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私はれいなを抱きしめていたい

338 :名無飼育さん :2012/02/20(月) 14:59
 ごっちんがタバコを吸い過ぎるのに、あややが喫煙の害を説いた。金がかかる、肺が真っ黒になる、癌になる。ごっちんはうるさそうな顔をした。「吸いたければ私を倒してからにしなさい」ビシリと言ってやる。ので、押し倒した。あややはいやんいやんと声を上げ、ごっちんは黙々と事を為した。事後の一服、それが身に沁みる。目を細め煙を吐いた。困ったことに、タバコを吸っているごっちんの横顔が、割と好きなのだった。「ちくしょう」ごっちんの脇腹をつついた。ごっちんは「やめろよ」とうるさがる。悔しいことに、それが好きなのだった。



 さゆがぷっくりと頬を膨らませて、ここを押せと身振りで示した。えりりんが押す。ぷしゅーっと空気が抜けて、もう一度頬を膨らませ、押せ、とやる。えりりんはもう一度押す。何度か繰り返した後、さゆは満足そうに「楽しい」と笑った。えりりんは苦笑いしながら「楽しい?」と訊いた。さゆはもう一度頬を膨らませて、ここを押せ。



 圭ちゃんが洗い物をしていると、その肩を三好が抱いた。いい匂いがした。唇がぷるんとしている。「後でね」圭ちゃんは苦笑いをしながら、食器を洗う手を止めなかった。それが不服だった。「今すぐじゃないと嫌です」甘えた声に欲情して、泡の付いた手もそのままに、顎を掴み、尖らせた唇に吸い付いた。満足気な鼻息が頬を抜けた。押し倒して、服を脱がそうとすると「手、洗ってください」と冷めた声がする。興が削がれて、洗い物に戻った。不服だった。油汚れがガンコだった。



 かおりんと裕ちゃんは一つベッドの中で目覚めた。裕ちゃんの顔を見る。一晩越しの化粧がもう老いの醜さを隠せないことに気付いた。「老けたね」と言ったかおりんに「あんたもたいがいなんやで、それを言わんうちの優しさに気付いて欲しいわ」「言ったじゃん」「おあいこやって」気分が悪かった。「お風呂借りるから」洗面台の鏡に映して見た。まだまだイケると思う。ババアの嫉妬は恐ろしい。もう二度と会わない。シャワーを使って、上がったとき、取り揃えられているバスタオルや着替えに、所帯染みたババ臭さを感じ、それがとても心地良いことが悔しく、形の崩れ始めた両乳を揉み、「まだまだ」と強がってみることで、別に何も解決したようには思えなかったから、老いは恐ろしい。

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