、ん?なんだ。」
知沙希「ももち先生、耳真っ赤ですよ。」
奈々美「なにを思い出してたんですか?」
桃子「い、いや、なんでもないから。」
梨沙「その恍惚とした表情で、なんにもないことないよな〜。」
桃子「えっ?あ、ええと。そうだ、無くさないように、手紙しまってこなくちゃ。」
奈々美「完全に照れ隠しで逃げましたね、ももち先生。」
聖「かわい〜。」

桃子「はぁ、なんでみんなに見せちゃったんだろう。
それにあの日のこと思い出しちゃうなんて。ま、いっか。」
“スラッ”
桃子「誰っ?あ、あなた。お帰りなさい。今日帰って来れた・・・、んんっ。」

<つづく>
123 :名無し飼育さん :2017/07/05(水) 02:16
ももちかわいい
124 :名無し飼育さん :2017/07/05(水) 08:46
あーこんなももちと結婚してー
125 :セル :2017/07/05(水) 22:50
ももち かわいいですよね
書いている自分が言うのもなんですが
126 :セル :2017/07/05(水) 22:52
<つづき>

“ギューッ ブチュッ チュー”
俺「桃子っ。」
“がばっ”
桃子「あんっ。あ、ちょ、待って。今日は生徒た・・・、んふぁっ。」
”チュクチュク レルレル ギシギシ プチャッ”
桃子「(うふっぅ、唇をふさがれちゃって、声が出ない・・・。)」
俺「フウフウッ、ガルルルル。」
桃子「あぁっっん、ダメ。みんなが、みんながい、あ、あぁ、あっあっあっあっ。」
“ビリィッ ズリズリ”
俺「むふぅ、離さないからな、桃子。絶対に離さない。」
桃子「あぁ、いやっっん。ダメだ、理性が飛んじゃってる。」
127 :セル :2017/07/05(水) 22:53
俺「はぁっ、桃子。俺のものだ。」
桃子「あっ、あふっ。ねぇ、乳首吸って。それと、お尻もギュッとして。」
“チュパチュパ、モミモモ、ムギュッ”
桃子「ねぇっ、お願い。はやくっ、早く入れて。」
俺「はぁはぁ、今、入れてやる。」
桃子「はっ。なに言ってるの、私。お弁当食べてから、体がずっと火照ってる。」
俺「ピンク色のお口。桃子、きれいだよ。」
桃子「はぁっ、ん。聖先生、なにか入れたな。」
俺「いくぞっ。」
桃子「うぅん、あぁん。もう、どうにでもなれ。好きにしてー。」
128 :セル :2017/07/05(水) 22:53
梨沙「あれ?なんか今、先生の悲鳴が聞こえなかった?」
奈々美「気のせいじゃないですか。」
愛香「私もなにか聞こえたような。」
「(うぅん・・・。・・・どうにでも・・・。・・・してー。)」
梨沙「また、聞こえた。」
千奈美「今のは、私も聞こえた。」
舞「助けを求めてるんじゃ。」
聖「桃子先生が危なーい。」
“ダダダッ”
奈々美「あ、聖先生、待って。なにか武器になるものを持って行ったほうが。」
結「そんなこと言っている時間ないで。」
舞「みんなでやるしかないよ。行こう。」
知沙希「あわわ。」
129 :セル :2017/07/05(水) 22:55
“バン ギシッ パンパンパンッ ギィッ ギィッギィッ パコパコパコ”
桃子「いや〜ん。」

聖「この部屋だ。誰かに殴られてるんじゃ。」
愛香「落ち着いて。」
梨沙「中の様子をうかがって、行けそうだったら、みんなでももち先生を助けよう。」
千奈美「私がふすまをそっと開けるから、みんなも隙間から覗いて。」
奈々美「敵が油断していたら、一気にやっつけて先生を助けましょう。」
舞「分かった。途中の部屋にバットが何本かあったから、持ってきたよ。みんなも持って。」
結「ええで。」
知沙希「あたふた。」
舞「しっかりして、知沙希ちゃん。」
千奈美「いくよ。」
“そ〜っ”
130 :セル :2017/07/05(水) 22:56
桃子「あん、あぁ、あなたそこ、もっと強く。ねぇ、コリコリして。」
俺「はぁはぁ、桃子、こうだな。」
”コリコリ”
桃子「あぁ〜ん。あたな〜。」
“ちゅっ ちゅっ”
俺「桃子っ」
“パンパンパンパン”
桃子「ああぁっ」

生徒達「せ、先生。」

俺「桃子、いくぞー。」
桃子「あっ、うん。でもお願い、外に、外に〜。」
俺・桃子「あああっっっ。」
“ピュッ ピュッ ピュ〜ッ”
“はぁはぁはぁはぁはぁ”
131 :セル :2017/07/05(水) 22:56
千奈美「大丈夫。襲われているわけじゃないから行こう、みんな。」
聖「・・・桃子先生。」
生徒達”どきどき”
千奈美「ほら、早く。」

桃子「あ〜ん、また入ってくる〜。」

千奈美「え?」
生徒達「ごくりっ」
132 :セル :2017/07/05(水) 22:57
俺「桃子、こんなんじゃまだ許さないからな。」
桃子「うそでしょ。ねえ、まだするの?あん。」
俺「まだまだだ。」
桃子「あはっ、ん。みんなに気づかれちゃ・・・、あ〜。」
俺「桃子、愛してるっ。」
桃子「あっ、あんっあんっ、・・・ハッ、」
一同“ジーッ”
桃子「あっ、あぁっ!?みんな、なんでそこに、あっん。」
133 :セル :2017/07/05(水) 22:58
俺「桃子、かわいいよ。」
桃子「うくっ。だめ、あなた、みんなが見て あぁんっ。」
俺「なんだ。俺とするのが嫌なのかよ。」
桃子「ち、違う。だめ、いや、あ、どんどん激しくなって、っくっ。」
俺「やめたいのか?」
桃子「お願い、やめないで。」
俺「こんどは後ろから突くぞ、はあっはあっ。」
生徒達“ジジジーッ”
桃子「み、みんな、だめ、見ないで。」
俺「入れるからな。」
桃子「ダメ入れないで。あぁっ、やっぱり、すぐに入れてっ。」
“ヌププッ”
桃子「あはぁ〜ん。」
愛香「先生、全身がピンク色に染まってる。」
知沙希「乳首がツンと立って、どんどん大きく膨らんでいってる。」
俺「桃子、ももこ〜」“はぁはぁはぁ”
桃子「あっあっあっ。」
“バンバンバン”
134 :セル :2017/07/05(水) 22:59
舞「あ、あの、これってもしかして。」
奈々美「今日の理科の授業で習ったやつじゃ。」
結「なんや、ひょっとして人間も虫といっしょ?」
知沙希「カァーッ。」
梨沙「耳が火照ってるよ。冷ましてあげようか?」
知沙希「舞ちゃんがいい。って、顔でしょ、火照ってるのは。」
梨沙「もう。」
愛香「まあまあ、それはいいじゃないですか。」
135 :セル :2017/07/05(水) 23:00
桃子「みんな・・・。そう、そうなんだよ、よく見て。」
聖「桃子先生、私たちに教えてくれてるんだ。自分の身をもってみんなに・・・。」
桃子「生き物はね、みんなこうやって、自分の子孫を、DNAを残していくんだよ。」
俺「桃子っ。中にしたい!」
桃子「えっ?で、でも。」
俺「中にするぞー。」
桃子「あなた。あぁ、私も愛してる〜。ずっとあなただけがいい〜。だから、中にして〜。」
俺「ハッハッハッハッ」
桃子「赤ちゃん、赤ちゃんがほしいー。」
136 :セル :2017/07/05(水) 23:02
梨沙「愛おしいって気持ちを持つのは、そうか、人間だけの特権なんだ。」
愛香「恋しいっていう気持ちは、他の動物にはきっとないものね。」
知沙希「わかっているつもりだったけれど、授業だけでは理解できてなかった。」
舞「先生にためらいなんかないんだね。私たちのために、ちゃんと教えてくれてる。」
聖「あの2人、まるで、マグネットで吸い寄せられているみたい。」
奈々美「本能だけじゃないんですね、人間は。先生、旦那さんに夢中になってる。」
結「どーだっていいんや。愛があれば、周りの目なんて。」
千奈美「桃、涙を流してる。桃の気持ち、ちゃんと生徒たちにも伝わってるよ。」
聖「桃子先生、激しい。私のお弁当が役に立ったのかな。うれしいです。」
137 :セル :2017/07/05(水) 23:02
桃子「あぁ〜ん、気持ちいい。」
舞「ももち先生、とっても幸せそう。」
奈々美「それに、とっても綺麗。」
知沙希「これが、生きるってことなんだね。」

俺「いく、いくぞー、うっうおおっーーー。」
桃子「あっあっあっ、あん、あっあぁ〜〜〜ん。気持ちいい、いくーいくー。」
“どぴゅっ、どぴゅぴゅーーっ”
俺・桃子「はぁはぁはぁ。」
138 :セル :2017/07/05(水) 23:03
知沙希「愛と、新しい命が生まれた瞬間だ。」
梨沙「ちぃ、いい言葉だね。」
千奈美「ねえ、みんな、行こう。余韻に浸っているから、2人。そっとしとこうよ。」
一同「はい。」
“すぅーっ”
聖「桃子先生のご主人に、私もお願いしちゃおうかしら。
そうすれば、私も桃子先生と間接的に、きゃっ。」
千奈美「ほら、変な顔してないで、早く行くよ。」

<つづく>
139 :名無し飼育さん :2017/07/06(木) 08:49
ももちせんせ〜
俺もももち先生の生徒になりたい
しかしふくちゃん 毎回いい味だしてるな
140 :セル :2017/07/06(木) 23:20
<つづき>

桃子「ねえ、あなた。」
俺「ん?なんだい。」
桃子「今日は、生徒たちが遊びに来てるの。」
俺「え?本当に。しまった、声が聞こえちゃったんじゃ。
早く言ってくれればよかったのに。」
桃子「だってあなた、帰ってくるなりケダモノみたいに私に襲いかかったじゃない。」
俺「あ、そうか。もし聞こえちゃっていたら、謝らないといけないな。」
桃子「うん。あの子たちも、もう理解してくれる年齢だしね。」
俺「そうだな。」
桃子「(本当はずっと見られてたのに、本当に気付いていないんだ。)」
141 :セル :2017/07/06(木) 23:22
“ガチャッ”
桃子「みんな、あの・・・」
知沙希「あ、先生、お帰りなさい。ずいぶんゆっくりでしたね。なにしてたんですか?」
桃子「え?・・・、いや、その。」
舞「私たちに内緒で、とっておきのお菓子でも食べてたんちゃいますの?」
桃子「(・・・みんな。)あ、紹介するね。夫です。」
奈々美「あ、ご主人がお帰りになったんで、時間がかかってたんですね。
荷物のお片付けでもしてたのかな。」
桃子「みんな。(ありがとう。)」
142 :セル :2017/07/06(木) 23:23
俺「はじめまして。いつも妻が世話になっていて。」
一同「はじめまして。」
梨沙「お世話になっているのは、私たちのほうです。」
奈々美「そうですよ。いつも楽しく授業してくださって。」
舞「それに、人生勉強も!」
愛香「しぃーっ。」
俺「あ、千奈美さんに聖さん。久しぶりだね。」
千奈美「かわらずお元気そうで。」
聖「桃子先生と一緒に生活できるなんて、本当に羨ましいです。」
知沙希「先生、ごめんなさい。
なかなか先生が戻ってこなかったんで、勝手に本棚をあさってたら、
アルバムがあったんで見ちゃってました。」
143 :セル :2017/07/06(木) 23:24
結「どれもすてきで、時間忘れて見てましたで。特に結婚式のなんか。」
桃子「きゃっ、ちょっと恥ずかしいからやめてよ。」
聖「きれいだし、すてき。」
俺「話の腰を折って悪いけれど、みんなに、お茶は出したのかい?」
桃子「うん。あ、あなたの分もいれるね。」
俺「いや、いいよ。自分でいれるから。」
桃子「でも、みんなのカップも空になっちゃってるし。」
梨沙「先生、いいですよ。私がいれますから。座っててください。」
奈々美「あ、じゃあ私もお手伝いします。お姉さまはゆっくりしていらしてください。」
桃子「だから、お姉さまじゃないって!」
愛香「あはは。」
俺「ん?なんの話?!」
知沙希「説明すると、長くなりますよ〜。」
144 :セル :2017/07/06(木) 23:25
梨沙「でも、どうして、ももち先生のことを好きになったんですか?」
千奈美「そうそう、以前ドッキリしかけたときは、そんな素振りも見せなかったのにね。」
愛香「ドッキリ?なんですか、それ。」
聖「私も、聞いたことないな。」
舞「え?なんか楽しそう。教えてください。」
千奈美「教えてあげたら。」
桃子「そうだね〜。もう、ずいぶん前だな〜。」
145 :セル :2017/07/06(木) 23:27
〜〜〜
雅「じゃあさ、到着したら、桃がいる部屋に何食わぬ顔で案内して。」
千奈美「『控室ですっ』って言えばいいんだよね。」
友理奈「そうそう。」
茉麻「あとは、桃が普段見せないような雰囲気で、迫るんだよ。」
梨沙子「どんな表情するかな。本気で好きになっちゃったら、どうする?」
雅「ないよ〜。いつも、桃のこと、うっとうしそうにしてるもの。」
桃子「それは、ひどくない?」
千奈美「でも、事実だし。」
桃子「おい。」
友理奈「どのタイミングで、私たちも部屋に飛び込めばいいかな?」
雅「イライラが募って、桃を叱るくらいの表情になったらでいいんじゃない。」
桃子「じゃ、私が『許してにゃん!』って言うから、そのタイミングで。」
146 :セル :2017/07/06(木) 23:29
茉麻「みんな、クラッカー持ったね。ケーキとプレゼントの準備もいい?」
梨沙子「大丈夫。きっと、喜んでくれるよね。」
佐紀「ねえ、本当にやるの?ちょっと心配なんだけれど。」
雅「大丈夫だよ。怒るような人じゃないじゃん。」
友理奈「そうそう。私たちがふだん、あれだけふざけたって、優しくしてくれてるし。」
佐紀「いや、そうじゃなくて。もし、桃に襲いかかったらどうするの?」
茉麻「でも、いつもすっごく紳士的じゃない。きっと平気でしょ。」
佐紀「男性は理性を失うと怖いって、マネージャーさんが言ってたよ。」
千奈美「でも、私たち7人もいるし。」
佐紀「私たちが束になってかかったって、かなわないよ。」
桃子「大丈夫だよ、うん。逆に怒って私を怒鳴るようなことはあるかもしれないから、
その時はみんなで謝って。」
梨沙子「うん、わかった。」
千奈美「でも、誕生日のサプライズですって言えば、
きっと許してくれると思うけれどなぁ。」

<つづく>
147 :名無し飼育さん :2017/07/06(木) 23:51
昨日見れなかったから二日分読んでる
情熱的だなあw
ももちは媚薬入ってたけど男側はシラフで絶倫か
148 :名無し募集中。。。 :2017/07/07(金) 21:25
ももちへの愛を感じる文だけど二推しとかっているの?
149 :セル :2017/07/07(金) 23:30
今日もよろしくお付き合いください

>>147
いくつか書いてきましたがここまで情熱的で積極的なももちは初めてかもしれません

>>148
実はBerryz工房をきちんと知ったのは2013年
最初は千奈美推しで2014年の舞台を見て熊井ちゃんも好きに
ももちを好きになったのは活動停止後です
今はももち 千奈美 熊井ちゃんの順ですが
もっと早く知っておきたかった
150 :セル :2017/07/07(金) 23:34
<つづき>

〜〜〜

俺「そういえば、そんなこともあったな。」
知沙希「え?それでけっきょく、どうなったんですか。」
千奈美「予想どおり、桃がどんなに色気を出して迫っても、全然効果なし。
ずっと冷静に対応されちゃって、ほとんどサプライズにならなかったの。」
俺「でも、みんながクラッカーを鳴らしたときは、けっこうびっくりしたよ。」
千奈美「びっくりして飛び上がってましたもんね。
あの姿を見られただけでも、サプライズを企画したかいがあったなって感じでした。」
愛香「全然振り向いてくれなかったんですよね。
ももち先生からしたら、それってどんな気持ちだったんですか?」
桃子「やっぱり信頼できる人だなって安心した反面、
私がここまでやって迫っているのに、なんでよ〜って、ちょっとショックでもあったかな。
(本当は、押し倒してほしかった。みんなが見ていたって関係ないもん。)」
舞「ももち先生に、全然興味なかったんですね。」
結「そこから結婚まで至るとわな。」
151 :セル :2017/07/07(金) 23:36
俺「桃子は、かわいいし、きれいだし、性格もスタイルもいいからね。
ずっと気にはなっていたよ。」
桃子「当たり前のこと、言わないの!」
奈々美「はいはい。」
俺「でも、歳も離れているし、まだその当時の桃子は、半分子供だったからね。」
梨沙「ももち先生が大人だったら、ひょっとして危なかった?!」
俺「あはは、そうだね。でも、それよりもずっと前にされたドッキリ、
いや、サプライズといったほうがいいかな、そのときは、『かわいらしいなぁ』と思ったよ。」
桃子・千奈美「それより前?」
愛香「2人もキョトンとしてますよ。」
俺「覚えていないかい。俺と君たちが、初めて会った時のこと。」
桃子「あ!」
千奈美「そうだ、思い出した。」
舞「え?なになに。」
152 :セル :2017/07/07(金) 23:37
俺「桃子や千奈美さんたちと初めて対面したときにね、
当時のマネージャーさんが、『カメラをお持ちでしたらお預かりします。』って、
俺からカメラを取り上げたの。」
奈々美「え?それってコンサートかなにかでですか?」
俺「いや、普通に仕事で対談する企画があって。」
千奈美「当時のマネージャーさん、厳しかったからな〜。」
桃子「変に男性と写った写真が出回ったりするのを、そうとう心配してたよね。」
知沙希「別にファンの方というわけでもないのに、そんなに厳しかったんですか。」
俺「ちょっと不愉快ではあったけれど、
まあ、アイドルっていうのはそういうものかと納得はしたよ。」
聖「それが、どんなサプライズに?」
153 :セル :2017/07/07(金) 23:39
俺「対談が終わって、カメラも返してもらってね。
当時は、スマホはまだないし、デジカメもだいぶ普及し始めていたけれど、
俺はまだ、フィルムカメラを使っていてね。」
結「フィルムカメラ?ってなんや。」
梨沙「え?知らないの。」
愛香「写ルンですが、最近また流行りだしたでしょ。」
舞「あぁ、あれか〜。」
桃子「え?舞ちゃんも知らないの。」
千奈美「ジェネレーションギャップ、感じちゃうね〜。」
俺「で、しばらくして現像したら・・・。」
知沙希「いったい、なにが写って・・・。」
154 :セル :2017/07/07(金) 23:40
俺「真っ白なワンピースを着た、黒髪の女性の後ろ姿。」
結「有名なJホラー映画みたいやな。」
俺「そして、その次の写真には・・・、」
桃子「かわいい私が写ってた!」
俺「そう、びっくりしたよ。肩出して、胸もちょっと強調気味で。」
千奈美「あれ、私が撮ったんですよ。マネージャーさんに内緒でこっそり。」
俺「かわいいいたずらするなあ、って思ったよ。」
桃子「いたずらじゃなくて、サプライズです。」
千奈美「メンバーみんなで、にやにやしながら撮ったの。」
俺「でも、笑顔がとっても輝いていてね。
もしかしたら、桃子に惚れた最初のきっかけはそれだったのかも。」
155 :セル :2017/07/07(金) 23:41
梨沙「なんで、ももち先生がモデルになったんですか?
他にもメンバーさん、たくさんいるのに。」
千奈美「桃が、どうしてもやりたいって。」
奈々美「ももち先生も、その頃からご主人に気はあったんですね。」
桃子「ま、まあ、そうかな。」
知沙希「え?その写真って、今は持ってないんですか。」
桃子「もう、う〜んと昔の話だもんね〜。」
俺「いや、あるよ。ちゃんとしまってある。」
一同「見た〜い。」
桃子「絶対にダメー。」
156 :セル :2017/07/07(金) 23:42
俺「話がちょっとそれたけれど、まあでも、確かにかわいいのもあるけれど、
桃子を好きになったいちばんの理由は、
やっぱり芯がしっかりとしていて、努力家のところかな。」
聖「そうですよね〜。」
俺「桃子が芸能界を卒業して、しばらく経ってから会う機会があってね。
食事しながらいろいろ話をしたんだけれど。」
愛香「なにを話したんですか?」
俺「いろいろ話したよ。でも、その中で、すごく印象に残った言葉があって。」
桃子「なにを言ったっけ?(ドキドキ。お願い、その日に抱いたなんて言わないでよ。)」
俺「覚えていないかい?」
知沙希「え〜、気になる。」
157 :セル :2017/07/07(金) 23:44
俺「『自分で言うのもなんだけれど、私はアイドルとして、すごく偉大だったと思うんです。
だから、これからの新しい人生は、アイドル嗣永桃子に追いつき、追い越そうとしないと、
これまでの私に失礼だと思うんです!』って。桃子はそう言ったんだよ。」
舞「すごい。そんなこと言えないよ、普通。」
俺「今の自分よりさらに輝くぞっていう、決意表明だね。」
桃子「わかってくれていたんだね。」
結「アイドルのももち先生だって、とんでもなくすごくて、雲の上の存在だったのに、
それよりもっとすごくなられちゃったら、私たち、もう、どうにもでけへん。」
俺「桃子のその言葉を聞いて、俺が桃子を愛したことに間違いはなかったと確信したよ。
だから、その日・・・、」
桃子「(ちょ、ちょっと待って。まさか私を抱いたなんて言わないよね。)」
158 :セル :2017/07/07(金) 23:45
俺「その日にプロポーズした。」
桃子「ホッ」
千奈美「ん?どうしたの、もも。なんか、安堵した表情になってるよ。」
桃子「い、いや、なんでもない。」
梨沙「ももち先生から、そのお話はさっき少し伺ったんです。本当に羨ましいなあって。」
聖「嫉妬しちゃう。」
桃子「聖先生が言うと、ちょっと怖く感じちゃうのは私だけ?」
千奈美「いや、私も。」
聖「ひど〜い。」

<つづく>
159 :セル :2017/07/08(土) 00:11
本作は短編で終わらせるはずが
気づいたら前作の文字数を超えてしまっていました
ももち引退でいろいろ詰め込みすぎたかもしれません
読みにくかったらごめんなさい
160 :名無し飼育さん :2017/07/08(土) 04:46
ほんとに愛を感じるし例え話の中でも幸せそうなももちを見れるのは嬉しいよ
ありがとう
161 :セル :2017/07/08(土) 21:13
<つづき>

「あはは。」
「え〜!」
「そんなことがあったんですね!」
梨沙「あ、いけな〜い。もうこんな時間だ。」
愛香「そろそろ、おいとましないと。」
奈々美「ご迷惑になってしまいますね。」
俺「そんなことないよ。」
知沙希「でも、帰国されたばかりでお疲れだと思いますし、帰ります。」
桃子「今日はありがとう、みんな。」
舞「いえいえ、とんでもないです。」
桃子「・・・」
聖「どうしたんですか?桃子先生。」
桃子「いやね、あのさ。」“グスッ”
結「泣くなんて、ももち先生らしくないで。」
千奈美「本当だよ。」
162 :セル :2017/07/08(土) 21:15
桃子「うん、実はさ・・・。」
俺「どうしたんだい?」
桃子「いやね、実は言われてたの、校長先生に。」
梨沙「なにをですか?」
桃子「教師を確保できれば、分校を存続させられそうだって。」
知沙希「え?」
桃子「確かに生徒も少ないけれど、人手不足が廃校の主な理由なんだって。
それで、私が辞職しなければなんとかできるかもって説得されて。」
舞「そうなんですか!じゃあ先生!」
愛香「舞ちゃん、よしなさい。」
桃子「明日、学校に行ったら、辞職は撤回しますって言おうかと思ってる。」
163 :セル :2017/07/08(土) 21:16
俺「そんなことがあったのか。」
奈々美「ももち先生の次の夢、あきらめていいんですか?」
結「そうやで。みんなで応援するって約束したで。」
一同「そうですよ、先生。」
桃子「みんな、ありがとう。本当に立派に成長したね。」
千奈美「英語は覚えたけれど、教員免許ないからなぁ。
ごめん、桃。私じゃ役に立てないや。」
桃子「千奈美が担任やってる姿、想像できないや。なんかすごいことになりそう。」
千奈美「ちょっと、どういう意味、それ。」
聖「まあまあ、千奈美さん。私もなんとなくわかる気がしますけれど。」
千奈美「ちょっと〜。ま、いっか、あはは。」
梨沙「私も分かった気がします。」
一同「あははははは。」
164 :セル :2017/07/08(土) 21:17
俺「自分を犠牲にはするなって言ってくれているよ。」
梨沙「そうですよ。」
愛香「先生の進みたい道を行ってください。」
桃子「うん、ありがとう。みんなは私の自慢の生徒。
なにがあっても、先生じゃなくなっても、ずっと見守っているからね。」
“ぐすん”
舞「うわーーーん。」
知沙希「舞ちゃんは本当に涙もろいんだから。」
奈々美「そういう知沙希さんも、耳が真っ赤ですよ。」
結「真っ赤なのは、目やで。」
奈々美「あ、間違えた!」
知沙希「も〜、絶対に私のことバカにしてる。」
俺「けっきょく、みんな泣いてるね。本当に妻は、いい生徒さんたちに恵まれたよ。」

<つづく>
165 :名無し飼育さん :2017/07/08(土) 21:27
今の状況とかぶって泣ける・・・
166 :セル :2017/07/09(日) 22:14
<つづき>

奈々美「先生、わざわざ駅まで送ってくださらなくても平気ですのに。」
桃子「まあまあ、せっかくだから送らせてよ。」
千奈美「私はまだ時間あるから、みんなを送った後に2人で女子会でもしようよ、桃。
聖「え〜、私もいきたいです。」
桃子「聖先生は、明日の予習があるでしょ。」
聖「そんな〜。」
梨沙「ももち先生も、旦那さんが帰ってきたんですから、早くおうちに戻ったほうが。」
桃子「私は平気。だって、さっき、いっぱい愛しあ・・・、きゃっ。」
千奈美「生徒の前で、なに言ってんだよ。」
167 :セル :2017/07/09(日) 22:15
桃子「ごめん。そうだ、さっきは本当にありがとう。気づいていなかったふりしてくれて。」
知沙希「本当に、とっても素敵でした。愛って素晴らしいなあって。」
愛香「そういえば、愛し合っても赤ちゃんを作らないようにできる方法があるって
聞いたことがあるんですけれど、それってどうやるんですか?」
聖「あぁ、それはね、別の穴を使っ・・・」
桃子「こらー!なんの話してんの。そんな話は禁止―!!」
舞「別の穴?」
結「なんやろな。」
桃子「もういいから、この話はおしまい。」
168 :セル :2017/07/09(日) 22:16
梨沙「私たちも、大人になったら素敵な出会いがあって、幸せになれるかな。」
桃子「きっとなれるよ。」
知沙希「相手は、男性じゃないとダメなのかな。」
舞「そりゃ、ダメでしょ。」
知沙希「ええーーー。舞ちゃん、クスン。」
奈々美「私のところには、既に現れかけていますけれど。ね、お姉さま。」
桃子「まだ言うか、ほんとしつこいな。」
奈々美「先生への愛情表現です。」
結「愛にも、いろいろあるんやな。」
169 :セル :2017/07/09(日) 22:17
愛香「あぁ、みんながこれからどんなふうに愛を育んでいくのか見たかったな。」
梨沙「早く治して、戻っておいでよ。」
結「それに、飛行機で1時間半やろ。大阪から新幹線でくるより早いで。」
知沙希「また、みんなで会えるよ。」
聖「桃子先生、私、決めました。
教師になるか、会社に就職するか迷っていたんですけれど、
教員免許を取ったら、絶対に先生になります。」
桃子「お!その意気だ。」
聖「そして、桃子先生の後任になれるように、採用試験受けます。
明日、校長先生に相談しようっと。」
千奈美「本当に?!」
梨沙「ってことは、廃校にならないかもしれないんですね。」
奈々美「そしたら、まだまだみんなと一緒にいられますね。」
170 :セル :2017/07/09(日) 22:18
舞「文化祭で、またシチューを作って売ろうよ!」
知沙希「サラサラのシチューだね!」
桃子「聖先生、教師になるのはそんなにかんたんじゃないし、甘くもないよ。」
聖「はい。でも、きっとやります。」

聖は初めて、桃子目的以外で教師を真剣に目指そうと思った。
桃子の薫陶を受けた生徒たちを守りたい、心の底からそう考えた。

桃子「でも、そう言ってくれただけでも嬉しいよ。」
結「また、いろいろ面白いことになりそうやな。」
愛香「楽しみだね。私もきっと帰ってくるから。」
171 :セル :2017/07/09(日) 22:19
桃子「これから、辛いことも泣きたくなるようなこともたくさんあると思う。
でも、大丈夫。みんなも私も、絶対に薔薇色の人生が待ってる!」

<完>
172 :セル :2017/07/09(日) 22:21
おつきあいいただいた皆さんに感謝です
そして ありがとう さようなら ももち
自分もちゃんと生きていけるようにがんばります
173 :名無し飼育さん :2017/07/10(月) 00:41
書いてくれてありがとう
寂しくなるな…俺もしっかり生きていかないと
174 :名無し飼育さん :2017/07/10(月) 06:27
完結したのか!
ここの小説にはいつも励ましてもらってたわ
とくに今回はももロスを緩和してくれた
ありがとう!
175 :名無し飼育さん :2017/07/10(月) 12:22
セルさんの小説は読んでて楽しかったし
ももち愛にあふれていて幸せな気分になれたよ
ももちは卒業しちゃったけれどこれで終わりなんて言わないで
また書いてほしい
とりあえず今までどうもありがとう
176 :セル :2017/07/12(水) 00:40
あたたかいコメントありがとうございました

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