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桃子との恋 〜愛欲のち愛情 一時愛憎

1 :セル :2016/05/17(火) 22:41
出演:
桃子
俺(みんな)
他たくさん

かなりの長編ですが 気が向いたら読んでやってください
一部エロもあります
明日から順次アップしていきます

※この作品はフィクションです
この頃はそうじゃない等のツッコミはご容赦ください
302 :セル :2016/06/17(金) 22:33
「そうか。なにがあったかは知らないけれど、でも、やってもらうといいよ。
俺も行こうか?」
「うん、お願い。ちょうど1週間後だけれど、平気?」
「1週間後。6日かい?うん、平気だよ。」
そう言いながら、俺は「あれ?」と思ったが、あえて口にするのをやめた。
303 :セル :2016/06/17(金) 22:34
===

「別の用事があるから、現地集合で。14時に神社に来てね。
私も遅刻しないように行くから。
あ、そうそう、初詣の時と同じような気持ちで臨みたいから、正装してきて。」
桃子にそう言われた俺は、初詣の時と同じく、紋付き袴姿で産土神社へと向かった。
神社に到着すると、まるで待ちかえていたかのように、
「もう、お見えになられていますよ。」と、
巫女が俺を先導し、控えの間に案内された。

部屋に入り、俺は驚いた。
なんとそこには、俺の両親がいたのだ。
そして、俺は襖に向かって置かれた椅子に座るよう促される。
言われるがまま座ると、
「準備が整いました。」という声が響き、目の前の襖がゆっくりと開く。
そこには、白無垢をまとった桃子の姿があった。
304 :セル :2016/06/17(金) 22:35
===

梅雨が明けたある日、語学留学から帰国した千奈美は、
久しぶりに桃子と2人で食事をしていた。
英会話能力が堪能になった千奈美は、
「もう、バカとは言わせないからね!」と、得意げだ。
桃子も、留学中に起こったさまざまな出来事に興味があるようで、
うなずきながら話を聞いている。

しかし、調子に乗った千奈美が、
「でも、日本暑いよね。ニュージーランドはメチャクチャ寒かったよ。」と、
ニヤニヤしながら桃子に説明する。
「南のほうなんだから、寒いわけないでしょ。」と、桃子が言うことを期待して。
だが桃子は、「そりゃ、南半球だから、今の時期は寒いよね。」と、
冷静に答えると、千奈美は怒り出した。
「もう、なんでひっかかってくれないの。
分かっていたにしても、引っかかったふりくらいしてくれてもいいじゃない。」
「そういうとこ、千奈美らしい。大好きだよ。」
「もう、ももったら。」千奈美もまんざらではない様子だ。
305 :セル :2016/06/17(金) 22:36
「そうそう。私達、もうアイドル卒業したでしょ。
だから、帰国してすぐ、家族で海に行っちゃった。
なんで、ほら、真っ黒になっちゃって。ももは、海水浴とか行かないの?」
千奈美がそう尋ねると、桃子はカリブの島でのできごとを思いだし、
1人でなにも言わず、恥じらい始めた。
「気持ち悪い〜。」千奈美は嬉しそうに桃子をたしなめる。

「でね。海岸沿いに神社があって、結婚式やってたんだよ。
お嫁さん、きれいだったな〜。
ねぇ、ももは結婚式しないの?」
千奈美の唐突な問いに、
「もう、一緒になってずいぶん経つし、子供も2人いるしね。今さらって感じなのかなぁ。」
と答える桃子は、少し寂しそうな顔をした。
その表情を見た千奈美は、
「なんとかしてあげなきゃ。」
まぶしい光が窓から差す中、そう決意していた。
306 :セル :2016/06/17(金) 22:36
===

東京で、例年よりも早めに葉が色づき始めたころ、
BKのメンバーが、桃子を呼び出して集まっていた。
残念ながら、梨沙子は今回も欠席だった。

「ねえ、久しぶりじゃない。みんなで集まるの。」
雅がウキウキしながら言う。
「そうだ。みや達が1位をとったお祝いをして以来だね。」桃子も嬉しそうだ。
「ほんと、みんな変わらないね。」友理奈はそう言うが、
茉麻が、「ももだけは、セレブになっちゃって、近寄りがたくなっちゃったけれど。」と、
嫌味っぽくいう。
「そんなことないよ〜。」桃子が必死に否定すると、
「どれどれ?」と、茉麻が桃子のお尻を撫で、
「うん、大丈夫。昔のもものままだ。」と太鼓判を押し、みんなが笑いに包まれた。
307 :セル :2016/06/17(金) 22:37
食事をしながら、会話が弾んでいたが、
突然、千奈美が、「ねえ、もも。ちょっといいかな。」と、話を切り出した。
「詳細は、私が説明するね。」
窓から1枚の色づいたイチョウの葉が風に流されて入り込み、
桃子の前に落ちる中、佐紀は真剣な表情で話し始めた。
308 :セル :2016/06/17(金) 22:38
===

初詣の参拝客も一段落したある日、都内のとある神社に、
桃子を含めたBKのメンバーが集まった。
ただし、梨沙子を除いて。
この日、東京は10年ぶりの大雪に見舞われていた。
「足元の悪い中、よくいらっしゃいました。」
宮司が鳥居まで出向き、恭しくメンバーを招き入れる。

神社内の一室で、宮司、巫女、そして、BKメンバーたちは打ち合わせを始めた。
当初、千奈美が責任者として取り仕切ろうとしたが、なかなか話が進まないため、
佐紀がリーダーとして取りまとめ役になっていた。
1時間後、万事手筈が整った。
309 :セル :2016/06/17(金) 22:38
「きっと、うまくいきますよう、御祈祷いたしましょう。」
そういって宮司は、拝殿へ全員を案内した。
みんなが頭を垂れる中、宮司が幣束を振る。
それと当時に吹いた一陣の風により、木に積もった雪が窓から拝殿を通り抜け、
キラキラと輝いた。
雪は、既にやんでいた。
310 :セル :2016/06/17(金) 22:40
===

開いた襖の向こうにも、もう1つ同じ部屋があった。
ちょうど俺の正面に、白無垢姿の桃子が座っている。
その美しさに、俺は息をのんだ。
桃子の後ろに座ったご両親は、既に涙をこらえきれていない。
俺のわがままのせいで、
これまで、桃子に親不孝をさせてしまっていたことに気付かされた。

両家の顔合わせが終わると、神職の先導で拝殿へと進む。
子供の頃から、何度も通った廊下だが、今日はいつになく緊張している。
俺が先に進んでいるため、桃子の表情はうかがい知れない。
後ろを振り向いて確かめようとすると、
「縁起が悪いから、前だけ向いていなさい。」と、俺の母親にたしなめられた。

<つづく>
311 :セル :2016/06/18(土) 21:58
<つづき>

拝殿では、梨沙子を除くBKとCGのメンバー、
俺がこれまで世話になり、また、世話をしたチームの仲間、
そして、2人の子供たちが、既に床几に着席していた。

太鼓の音が鳴り響き、宮司がお祓いをする。
全員で神前に向かって拝礼をすると、宮司が祝詞を奏上した。
そして、巫女が神前に供えていた神酒を下げ、それが俺たちの前に並べられる。
そう、三三九度の盃だ。
桃子と2人、3度ずつ盃に口をつける。
俺はそれぞれ、先祖へ感謝し、桃子とこれからも一緒に生きていく決意をし、
そして、家族の平穏とさらなる子孫繁栄を願い、盃を飲み干した。
312 :セル :2016/06/18(土) 21:58
すると、宮司が1通の巻き紙を俺に手渡した。
表には「誓詞」と書かれていた。
「あなたなら、説明しなくても読めるはずです。」
宮司が優しく俺に語りかける。
気が付くと、桃子が俺に寄り添って立っていた。
俺は、しっかりと読み上げた。
だが、突然のことだったので、内容はまったく記憶に残っていなかった。
ただ、最後に自分の名前を読み上げた後、
桃子も自分の名前をはっきりと言ったことだけは、鮮明に覚えていた。

玉串を供えると、巫女が神楽を舞った。
その優美さに、俺は桃子のイメージを重ね合わせていた。
巫女が鈴を鳴らすと、自分の心が清らかになっていくような気がした。
後方では、俺と桃子の家族、そして参列者全員が、固めの盃を交わしていた。
313 :セル :2016/06/18(土) 21:59
宮司が挨拶し、再び拝礼を行うと、式の結びを告げる太鼓が打たれ、
拝殿を退出することになった。
俺はこのとき、控えの部屋を出てから、初めて桃子の表情、そして姿を見た。
美しいだけではない。
改めて、俺とともに人生を歩んでいく決意に満ちた表情に、俺は心打たれた。

そして、ここに集まった家族や仲間たちの姿もようやくはっきりと見ることができた。
人生で初めて、俺は人前で涙を見せた。
そんな俺を、桃子が優しい表情で見つめていると、
風に運ばれた無数の桃の花びらが、俺たちの前に降り注いできた。
314 :セル :2016/06/18(土) 22:00
式が終わると、桃子は色打掛にお色直しをした。
そして、俺と2人で境内に出ると、親族と参列者が、一斉に拍手をした。
俺はすがすがしい気分になると同時に、改めて、身の引き締まる思いがした。

この後は、記念写真の撮影会状態になった。
「おめでとう。」みんな、口々にそう言って、俺たちと一緒に写真を撮る。
すると、2人の子供たちが、
「お母さん、きれい。お父さんもかっこういい。」と言ってやってきた。
そして、一緒に写真を撮っていると、次男がようやく覚え始めた単語を並べて、
「ねえ、あのおねえちゃんはだれ?」と
ご神木の陰でひっそりとこちらを見ている女性を指差した。
315 :セル :2016/06/18(土) 22:00
「りーちゃん!」桃子が歓声を上げる。
そこには、梨沙子の姿があった。
「待ってたぞ!」雅がそう言うと、メンバーは梨沙子を囲んで、笑顔を見せた。
ただ1人、茉麻だけは神妙な表情で、
「どうしたの?りーちゃん。今日は、コナンの映画には誘ってないけれど。」と、
ボケると、
「うちでDVD見ようって誘ったの。」と、
桃子からボケ返され、場はさらに華やいだ。
316 :セル :2016/06/18(土) 22:01
===

「今日は、2人だけでゆっくりしなさい。」
そう言う両親の言葉に、俺は甘えることにし、
子供たちは両親の家にお泊りすることになった。
桃子と2人だけで帰宅する。
「2人きりになれるのは、いったいいつ以来だろうか。」
俺がそんなことを考えていると、
「帰国してから初めてだね。2人で過ごせるの。」
と、桃子はなにかを期待するように、俺の手を握り、見つめながら話しかけてきた。
317 :セル :2016/06/18(土) 22:02
桃子がなにを求めているかは理解したが、
まずは、どうしても言っておかなければならないことがあった。
「今日は、本当にありがとう。」
「私じゃないよ。千奈美が提案して、BKのみんなが計画してくれたの。」
「そうか。みんなにお礼をしなくちゃいけないな。」
「じゃ、いつか披露宴しようよ。ご招待で。」
「うん、そうだね。でも、やっぱりまずは桃子にお礼とお詫びをしないと。」
「お詫びって?」
「桃子のご家族、特にお義母さんを見て痛感したよ。今日の日を楽しみにしてたってこと。
ただ入籍して、一緒に住めばいいってわけじゃなかった。
俺は桃子に、とんでもない親不孝をさせてた。」
「そんなことないよ。でも、確かに親孝行にはなったかな。」
「俺の親も、あんなにいい表情しているのは初めて見た。なんと言っていいか。」
「変に気にすることないよ。今日1日が素晴らしかったんなら、それでいいじゃない。」
「そうかな。」
「そうだよ。」そう言って、桃子は俺にぴったりと寄り添ってきた。
318 :セル :2016/06/18(土) 22:03
だがその時、記憶の中枢が、
「お前はいったいなにを見ていたんだ。」と、俺を厳しく叱責した。
気が付くと、俺は神社に引き戻され、高いところから、2部屋を俯瞰していた。

〜〜〜

ゆっくりと襖が開き、正面にいる白無垢姿の桃子に見とれている俺。
そして、涙をこらえきれない桃子の両親。
「違う。そこじゃない。」
再び記憶の中枢が俺に叫ぶ。

白無垢姿の美しい桃子。
いや、それだけではない。
涙が頬を伝っている。
俺の目には映っていた。
だが、その清楚で美しい姿に目を奪われ、肝心なことを見落としていた。
「今日の日を大切に思い、いちばん楽しみにしていたのは、他ならぬ桃子だった。
これまで、いちばん寂しい思いをしていたのは桃子自身だ。」
そのことに、ようやく俺は気付いた。
319 :セル :2016/06/18(土) 22:04
〜〜〜

“はっ”と気づくと、俺は自宅に戻っていた。
先ほどと同じように、桃子は俺に寄り添っていた。
「すまない。俺、桃子の気持ち、全然分かってやれていなかった。
今日の式は、誰のためでもない、桃子のために挙げなければいけなかったんだよね。」
俺が桃子の目の前で涙しながら、そう伝えると、
桃子は鼻をすすりながら、小さくうなずいた。

「ねぇ。今日は2人きりなんだよ。」
そう言って、俺の頬を伝う涙を指でふいてくれている桃子の目にも、涙が光っていた。
俺はその表情をたまらなくいとおしく思い、また、贖罪の念もあって、強く抱きしめた。
桃子は潤んだ瞳で俺を見て言う。
「先にお風呂入ってきていいかな。汗かいちゃった。なんか、顔も濡れちゃってるし。」
「一緒に入らないの?」と思ったが、今日は桃子の言うとおりにした。
320 :セル :2016/06/18(土) 22:05
風呂上がり、烏の濡れ羽色の髪を拭きながら、
「お風呂、入ってきて。寝室で待ってるから。」と桃子が言う。
「うん。じゃあ、入ってくる。」
「どうぞ、ごゆっくり。今日は冷えたんじゃない。しっかりあったまってきてね。」
桃子の言葉に従い、普段は烏の行水の俺も、
この日はのぼせるくらい、ゆっくりと風呂に浸かった。

リラックスした俺は、穏やかな気持ちで寝室へ向かった。
扉を開けると、ベッドの上で桃子が三つ指をついて待っていた。
しかも、ふだんのパジャマ姿ではない。
和装、そう、純白の寝衣姿だった。

<つづく>
321 :名無し飼育さん :2016/06/19(日) 03:15
久しぶりに覗いたら更新キテた!
ラブラブでいいなあ
ももちと結婚したくなる
322 :セル :2016/06/19(日) 22:10
読んでいただいてありがとうございます
あと少しで完結ですので もう少しお付き合いいただけると嬉しいです
323 :セル :2016/06/19(日) 22:11
「どうしたんだい、そのかっこう?」そう尋ねる俺に、
「今日は新婚初夜だよ。」と桃子は答えた。
「私、また新たな気持ちであなたと生きていきたいの。変に見えるかもしれないけれど。
うん、なんて言うのかな。決意表明みたいな。」
「そうだったか。いや、なんとなく分かるよ。
でも、俺が普段のかっこうで、なんか申し訳ない。」
「ううん、いいの。私が勝手にやったことなんだから。」
そう言う桃子に、俺も手をついて頭を下げ、
「こんな俺だけれど、末永くよろしくお願いします。」と言った。
桃子も改めて三つ指をついて
「不束者ですが、よろしくお願いします。」と頭を下げた。
324 :セル :2016/06/19(日) 22:12
俺はそんな桃子の隣に座り直すと、そっ口づけをして、衿の中に手を突っ込んだ。
「あぁっ」胸を刺激された桃子は、息を漏らした。
そして、左右の衿をつかんで引っ張ると、
桃子の白くて柔らかい胸の上半分あらわになり、ピンクの乳首が少し顔をのぞかせた。
帯をほどかずに力いっぱい衿を引っ張ったため、寝衣が体を締め付け、
桃子は少し苦しそうで、それでいて、嬉しそうな顔をした。

桃子の帯をほどき、改めて衿を左右に引っ張ると、透き通るような肌の上半身が姿を現す。
俺は、その真っ白な肌の中で、淡いピンクの色彩を放つ部分を、優しく吸った。
そして、自分のパジャマを脱ぎながら、桃子の胸から背中にかけて愛撫してやると、
寝衣がすべてはだけ、桃子は生まれたままの姿になった。
背中から腕を回し、左手で乳首をつまみながら、右手は、真っ白な下半身の中で
黒く異彩を放つ茂みの中をまさぐっていた。
325 :セル :2016/06/19(日) 22:13
俺が両手で優しさを伝える中、桃子は恍惚とした表情で、
視線を天井へと向け、声を押し殺していた。
そんな桃子をたまらなく愛おしく思い、俺は唇を桃子の口に重ね合わせた。

桃子は俺の上に体を倒して覆いかぶさる。
そして、2人で力強く抱きしめあい、優しく愛撫し合った。
俺の勃起した乳首を舐めていた桃子だったが、
やおら、体を180度回転させると、ゆっくりと俺の息子を、上の口に含んだ。
そんな俺の目の前には、桃子の下の口が。
俺もその口を、ゆっくりと舌で撫でてやった。
326 :セル :2016/06/19(日) 22:14
2人とも、初体験でもするかのように、互いに愛し続け、
そして、それはだんだんと激しさを増していった。
桃子の口で刺激された俺の息子は、そろそろ限界に達しようとしていた。

「桃子、もうやめて。それ以上されたら。」
そう訴えるが、桃子は一向に止める気配がない。
「桃子。ねえ、聞いてる。」
桃子は一瞬、両手で耳をふさぐ素振りを見せ、
そして、俺の言うことは聞こえないといわんがばかりに、
“かぽっ ぷちゅちゅっ ちゅぽっ くぽぽっ”という音を響かせ、
さらに俺の息子を強く刺激した。

「ダメだ。もう、がまんできない。
ももっ、あっ、っく、桃子・・・、ももこー、ああーっ。」
俺の息子からドクドクと、60マイクロメートルたちが溢れ出す。
すべてを桃子の口に出し切り、俺は、「はあっ」と一声発した。
息子はピクピク痙攣し、先っぽは熱くなっていた。
桃子は、初めての経験にびっくりした様子だったが、
自分の中を伝う香りに、満たされた表情をしていた。
327 :セル :2016/06/19(日) 22:16
「なんで、やめなかった?」
そう言う俺を、桃子は上目づかいで、優しい笑みを浮かべて見つめるだけだ。
「俺の言うことを聞けないなんて、許さないぞ。」
半分は本気で怒り、もう半分は感謝しながら、桃子を押し倒した。
既に受け入れ態勢が万全だったので、俺は体を沈ませて、
既に回復した息子を桃子の下の口にヒットさせた。
当初、優しい眼差しを俺に向けていた桃子だったが、俺がいきなり激しく攻め、
一向に抑える気配がないと分かると、一気に表情が変わり始めた。

契りで受ける感触の受任限度を超えた桃子は、激しすぎる快楽という苦痛に顔を歪めた。
俺の胸や腹を力いっぱい押して、離れさせようとする桃子。
しかし、俺はまったく離れない。
そして、体が限界に達した桃子は、げんこつで頭や首をぽかぽか殴り始めるも、
ついには絶頂に達し、力なくベッドに倒れこんだ。
328 :セル :2016/06/19(日) 22:17
しかし、俺はそのまま桃子を180度回転させ、今度は背後から突き上げる。
年をおうごとに、桃子のお尻は”キュッ”と引き締まり、
俺は大好きなそれを、ギュッとしてやるのが大好きだった。

しかし、桃子にこれ以上は苦しい思いをさせたくないと思い、今度は優しく揺すった。
正面からよりも、さらに深く桃子の中に入り込む俺の息子。
その感触に、桃子は忘我の境に入るのであった。
2人が声をそろえて「あぁーっ」と叫んだその瞬間、俺は桃子に発射した。
桃子の朱色のふちは、ぬらぬらと白く光っていた。

「ごめん、桃子。ちょっと痛くしすぎちゃったね。
でも、新婚初夜だから、今日は俺の気持ちを全部伝えたくて。」
「ううん、大丈夫。やっぱりあなたと結ばれて本当に良かったって思ってる。」
激しい息遣いが続く中そう言うと、桃子は俺の首に両腕を回し、キスをした。
抱きしめあったまま、2人はいつしか眠りに落ちていた。
329 :セル :2016/06/19(日) 22:17
===

窓から、春の優しい光が射し込む。
「何時だろう?」桃子がスマホを見ると、時計よりも別の表示に目が行った。
「りーちゃんからメールが来てる。」
桃子のあまりの嬉しそうな表情に、俺は少し嫉妬した。

だが、嬉しそうだった桃子の表情は、すぐに真剣なものに変わり、
そして、目頭が熱くなっていくのが、俺にも伝わってきた。
「どうしたの?」
俺は桃子の肩に手をやり、優しく声をかけた。
メールの内容を読み上げようとする桃子だったが、
声にまったくならず、スマホを俺に差し出した。

<つづく>
330 :名無し飼育さん :2016/06/19(日) 22:30
再びエロキテたーーーー!!!!
今までで一番エロかった
331 :セル :2016/06/20(月) 21:59
>>330
そ そうですかね
自然な流れで書いたんですが
私の願望が出てしまったかもw
332 :セル :2016/06/20(月) 22:00
<つづき>

「ももとは、もう何年の付き合いになるかな。
ずっと一緒だったから、なんか本当の姉妹みたいに思ってた。
でも、見た目も性格も全然ちがくて、だから、ときどきイラッとしちゃって、
けっこうひどい態度も、とっちゃってたかも。

BKを辞めたいって言ったとき、ももが一生懸命説得してくれた。
でも、私の気持ちが変わらないって分かったら、そのことを尊重してくれた。
ケンカになっちゃったよね、みんな。
でも、その時ももが、
『もう、1人でも欠けたらBKじゃなくなっちゃうから。
これまでの思い出を胸にしまって、みんな、それぞれ、新しい道を進もう。』って、
反対するみんなを説得してくれた。
333 :セル :2016/06/20(月) 22:00
それ時以外も、私、ずっとわがままで迷惑ばかりかけてたのに、
いつも優しく接してくれて、気にかけてくれていたのに・・・。
本当は、ももに甘えてたんだって、活動を停止して、少ししてからやっと気づいて。
だから、合わせる顔がなかった。
それで、疎遠になっちゃって。

そしたら、日本で結婚式するって連絡があって。
どうしようかって、ずっと迷ってて。
でも、これで行かなかったら、もう2度と会えないような気がしたから。
こんな私なのに、今日は笑顔で迎えてくれてありがとう。」

梨沙子のメールには、そう書かれていた。
334 :セル :2016/06/20(月) 22:01
冷静さを取り戻した桃子にスマホを返したが、
その時点では、俺が冷静ではなくなり、目頭を熱くしていた。
桃子は、
「ずっと私の妹だよ。わがまま言ってくれていいし、いつでも甘えに来てね。」と
返信していた。

そんな桃子が、ベッドの脇に置かれた包みを発見する。
「これ、なんだろう?知ってる?」
「開けてみたら。」俺がそう答えると、
桃子は包み紙を外して中身を確認した。
「お誕生日おめでとう。けっきょく、1日遅れになっちゃったけれどね。
それに、その梨沙子さんのメールを読んだ後じゃ、なんだかなぁ。」
俺がそう言うと、
「そんなことないよ。」桃子は再び目頭を熱くし、俺の胸に顔をうずめた。
俺は優しく桃子を抱きしめ、既にしわくちゃになっているベッドに倒れこんだ。
335 :セル :2016/06/20(月) 22:02
===

結婚式から2か月後、俺たちは3人目の子供が、
桃子のおなかの中で動き始めたことを知る。
それから2か月後、安定期に入ったこともあり、仲間に公表。
みんなから、たくさんのお祝いメッセージが届く。
さらに2か月後、おなかの子供が女児と判明。
妊娠を伝えたとき以上に、BKとCGのメンバーから、祝福攻めにあった。
だが、梨沙子から、お祝いとは別の内容のメールを、桃子は受信していた。
その数日後、「ねえ、お願いがあるんだけれど。」と、
真剣な表情で桃子は俺に相談を持ち掛けた。
336 :セル :2016/06/20(月) 22:03
===

結婚式から10か月後、桃子は無事、自宅で出産した。
この日は元日だった。
その1週間後、知らせを聞いたBKとCGのメンバーが、お祝いにやってくる。
しかし、約束の時間の1時間以上も前に、梨沙子は1人、自宅を訪ねてきた。

「ありがとう。早く来てくれて。」
まだあまり動くことのできない桃子が、長女の隣で横になったまま、
梨沙子に感謝の気持ちを伝える。
「もも、おめでとうございます。私こそ、急に変なお願いをしちゃってごめんね。」
梨沙子はそう言うと、1枚の紙を取り出した。
和紙に、つたないながらも一生懸命に筆で書かれた文字。
梨沙子は、命名書を書き上げてきてくれていた。
「どうかな?この名前。」
梨沙子はおそるおそる、俺たちに尋ねる。
「とってもいい名前!ね、あなた。」
桃子はそう言って、俺に命名書を手渡す。
「うん。俺もいい名前だと思う。」
俺も率直な感想を語った。
337 :セル :2016/06/20(月) 22:04
「生まれてくる娘の名前、梨沙子につけさせてあげてほしい。」
桃子から以前、相談を受けたとき、俺は、
「なにを考えてるんだ?」と、正直思った。
だが、彼女が真剣な表情で俺に頭を下げる姿を見て、
「きっとなにかを確信しての決断だったのだろう。」
と思い、俺もそれを承諾した。
命名書を見ると、梨沙子の桃子への思いがひしひしと伝わってくる。
俺も、「賛成してよかった」と、今では幸せな気持ちになれていた。
338 :セル :2016/06/20(月) 22:05
「やっぱり『子』がつくんだね。」
桃子は嬉しそうに梨沙子に語りかけた。
「だって、BKとCGのメンバーで、唯一、私たち二人だけが共通で持つ文字だもの。」
「そうだね。やっぱり最後は『子』じゃないとね。」
桃子は、以前のように梨沙子と普通に会話ができることを、
心の底から喜んでいるようだった。

「もも。メールでも書いたけれど、本当にごめんなさい。」
梨沙子は、詫び始めた。
「もう、いいよ。」
「でも、直接は謝れてない。」そう言って梨沙子は涙した。
「りーちゃんが泣いちゃダメ。」と諭す桃子の目にも、涙が光っていた。

そのとき、風に吹かれて、1枚の白い羽と黒い羽とが、
換気のために開けておいた天窓からひらひらと舞い降りてきた。
339 :セル :2016/06/20(月) 22:06
しばらくの後、他のメンバーたちが、連れだってやってきた。
桃子はまだあまり動けないため、俺と梨沙子が玄関まで出迎える。
「あれ?りーちゃん。先に来てたんだ。
用事があるっていうから、遅れてくるのかと思ってた。」
雅がそう言うと、
「うん。その予定だったんだけれど、なんかうまく片付いちゃって。」
梨沙子が晴れやかな表情で答える。
「なんか、嬉しそうだね。いいことでもあった〜。」
千奈美は梨沙子の腕を、指先でつんつんとつついた。

「玄関で立ち話もなんだろうから、さ、どうぞどうぞ。」
と俺が案内すると、BKとCGのメンバーは、
「お邪魔しま〜す。」と声をそろえて、桃子の待つ部屋へと向かった。
ただ、CGのメンバーは、なにか遠慮がちというか、怖がっているようにすら見えた。
340 :セル :2016/06/20(月) 22:06
「かわいい〜〜」みんなが口をそろえる。
「え〜、やっぱり〜。3児の母になってもかわいいか〜。
そうだよね〜。基がいいもんね〜。」
「ももちのことじゃないよ。」友理奈が鋭くつっこむ。
「あ〜か〜ちゃんがっ。」茉麻も追い打ちをかける。
「まあまあ。おめでたい場なんだからさ。2人ともかわいいということにしとこう。」
そう言って、佐紀がその場を収めた。

「名前は?決まった。」雅が桃子に尋ねる。
「うん、決まったよ!」
しかし、桃子はもったいぶって、なかなか発表しようとしないでいると、
「じゃあ、私がつけてあげるよ。」と千奈美が挙手して、突然言い出す。
「いや、だからもう決まってるんだってば。」
さすがに千奈美のこの発言には、茉麻も黙っていられなかった。
341 :セル :2016/06/20(月) 22:08
「発表するね。」桃子はそう言うと、
みんなに悟られないように梨沙子と視線と視線を合わせ、そして名前を発表した。
みんなが、いい名前だと絶賛する。
桃子は再び梨沙子と視線を合わせると、二人でそっと微笑んだ。

「あ、あの。ところで、名付け親はどなたなんですか?」
意を決したように、梨沙が尋ねた。
考えてみると、あいさつ以外でCGのメンバーが発言したのは、これが最初だった。
すると、堰を切ったように、CGのみんながしゃべりだす。
けっきょく、梨沙の質問は自然封印されてしまった。
が、ひとしきりしゃべり、その場が少し落ち着いたところで、
梨沙子が目を閉じて深呼吸し、普段よりも大きく高めの声で話し始めた。

<つづく>
342 :名無し飼育さん :2016/06/21(火) 01:05
なんか普通にいい話だな
343 :セル :2016/06/21(火) 21:58
>>342
そう言っていただけると 書いたかいがあります
344 :セル :2016/06/21(火) 22:00
<つづき>

「去年の3月に、久しぶりにみんなに会って、私やっとわかった。みんなが大好きだって。」
「いまさらどうしたの?」雅が嬉しくもあり、驚いた表情も見せる。
「長い期間、全員一緒では会わなくて、私、好きなことやってきた。
それが楽しいって思ってた。でもね、違ったの。
結婚式で、みんなで集まって、
たわいもない話をしているとき、歌やダンスの話をしているとき。」
そう言うと、梨沙子は緊張からか黙り込んだ。

「そうだよね〜。ステージでのキラッキラとした雰囲気、楽しいよね〜。
私もまた立ちた〜い。」
なにかを感じた桃子が、梨沙子にパスを出すと、
「我がままなのは分かってる。本当にごめんなさい。
でも私、またBKをみんなと一緒にやりたい。ううん、絶対にやる!」
梨沙子がそう高らかに宣言すると、BKのメンバー全員は、最高の笑顔を見せた。
そして、一瞬の沈黙の後、CGメンバーが、嵐のような拍手を始めた。
345 :セル :2016/06/21(火) 22:01
びっくりした長女がべそをかいたので、慌てて静かになったが、
横になっている桃子が右腕を上に伸ばすと、
桃子の腕を中心に、全員が右腕を伸ばして円陣を組み、活動再開の約束を交わした。

「あ、あの〜、そのときはCGもぜひ前座をやらせていただけると・・・。」
愛香が恐る恐るそう尋ねると、
「愛香ちゃん、間が悪いよ。ちゃんと空気読んで。」
と桃子から厳しい指導が入り、その場は爆笑に包まれた。
が、再びびっくりした長女がべそをかいたので、慌てて静かになる。
「私も、空気読めるようにならなくちゃねぇ。」
小声でそういう桃子に、みんなは笑いをこらえていた。
346 :セル :2016/06/21(火) 22:02
===

この年の11月、期間限定で活動再開したBKの
ファイナルコンサートが日本武道館であった。
活動再開ツアーのチケットは、全公演即日完売。
そのため、俺も一度も観に行くことができなかったが、
武道館公演は特別席に招待されていた。
子供たちの入場も許され、左右に長男と次男、膝の上には長女が座り、
子供たちにとって、いや、俺にとっても初となる、BKのライブを鑑賞した。

「おかあさん、キラキラしてる!」次男が嬉しそうに叫んだ。
長男は無言のまま、食い入るようにステージに見入っている。
長女は、ものすごい雰囲気に驚いていた様子だったが、じきに慣れて、
“だぁだあー”と、桃子の姿を見つけて興奮し、
ライブの雰囲気を楽しんでいるようにすら見えた。
347 :セル :2016/06/21(火) 22:03
今日のこの日の記憶は、いつか忘れ去られてしまうときがくるだろう。
しかし、華やかなステージの色彩、
深みと優しさとが感じられるサウンド、
会場から伝わるにおい、
BKとファンとが作り出す熱気、
それらの五感で受けた感覚は自らに取り込まれ、
そして、DNAに刻み込まれて、永遠に生き続けるだろう。

どこから入り込んできたのだろうか。
すっかり色づいたもみじの葉が、ステージの桃子や俺たちの近くで舞った。
俺は3人の子供達を抱きしめ、ステージで輝いている桃子たちの勇姿を目に焼き付けた。


<全編完結>
348 :セル :2016/06/21(火) 22:04
長い間お付き合いいただき
ありがとうございました
少しでも楽しんでいただけたのであれば嬉しいです
また 別の作品でお会いしましょう
349 :名無し飼育さん :2016/06/21(火) 22:04
パパドルはいるけどママドルはすごいな
乙!楽しかったよ!
350 :名無し飼育さん :2016/06/22(水) 00:06
終わっちゃったのか
エロは良かったし、読むのも楽しかった
ありがとう
351 :名無し飼育さん :2016/06/22(水) 12:33
エロ目的で読んでたけど
最後のほうはマジで感動したわ
寂しくなっちゃうが ほんと感謝
でも「別の作品で」ってことは また書いてくれるんだろ
楽しみにしてるよ

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