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桃子との恋 〜愛欲のち愛情 一時愛憎

1 :セル :2016/05/17(火) 22:41
出演:
桃子
俺(みんな)
他たくさん

かなりの長編ですが 気が向いたら読んでやってください
一部エロもあります
明日から順次アップしていきます

※この作品はフィクションです
この頃はそうじゃない等のツッコミはご容赦ください
2 :セル :2016/05/18(水) 22:50
桃子との出会いは、アメリカだった。
日本で広く名の知られたプロアスリートである俺は、
かつて、シアトルを拠点に活動していた。
ちょうどその時、
桃子が所属するアイドルグループ「BK」が、
イベント出演のため、シアトルを訪れていた。
3 :セル :2016/05/18(水) 22:51
先輩の鈴木とともに、スタジアムに向かう俺は、
前方でハンディカメラをまわす一団と遭遇した。
「わ〜い。すごいよ〜。」
「こんな広いよ〜。」
「I’m from Tokyo。あ、神奈川だ。」
「あの犬ちょ〜デカイ。かわいいけれど、ちょっと怖い。」
そんな会話が、聞こえてくる。
4 :セル :2016/05/18(水) 22:51
「見たことはある。」
その程度の認識だったが、日本でそれなりに
人気のあるグループであることは知っていた。
「あれは、なんだろう。知ってるかい?」
俺よりもアメリカ暮らしが長い鈴木が尋ねてきた。
「アイドルですよ。テレビで見たことがあります。」
そう答えると、鈴木はイタズラっぽい笑顔を見せ、
俺に耳打ちをした。
5 :セル :2016/05/18(水) 22:52
すれ違いざま、
俺たちに気づいた彼女たちが、声をかけてきた。
「あ、こんにちは。
え〜、嬉しい。お二人に会えるなんて。
あの、私たちのこと、知ってますか?」
6 :セル :2016/05/18(水) 22:52
知らないふりをして、俺は言った。
「うーん、分からないな。」
「『BK』っていうグループで、アイドル活動してます。」
「そうなんだ。どんな歌、歌ってるの?」
そう尋ねると、彼女たちは、
chachaっとアップテンポな曲を、
かんたんな振り付きで披露してくれた。

その間に鈴木は、
撮影していたスタッフのほうへと回り込み、
「なにがあってもカメラを回し続けて。」と、
笑みを浮かべながら囁いていた。
7 :セル :2016/05/18(水) 22:54
興味深そうにしていた俺は、
突然、鬼の形相になって怒鳴り散らした。
「なんだ、そのふざけたの。バカにしてんだろ。」
メンバーはたじろいだ。
「おい、特にそこの、この寒い中
ミニスカート履いたお前。なんだよ、その目つき。」
そう言って、最も小柄な桃子の前に立ち、睨みつけた。

<つづく>
8 :名無し飼育さん :2016/05/19(木) 19:26
今発見した
どんな展開になるのか全然わからんが楽しみにしてます
9 :名無し飼育さん :2016/05/19(木) 20:10
エロはよ!
10 :名無し :2016/05/19(木) 23:15
毎日アップではないのか
待ってるよ
11 :セル :2016/05/20(金) 00:07
<つづき>

全員が固まり、怯えた表情になった。
桃子は、全身を震わせながら言った。
「ご、ごめんなさい。」
スタッフも凍りついているが、
鈴木はニヤニヤしながら、こちらを見ていた。
12 :セル :2016/05/20(金) 00:08
「それで謝ったつもりなのか?」
俺はさらにまくしたてる。
「申し訳ありませんでした。」
彼女は目を真っ赤に腫らし、深々と頭を下げた。
「お前ら、子供じゃないんだろ。謝り方も知らないのか。
教えてやるから、ちゃんと、覚えとけ。」
その直後、
「許してにゃん」
唯一知っていた、桃子の持ちネタである謝罪方法を、
振りまで完コピして披露してやった。
13 :セル :2016/05/20(金) 00:08
一瞬の沈黙の後、「はぁ〜っ」っと息を吐くと同時に、
彼女たちは大笑いし始めた。
ただ1人、桃子を除いて。
しばらくして、ようやく桃子の顔にも笑みが浮かんだ。
だが、その頬には、安堵感と恐怖心の、
どちらともつかない涙が光っていた
「もう、やめてくださいよ〜。許してにゃん。」
「許さにゃい。」
そう返した俺に、全員が爆笑していた。
14 :セル :2016/05/20(金) 00:09
===

それから数年の後、俺は活動拠点を東京に移していた。
東京より2週間遅れで桜が満開となった
仙台を遠征で訪れたとき、
彼女たちと、再会を果たした。

「こんにちは。お久しぶりです。」
小走りに近づいてくる彼女たち。
「お、元気そうだな。
その後の活躍、アメリカでも耳にしていたよ。」
「気にかけてくれていたんですね。嬉しいです。」と、
佐紀はに爽やかに応えてくれた。
15 :セル :2016/05/20(金) 00:10
「どうして仙台に?」
「明日、ライブがあるんです。今日もローカルテレビに
出てきたんですよ。」梨沙子が楽しげに語る。
「そうか。俺も明日から試合でね。
前日入りしたんだけれど、
みんなはこの後、なにか予定あるの?」
「いえ、今日はもうなにもないです。」
なにかを期待するように、雅が答える。
「じゃあ、コーヒーでも飲んでいくかい。」
「やった!ぜひ。」茉麻が元気に返事をした。
16 :セル :2016/05/20(金) 00:10
「好きなものをオーダーして。」
「私達、遠慮しませんよ。」
千奈美が、にやりと笑いながら俺に言う。
パフェにアイスクリームにケーキにプリンに、
ソーダにジュースにミルクティーに、なぜか抹茶と、
彼女たちは、本当に気持ちいいくらい、
よく食べ、よく飲む。
「その独特のツインテール、似合ってるね。
ずいぶんと表情が穏和になって、優しい印象になった。」
俺が褒めると、桃子と友理奈の2人は素直に喜んでいた。
17 :セル :2016/05/20(金) 00:11
「そう言えば、あのときは悪かったね。
あれ、ぜ〜んぶ鈴木さんの指示だから。」
そう言い訳すると、
「もう、そこは『許してにゃん』でしょ〜。」
桃子が目を細めてケラケラ笑っていた。
そして、「そうだ。昨日発売されたんですけれど。」と、
カバンの中から1枚のCDを取り出し、手渡してくれた。
18 :セル :2016/05/20(金) 00:12
「ありがとう。聞かせてもらうよ。
で、どう?売れてるかい。」
「デイリーで3位だったかな。」
ぶしつけに聞く俺に、友理奈が少し悔しそうに答えた。
高身長の彼女は、誰よりも目立つ存在で、
俺も、彼女のことだけは少し気になっていた。
「あ、でも、今までの中で、いちばん良いんですよ。」
「そうか。それじゃ、いつか1位を取ったら、
盛大にお祝いしよう。」
そう約束を交わした。
19 :セル :2016/05/20(金) 00:13
「そうだ。ももちのサインがないと寂しいですよね。」
そう言って、CDを奪い取ろうとする。
「いいよ。価値が下がる。」
「またまた〜。本当は大好きなくせに。
ねっ、ももちと結婚したいでしょ。」
ニコニコしながら言う桃子に、
「アイドル活動は、いつまで続けるつもりなの?」と、
俺は尋ねた。


<つづく>
20 :名無し飼育さん :2016/05/20(金) 00:40
おお来てた
1レス短いから今の2レスを1レスにまとめた方が読みやすい気がするよ
飼育は結構1レスの文章長めの傾向
まあ1の好みでいいけどねw
21 :名無し飼育さん :2016/05/20(金) 06:43
タイトルが一時愛憎なのが気になるけど期待待機
22 :セル :2016/05/20(金) 12:33
>>20
アドバイス ありがとうございます
参考にさせていただきます
今夜以降もアップしていきますので
また ご意見やご感想があったら よろしくお願いします
23 :セル :2016/05/20(金) 23:50
>>21
作品は完成してたんですけれど
21さんのコメントのおかげでインスピレーションがわいて
加筆することができました
ありがとうございます
24 :セル :2016/05/20(金) 23:53
<つづき>

「そうですねぇ。1日でも長く続けたいです。でも、どうしてですか?」
「アイドルって、恋愛禁止なんだろ。表向きだけの話なのかもしれないけれど。」
「表向きじゃなくて、本当に禁止です。」
「そうか。じゃ、卒業まで待つよ。」
「え?なんですか。」
「・・・」無言の俺に、
「???」と桃子は不思議そうな顔をする。
25 :セル :2016/05/20(金) 23:54
「ここまでの会話で理解しろよ!」
「なにをですか?」
「アイドルを卒業したら、君を迎えに来るって言ってるの。」
手を握り、じっと見つめて俺が訴えると、桃子は目を白黒させた。
「ちょっと、あっちで話そう。おいで。」
桃子の肩を抱き寄せ、別の席へと連れて行き、半ば押し倒すように座らせる。
そして、俺も隣に座って手を握り、肩を寄せて見つめた。
26 :セル :2016/05/20(金) 23:55
驚きのあまり硬直する桃子。と、その瞬間、
「さ、邪魔者はいなくなった。」
そう言って、俺は他のメンバーのもとへ小走りに戻った。
「ちょ、ちょっと〜。やめてくださいよ〜。」
桃子は俺を睨み付けていたが、その頬は桃色に染まっていた。
27 :セル :2016/05/20(金) 23:56
連行された席から戻ってきた桃子に対して、
「そろそろお開きにしよう。頼むよ。」と言って伝票を渡すと、
桃子は、「え?私??」と、びっくりした表情を見せた。
「じゃ、これで。」と、俺はさらに、自分の財布を桃子に手渡し、トイレへと向かった。

きょとんとした表情で財布を見ていた桃子だが、
「私のこと、信頼してくれてる。」
そう感じて、すぐに嬉しそうな表情に変わった。
戻ってきた俺に、桃子はしおらしく財布を返すと、満面の笑みを浮かべた。

彼女たちのシングルが急速に売り上げを伸ばし、
ウイークリー1位を獲得したと聞いたのは、翌週のことだった。
28 :セル :2016/05/20(金) 23:57
===

シングルが、2作続けてウイークリー1位を獲得したというニュースを聞いた頃、
俺は、早くも木々が色づき始めた札幌に遠征していた。
試合が終わり宿舎へ戻ると、懐かしい顔を見つけた。

「連続1位おめでとう!」突然そう話しかけると、
びっくりした表情で、桃子が俺のほうを振り向いた。
彼女たちもライブで札幌を訪れており、今しがた、ホールから戻ってきたところだった。
29 :セル :2016/05/20(金) 23:58
「あれ、今日はツインテールじゃないんだ。
ストレートだと、すごく大人っぽい感じだね。」
「え〜、そうですか。でも、ももち、なにやってもかわいいんですけれどね。」
桃子は今回も、素直に喜んでいた。
「ところで、他のメンバーは?」そう尋ねる俺に、
「みんなで食事に行っちゃって。」と寂しげに話す桃子。
「一緒に行けばいいのに。」
「泊まりの時は、みんなけっこうお酒飲むから。」

正直なところ、桃子にはまったく興味がなかったので、
「できれば友理奈に会いたかった」と、俺は少しがっかりしていた。
だが、約束は必ず守るようにしているので、
「そうだ、1位を取ったらお祝いをするって約束していたな。今からやるか。」
そう提案した。
30 :セル :2016/05/20(金) 23:59
「でも、みんなに悪いから。」と、断ろうとする桃子。
「連絡してみたら。」俺がそう言うと、桃子はすぐに電話をかけ始めた。
だが、いくら待っても応答する様子がない。
「出ないです。盛り上がってるのかな。」桃子はため息をついた。

「じゃあ、やっぱり2人でやるか。」
「え。でも・・・。」
「今度、いつ会えるか分からないし。今日は、とりあえずのお祝いということで。
正式には、また、みんながいる時にやればいいんじゃないか。」俺がそう言うと、
一瞬の沈黙の後、桃子は目を輝かせ
「それもそうですね。それじゃあ、ぜひ。」と承諾した。
31 :セル :2016/05/21(土) 00:00
バラエティ番組での体を張った姿勢が受け、最近、急速に知名度を上げた彼女。
街中で見つかると騒ぎになるほどという。
落ち着いた雰囲気のほうがいいということで、
お祝いは、俺が宿泊している部屋で行うことになった。

ルームサービスで、彼女が好きだという
イチゴのショートケーキ、フルーツ、ウニやカンパチ、なまこなどの刺身、生ハム、
それにジュースとハーブティー、シャンパンを用意した。
こんなものが用意できてしまうとは、さすがは北海道だ。
32 :セル :2016/05/21(土) 00:00
それからほどなく、チャイムが鳴った。
ドアを開けると、いつものピンクを基調にした服装とはまったく違った、
落ち着いた装いの彼女の姿があった。
「ようこそ。」俺は桃子を招き入れた。

俺はシャンパン、桃子はジュースで乾杯した。
「晩ごはんを食べちゃったからな。」と言いながら、次々に箸を進めていく桃子。
酒の肴になりそうな食べ物が大好きという彼女を見て、
「本当は好きなんでしょ、お酒。」とつっこまずにはいられなかった。
「よく言われるんですけれど、全然飲まないんですよ、本当に。」
そう言われても、にわかには信じられない渋い好みだ。
33 :セル :2016/05/21(土) 00:01
「ハーブティーもいただこうっと!」
「どうぞ召し上がれ。」
「知ってます?私が飲むお茶って、全部『ももティー』っていって、
とってもかわいくて、おいしくなるんですよ。」
「は、はぁ・・・。」俺は苦笑し、一気に疲れが出た。
だが、桃子はそういった反応には慣れているといったふうで、普通にニコニコしている。

「これでシメです。」
そう言って、ケーキをおいしそうに頬張るが、小顔のアヒル口とは思えないくらい
大きな口を開けてケーキを詰め込んだため、唇や口のまわりは生クリームだらけ。
「やれやれ、お子様だな。」
そう言って、ナプキンでそっとふき取ってあげると、桃子は頬を赤らめた。
34 :セル :2016/05/21(土) 00:02
急な贈り物用として、俺は常に男性用の財布と女性用のネックレスを持ち歩いている。
「急だったので、こんなものしか用意していないけれど。」
そう言って、桃子にネックレスの入った箱を手渡した。
「開けていいですか?」
「もちろん。」

彼女の表情がパッと明るくなる。
箱の中のネックレスを手に取ると、首をかしげながら
「つけてください。」と、俺に背中を向けた。
ホテルの薄暗い照明がネックレスに反射し、
桃子のうなじと白い肌をキラキラと照らし出す。
「おお、いいね。」
「ありがとうございます。」桃子は、はにかんだ。
その甘えたしぐさを、俺は不覚にも愛らしく感じてしまった。

「正式なお祝いのときは、ちゃんとしたものを、みんなの分、用意するからね。」
そう言うと、
「・・・、みんなの、なんですね・・・。」
そうつぶやいて、桃子はちょっと不満そうな顔をした。
35 :セル :2016/05/21(土) 00:03
ちょうどその時、桃子の携帯電話が鳴った。
「ごめんなさい。出ますね。」
そう言って彼女が電話に出ると、俺の耳にも届く大きな声が聞こえてきた。
「もも〜、今、どうしてる?電話かけてきたでしょ。」
「お祝いしてもらっているから、みんなも来なよ。」
さすがに嘘はつけないと思ったのか、桃子は正直に話し、電話を切った。

「今のは?」
「あ、うん。だいじょうぶだよ。今のはさ・・・、」
「えっ?」タメ口に驚く俺。
「え、なに?どうしたの。・・・、あっ。ごめんなさい、つい。」
桃子はこの時、俺に心を許している自分の存在に気付いた。

聞くと、メンバーの1人からで、こっちに来るように誘ったが、
「みんな、お酒が進んで大盛り上がりだから、そっちはそっちで楽しんで。」と、
言っていたとのことだった。
36 :セル :2016/05/21(土) 00:04
「みんなは来ないのかぁ。」
そう言うと桃子は、お祝い用として形式的に注いでおいた
目の前のシャンパングラスを手に取り、
なにか思いつめたように、それを一気に飲み干した。
「おいおい、大丈夫か。君、お酒飲めないんだろう。」
「せっかくお祝いしてくださっているのに、悪いから。」
そう言って、彼女は微笑んだ。

そして、しばらく感謝の言葉を述べていたが、次第に目がとろんとし始め、
ついには、半分ほど満たされた俺の飲みかけのシャンパングラスまで奪い、
また、一気に飲み干してしまった。
37 :セル :2016/05/21(土) 00:04
「今日はもう、ここまでにしよう。」
心配になり、部屋に戻ってゆっくり休むように伝える。
桃子は寂しそうに俺を見つめながら、
「・・・はい、そうします。」そう言ってうなずき、席を立った。

グラスを奪った際、シャンパンがこぼれたのか、彼女の手はベタベタになっていた。
洗面所に向かい手を洗い始めたが、
アルコールがまわって足元がおぼつかず、今にも倒れてしまいそうだ。
38 :セル :2016/05/21(土) 00:05
心配になった俺は、彼女のもとへと向かう。
桃色に染まった柔らかそうな肌、
小柄な体型からは想像もつかない、程よく膨らんだ胸、
そして、形の良いプリッと上がったお尻。
俺はそのとき、初めて彼女に女を感じた。

無意識に、背後から桃子を優しく抱きしめる。
彼女は、体をピクッとさせ、
「え?!」っと、驚いた表情を鏡越しに見せた。
鏡を介して、どれだけの時間見つめ合っただろう。
耳から首にかけて、俺の唇は彼女をなぞった。
「いやっ、だめっ。」
そう言いながらも、桃子は俺の両手を強く握りしめる。
俺は桃子を抱え上げ、ベッドに倒れこんだ。
39 :セル :2016/05/21(土) 00:06
唇を重ね、舌を入れると、
「うふぅっ。あ、やめてください。私はみんなのアイドルだから。」
その言葉とは裏腹に、桃子は俺をきつく抱きしめた。

俺が、優しく愛撫してやりながら、
桃子の服のボタンをすべて外し、ファスナーをおろすと、
赤みを帯びながらも透きとおった彼女の肌があらわになった。
最初は、抵抗しようとする桃子だったが、すぐに覚悟決めたような表情になり、
今度は彼女の方から、唇を重ね合わせてきた。

だがその時、
“ドンドン”
ドアを叩く音に加えて、
「もも〜、ここにいるの〜。いるんでしょ〜、ね〜、開けて〜。」
と、大きな声が響いた。

<つづく>
40 :名無し飼育さん :2016/05/21(土) 07:08
エロ来てたのに邪魔が入ったああああ
ベリメンかな?
41 :名無し飼育さん :2016/05/21(土) 11:29
ケーキ食べてクリーム付けるももちが想像できてキャワ
42 :セル :2016/05/21(土) 23:17
<つづき>

「千奈美だ。どうしよう。」桃子は動揺した。
さっき、電話をかけてきたメンバーがやって来たのだった。
一向に収まる気配のないノック音と千奈美の声。
「お願いします。もう部屋に戻ったと言ってください。」
半裸の桃子は、明らかにうろたえていた。

ドアを開け、「もう、桃子さんは部屋に戻ったよ。」
そう言い終わるか終らないかのタイミングで、
「じゃあ、私もお祝いしてくださいよ〜。」と、
千奈美はズカズカと部屋に入りこんできた。
43 :セル :2016/05/21(土) 23:18
ベッドの上で半裸になっている桃子を見つけた瞬間、千奈美は固まった。
が、少しして、ハッと我に返り、
「え〜、ちょっと、もも、やってんの〜。いつの間にこんな関係になってたんだよ〜。」
あっけらかんと話す千奈美に拍子抜けする。

が、それも長くは続かなかった。
声のトーンが徐々に変わる。
アルコールがだいぶまわっているのか、はたまた興奮しすぎたのか、
顔を真っ赤にして、まわらないロレツで大声を出した。
44 :セル :2016/05/21(土) 23:19
「ずるいよ、もも。私だよ。私なんだから。
もものこといちばん好きなの、私なんだからね。」
彼女は桃子に抱きつくなり、押し倒した。
「ち、千奈美。ちょ、やめて。あなた、私のこと嫌いって言ってたじゃない。
あ、こら、どこさわってるの。」
千奈美は、あっけにとられていた俺を睨むと、
「お前は、まだだかんな。」と、怒鳴り、そして、桃子に続けた。

「好きじゃないよ。好きじゃないんだけれど。
仲が良いか悪いかで言ったら、普通って言ったんだよ。
でも ビジネス不仲なんて言われちゃって。
後戻りできなくなっちゃったから。大好きなの、本当は。」
涙ながらに訴えると千奈美は、あっという間に桃子の下着をはぎ取ってしまった。
「知ってた、知ってたよ。でも。」
そう告げる桃子の首に手を回して引き寄せ、千奈美は激しく唇を奪った。
45 :セル :2016/05/21(土) 23:20
完全に覆いかぶさるかたちになった千奈美は、
桃子が見慣れぬネックレスをしていることに気づくと、
嫉妬の炎を燃え上がらせ、キスや愛撫は荒っぽく、暴力的になっていった。
「あっ あふっ」
桃子は、あふれる声を押し殺そうとするが、それはムダな努力だった。

千奈美におさえこまれ、なす術がない桃子。
服をつかんで、必死に抵抗をすると、千奈美のシャツのボタンが弾け飛んだ。
「私もだよ、千奈美。私もあなたが大好き。でも、こんなのはだめだよ。やめて。」
「うるさい。」と怒鳴る千奈美に、桃子は観念したように見えた。
46 :セル :2016/05/21(土) 23:21
目の前で繰り広げられる、女性同士の愛欲行動。
桃子の抵抗で、千奈美のシャツははだけ、スカートは半分以上めくれあがり、
お尻がまさに、俺に向かって差し出されていた。
もう、我慢の限界を超えた。
千奈美の背後に立った俺は、躊躇することなく、彼女の下着をおろし、
一気に秘部へすべりこませた。

「キャーッ」
彼女は悲鳴を上げ、俺のほうを振り向いた。
「やめて。私は桃子と。あなたとそんなことするつもりは。」
千奈美の瞳は、そう訴えているように見えた。
だが俺は、それを無視して、いきなり激しく攻め立てた。

「ウァーッ」
無防備に攻撃されて絶叫する千奈美は、桃子をさらに強く抱きしめ、
手足や唇を使い、さらには息を吹きかけて桃子の全身を弄んだ。
それはあたかも、俺に攻められ続ける鬱憤を晴らすかのごとくであった。
47 :セル :2016/05/21(土) 23:22
165cmはあろうかという長身で、日焼けしたような小麦色の肌を持つ細身の彼女。
そのブラジャーのホックを外し、胸へと手を回す。
小ぶりだが、とても弾力があって心地よい。
そんな彼女の胸を、手の平でしっかりと包み込んで体を固定し、深く攻め立てると、
彼女は「アァーン」と絶叫し、身悶えた。
桃子の乳首に千奈美が吸い付いているため、
俺に攻められるたびに、2人の体は上下に大きく揺れる。
千奈美の舌による摩擦で刺激された桃子の体が、ピクンピクンと痙攣した。

性感帯という性感帯を千奈美に刺激され、最初にエクスタシーに達したのは桃子だった。
「あ あ あぁーっ」
全身を震わせながら絶叫すると、その後、動かなくなった。
千奈美は、心配そうに桃子の顔を覗き込む。
だが、桃子のことを気にしなくてよくなった俺は、一切の遠慮を捨て
千奈美に対して、渾身の力を込めた。
必死に、なにかにすがろうとする千奈美の腕は、桃子の首に巻きつく。
そして、千奈美の絶叫とともに、ネックレスは無残にも引きちぎられて、飛び散った。
48 :セル :2016/05/21(土) 23:23
汗などの液が、千奈美の体が揺さぶられるたびに、桃子の体に降り注いでいく。
そして、限界に達した俺も、ついにすべてを千奈美の腰に放出した。
彼女の小麦色の肌は、つやつやと輝いていた。

冷静さを取り戻した俺は、
「すまなかった。」と声をかけたが、返事はない。
千奈美は、桃子に覆いかぶさった状態で気を失っていた。
二人を楽な姿勢にしてあげようと、まずは千奈美を抱え上げて、ソファへと横たえる。
張りのある胸が、初めて目に飛び込んできた。
小麦色の肌とは対照的な、うすピンク色のきれいな乳首を目にし、
俺は思わず、それをやさしく吸った。

幸せそうな表情でベッドに横たわる桃子に、そっとふとんをかけてあげる。
すると、彼女の目がゆっくりと開いた。
恍惚とした表情で俺を見つめる桃子のまぶたにそっと口づけし、優しく包み込んでやった。
彼女の口から、甘い声があふれた。
そしてそのまま、母親に抱かれた赤ちゃんのように、静かに寝息を立て始めた。

ソファの上で千奈美は、
「うぅん、ももぉ。」と、かわいい寝言を言っていた。
49 :セル :2016/05/21(土) 23:23
===

キャンプで訪れていた沖縄。
この地に、観測史上初となる大雪が降ったのは、2月中旬のことであった。
グラウンドが使えないため、屋内練習場で軽い調整を行ったが、午後からはオフになった。
時間を持て余した俺は、昼食をとるべく那覇のホテルへと向かった。
そこには、口コミで評判のレストランがある。

レストランに入ると、なぜか、パーテーションで区切られた一角があった。
そこからは、若い女性たちの声が聞こえてくる。
俺は、大して気にも留めずにオーダーを済ませ、
食前酒とした頼んだオリオンビールで喉を潤していた。
すると、見覚えのない男性が声をかけてきた。
50 :セル :2016/05/21(土) 23:24
「シアトルでは、たいへんお世話になりまして。」
10年近くシアトルで暮らしていたのでなんのことかさっぱりだったが、
よくよく話を聞いてみると、BKのマネージャーだった。
「あのときは、失礼なことをして、悪かったね。」
「とんでもない。とても楽しかったです。」
たわいもない話をしていると、オーダーした料理が運ばれてきたので、
「それでは失礼します。」と、彼はその場を離れた。

俺が食事を終えると、タイミングを見計らっていたのか、
先ほどのマネージャーが、別の男性を伴ってやってきた。
チーフと呼ばれるその男は、
「お会いできて光栄です。」と、定型文のようなあいさつをしてきたので、
正直、ウンザリだったところ、
「みんなに、会っていきませんか。」と誘われた。
51 :セル :2016/05/21(土) 23:24
連れて行かれたのは、パーテーションで区切られた一角だった。
50人ほどの女性が、半分は賑やかに、もう半分は落ち着いた雰囲気で食事をしている。
俺のことを知っていて、こちらを振り返ったのは、そのうちの10人程度であったが、
すぐ目の前に千奈美と友理奈の姿を見つけた。
あんなことがあったのに、千奈美の表情は、普段どおり変わらずに見えた。

かんたんに自己紹介をすると、ほぼ全員が
「この人が。」といったふうに、俺を見た。
「こんにちは〜。お元気そうでなによりです。」
千奈美が俺に向かってにこやかに語りかける。
シアトルでのことを話しているのだろうと、そこにいた誰もが思っただろう。
真意を知るのは、俺と千奈美だけだった。
52 :セル :2016/05/21(土) 23:24
俺は、友理奈とも話したかったが、千奈美の勢いに圧倒され、
タイミングを完全に失ってしまった。
また、初めて会う数人の少女が俺のもとにやってきて、
なにやら、いろいろと話かけてきた。

あいさつを済ませ、その場を後にしようとすると、
「今後ともよろしくお願いします。ライブやイベントにご招待しますので、ぜひ。」
と、チーフから誘いを受けた。
さらに、レストランを出ようとすると、小柄で丸顔の女性が駆け寄ってきた。
「朱莉って言います。スポーツ大好きなんです。
また今度、いろいろお話させてくださいね。」
かわいい声でそう言うと、ニコッと笑って手を振った。
53 :セル :2016/05/21(土) 23:25
その後は、ショッピングに興じていたが、
県庁近くにあるデパートで、偶然にも、桃子の姿を見つけた。
4か月ぶりの再会であった。

彼女の所属する事務所は、多くのアイドルグループを抱えており、
この時期は、各グループとの合同コンサートを全国で行うのが恒例となっている。
先ほどの集団は、まさにそれであった。

俺の姿を見つけた彼女は、驚いた表情を一瞬見せたが、すぐに微笑んで、
手帳になにかを書き込み、それを破って俺に渡した。
やや伏し目がちではあったが顔を赤らめた彼女の目には、喜びがあふれていた。
54 :セル :2016/05/21(土) 23:25
○○ホテル
××号室
△△時以降に
メモには、たった3行だけ書かれていた。

「あのときのことを、どう思っているのか。」
それを確認したくて、俺は指定された時刻ちょうどに、桃子の部屋を訪ねた。
ツインルームだったが、特に高級というわけではなく、
どちらかといえば狭い、リーズナブルな価格で泊まれる部屋であった。
アイドルという職業も、楽ではないらしい。
55 :セル :2016/05/21(土) 23:26
「一段と色白になって、きれいになったね。」
「きっと日焼け止めの色でそう見えたんですよ。
でも、本当にきれいになりましたか?これ以上、きれいになれるのかな。」
桃子は今回も、隠さずに喜びをあらわした。
「ここに1人で泊まっているの?」
「いいえ、もう1人いますよ。」

同室の子は、事務所の中で
最も有名なアイドルグループ「MM」のリーダーで、
聖という名前だと教えてくれた。
聖は幼少のおり、握手会で桃子に頭をなでられた嬉しさから、
桃子と同じ世界に入ったのだという。
56 :セル :2016/05/21(土) 23:26
今日は、聖たっての希望で同室になったが、
彼女の親戚から声がかかり、急きょ、外泊することになった。
聖は大いに落胆していたが、
「聖ちゃん、ちょっと怖いから。」と、桃子は、安堵していた。

ランチの時にいなかったことについて尋ねると、
「え、みんなに会ったんですか?」と、驚く桃子。
「あの日以降、千奈美と一緒にいると緊張するんです。
メンバーだけのときは平気なんですけれど、事務所のみんなが一緒のときは、
誰かにその話をしちゃうんじゃないかって心配で。
だから、なんだかんだ理由をつけて、早めに席を外すようにしているんですよ。」
57 :セル :2016/05/21(土) 23:27
思い悩む彼女を見て、自分の責任を痛感したが、
それ以上に、弱さを含んだその表情を愛おしく思ってしまい、
俺はそっと口づけした。
「あ・・・」桃子はそう言って、恥じらった。

「札幌でのことが気になってたんだ。怒ってるんじゃないかって。」
「女の子が、1人しかいない部屋に呼んだんですよ。分かるでしょ。」
「よかった。」そう言って、桃子のことを抱き寄せる。

<つづく>
58 :名無し飼育さん :2016/05/21(土) 23:34
千奈美にも手出しててワロタw
やっと桃子とのイチャイチャか?と思わせつつふくちゃんフラグなんだろうなぁw
59 :名無し飼育さん :2016/05/22(日) 03:38
千奈美の喘ぎ方外人っぽくてちょっと面白かった
60 :セル :2016/05/22(日) 14:17
>>43
訂正すます
誤「え〜、ちょっと、もも、やってんの〜。」
正「え〜、ちょっと、もも、なにやってんの〜。」
61 :セル :2016/05/22(日) 21:38
<つづき>

「ここ、部屋は普通なんですけれど、お風呂はとっても広くてきれいなんです。
よかったら一緒に、ね。」
積極的な一面に驚いたが、それ以上に、恥らう桃子が一段とかわいく見えた。
桃子は俺をバスルームに案内し、湯を入れ始める。
なかば強引に、俺は桃子の服を脱がせた後、
「俺の服も脱がせてよ。」と頼むと、
「ばか」と言って、1人でさっさとバスルームに入ってしまった。

彼女に続いてバスルームに入ると、
俺はシャワーを流したまま、桃子の体を洗ってやろうとした。
「ボディタオルは使わないで。私、デリケートで。
肌が赤くなっちゃうから。だから、ね、手でお願い。」
62 :セル :2016/05/22(日) 21:38
彼女の指示に従い、手で全身を洗い始める。
ツアーで疲れがたまっているのだろうか、以前よりも、ややほっそりしたように思えた。
しかし、胸は相変わらず立派で張りがあり、お尻もきれいだ。
俺は、やさしく全身を洗ってあげたが、その流れで、彼女の恥丘へと指を滑らせた。

「ま、まだダメ。」
桃子は顔を紅潮させ、逃げるように浴槽に入る。
俺も後を追うが、
「私、こういうところでは嫌なの。ベッドで。ね、お願い。」

しぶしぶ承諾すると、
「せっかく一緒に入ったんだから、私も洗ってあげる。」
そう言うと、彼女はシャンプーを手に取り、
その細い指からは想像もできないほど力強く俺の頭を洗ってくれた。
ただ力強いだけではない。
桃子のしなやかな指は、あたかも極上のマッサージのように、繊細に俺の頭皮を撫でた。
63 :セル :2016/05/22(日) 21:39
「先に上がるね。」
そう言って先に戻った桃子から遅れること数分、部屋に戻ると、
「買っておいたんだ。」
彼女はそう言って、ニコニコしながら、俺に飲み物を注いでくれた。

「一緒に飲もう。サイダーだけれどね。もう、前みたいな失敗できないから。」
既にグラス一杯のサイダーを飲み干していた彼女は、別の種類を開け、グラスに注いだ。
「乾杯!」
彼女は勢いよく、またグラスを飲み干した。
甘い飲み物が得意ではない俺は、軽く一口含んだだけだったが、なにか違和感を覚えた。
64 :セル :2016/05/22(日) 21:39
「これ、サイダー?」
「そうだよ。」
「なんていう種類?」
「ええっとね。」
桃子はさらにグラスに注ぎながらボトルを確認していた。

「私、サイダー大好きなの。」
そういう桃子の顔は、風呂上りとは、また違った赤みを帯びている。
けっきょく、それがなんなのか回答がなかったので、自分でボトルを確認する。

“ジーマ”
“シードル”

「これ、サイダーじゃないぞ。」
そう言う俺に、彼女はしなだれかかってきた。
「体がほてって熱い。助けて。」
俺は彼女を抱きしめるや否や、そのままベッドに倒れこんだ。
65 :セル :2016/05/22(日) 21:40
バスタオルを巻いているだけで、既に裸同然の俺たち。
倒れた勢いで、2人は生まれたままの姿になった。
バスルームで焦らされた俺は、なんの前戯をすることもなく、
彼女の中へと入りこもうとする。
「お願い、優しくして。初めてなの。」
目を充血させた桃子が、俺に懇願する。

だが、その時、
“ガチャッ”
入口のドアが大きな音を立てて開いた。
66 :セル :2016/05/22(日) 21:41
しかし、2人の世界に入り込んでいる俺たちは、それにまったく気がつかない。
キスをし、今、まさに一つになろうとしたその瞬間、
「あっ」
桃子が突然、驚きの声を発し、入口のほうを見た。
そこには、1人の女性が茫然と立ち尽くしていた。

「聖ちゃん、どうして。今日は親戚の家に泊まるんじゃなかったの?」
「桃子さん、ずるい。私のほうが先に桃子さんのこと好きだって言ってたのに。
そんなこと、してもらったことない。」
涙ながらにそう言うと、わずかな距離にもかかわらず
彼女はダッシュで桃子に駆け寄り、いきなり、その唇を奪った。
67 :セル :2016/05/22(日) 21:43
俺に押さえつけられた状態で、聖から狂おしいほどの接吻を受けた桃子は、
「ふぅ うふぅ うむふぁー」と、唸ることしたかできなかった。
頭越しに桃子の唇をむさぼっていた聖は、突然俺を突き飛ばすと、
体勢を入れかえて桃子の正面に回り込んだ。
必死に抵抗しようとする桃子だが、完全に覆いかぶさった聖は、桃子の手足をロックし、
身動きを取れないようにして、じっと瞳を見つめていた。

「はぁ。桃子さんの体を見るの、久しぶり。
きれい。肌が透きとおってる。
一緒に着替えちゃダメって言われてから、ずっとガマンしてたの。もう限界です。」
そういうと聖は、桃子の全身を撫で始めた。

ふだんはあまり感情的にならない俺だが、さすがにこのときは怒りが爆発し、
聖の首に腕をまわして、力任せに引き離そうとした。
しかし、聖は絶対に離されまいと、俺の腕に思いきり噛みついた。
「痛ッ」
激しい痛みに耐えきれず、聖の首から離した俺の腕から、
血が滴って桃子の首筋に落ちた。
「たいへん。」桃子はそう叫ぶと、
その声に一瞬うろたえた聖を振りほどいて、バスタオルで傷口をおさえた。
68 :セル :2016/05/22(日) 21:44
「お願い。私、聖ちゃんのことも好きだから。だからこんな乱暴なこと、もうやめて。」
「すまない。」
「ごめんなさい。」
涙を流す桃子に、俺と聖は同時に謝った。

桃子は俺たち二人を抱き寄せ、そして交互に頬をすり寄せた。
聖も桃子を抱きしめると、潤んだ瞳で桃子を見つめ、
「脱がせてください。」と、恥ずかしげに哀願した。
「ここで拒絶したら、また暴力をふるうかもしれない。」
そう思った桃子は無言のまま、1枚1枚、優しく聖の服を脱がせていく。
体があらわになるにつれ、Eカップはあるであろう、
彼女の豊満な肉体が目に飛び込んできた

2人がキスを始めたので、俺は桃子の背後に回って、改めて一つになろうとする。
が、聖はそれを許そうとしない。
2人を押し倒し、その隙に桃子を自分のものにしようともしたが、
それも、すぐに聖にガードされてしまった。
69 :セル :2016/05/22(日) 21:45
しばらく、俺と聖の間で静かな攻防が繰り広げられたが、
聖は、なにかを思いついた表情を見せると、いきなり、俺に抱きつき、
馬乗りになって、自ら俺と一つになった。
下から見上げる彼女は色白で柔らかく、憂えを帯びた怪しい魅力を見せていた。

「桃子さんには手を出さないで。」
そう言うと聖は、腰を動かし始めた。
その一方で、桃子を抱き寄せ、熱い抱擁を交わした。
桃子も聖も、俺の上でゆっくりと揺れ動いている。
聖は、これまで抑えていた気持ちを一気に爆発させ、桃子にすべてをぶつけていた。
幸か不幸か、俺との結合が彼女をさらに欲情させ、桃子への思いを増幅させていた。
70 :セル :2016/05/22(日) 21:46
「なされるがままは嫌だ。」
そう考えた俺が、強引に体を起こすと、
聖が仰向けに、桃子が聖に覆いかぶさるようにうつぶせになり、
2人は折り重なってベッドに倒れた。

俺は、聖をに思いきり叩き込んだ。
「あぁん」
聖は快楽に浸りながら、目の前にいる桃子の唇を思いきり吸った。
俺が激しく動くたびに聖は声を上げ、その声に反応した桃子も、
「聖ちゃん。」
と、彼女の乳首を吸った。
桃子の首と背中を、大量の汗が流れた。

目の前には、2人の裸の女性。そのどちらも、好きにできる状態だ。
「やっぱり、桃子と。」
そう思い、下に目をやると、聖の両手は、それを察知したかのように、
桃子の秘部をしっかりと覆い、俺がそうすることを拒んでいた。
71 :セル :2016/05/22(日) 21:47
俺はあきらめ、聖を激しく攻め立てた。
いつしか桃子の秘部を覆っていた手は、その指先が桃子のクリを刺激していた。
表情は見えなかったが、桃子はグッと力んで、体を震わせていた。

俺はオーガズムに達し、すんでのところで引き抜いた。
桃子の秘部を覆った聖の手が、白く濡れていた。
3人の荒々しい息遣いが部屋を包んでいる。
しかし、「ここは私たちの部屋です。もう休むので、出て行ってください。」
余韻にひたる間もなく、聖に厳しい口調で言われた。

自らの貞操を破ってまでも、桃子を守ろうとした聖の気持ちを尊重し、
俺は部屋を後にした。
72 :セル :2016/05/22(日) 21:47
===

数日後 キャンプ地に1通の手紙が届いた。
「久しぶりにお会いできて、気持ちの整理がつきました。あの日のことは、もう忘れます。
っていうか、私バカなんで、もう本当に忘れかけちゃってるんですけれどね。
私じゃ幸せにできそうにないので、もものこと、どうかよろしくお願いします。」
そう書いてあった。
差出人の名前はなかったが、手紙の主が誰であるかは、すぐに理解した。
73 :セル :2016/05/22(日) 21:48
===

シーズン途中、俺は北海道のチームへ移籍することになった。
親会社とスポンサー企業の経営が悪化し、
高額の報酬を受け取る俺が、真っ先にリストラの対象となったのだ。

移籍してほどなく、俺は新チームの広報誌に掲載されるインタビューを受けた。
広報担当者が話の聞き手かと思っていたのだが、
実際に現場へ行くと、まだ、中学生といったふうの少女が、
インタビュアーを務めてくれた。
74 :セル :2016/05/22(日) 21:48
真莉愛というこの少女、
どこかで見たことがあると思いながらインタビューを受けていたのだが、
桃子の在籍する事務所のアイドルだと自己紹介され、
そう言えば、沖縄のレストランで話しかけてきた少女の中に、
緊張でガチガチに震えながらも、必死にしゃべっていた子がいた記憶がよみがえった。
それが彼女だった。

話をしていて分かったが、
真莉愛は、俺が新たに加入することになったチームの熱狂的なファンであった。
「今日はお仕事でのインタビューでしたけれど、
また今度、いろいろお話を聞かせてください。」
以前と変わらず、ガチガチだったが、目をキラキラ輝かせながらそう言う彼女に、
「子供に興味はないので断る。」とはとても言えずに承諾した。

<つづく>
75 :名無し飼育さん :2016/05/23(月) 02:22
エロいけどふくちゃんこええ
76 :名無し :2016/05/23(月) 10:13
フクムラダッシュ&フクムラロックや
77 :セル :2016/05/23(月) 17:37
>>75
ももちを見ているふくちゃんって
ちょっと怖い印象があるんで
78 :セル :2016/05/23(月) 17:38
>>76
気づいていただいてありがとうございます
今後も ときどきこういった遊びをやりますんで
気づいていただけると嬉しいです
79 :セル :2016/05/23(月) 21:50
<つづき>

===

それは、インタビューを受けてから数週間後、
福岡遠征で滞在していたホテルでの出来事だった。
スタジアムに向かうため、裏口に通じるエレベーターを降りると、
やけににぎやかだった。
普段は、混乱が生じないように誘導路が設けられ、
ファンや野次馬から一定の距離が保たれているはずなのだが、
この日はたくさんの女性が、裏口に集結していた。

「これはどうしたことだ?」と、俺はいぶかしがったが、
選手に対して親しげに話す少女の姿を見て、事情が呑み込めた。
その少女は、真莉愛だった。
合同コンサートを行うため福岡に滞在しており、
たまたま宿舎が同じホテルだったのだ。
ファンということもあって、いろいろとチームが仕事を依頼しているため、
選手とも顔見知りだ。
そんな真莉愛が、俺の存在に気付くと、また固まった。

そのとき、いちばん端にいた女性が、
俺のもとにやってきて、話しかけてきた。桃子だった。
俺と楽しそうに話す桃子の姿を見て、真莉愛は悔しさのあまり、唇を噛んだ。
80 :セル :2016/05/23(月) 21:51
===

その後も何度か、真莉愛と会う機会があった。
だが、それはチームが依頼した仕事のためだったので、ほとんど会話はなかった。
唯一、具体的に話したのは、
「どうすればチームは強くなるか どうすれば真莉愛はさらにかわいくなるか」
といく企画のときだけだ。

彼女は、「差し出がましいんですが。」と言いながらも、
ファン目線でいろいろと案を出してくれ、また、それはたいへん興味深いものだった。
一方、俺は、
「食事のとき、右側の歯だけで噛んでいないかい?
両方で噛むようにすると、均整がとれて、さらにかわいくなると思うよ。」と
アドバイスすると、真莉愛も思い当たる節があるのか、
「はい、そうします。」と、元気に応えた。
81 :セル :2016/05/23(月) 21:52
あと、もうひとつ聞きたいことがあるんですけれど。
そう尋ねる真莉愛に、俺は「どうぞ。」と返事した。
「あの、真莉愛、いちばんのアイドルになりたいんで、
毎日頑張ってるんですけれど、なかなか結果が出なくて。どうしたらいいでしょうか?」

「そうだね。がんばら『ない』ことが大事だ。」
「え?それはどういうことですか。」
「頑張るというのは、自分の限界を超えてやるということだよ。
そんなことをずっと続けていたら、心身ともに参ってしまう。」
「はい。」
「ライブがあるから直前に頑張るとか、やみくもに毎日頑張るというのではなくて、
日々、自分のできることをしっかりやっていれば、
頑張らなくても結果はついてくるんだよ。

逆に、普段ちゃんとやっていないから、頑張らなくちゃならなくなるんだ。」
「そうか!そうですね。分かりました。真莉愛、もう頑張りません!」
言っている意味をちゃんと理解してくれているかどうか、ちょっと不安だったが、
真莉愛は目をキラキラさせていた。
82 :セル :2016/05/23(月) 21:53
===

その年の初秋、真莉愛が突然、
「ちょうど全国ツアーがあったので、来ちゃいまりあ。」
と、札幌のスタジアムを訪ねてきた。
最初に会った際は、子供のような雰囲気だった彼女も、
会うたびに成長していくのが分かり、
半年も経たぬ間に、すっかりレディの雰囲気を醸し出していた。
真莉愛の意を決した表情に、俺はまだこのとき、気付いていなかった。

チームも気を利かせて、ミーティングルームを開けてくれたので、
そこで、正面に向き合い、仕事のこと、趣味のこと、
仲間や友人のことなど、お互いにいろいろな話をした。
真莉愛は、これまでの俺に対する緊張感はなんだったのかと思うくらい、楽しそうだった。
83 :セル :2016/05/23(月) 21:53
すると、真莉愛は突然、
「そうだ、これ見てください。」と言って、
スクラップブックを取り出し、俺の隣に座り直した。
中には、俺が学生時代からの新聞の切り抜きが、びっしりと貼られていた。
「私、ず〜っとファンだったんです。」
そういって、腕をからませてくる。

俺の肘に、彼女の柔らかい部分が当たる。
平静を装い、
「そうか、それはどうもありがとう。懐かしいな。」
と、適当に流そうとするが、真莉愛はさらに体を密着させ、
「あ、この試合、観に行ってたんです。」
と、上目づかいで、見つめてくる。
さらに、「そうだ、私、アドバイスされたとおり、
両側の歯を使って食事するようにしたんです。
見てください。いちだんとかわいくなったでしょ。」と
言って、顔を近づけてきた。
84 :セル :2016/05/23(月) 21:54
「この子はまだ中学生。落ち着けよ、俺。」
必死に理性を保とうとする。
1時間ほど話し込んでいたことに気づき、
「そろそろアップの時間だから、これでね。試合は観ていくのかい?」と、
俺は席を立つ。
やや不満げな表情を見せる彼女と、ミーティングルームを一緒に出た。

だが、その翌週、ゴシップ週刊誌に、俺と真莉愛が密会しているという
内容の記事が躍った。
ミーティングルームを出る際に、
「また、おいで。」と、肩をポンとたいたところを写真に撮られ、
“肩を抱き合う2人”、“密室での怪しい関係”という
キャプションまでつけられていた。

俺とチームは、出版会社に抗議するとともに、
ホームページで釈明を行ったため、すぐに騒動は沈静化した。
85 :セル :2016/05/23(月) 21:55
===

抗議と釈明を行った数日後、
東京遠征中の俺は、桃子の在籍する事務所を訪ねた。
今後もなにか報道された際の対応について、
協議させていただきたいと連絡を受けていたのだ。

協議自体は、ものの10分で終了し、俺は事務所を後にしようとしたが、
会議室を出たところで、小柄で色白の女性と出くわした。
「あれ?こんにちは。どうしてここにいるんですか。」
屈託のない笑顔で、その少女は俺に話しかけてきた。
だが、その瞳には、俺に対する挑戦的な影が見えた。
86 :セル :2016/05/23(月) 21:56
「ちょっと、打ち合わせでね。ところで、君は?
どこかで会ったような記憶はあるんだが。」
「佳林ちゃんです。」
振り返ると、桃子がやや引きつった表情で立っていた。
「こんにちは。久しぶりだね。」俺は自然を装った。が、桃子はそうではない。
真莉愛の件が影響していることは、すぐに分かった。

「なんで、こんなところに?」
「君こそどうしたんだい?きっちり髪型も決めて。」
「私が聞いてるんです。どうしてうちの事務所に、い・る・ん・で・す・か。」
「週刊誌に、ないことないこと書かれてね。それで、今後の対応を協議しに来たんだよ。」
「へぇ〜、そうなんですか。
でも、やましいことがなければ、そんなの、気にすることもないですよね。」
語気を強めて桃子は言った。
87 :セル :2016/05/23(月) 21:56
「そのとおり。だから毅然とした態度を示すべく、事務所の方と確認に来たんだよ。
で、桃子さんはどうしたの?」
「今日は佳林ちゃんと2人で、インターネット番組の収録なんです。」

勘の鋭い佳林は、実は以前から俺と桃子の関係を疑っていた。
そこに、今のこの状況である。
佳林は、にやりと不敵な笑みを見せたかと思うと、背後から桃子を抱きしめ、
「そんな怖い声、出さないでくださいよ。かわいい顔が台無しですよ。」
桃子の肩越しに俺を見て、
「私たち、こんなに親しいんです。」
といったふうに、思い切り見せつけてきた。
「超かわい〜。それに、めっちゃいい匂いすんじゃん。」
桃子もそれに乗っかり、俺にあてつける。
88 :セル :2016/05/23(月) 21:58
“母親に甘えるこども”
俺にはそんなふうにしか見えずヤレヤレといった気持ちだったが、
桃子のことを慕う佳林には、そうは映らなかったようだ。
桃子の腰のあたりでからませていた腕を組み直すと、胸をふれるような体勢になった。

「ちょっと佳林ちゃん。ふざけすぎ。」
叱られた佳林は、腕を離すと、桃子の独特のツインテールをタッチした。
「ちょ〜っと」
手刀を切り、それをやめさせる桃子。
「さわったことないでしょ。」
そう言わんがばかりに、佳林は俺に対して、自慢げに笑みを浮かべた。

<つづく>
89 :名無し飼育さん :2016/05/24(火) 07:41
意外と他のハロメンが出演してくるな
90 :セル :2016/05/24(火) 12:22
>>89
まだ何人か出ます
いろいろ出すぎで読みにくかったら
ごめんなさいね
91 :名無し飼育さん :2016/05/24(火) 14:46
桃子のおっぱい揉み揉みシーンはよ!
92 :セル :2016/05/24(火) 22:14
>>91
91さんのレスを見て 2ちゃんねるに立ってた
ちゅぱちゅぱ祭りしたいスレを思い出してしまいました
93 :セル :2016/05/24(火) 22:14
<つづき>

「さわっていいとはいってないよ。後で楽屋来てね。」
「えへへ。」勝ち誇った顔で俺に笑いかける佳林。
「さ、そろそろ収録だよ。」
桃子に促され、2人はスタジオへ向かおうとする。
しかし、桃子はなにかを思いついた表情をし、
「あ、そうだ。一緒に写真撮ろう。」と、佳林を誘った。

自撮りした桃子は、
「うわぁ、かわいい。」と、俺に写真を見せつけてくる。
「ついでに、一緒に撮ってあげますよ。でも、思いきり変な顔をしちゃおうっと。」
そういって強引に、桃子は俺と2ショット写真を撮った。
94 :セル :2016/05/24(火) 22:15
「あ〜あ、やっぱダメだわ。消しちゃおうかな。」
「おいおい、どんなふうに撮れたんだよ。」
「見せな〜い。」桃子は佳林とスタスタ行ってしまう。
だが、その時、「今日も試合でしょ。がんばってね。」
そう言いながら振り返った桃子は、
“ベー”と舌を出していた。
その表情は、とてもにこやかだった。

メンバーの中でいちばん興味のなかった、いや、はっきりいって嫌いだった桃子。
最初は、ただの愛欲の対象としか思っていなかった。
だが、振り返った彼女の表情を見た瞬間、
桃子の言動を常に気にし、彼女のことばかりを考えてしまっている、自分に気付いた。
95 :セル :2016/05/24(火) 22:16
===

翌年、俺は活動拠点を再び、アメリカ ニューヨークへと移すことになった。
金銭欲が強いわけではないが、代理人と相談し、
より良い環境でやろうという結論に至ったためだ。
その手続きや準備のため新宿を訪ねた際、
書店に黒山の人だかりができていることに気付いた。

「これは?」なんのことかとポスターを見ると、
友理奈の写真集発売イベントとして、握手会が行われていることが分かった。
「こんなことまでするのか。」
それが俺の率直な感想だったが、
これもなにかの縁だろうと、写真集を1冊買い求めた。
96 :セル :2016/05/24(火) 22:16
販売時間の終わりに購入したため、俺は最後の参加者となった。
なにくわぬ顔でブースに入ると、友理奈とスタッフはびっくりした顔になったが、
俺は、「たまたま通りかかった。」とだけ言って握手をし、その場を去った。

===

その夜、ニューヨーク行きが正式決定したので、俺はブログでそのことを公表した。
表向きは淡々とした報告のブログだったが、気付いてくれることを祈りながら、
桃子にしか分からないキーワードを、いくつか含めておいた。
キーワードを読み解くと、
「必ず迎えに行く」という意味になるようにしておいた。
97 :セル :2016/05/24(火) 22:17
===

ニューヨークに活動拠点を移したこの年、桃子にも動きがあった。
それまで在籍していたBKが無期限で活動を停止し、
他の活動休止状態だったグループに移って、
経験の浅い若い世代の子たちと、新たに活動することになったのだ。

心のどこかに、「日本に残りたい。」
そういう気持ちがあり、それが引っかかっていた。
だからこそ、読んでくれる保証もないブログも書いた。
桃子のことが、どうしても忘れられない俺は、思い切って彼女に手紙を書いた。
事務所あてに送ったので、
内容は、これまでの労をねぎらう当たり障りのないものであったが、
メールアドレスを書いておいたところ、すぐに連絡が来た。
98 :セル :2016/05/24(火) 22:17
3月3日に、日本武道館でファイナルコンサートが行われた後、
少し休みをもらえるとのことだったので、ダメもとで、
「招待するから、こっちへ遊びに来ないか。」と誘った。
彼女の返事は、なんとOKだった。
俺はすぐに航空券やホテルをおさえ、チケットを送った。

3月6日夕刻、キャンプを張っているフロリダの空港へ、桃子を迎えに行った。
必要なものはそろっているから、最低限の荷物を持っておいでと連絡していたのに、
大きなスーツケースを2つも抱えてきていた。

「暑い。」とつぶやく桃子。
日本では三寒四温の時期だが、こちらは既に初夏の陽気だ。
上着を脱ぐと、ピッタリとしたシャツ姿で、
いちだんと、スタイルが良くなったように見えた。
99 :セル :2016/05/24(火) 22:18
ホテルへ案内する道すがら、
「絶対に断られると思っていたんだけど、なんで来ようと思ったの?」
そう問いかける俺に、
「ブログにあんなこと書いてくれてたから。」
桃子は気付いいてくれていた。
そして、2つのスーツケースを引く俺と、無理やり腕を組もうとしてきた。
案の定、転びそうになり、2人で大笑いした。

「無い、ない、ないよ〜。」
チェックイン直後、桃子はスーツケースをひっくり返して、なにかを探していた。
「どうした?」
「ないの、写真が。持ってきたのに。」
「慌てる必要はないよ。しばらくこっちにいるんだから、ゆっくり探しなよ。」
「やだ。とってもいい感じで写ってたから、早く渡したいの。」
100 :セル :2016/05/24(火) 22:19
だが、一向に見つからない。
だんだんとイラつき始める桃子。
その時、彼女のおなかが「グー」と鳴った。
「食事に行こう。腹が減っては、戦はできないよ。」
「それもそうだね。」ようやく桃子に笑顔が戻った。

ホテル内のレストランでディナーをとりおえ、
「今日はもう遅いから、部屋でゆっくり休むといいよ。
明日は俺もオフだし、一緒にでかけよう。」
そう言って部屋へ帰そうとすると、桃子は途端に機嫌が悪くなった。
「真莉愛との記事ことを、まだ気にしているんだろうか。
でも、前回会った際は、笑顔も見せてくれたしな。」
そんなふうにしか、俺は考えていなかった。

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