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桃子 〜Way to hope

1 :セル :2016/11/29(火) 23:27
出演:
桃子
俺(みんな)
他少し

気が向いたら読んでやってください
一部エロもあります
今週末から順次アップ予定です

※この作品はフィクションです
2 :セル :2016/12/03(土) 14:33
「ん んんうぅ〜ん」
朝の穏やかな光が、カーテンの隙間から優しく桃子を照らす。
その光と、ベッド脇に置かれたバラの香りに誘われ、
心地よく目を覚ました桃子が、ゆっくりと目を開ける。
「そうだ。わたし、昨日・・・。」
桃子は、昨晩のことを思い出しながら、
開いたばかりの目を再び閉じ、そうつぶやいた。
それと同時に、”グゥー“っと、おなかが鳴った。
「おなかすいた。」
半分開いた扉から、おいしそうなにおいが漂ってきていた。
3 :セル :2016/12/03(土) 14:34
===

衝撃の引退発表から8か月、
大観衆の前で、桃子のファイナルコンサートが行われた。
仲間、そして、多くのファンが、
彼女の一挙手一投足を、一瞬たりとも見逃すまいと釘付けになり、
目に焼き付けていた。
その多くは、目を赤く腫らしていた。
そんな中、桃子だけはとびきりの笑顔で、歌にダンスにと、
キレッキレのステージを披露していた。

アンコールの声援が響く中、最後の衣装チェンジを終え、
ピンクを基調にしたドレス姿で、ステージに戻る。
まっすぐに当たるスポットが、桃子をきらきらと輝かせていた。
4 :セル :2016/12/03(土) 14:35
「これでラスト。一気に行きますよ!」そう叫ぶと、
『ありがとう!おともだち。』
『友達は友達なんだ』
『Bye Bye またね』
『I NEED YOU』
を、4曲連続で歌い上げた。
会場のいたるところで、嗚咽の声が漏れた。

桃子だけは、ずっと笑顔だった。
「アイドルは笑顔を届けるもの。」
彼女はステージ上で、そう自分に言い聞かせていた。
会場中に手を振り、笑顔を振りまき、最後までアイドルで居続けようとした。
そして、ついにその時がやって来た。
桃子は、ステージ中央に立ち、背筋を伸ばした。
5 :セル :2016/12/03(土) 14:36
「15年間、楽しい時間を本当にありがとうございました。お別れです。」
スモークが立ち込める中、会場に集まったファンに感謝の気持ちを伝え、
桃子は深くお辞儀をした。
2017年6月30日21時、
彼女が15年間の芸能生活に、永遠の別れを告げる瞬間だった。
ステージのセリが下がり始め、
そのまま、濃く立ち込めたスモークの中へと消えていく・・・、

(つづく)
6 :名無飼育さん :2016/12/04(日) 13:25
エロはよ
でも悲しい展開にはしないでな
7 :セル :2016/12/06(火) 21:54
(つづき)

はずだった。

喚声と叫声とが交錯する中、桃子が顔を上げると、
なんのいたずらか、その瞬間だけ桃子の前だけスモークが晴れ、
観客の姿が目に飛び込んできた。
その刹那、
「行かないで お願いだよー」
絶叫するファンの声が、桃子の耳に届いた。

桃子は、そこに集まった1万人のファンを、
衛星中継やライブ・ビューイングで、
最後の勇姿を見届けている人たちの存在を、改めて意識した。
そして、これまでの苦労や楽しかった思い出が、走馬灯のように駆け巡った。
ステージから姿が消える間際、
桃子は込み上げる感情を抑えきれず、たまらずに大声を出して泣いた。
彼女のその姿を見て、客席中に、号泣する声が響いた。
8 :セル :2016/12/06(火) 21:55
===

俺が初めて桃子に出会ってから、もう5年の月日が経つ。
桃子たちは、ニュージャージーでのイベントを終え、
観光とDVD収録を兼ねて、ニューヨークを訪ねていた。
当時、現地で活動していた俺は、
そこで彼女たちやスタッフと知り合い、以後、交流を持つようになった。

桃子の引退を、俺はメールで、直接本人から聞いた。
驚きと同時に、彼女のまっすぐな性格を改めて認識し、尊崇の念を抱いた。
公式に引退が発表された直後、俺は桃子に手紙を書いた。
特に深い内容ということはなく、
これまでの活躍と勇気ある決断をたたえ、
そして、労をねぎらいたいので、
引退したら、いちど食事をご馳走させてほしいというものだった。

ラストラストコンサートから2日後、桃子から俺のもとに返事が届いた。
消印は7月1日付だったが、
文面に書かれた日付は、6月30日になっていた。
9 :セル :2016/12/06(火) 21:56
===

「15年間、本当にお疲れ様。」俺がバラの花束を渡してねぎらうと、
「ありがとうございます。」と、桃子は両手で抱きかかえるように、それを受け取った。
「飲み物はなにがいい?ジュースにするかい。」
「はい。・・・あ、いえ、今日はせっかくなんで、やっぱり、なにか飲みやすいお酒を。」
「どういうのがいいかな?」
「お任せします。」
薄暗いレストランの中、白みを帯びたオレンジ色の柔らかな光が、
にっこり微笑んだ桃子を、淡く照らしていた。

「「乾杯!」」
向かい合った2人の声がハーモニーを奏で、
グラスが”チン”と、トライアングルのように鳴った。
唇にそっとグラスを添えると、桃子はゆっくりとシャンパンを口に含んだ。
「はぁ、おいしい。」桃子は久しぶりの味わいを楽しんでいるようだった。
そして、その余韻に浸りながら、
「今日はお誘いいただいて、本当に嬉しかったです。」と、飛び切りの笑顔を見せた。
「君の笑顔を見られただけで、俺も本当に幸せだよ。」
心の中で、俺はそうつぶやいた。
10 :セル :2016/12/06(火) 22:05
特に、芸能活動や今後の話はしない。
桃子に、引退のことや幼児教育のことを根掘り葉掘り聞くのは、失礼だと思った。
他愛もない話題を俺がふり、
桃子が、それに楽しくこたえるという会話が続いた。
だが、程よくアルコールが回ったのか、桃子はだんだんと冗舌になっていった。
そして、ついには自分から、せきを切ったように語り始めた。

(つづく)
11 :名無し飼育さん :2016/12/07(水) 08:47
ちょっと泣いた
ももち 辞めないでー
12 :名無し飼育さん :2016/12/08(木) 00:32
おおwやっぱり新作あった
オナニー大会で小説云々のレスがあったから前の作者さん新作書いてるかな?と思ってきたよ
待ってたぜ
13 :名無し飼育さん :2016/12/08(木) 21:01
盛り上がってきたので
ドエロよろしく
14 :セル :2016/12/08(木) 22:40
読者が増えてうれしいです
すみませんが マイペースでいきますので
よろしくお願いします
15 :セル :2016/12/08(木) 22:41
(つづき)

「わたしは、アイドルが大好きだった。一生続けたいと思っていたんです。
だから、Berryz工房が活動を停止した後も、カントリーガールズに入った。
カントリーの後輩たちも、本当に頑張ってくれて嬉しかった。
でも、でもね、PMとして、指導的な役割を担うようになってからは、
後輩たちをなんとか目立たそう、売り出そうとばかりしていた。
しっかり指導して、実力をつけさせなきゃ!ってことばかり考えてた。

そんな思いもあってか、いつも怒ってばっかり。
わたしも、Berryzの頃は、さんざん怒られて、しょっちゅう泣いてて。
理不尽なことで怒鳴られたことも、何度もあったから。
だから絶対に、そういうことはしないようにしようって決めてたんだけれど。
でも、もしかしたら、わたしも同じようなことをやっちゃてるのかなって。
16 :セル :2016/12/08(木) 22:41
それに、わたし自身も、ももち結びやぶりっ子をやめて、
なるべく素に近いかたちで頑張ったけれど、
芸能界の人も、テレビ局の人も、一般の方も、
以前の、作り上げた『キャラとしてのももち』としてしか見てくれなかった。
そんなの、本当のわたしじゃないのに。

キャラを確立したおかげで、
仕事もそうだし、わたしやBerryzのことを知ってくれる人も増えて・・・。
だから、マネージャーさんや事務所の人には、本当に感謝しているんですよ。
17 :セル :2016/12/08(木) 22:42
でも・・・、でもね、気が付いたら、
「わたしは桃子だよね。ももちじゃないよね。」って、
自問自答するようになってた。
カントリーに所属はしていたけれど、
なんか全然、アイドルを楽しめなくなってた。
あんなに大好きだったアイドルを、嫌いになりそうになってた。

だから、アイドル活動はできないなって。
もう、アイドルは辞めないといけないと思った。
それに、わたしがいちばん大切に思って大好きだったのは、Berryz工房なんだって。
アイドルだったら、なんでもいいってわけじゃなかったって気付いて。」
桃子は泣きそうになりながら、そうまくしたてた。
18 :セル :2016/12/08(木) 22:43
「自分を見失う前に、アイドルを本当に嫌いになる前に、
もう一つの夢だった、幼児教育の道に進む決心をしたんだね。」
俺がそう問いかけると、
桃子は無言のまま、大きくうなずき、再び語り始めた。
19 :セル :2016/12/08(木) 22:43
「でも、そのはずだったのに。自分で決めたことなのに・・・。
コンサートは、絶対に最後まで笑顔で居続けようって思ってたのに。
それなのに、最後の最後であんなに泣いてしまって・・・。
また、なにがなんだか分からなくなってきちゃって。」

俺は桃子の話を、目を見つめながら真剣に聞き入った。
そして、ゆっくりと語りかけた。
「嗣永さんの決断は、きっと正しい。
今は、感傷的になってしまっているんだよ。
これから、自分の決めた新しい人生を、まっすぐに歩んでいけば絶対に大丈夫。」
その言葉を聞いた桃子は、"うん うん”と、うなずいていた。
その頬を、一筋の涙が流れ落ちた。

(つづく)
20 :名無し飼育さん :2016/12/09(金) 01:58
何だか悲しみずな展開…?
21 :名無し飼育さん :2016/12/09(金) 11:35
最後はきっと 楽しみず嬉しみずな展開になるよね・・・?
22 :セル :2016/12/09(金) 21:36
レス ありがとうございます
皆さんの理想の展開になるかどうかは分かりませんが
どうか最後までつきあってやってください
23 :セル :2016/12/09(金) 21:38
(つづき)

すべてを話してすっきりしたのか、桃子に笑顔が戻った。
他愛もない話を、きゃっきゃ言いながら、楽しそうに話している。
俺もその笑顔に癒されていた。
だが、楽しい時間は、あっという間に過ぎて行った。

食事も終わり、桃子を家に送るための車の手配を済ませる。
「さあ、帰ろう。」
車までエスコートしようと、俺は先に立ち上がった。
桃子は、一瞬さびしそうな表情を見せたが、
「はい。」っと、元気にこたえて立ち上がった。
24 :セル :2016/12/09(金) 21:39
俺は、ずいぶん以前から、桃子に恋をしていた。
彼女の、まじめで、誠実で、努力を惜しまない姿を尊敬していた。
「自分が大好き」と言いながら、実際はとてもナイーブで、
仲間思いで優しいところが大好きだった。
おどおどして、警戒心が強く、寂しがりやな彼女を守ってやりたいと思っていた。
屈託のない笑顔が、愛おしくてたまらなかった。

強気で知られる俺だったが、
桃子の前では、なぜかいつも、自分の気持ちに素直になることができなかった。
桃子が俺の前から去り、二度と会えなくなることが怖かった。

だが、そのとき、とある言葉が、突如として耳に鳴り響いた。
「本当の恋をした人間は、後先のことなど考えない。
躊躇するということは、その程度の気持ちでしかないということだ。」
いつ、誰に聞いたのかすら覚えていないその言葉が、俺を突き動かした。
出口へ通じるドアの少し前で、俺は歩を止めた。
25 :セル :2016/12/09(金) 21:39
===

「ありがとうございます。これ、父もきっと喜びます。」
桃子の後輩の舞は、俺に向かって、そう礼を言った。
「以前から頼まれていたのに、遅くなってしまって申し訳なかったね。」
二言三言、言葉を交わした後、
「それじゃあ、今日はこれで失礼するよ。」そう挨拶して引き上げようとする俺に、
「え〜っ?もう帰っちゃうんですか〜。」と、桃子はわざとらしく引き留めた。
「もうすぐ、ライブが始まるんだろ。邪魔はできないよ。」
「残念です〜ぅ。」桃子が、今度は演技っぽく言った。

「今度はいつ、遊びに来てくれるんですか。」
知沙希が、自然な言葉で、俺に問いかける。
「明日、アメリカに発つので、早くても冬かな。」
「そんなに先なんですか。でも、また、きっと来てくださいね。」
さっきとは打って変わり、今度の桃子の声は、実に素直だった。
26 :セル :2016/12/09(金) 21:41
「いや、もう来ることもないかもしれないな。」冗談ぽく言う俺に、
「そんな〜。」後輩たちも冗談ぽく、口をそろえて返した。
「そうは言っても、ももちに会いたくなって、また来ちゃうんじゃないですか?
いや、きっと来ちゃうでしょ!」
桃子は、いたずらっぽい笑顔を見せながら言った。
その場が笑いに包まれた。

「それじゃ、今日は本当にこれで。」俺は、みんなに背を向けた。
だが、出口へ通じるドアの少し前で、俺は歩を止めた。
わずかな時間を何時間にも感じながら、俺はその場で、悩み、考え抜いた。
「どうしたんだろう?」
桃子たちは、動かなくなった俺を、
なにごとかといったふうに、じっと見ていた。
27 :セル :2016/12/09(金) 21:42
大きくゆっくりと深呼吸をし、俺は意を決した。
「嗣永さん。」
「あ、はい。」
「ちょっと、聞きたいんだけれど。」
「なんですか?」
「嗣永さんは、いつまでアイドル活動を続けるつもりなんだい?」
唐突な質問に、桃子は驚いた表情を見せながら、
「え?あぁ、そうですね。1日でも長く続けたいと思っていますけれど。」
と答えた。
「そうか。それじゃあ、長期戦になりそうだ。」俺は小さく息を吐きながら言った。
「長期戦?なんのことですか??」桃子が怪訝な顔をする。
28 :セル :2016/12/09(金) 21:44
一瞬の間を置いて、俺は桃子に言った。
「アイドルって、まあ建て前の話なのかもしれないけれど、
恋愛禁止なんだろうう?」
「建て前じゃなくて、本当に禁止ですよ。」桃子は、ややムキになって言った。
「そうなんだ・・・。」俺はそう言うと、沈黙した。
「???」
「いや、なんでもないんだ。本当に。それじゃあ。」
そう言ってその場を去ろうとする俺を、
桃子はなんの事だかわけが分からず、ポカーンとして見ていた。
だが、後輩の中で最年長の梨沙だけは、俺がなにを言わんとしていたかを察知し、
「嘘でしょ?!」という、驚きのまなざしを向けていた。

===
それから2年半

(つづく)
29 :名無し飼育さん :2016/12/10(土) 05:14
鈍感ももちかわゆす
つんく評入ってて細かいとこ突いてくるな〜と思った
30 :セル :2016/12/10(土) 21:24
>>29
つんく評に気づいていただけるとは すごいですね
おみそれしました
31 :セル :2016/12/10(土) 21:25
「どうしたんですか?」
動かなくなった俺に、桃子が心配そうに声をかける。
しばらくの間、悩み、考え抜き、
俺はついに、桃子に背を向けたまま話し始めた。

「ごめん。俺が今日誘ったのは、ねぎらいのためだけじゃないんだ。
いや、そのつもりだったけれど、そうじゃなくなった。
ちょっと、話を聞いてもらえるかな。」
「え?あ、はい。」桃子はびっくりしたようにうなずいた。
32 :セル :2016/12/10(土) 21:26
俺は、大きくゆっくりと息を吸い、思いきって言った。
「ずっと、大好きだった。」
「・・・、え?」
桃子は、やや動揺しながらこたえた。
「聞き間違え?」と、自身に問いかけていた。
俺は振り返り、改めて告白した。
「嗣永さん。君のことを、ずっと愛していた。」
桃子は驚きのあまり、一言も発することができなかった。
「結婚を前提に、付き合ってほしい。」
桃子の前に歩み寄って、俺は静かな口調で、それでいてはっきりと、
自分の思いを告げた。
33 :セル :2016/12/10(土) 21:27
「嫌われていると、思ってました。」
桃子は伏し目がちに、小さな声で言った。
「どうして?」
「だって、他のメンバーには優しくしてくれていたのに、
わたしには、いつも冷たくてぶっきらぼうで。」
確かに、桃子の言うとおりだった。

「拒絶されたらどうしようって。」絞り出すように、俺はこたえた。
「・・・。」桃子はなにも言うことができなかった。
「もし、俺が好意を持っていることを嗣永さんが知って、
そして、それを迷惑と感じたら。
もう、俺には会ってくれないと思った。
でも、メンバーと交流を持てていれば、嗣永さんには会えるから。
失いたくなかった。だから、素直になれなかった。
俺が、ずっといちばん大切に思っていたのは、君なんだ。」
茫然とした表情を見せる桃子は、ふと我に返り、
「ずるいよ。」と、やや怒りを帯びた言葉を、俺に浴びせた。
「すまない。」俺は、そうこたえるのが精いっぱいだった。
34 :セル :2016/12/10(土) 21:29
しばらくの沈黙の後、桃子は口を開いた。
「でも、嬉しいです。」
とても小さな声だった。
「それじゃあ・・・」
俺が言いかけると、
「嬉しいけれど、でも、やっぱりすぐには、返事はできないです。」
桃子は、俺の言葉を遮って、そう言った。

「そうだよね。うん、俺が身勝手だ。すまない。いつでもいいから、いつでも。」
「ごめんなさい。」桃子は申し訳なさそうに言った。
「でも、ひとつ約束してほしい。俺が死ぬまでには、必ず返事をください。」
まっすぐに桃子を見つめて頼み、
そして俺は、再び桃子に背を向け、ドアに向かって歩み始めた。
桃子は立ち止まったままだったが、小刻みに体を震わせていた。

(つづく)
35 :名無し飼育さん :2016/12/11(日) 16:16
ももこおおおおお
後ろからハグしたい
36 :名無し飼育さん :2016/12/11(日) 22:03
何時くらいにくるかドキドキする
37 :セル :2016/12/12(月) 00:12
(つづき)

「・・・ってなによ。」
俺の耳に届くか届かないかといった小さな声を震わせながら、桃子は言った。
「『死ぬまでに』ってなによ。」
「え?」俺は顔だけ、桃子のほうに向けた。
「『死ぬまでに』なんて言わないでください。」
今度は、大きな声でそう言うと、同時に俺の背中から抱きついた。

沈黙の時間がしばらく続いたが、桃子がゆっくりと俺に言い始めた。
「前言撤回です。今、返事します。」
「・・・。」俺は緊張のあまり、なにも言うことができなかった。
「答えは『Yes』です。」
俺は、驚かずにはいられなかった。
「ありがとう。」
背中に桃子の温もりを感じながら、やっとの思いで、声を絞り出した。
38 :セル :2016/12/12(月) 00:13
「死ぬ直前に返事して、結婚できなかったら嫌だもん。」
そう言いながら、桃子は俺の背中に顔を押し付けて笑った。
その頬を伝いかける涙を、照明が一瞬照らしだしたが、
輝きを発する前に、俺の服に吸いこまれていった。
さらにきつく抱きついてきた桃子の腕を、俺は優しくつかみ、そっと撫でた。
「これから、うちに来ないか。」
俺がそう言うと、桃子は俺の背中に頬を押し付けたまま、コクリとうなずいた。
39 :セル :2016/12/12(月) 00:13
===

「どうぞ。ちょっと散らかってるけれど。」
先に桃子を家に入れ、玄関を施錠して振り返るやいなや、
桃子は俺の胸に飛び込み、唇を重ねてきた。
突然のことに、俺は喜びを感じることすらできなかった。
「わたしも、ずっと大好きだった。」
桃子は屈託のない笑顔で言った。
俺もようやく我に返り、桃子を優しく抱き寄せ、そっと口づけをした。
俺と桃子の間にはさまれたバラの花束が、いちだんと強い香りを放っていた。

ダイニングルームに桃子を通し、2人でお茶を飲んで一息ついた。
さっきまで、あんなにたくさん話していたにもかかわらず、
会話はまったく尽きない。
2人は時間を忘れて話し込んだ。
気が付くと、時計の針は0時をまわり、日付が変わっていた。
40 :セル :2016/12/12(月) 00:15
「もう、終電、間に合わないな。」桃子が上目づかいで俺に訴える。
「車を手配しようか?」俺もわざとらしく桃子に返す。
「ばか。」桃子はほっぺたを”プクッ”と膨らませて、イスから立ち上がった。
俺も立ち上がり、そんな桃子のほっぺたに、
”チュッ”とキスをすると、“ぷっ”っと桃子は失笑し、ほっぺたがしぼんだ。
そんな桃子に、俺はふいに激しく唇を重ねた。
「んんふぅっ。」口をふさがれた桃子は、逃げ場のない、声にならない声を発した。

お互いに、激しく抱きしめあった。
俺が、そのままの勢いで桃子をソファに押し倒そうとしたとき、
「わたし、汗でベタベタしてる。こんなんじゃ恥ずかしいです。」と、
桃子が俺の首筋を指先でなぞりながら言った。
「お風呂、入るかい?」
「うん。」
「じゃ、沸かしてくるよ。すぐだから、ちょっと待ってて。」
俺は、桃子を優しくソファに座らせ、
ダイヤモンドのイヤリングが輝く耳に、そっと口づけした。

(つづく)
41 :名無し飼育さん :2016/12/12(月) 01:50
エロの予感きたあああああああ!!!!!
待機
42 :名無し飼育さん :2016/12/12(月) 03:40
主人公が紳士的で好感持てる
ももちは大切にしてあげたいハロメンだからそこは有り難い
43 :名無し飼育さん :2016/12/12(月) 08:47
ももち〜 逃げて〜
44 :セル :2016/12/12(月) 23:42
感想を書いていただいてありがとうございます
続きです
45 :セル :2016/12/12(月) 23:43
(つづき)
===

3年前の2月、俺は桃子たちの事務所を訪ねていた。
彼女たちの、海外での仕事を仲介したのだが、
俺の手伝いもあって、話がスムーズに進み、うまくいったので、
そのお礼をしたいと、事務所の幹部から連絡があったのだ。

当初は、先方から出向いてくることになっていたのだが、
スケジュールの都合上、俺が立ち寄ることにした。
桃子たちが、ちょうどその日、事務所に来ることになっていたというのも、
俺から訪ねる重大な理由の一つではあったが。
46 :セル :2016/12/12(月) 23:45
幹部との面会は、滞りなく終了した。
報酬の受領は辞退したが、その代わりに、様々な記念品を受け取った。
その中に、桃子の写真集とDVDが入っていて、俺は思わずふきだした。
面会を終えた俺は、桃子たちが打ち合わせを行っている部屋へと通された。
そこには、桃子と雅がいた。

「あ、お久しぶり〜。」雅が明るい笑顔を見せる。
「ももちに会いに来てくださったんですか〜。」桃子はキャラの維持に努めていた。
「仕事、うまくいったようでなによりだったね。今、お偉方とも会ってきたよ。」
「おかげさまで。本当に感謝してます。」雅は礼儀正しくいった。
「今日もかわいいみんなのアイドル、ももちがいれば、どんなお仕事も大丈夫ですよ。」
桃子は、どうしてもキャラを守っていた。
47 :セル :2016/12/12(月) 23:47
俺はイラッとしたふりをして、
「うざいな。」と、桃子に暴言を吐いた。
桃子はまったくひるむことなく「許してにゃん。」とふりまでつけて返してきたので、
今度は、激怒したふりをして、
「うるさい、少し黙ってろ。存在が邪魔なんだよ、本当に。」と罵声を浴びせた。
もちろん、冗談だ。
桃子のことだ、当然、俺の発言に食いついて、
さらになにか返してくると思っていた。
しかし、彼女はびくっと体を震わせると、
そのまま顔を手で覆って、小走りに部屋を出て行ってしまった。
48 :セル :2016/12/12(月) 23:48
「あれ?どうしちゃったんだ??」慌てた俺は、雅を見て、意見を求めた。
「もう、だめじゃないですか。あの子、ああ見えて繊細なんだから。」
「いや、それは分かっていたけれど、でも、今もキャラを押し通してきていたから。」
「そうですけれど。でも、女の子の気持ち、考えてあげてください。」
「どういうこと?」
「にぶいですねぇ、本当に。」
「???」俺は動転し、雅がなにを言わんとしているのか、
まったく理解することができなかった。

「しまったなぁ。」俺がひどく落ち込んで言うと、
「どうしたんですか?」と、雅が尋ねた。
「嗣永さん、大学の卒業が決まったんだろう。お祝いを持ってきたんだけれど。」
「それなのに、あんなこと言っちゃったんですか?もう。」
「いや、まさかこんなことになるとは。夏焼さんから渡しておいてもらえないかな。」
「自分で渡しなさいよ。そうでなきゃ、意味ないでしょ。」
「でも、合わせる顔が・・・。」すっかり意気消沈した俺を憐れに思ったのか、
「しょうがない。ちょっと待ってて。」そう言って雅も部屋を出て行った。
49 :セル :2016/12/12(月) 23:49
しばらく待っていると、雅が桃子を連れて戻ってきた。
桃子は下を向いて、入口のところに突っ立ったまま、こちらを見ようともしない。
「ほら、もも。いつまでもそんな顔しないで。渡したいものがあるんだってよ。」
雅が促し、ようやく俺の前までやってきた。

「よかったら、これ、受け取ってもらえないかな。」そう言う俺に、
桃子は無言で下を向いたまま、
「なんですか、これ?」という視線を向けてきた。
「本当は3月に渡すべきなんだけれど、また、アメリカに行ってしまうので。
大学卒業と、教員免許取得と、そして、誕生日のお祝いだから。」
そう言って、俺は小さな包みを差し出した。
50 :セル :2016/12/12(月) 23:50
「開けていいですか?」包みを受け取った桃子が、俺に確認する。
「もちろん。」そうこたえると、桃子は包みをはがし、箱を開けた。
中には、ダイヤモンドのイヤリングが入っていた。
「わあ、きれい。」桃子はそう言うと、さっそくイヤリングをつけて見せた。
「似合いますか?」機嫌を直した桃子が、俺と雅に確認する。
「よく似合っているよ。」俺と雅が同時にこたえた。
俺は、桃子の機嫌がよくなってほっとしていた。
雅は、耳につけたイヤリングを、嬉しそうに見せびらかす桃子の姿に驚いていた。

桃子は、俺と会うときは、いつもそのイヤリングをつけてくれた。
「もも、邪魔だからアクセサリーはしないって言っていたのに。
よっぽど嬉しかったんだと思いますよ。」
雅からそう聞いたのは、桃子の引退が発表された少し前のことだった。

(つづく)
51 :名無し飼育さん :2016/12/13(火) 00:36
そこまでキレることなくね!?
と思ってビックリした
52 :名無し飼育さん :2016/12/13(火) 18:37
ももち かわいそす
でも かわいす
53 :セル :2016/12/13(火) 22:24
キレたというか
ももちのぶりっ子に乗ったつもりできついことを言わせたのですが
もし嫌な感じにさせてしまったようでしたら すいません
54 :セル :2016/12/13(火) 22:27
===

「沸いたよ。一緒に入るかい?」
ダイニングに戻った俺は、これまでの人生で出したことのないような、
甘えた声で桃子に言った。
「もう、ばか。お先にどうぞ。」
「いや、一番風呂は譲るよ。」
「じゃあ、お言葉に甘えて。」そう言って立ち上がった桃子を、
俺はバスルームに案内した。

「ここが寝室だから。お風呂から上がったらこの部屋にね。」そう説明すると、
“こくり”と、桃子は静かにうなずいた。
「じゃ、ここだから。タオルは棚にあるものを使って。
着替えは、バスローブがあるけれど、俺のだからだいぶ大きいな。どうしよう。」
「これで平気です。だって、どうせ・・・。」
桃子は、明らかに照れながら言った。
「どうぞ、ごゆっくり。」そう言って、俺は寝室へと向かった。
55 :セル :2016/12/13(火) 22:28
長湯なのか、なかなか戻ってこない桃子。
のぼせてしまったのかと心配になり、何度か様子を見に行ったが、
お湯の流れる音や鼻歌が聞こえたので、その都度、寝室へと戻る。
小一時間ほど経ち、ようやく桃子がバスローブ姿で寝室に姿を現した。
「ちょっと、のぼせちゃったみたいです。」
普段は真っ白な桃子の素肌が、今は真っ赤に染まっていた。
56 :セル :2016/12/13(火) 22:30
「大丈夫かい。ちょっと、飲み物をとってくるよ。」
冷たい飲み物を用意して戻ると、
それを桃子は一気に飲みほし、落ち着きを取り戻してベッドに腰をかけた。
「ふぅ〜、生き返った。わたしは大丈夫ですから、お風呂、入ってきてください。ね。」
「分かった。じゃ、ちょっと入ってくる。」

「すぐにでも桃子のもとに戻りたい。」気が急いた。
ただ、失礼があってはならないと、
俺は入念に全身を洗い、湯船につかりながら歯をみがいた。
歯ブラシを動かしながら、俺はあの日のことを、ふと思い出した。
57 :セル :2016/12/13(火) 22:31
===

仕事の都合でタイを訪れていた5年前の7月。
ようやく一段落し、ホテルに戻ろうかというときに、
この時期のタイでは恒例の、スコールに遭遇した。
「あー、もうあと少しだったのに。」そんな愚痴をこぼしながら、
俺は雨宿りもかねて、近くのカフェに飛び込んだ。

席に案内され、軽食と飲み物をオーダーすると、
隣に座っていたグループの1人が、
「あれ〜」という、聞き覚えのある声を発した。
そこには、一瞬、現地の方かと見まごうような、
健康的な小麦色の肌をした千奈美がいた。
58 :セル :2016/12/13(火) 22:32
「どうした?こんなところで。あ、スタッフの方も一緒ということは。」
「そうなんですよ〜。今回は、1人でロケに来たんです。1人ですよ。すごいでしょ!」
「そうだったのか。でも、徳永さんなら平気でしょ。
そうそう、俺も1人で、仕事で来たんだ。」
「そうだったんですか〜。」
スタッフも交えて、短い時間ではあったが歓談をした。
ただ、千奈美はこの後も撮影があるということで、ほどなくカフェを離れることに。
俺は、明日、帰国することを伝えると、
スタッフの1人が、一緒に夕食でもいかがでしょうかと誘ってくれた。
断る理由はなく、俺は承諾した。
59 :セル :2016/12/13(火) 22:32
その晩、メールで連絡のあったレストランへ行くと、
そこには、千奈美とマネージャーの姿のみがあった。
なんでも、他のスタッフは、ちょっとしたトラブルが発生したため、
その対応に追われて、来られなくなったのだという。

最近の活動のことなどを俺が聞くと、千奈美は嬉しそうにこたえてくれ、
そして、それにマネージャーが補足した。
彼女の話すときの笑顔は、本当にかわいらしかった。
1時間ほど話し込んだ時だった。
マネージャーの携帯電話が鳴った。
どうやら、トラブルの処理にだいぶ手間取っているらしい。
この場で話していい内容ではなないようで、
マネージャーは、俺に小さくお辞儀すると、電話で話しながら外へ出て行った。
60 :セル :2016/12/13(火) 22:33
その後、5分ほどは千奈美と会話を続けた。
だが、マネージャーは戻ってこない。
さらに会話を続けたが、10分経っても帰ってこない。
「どうしたんだろうね?」千奈美が他人事のように俺に尋ねる。
「なにがあったかは分からないけれど、
マネージャーさんやスタッフに任せておけば平気だよ。
徳永さんは、自分の仕事をちゃんとやれば大丈夫。」
俺がそう言うと、千奈美は飛び切りの笑顔を見せてうなずいた。

しかし、15分経っても、まだ戻ってこない。
どうしたものかと俺が心配し始めたとき、千奈美が突然、俺に言った。

(つづく)
61 :名無し飼育さん :2016/12/13(火) 22:42
焦らしおる
62 :名無し飼育さん :2016/12/14(水) 00:52
お風呂一緒に入らない羞恥心が逆にたまらないわけですよ
63 :名無し飼育さん :2016/12/14(水) 18:35
浮気だけはダメー
64 :セル :2016/12/14(水) 22:11
いろいろな感想があって面白いですね
なんか 書いた甲斐がありました
65 :セル :2016/12/14(水) 22:12
(つづき)

「私と結婚してください。」
「え?今なんて?!」
「将来、私をお嫁さんにしてください。」千奈美の表情は真剣だった。
「どうした、急に?」
「2人になれる機会なんて、もうないかなと思って。」
ちょっとピントのずれた回答をする千奈美だったが、
なにを言いたいのかは、なんとなく理解できた。
「気持ちは嬉しいけれど、それはできないよ。」
「どうしてですか?」
66 :セル :2016/12/14(水) 22:12
俺はしばらく沈黙した。
頭の中には、すぐに桃子の顔が浮かんだ。
初めて会った時から、桃子のことを、とてもすてきな女性だと思っていた。
ただ、俺はその気持ちを恋だと認めようとしていなかった。
妹に対する愛のようなものだと言い聞かせていた。
千奈美からの、突然の告白を聞いて、自分の頭の中で、
なにかがグルグルと回転を始めた。
桃子に対する俺の気持ちの整理が、ついた瞬間だった。
67 :セル :2016/12/14(水) 22:13
「すまない。俺には、心に決めた人がいる。」
たった今、気持ちの整理がついたばかりだというのに、
俺はとんでもないことを話していた。
「付き合ってるんですか?」
「いや。まだ告白すらしていない。」
「うまくいくといいですね。でも、もしその人とダメだったら・・・。」
「それ以上は言わないで。もしダメだったら、ずっと独りでいる。
それくらいの気持ちでいるんだ。」
千奈美は、悲しい顔をしながら、コクリと小さくうなずいた。

その時、マネージャーが謝りながら戻ってきた。
千奈美は笑顔で、「ちょっと、遅いですよ〜。」と、
マネージャーにかわいらしく文句を言った。
68 :セル :2016/12/14(水) 22:16
===

「タイでのできごとがなかったら、
俺は、桃子に対する気持ちに、ずっと素直になれなかったかもしれない。」
そう考えていた。
だが、自分の体が、いつも以上に熱くなっていることに気づき、ふと我に返った。
「しまった、長湯しすぎた。」俺は大急ぎで支度をし、寝室へと戻った。

桃子は、ベッドに横になっていた。
「あれ?嗣永さん。」呆気にとられた俺が呼びかけるが、反応はない。
桃子のすぐそばに立ち、もう一度「嗣永さ〜ん。」と呼ぶも、結果は同じ。
「やれやれ、しょうがない。」
この世の終わりのような、がっかりとした表情で俺はつぶやき、
布団をそっとかけてあげようとすると、
桃子の目が、”ぱちっ”と開き、腕が俺の首に絡みついてきた。
69 :セル :2016/12/14(水) 22:17
「もう、入ってきてくれるの待ってたのに、お風呂。」と、桃子は口をとんがらせて言った。
「え、でも?!」
「何度か来てくれてたでしょ。『きっと今度こそ』って、ずっと期待してたの。」
「ごめん。でもさ・・・、」
「もう!あなたって、なんにもわかってない!」
「すまない。」
「それから、『嗣永さん』は、もうやめてください。『桃子』って、ね。」
「分かった、そうするよ。『嗣永』さん。」
「だ〜か〜ら〜。」
顔と顔とを近づけ、二人でクスクス笑った。

(つづく)
70 :名無し飼育さん :2016/12/14(水) 23:59
きたあああああああ
イチャイチャや!空前絶後のイチャイチャタイムや!!!!
71 :名無し飼育さん :2016/12/15(木) 10:34
と見せかけて また焦らされるんじゃ
もうがまんでき〜ん
72 :セル :2016/12/15(木) 21:49
(つづき)

「あ〜あ。のぼせちゃうくらいあったまったのに、また体が冷えてきちゃいました。」
「そうか。今出たところだから、俺の体はすごくあったかいよ。」
「それじゃあ、ね。」そう言うと、桃子は俺の胸に頬をすり寄せた。
「あったまろう。」そう促す俺に、
桃子は、頬を赤く染めながら、「うん。」とこたえた。

俺は、優しく桃子の唇をふさぐと、頭と頬を撫でた。
“ぅふぅ〜っ”という音が、桃子の口から漏れた。
何度も唇を吸い、舌を絡ませあう。
桃子の唇を吸っていた俺の口は、頬を伝って、やがて右耳に到達した。
歯で軽く耳たぶを”かぷっ”っとかんでやると、桃子の体が”ぴくっ”と動いた。
初めての感覚にびっくりした桃子がこっちを向いたので、
軽く口づけをしてやった。
舌を絡ませ、そして、もう一度耳をかんでやりながら、バスローブをはだけさせた。
73 :セル :2016/12/15(木) 21:50
「お願い、暗くして。」桃子が懇願したので、
俺はベッド下のナイトライトのみ点灯させた。
下からうっすらと照らされる桃子の顔や体は、
まるで、おぼろ月のような美しさと妖しさを醸し出していた。

左手を桃子の首の下から回して、左乳房を優しく揉んでやる。
そして、ピンク色の先端を指でさすってやると、やや膨らんで固くなるのが分かった。
空いている右手は、桃子の茂みをかき分けて、大切なところに到達した。
中指で茂みの中の突起物を撫でてやり、
さらに、両足で桃子の右足をはさみ、撫でるように上下させる。
体の4か所を同時に刺激された桃子は、
「ん んふぅ〜ん んんん〜〜〜ぅん」と、声とも息ともつかない音を発し、
全身を、ものすごい力でくねらせた。
74 :セル :2016/12/15(木) 21:51
俺の唇は、桃子の耳から少しずつ降下を始めた。
首筋〜腋〜胸〜乳首〜下乳〜脇腹〜手の指先〜足の付け根〜ふともも〜足のつま先と、
順に舐めてやると、桃子はそれぞれ微妙に違ったふうに体を震わせた。

最後に、俺は桃子の茂みをかき分け、
舌で刺激してやった。
「はぁぅっ」桃子は今日いちばんの、激しくも甘い声を放った。
俺が舌を動かすたびに、桃子の口から、「あっ あっ あっ」という声があふれる。
そして、すぐ目の前に、俺の大きくなった息子があることに気付くと、
本能の赴くまま、それをくわえた。
だが、どうしていいかは分からず、ただただ必死にくわえているだけだった。
75 :セル :2016/12/15(木) 21:54
俺が、それまでに増して舌使いを激しくすると、
桃子の体がいちだんとくねり、その流れで顔や口、舌が動いたため、
俺の息子を不規則に刺激し、快感をもたらした。

俺の我慢は限界を超えた。
体を反転させると、息子を桃子に一気に挿入させ、激しく腰を振った。
「あ、ちょっ。うっ、くっ、あっ、うううぅぅぅんんん。」
桃子はなにかを言おうとしたが、既に言葉にはならなくなっていた。
俺の耳にも、もはやなにも入ってこなかった。
血管が浮き上がる薄く白い肌。
目の前で上下に揺れる乳房を揉み、ピンク色の先端に吸い付くと、
桃子の体は”びくんびくん”と痙攣した。
76 :セル :2016/12/15(木) 21:56
小細工はしない。
俺は桃子の正面で、ずっと彼女の顔を見つめながら、
全身を愛撫してやり、腰を動かし続けた。
桃子は、のけぞった。
俺は、両腕を桃子の背中に回し、ぎゅっと抱きしめて固定し、
いちだんと激しく腰を振ると、2人がぶつかる音が
“ぱんぱんぱん“と鳴り響いた。
77 :セル :2016/12/15(木) 21:57
「あぁっ」
「あぁ〜ん」
「い、いきそう」
「だめ」
「うっ、あぁっ、いく」
「だめ」
「あ、あああぁぁっ」
「だめ」

そして、ついに絶頂に達した。
「ももこっ ももこー いく いくよ いくよー あぁぁっ」
そんな俺に桃子は「中はダメー。」と絶叫した。
途中からなにも聞こえず、記憶もあやふやになりかけていたが、
その言葉はなんとか俺の耳に届き、
すんでのところで引き抜いて、桃子の上に発射した。
78 :セル :2016/12/15(木) 21:57
白色に濡れた桃子のおなかとは対照的に、シーツが血で赤く染まっていた。
2人の荒い息遣いが続く中、桃子はなんとか声を発した。
「初めてだったの。だから、『優しくして』って言おうと思ったんだけれど。」
「すまない。痛かったかい。」
「ちょっと・・・。ううん、でも、大丈夫。」

本当は、激しい痛みを桃子は感じていた。
だが、それ以上に、今のこの瞬間を大切にしたいいう気持ちが、
痛みを封じ込めていた。
2人の呼吸がまだ整わないうちに、
「ね、もう1回。」と、
桃子は俺の腰に手を回し、キスをしながら求めてきた。

(つづく)
79 :名無し飼育さん :2016/12/15(木) 21:59
見てた
マジで最高
体の描写もエロいし、初々しさも可愛いし
見つめ合いながらの正常位とかほんとわかってるな!ツボを心得てくれてる
80 :名無し飼育さん :2016/12/15(木) 22:45
もう一発ありそうな感じ嬉しい
濃厚なおっぱい描写に期待
白い肌ピンクの乳首は反則w
81 :名無し飼育さん :2016/12/16(金) 05:47
前書いてくれた時よりもエロさ増してる
82 :セル :2016/12/16(金) 22:56
よい感想をいただけてうれしいです!
が!ストーリーがメインでエロはおまけ?!ですので
全体を通じて読んでいただけるとさらにうれしいです
83 :セル :2016/12/16(金) 22:58
(つづき)

「大丈夫なの?」俺は心配になって確認する。
「うん、大丈夫です。」桃子は明るくこたえた。
「そうか。でも、痛くなったら、すぐに言って。」
「はい。無理はしません。」
桃子の透き通った体が、俺のやや日焼けした体と重なると、
再び、激しい興奮に襲われた。
ただ、最初の時のように、完全に理性を失ってはいなかった。
「桃子の負担にあまりならないようにしよう。」
そう考えた俺は、彼女を四つん這いにし、バックからゆっくりと挿入した。
84 :セル :2016/12/16(金) 22:59
「はぁぅーぅっ」桃子は、喘ぎとも悲鳴ともつかない声を出した。
「だ、大丈夫かい?」やはり心配になった俺が確認するが、
「うん、大丈夫だよ。気持ちいい。」と、桃子はこたえた。
ぷりっとした桃子のお尻を、両手でギュッとわしづかみにし、
真っ白な背中から腰にかけて、舌で舐めてやると、
「あはぁ〜っ」と、桃子は声を漏らした。

張りのある程よい大きさの胸を、下から抱えるように両手で包み込み、
両人差し指を、ピンク色の先端にやさしく押し付けると、
俺は、ゆっくりと腰を前後に動かした。
「あっ あっ あっ あぁ〜〜〜っ」
甘い声を出す桃子のピンク色の先端が、また膨らんで固くなるのを、俺の指先は感じた。
85 :セル :2016/12/16(金) 23:01
だが、時折、「うくっ うっ」と苦しそうな声を出したので、
心配になった俺は、一度引き抜いて、
「痛いんじゃないかい?」と桃子に確認した。
だが、桃子は「平気だよ。気持ちいいから、ね、お願い。」と、俺を促す。
「いや、やっぱりやめよう。」やはりどうしても心配だ。
「お願い、やめないで。」
「でも・・・。」

だが、背中越しにのぞく桃子の火照った顔が、俺の興奮に再び火をつけた。
予告もなく、俺が再び一気に挿入すると、
不意を突かれた桃子は、突然の快感に、「あぁ〜ん」と、悲鳴にも似た声を発し、
前のめりに倒れた。
86 :セル :2016/12/16(金) 23:03
最初よりも、深く俺の息子は桃子の中に入っていく。
そのため、あまり激しい動きをしなくても、
俺と桃子は心地よい快楽を覚えていた。
「私たち、ひとつに繋がってる。」桃子がそう言って幸せをかみしめると、
再び俺の息子の付け根から先端に向かって、
液体が込み上げ始めたのを感じた。

「桃子、ごめん。もう・・・、ダメだ、いっちゃう、いくよーっ。」俺がそう叫ぶと、
桃子は、「あぁ、お願い。」と、息を切らしながら言った。
「ちゃんと外にするから。」桃子を安心させようと、なんとか声を発した。
「だめっ。」ところが桃子は、そう叫んだ。
俺は驚き「えっ?!」と大きな声を出す。
「お願い、なかに、中にしてーっ。」再び桃子の絶叫がこだました。
「本当にいいんだね。あぁ、もう、どうにでもなれ。」
俺はその言葉を受け入れ、桃子の中にすべてを放出した。

(つづく)
87 :名無し飼育さん :2016/12/17(土) 04:04
バックきたあああああ
ストーリーも好きだしエロも好きだ
88 :セル :2016/12/17(土) 21:43
(つづき)

桃子の大切なところから、白い液体があふれ出し、
赤く染まったシーツの上に滴った。
2人の荒々しい息遣いが続く中、
余韻に浸りながらキスをし、愛撫しあった。
89 :セル :2016/12/17(土) 21:44
「赤ちゃん、できちゃったかな。」桃子がはにかみながら言った。
「できたかもしれないね。」
「どうしよう。」
「でも、嬉しそうだよ。」
「だって。」

「びっくりしたよ。あんなこと言うなんて。」
「え?」
「『中に』って。」
「急に思ったの。『あなたとの子供がほしい』って。」
「なんか、照れるというか恥ずかしいというか、責任重大だな。」
「それに、自分の子供で実践したほうが、幼児教育の勉強、はかどるかなって。」
「確かにそうかも。でも、そんなことまで考えていたの?」
「ううん。さっきはそこまでは考えてなかった。でも、それがいいって思った。
たくさんの子供たちと接して、いろんな勉強したいな。」
「じゃ、子供は多いほうがいいかな。」
「あはは、そうだね。自分の子も、人の子ともふれあってね。」
90 :セル :2016/12/17(土) 21:45
「でも、よくよく考えたら、俺たちまだ、入籍すらしていないよ。」
「そうだねぇ。わたしはすぐにでもいいけれど。」
「そうか。じゃ、時期を見て、近いうちにきっと。」
「うん。」
交際を申し入れたのが、ついさっきだったということも忘れて、
2人は何年も付き合って、結婚を意識し合った恋人同士のように語り合った。
91 :セル :2016/12/17(土) 21:45
「そうだ、初めて会った時のこと、覚えてる?」
俺が話を突然変えたので、桃子はやや拍子抜けしたようだったが、
にっこりと微笑んでこたえる。
「うん。覚えてる。」
「なんて話したかも?」
「え?ええと、それは・・・。」
「あはは。」
「え?なに話したっけ??」
「ももちカワイイですか?」
「・・・???・・・、あっ!」
「初対面の第一声がそれだったよ。」
「そうだった。その頃はそう言わなくちゃいけないような状況で。
なんか、今さらながらだけれど、本当にごめんなさい。」
「謝ることないよ。で、俺がなんて返したか覚えてる?」
92 :セル :2016/12/17(土) 21:46
「・・・、う〜んと。そうだ、『可愛くない』だったっけ。」
「はずれ。っていうか、なんだよ、それ。」
「いや、そういう反応が多かったから、やっぱりそうだったかなって。」
「『いちばんきれいだ。』って、言ったんだよ。」
「あ、そうだそうだ、思い出した。そう言ってくれて、ホント嬉しかった。」
「でも、そうは思っていなかったけれどね、本当は。」
「えぇ、なにそれ。しょんぼりだよ。」
「俺は美人よりかわいい子のほうが好きだから。
だから、本当は、『今まで会った女性の中で、いちばんかわいい。』って言いたかった。」
「そうなんだ。よかった。でも、なんで言ってくれなかったの。」
「本当のことを言うのが、恥ずかしかった。」
「あはは。もう、素直じゃないんだから。」
桃子はそう言うと、俺の首筋に、そっとキスをした。
そんな桃子を、俺は愛おしくてたまらなくなった。
93 :セル :2016/12/17(土) 21:47
「桃子、愛してる。」
俺は、三度目のランデブーを桃子としようとした。
だが、既に桃子はかわいい寝息を立て始めていた。
母親に抱かれた赤ちゃんのように、かわいい寝顔を見せる桃子。
そんな彼女の額に、俺はそっとキスをした。

(つづく)
94 :セル :2016/12/18(日) 21:51
(つづき)

===

「おなかすいた。」
半分開いた扉の向こうから漂うみそ汁のにおいに、桃子は気づいた。
「おいしそうなにおい。」
バラの香りのことはすっかり忘れ、においにつられた桃子は、
ベッドに脱ぎ捨ててあったバスローブを羽織ると、
包丁の音が聞こえる部屋へと吸い込まれていった。
「おはよう。」俺が元気に挨拶すると、
「あ、おはようございます。」と、桃子がようやく完全に目を覚ましてこたえた。

「下着、洗濯して乾かしておいたから。」
ダイニングのイスの上に、昨日着ていた服と下着とが、たたんで置かれていた。
「ありがとうございます。」そう言うと桃子は、
洗ったばかりの下着を、バスローブ姿のまま身に着け、服を着替えた。
95 :セル :2016/12/18(日) 21:52
「ちょうど、朝ご飯ができたところだから。」
「なにからなにまで、本当にありがとうございます。」
食卓に並んだ、ごはんとみそ汁、だし巻き卵にサケの塩焼きを見て、
「おいしそ〜!」と桃子は、幸せそうに笑い、席に着いた。
天窓から差し込む光が、桃子と料理とを包んでいた。

「さ、食べよう。大したものはないけれど。」
「え〜、ご馳走だよ。卵からいただき、えい!」
桃子はだし巻き卵に箸を突き刺し、一口でほおばった。
「おいひぃ」まだ食べきらないうちに感想を言ったものだから、
口から玉子をこぼしそうになる桃子が、なんともかわいらしかった。
96 :セル :2016/12/18(日) 21:54
「おいおい、大丈夫かい。ちゃんと食べてから話しなさい。
でないと、幼児に笑われるよ!」
「ほーい。でも、本当においしい!」桃子は満面の笑みを浮かべていた。
「かんたんな料理だよ。」
「ううん、そんなことない。
わたしも1年前に料理教室に通ったけれど、ほとんど上達しなった。」
「教室だと、周りの人に頼っちゃうこともあるからね。
1人でやれば、どんどんうまくなるよ。」
「じゃあ、これから時々、ここに来てもいい?」
「ん?俺に作らせようって?!」
「違うよ。わたしが作ったのを、食べさせてあげたいの。」
「そうか。それじゃあ、おいしく食べられるようになるまで、『長期戦』を覚悟しよう。」
俺はわざとらしく大きな声で言った。
「ちょっと、ばかにしてる?」桃子は半分笑いながら俺に食ってかかった。
「じゃあ、そうならないように、ちょくちょくうちに来てよ。」
「うん、そうする!」
2人で笑いながら、楽しい食事のひと時を過ごした。

(つづく)
97 :名無し飼育さん :2016/12/19(月) 00:27
ご飯作ってくれる上に下着まで洗ってくれるスーパーイケメン
98 :名無し飼育さん :2016/12/19(月) 14:40
ひょっとして エロ終了?
もうひとおしないの?
99 :セル :2016/12/19(月) 22:05
>>97
こんな男って 実在しないかもですね

>>98
エロは終了です すみません
別に新しいのを書いているので そちらを読んでいただけるといいかも
100 :セル :2016/12/19(月) 22:06
(つづき)

===

木々や草花が香り始めた春の1日。
大学のキャンパスに向かう1人の女性が、並木道を進む。
そして、その傍らには、小さな男の子。

「ねえ、お母さん。今日のお弁当のおかず、なにー?」
食べ盛りなのか、まだ朝ご飯を食べて間もないのに、
もう、お昼のお弁当のことを気にし始めている。
「だし巻き卵にサケの塩焼き、
それとお母さんお手製のハンバーグと野菜の煮物だよ。」
「えー。たこさんウィンナーわー。」
男の子が口を尖がらせる。
101 :セル :2016/12/19(月) 22:07
「今日は特別に、入れておいたよ!」
「やったー!」
「キャラ弁になっているから、お昼のお楽しみね。」
「わーい。お母さんもたくさん食べてね。」
大きくなり始めた母親のおなかをさすりながら、子供は嬉しそうに笑う。
「早く行こう!」薬指に指輪が光る母親の左手を握り、男の子は歩き始める。
我が子の成長に目を細める女性を、
木々の隙間から春の陽光が優しく照らすと、
耳につけたイヤリングが”キラッ”と輝いた。

日常的に見かける親子の風景。
すれ違う多くの人々は、そんな2人を気にも留めない。
時折、「幸せそうでよかった。」と、
やや寂しげな表情を見せながら、心の中で祝福する人物もいたが、
声をかけることは、決してなかった。
102 :セル :2016/12/19(月) 22:07
芸能界を離れてから5年。
桃子は大学院で、10年前と同じように、幼児教育の研究にいそしんでいた。
かつては、芸能界との二足の草鞋を履いていたが、
今は育児との二足の草鞋を履いている。
もう、迷いはまったくない。
自分の決めた新しい人生を、まっすぐに前だけをみつめて歩き続けている。

かつてのアイドル仲間にも、ママ友が増えた。
ランチをしながら、ステージ上でキラキラしていたころに戻り、
仲間と楽しく情報交換をする。
桃子は、そんな今の幸せをかみしめていた。
103 :セル :2016/12/19(月) 22:08
自身の経験を踏まえた、幼児教育の研究者として、
また、かつてのアイドル経験を活かして幼児番組に出演し、
子供たちと一緒になって、歌やダンスを披露する。
その多くは子供を持つ身となった、かつてのファンの前に、みんなの前に、
桃子が再び姿を現すのは、もう少しだけ先の話。

(完)
104 :セル :2016/12/19(月) 22:09
つまらない作品にお付き合いいただたい皆さま
本当にありがとうございました
もう1つ書いているのがあって
1月か2月くらいにここでスレを立てるかもしれませんので
もしよければ 読んでやってください
105 :名無し飼育さん :2016/12/20(火) 04:15

楽しかったよ!
1〜2月にまたこの板チェックしてみる
106 :名無し飼育さん :2016/12/21(水) 08:37
終わっちゃったのか 残念
俺も年明けにまたここをチェックしてみるんで
新作よろしく エロも頼むよ
107 :名無し飼育さん :2017/02/04(土) 15:36
2月になったけど新作まだかな
108 :セル :2017/02/09(木) 00:41
>>107
今年のなってちょっと慌ただしくなってしまい
2月中にアップ始められればと思ってますが
3月になってしまったらごゴメンナサイ
109 :名無し飼育さん :2017/02/27(月) 15:27
写真集の件でまた桃子にムラムラしまくって見に来たら朗報
待ってます
110 :名無し飼育さん :2017/03/03(金) 02:36
3月!!!!!!!!!!!
111 :セル :2017/03/03(金) 23:38
ベリの誕生日に間に合わなくてごめんなさい
だいぶ書き進めたのでもう少しお時間ください
112 :名無し飼育さん :2017/03/04(土) 04:04
待ってまーす
113 :名無し飼育さん :2017/03/06(月) 08:36
ももち誕生日おめでとう
25歳いい女になりやがって

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