■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 1001- 最新50

舌足らず

1 :名無し募集中。。。 :2005/01/25(火) 22:38
狼であれこれ書いていた者です、が。
飼育でもあれこれ書こうと思い、来ました。
201 :うなぎ屋主人 :2005/07/15(金) 22:13
旅先の旅館の布団の中でぼくは、こころだけが中に浮くような気分になった。
頭にみんみんと蝉の声が響いていて、体には汗がしたたっている。

もう朝だった。

起きあがり、隣りに女の子が寝ているのに気付いた。
歯を磨いていると、女の子は起き出してきてぼくに「それは夏バテだと思う。」と言った。
「じゃ、スタミナをつけないと。」
「先に行ってるから、店に来て。」
彼女はそう言い部屋を出ていったが、すぐに戻ってきて鏡の前で誰に見せるともなくガッツポーズを取った。
「じゃ。待ってるね。」
しばらくぼくは部屋にいたが、今度は彼女は戻ってこなかった。

ぼくが部屋を出ると、旅館の小間使いらしき娘さんがぱたぱたと駆け回っていた。
大人しそうな子で、とても忙しい様子だったが、少し意地悪をしたくなってぼくは声をかけてみた。
「あのぉ、一緒に出掛けませんか。」
「どこにですか。」
「海とか。」
「でも、仕事が。」
「若いのに、こんな所で時間を使ってしまうのは勿体ないですよ。」
202 :うなぎ屋主人 :2005/07/15(金) 22:15
旅館を出るとすぐに体から汗が噴きだした。バス停までのんびりと歩きながら汗を拭く。
道路を挟んだ向こう側をふと見ると、さっきの娘さんが付いてきていた。
気付いたぼくに彼女は笑って手まねきをした。
「こっちの方が涼しいですよ。」
彼女のいる方は木陰になっていた。
「でも、バス来るのはこっちだから。」
「こっちから来たりして。」
ちょっとの間、手まねきしあったが結局ぼくが木陰の方に行った。

「涼しいでしょ。」
「うん。」

「旅館で暮らすのってどう?幸せ?」
「よく言われますよ。幸薄そうって。」
「あ、バス。」
「行っちゃいましたね。」
「朝食、食べてなかったな。」
昨日、大衆食堂でうなぎを食べた事をぼくは思い出した。

のれんをくぐると、「へい、らっしゃい!」と可愛い声がした。
「うな重ください。」と何度も言うと、店員の白い肌は紅潮するのだった。

「うなぎとあなごは突き出たアゴで見分けるんだってさ。」
「やっぱり仕事に戻りますね。」
「この辺でうなぎ食べれるのってどこだったかな?」
娘さんは何も言わずに旅館へ戻って行った。



おわり
203 :名無し募集中。。。 :2005/07/15(金) 22:18
や→うのタイトルが示す通り、つげ義春にしたかったんだけど。

当初考えてたのはこんな感じ

夏バテ。うなぎでも食べよう。
のれんをくぐって「へい、らっしゃい!」「うな重下さい。」
停電。「やつめうなぎは夜盲症に効くそうですよ。」
「私の一つ目うなぎを調理して下さい。」
「あーん。ぬるぬるなの。硬くなってきたの。何か吐いたの。」

これはネタ挿入がうまくいかないんでやめた。まあ旅館での夜にこういう事もあったでしょう
204 :名無し募集中。。。 :2005/07/25(月) 23:46

205 :八月の狂詩曲 :2005/07/25(月) 23:47
年頃の女の子というのは常に色々な刺激を求めている。
特に、ジリジリと狂える太陽が毎日をとかしていく夏は、更に激しくもっともっとなのだ。
しかし、ミキティのノーブラや小川のノーパンなどにどれほどの価値があるというのだろう。
ノースリーブの高橋は八月のダイオキシン。

小さい頃脳みそを蚊に刺されて以来さゆみんのお兄ちゃんは一人でトイレが出来なくなった。
「ああうあ。」と便意に体をよじるお兄ちゃんを物陰で見てさゆみんは興奮するのだった。


続く
206 :八月の狂詩曲 :2005/07/27(水) 01:11
図書館に入り浸って数日。
まず、家のクーラーが壊れてしまったと嘘をついて薄幸を主張した。
プールにでも行こうかな、とつぶやいてみた。
夏休みに入れば男子が自分に会いたい一心で狭い町をうろつきはじめる事が分かっていたので、
さりげなく終業式の日にそうやって居場所をばらまいた。
そろそろ見つけるだろうという頃にようやくメガネをはめて本と向き合ってみる。
「あっ。えりちょんいた。」
コソコソと小さい声が聞こえて決着がついた。
館内は複雑な構造になっていて、まだ男子はトイレの場所が分からない。


続く
207 :八月の狂詩曲 :2005/07/28(木) 01:08
れいなが国際ラジオを拾った。
「田中っち。ちょっと、何やってるの。」
「聴こえてこんばい。」
「アンテナ、アンテナ。」

続く
208 :八月の狂詩曲 :2005/07/28(木) 22:59
宇部の夏は過酷でエコバッグに入れた氷がしみて地図を作る布団の上の兄を捨ててさゆみんは旅立つのだ。
鼻水ながらにおーどん立ち食い労働者を見下しながら羽田空港から容疑者矢口は殺人事件の検証のため死体と一緒に沖縄へ行く。
横浜担当捜査官ガキさんの悪夢はようやく終わろうとしているのかもしれなかった。


続く
209 :八月の狂詩曲 :2005/07/30(土) 01:50
国際ラジオの感度は良くてアンテナを伸ばすと更に良くなる。
ビルの中は真っ暗でれいなは置き去りであるが、
声が浮かび上がってはとけあうハーモロディクスに漂うヒントを追えばジュマペールから滝川市まで無限旅行の始まりだった。
面白くないですか?と梨華ちゃんの息継ぎが聴こえてくると途端に空気が白けた。


続く
210 :八月の狂詩曲 :2005/07/30(土) 21:14
波打ち際の露骨な砂浜は矢口の顔面に張りついた皮膚が右寄りに傾くたびに賑やかしくうそ臭い。
こいつに真実など何一つない。
肉にある繊細さがなく魚はただただグロテスクだと思うえりりんが見ているのは総合生物図解であり、
膣の構造にいたるまで詳細なカラーアトラス。
不意に破瓜が訪れて以来、彼女は指の爪の手入れは怠らないのだ。


続く
211 :八月のラプソディー :2005/07/31(日) 23:41
エジソンの霊界交信機は完成しなかったのだ。とどのつまり。
そして目の前に広がる漆黒の穴。
沖縄生まれに裏打ちされたババちゃんのしなやかな教えによれば、
氷がコーラの泡を呼び戻すのと等しく時間逆行のおとぎ話に遠眼鏡。
いよいよ死体がガキさんの手により次々と穴に投げ込まれていく。


続く
212 :八月のラプソディー :2005/08/01(月) 22:09
想像受精は教育次第で可能である。
謎の外人教師は保健体育キングダムをいつかは実現させたいと思っていた。
彼の言葉は宇部の森を揺らしてさゆみんの卵子も準備万端にさせたのである。
そこでお兄ちゃんの丸出しチンコと垂れ流す糞尿の濃密さだよ。
さゆみんのお腹が大きくなっても不思議ではないじゃないか。


続く
213 :八月のラプソディー :2005/08/02(火) 21:36
浴衣を着ている女の子を見るとドキドキするなどとよく言うが、
実際に夏祭りに来ているのはうんこを塗りたくった茶髪と小便で染めあげたタバコのやに臭い黄色い歯を持った女ばかりだ。
しかしながら彼女達やその隣にいる男に呪詛を投げかける類の被差別男子がえりちょんの黒髪ロングを愛でていたのではないか、と私ははたと気付いたのだ。
自らが己を貶める行為などナントモ愚かしい。
ホームルームで大上段を構えた生徒会会長の彼だったが、なら今のえりちょんの髪型がいいのかと多くの男子に詰め寄られて、
結果カバンの中身をドブに捨てられて椅子を隠されて画鋲を踏むのだった。
そこに手を差し伸べたのがえりりん本人であり、「みんな、前髪切ったくらいだと気付かないくせにさ。」と寂しげな表情を彼に見せた。
自分がそのハートを射止めたと思い、彼はすぐさまセックスを想像するのであった。
そして本日えりりんは図書館のトイレから携帯電話で彼を呼び出すのである。


続く
214 :八月のラプソディー :2005/08/03(水) 21:03
>>212は嘘 これが本物↓

兄妹愛の奇跡編 第一章
新聞少年牛乳少年の道重長男くん。
礼儀正しくマジメで妹思い(ご両親は他界)の彼は学費と生活費を稼ぐために毎朝早起き。
目覚まし時計より早く起きて妹の可愛い寝顔(しかしニキビだらけ)に小さい声で行ってきます。
帰ってくると引っくり返し損ねて焦げた妹作のホットケークが待っている。
だがしかしその日は落ちたビンが割れて牛乳がこぼれた。耳からはいりこんDA蟲にアタマをやられてしまったのだ。
ちなみにこのショックをきっかけに完成したのがうさちゃんピース。余談ですが。


続く
215 :八月のラプソディー :2005/08/04(木) 21:25
妹「おトイレ〜。あっ!」

=3 プスー

妹「お兄ちゃんったら!するならドア閉めてしてってあれだけ言ったでしょっ!」
兄「いやーメンゴメンゴ。」
排泄したものを重重、いや、繁々と見つめる兄。
兄「よし!今日も可愛い!」
妹「モー、お兄ちゃんったら!」
兄「いやーメンゴメンゴ。」


続く
216 :八月のラプソディー :2005/08/05(金) 23:47
こんな言い争いも今では、
垂れ流された糞尿を包んだトイレットペーパーの流れゆく水音の遠くジンジンと、
妹の心のうちにだけ響くのであった。

ところで彼の日記には男として、兄としての苦悩が切々と綴られていた。
彼は童貞で寝ても覚めてもせんずり細工のトリコ仕掛けだったが、その意識を燃やす対象はとても身近なプリンセスだった。

“日を追うごとに妹の体が女のそれに変わっていく、しかしぼくにはさゆみを抱けない。ハァーン。”

意図せざる胸の谷間とあからさまに意図されたそれがあるが(榊原郁恵と柏原芳恵の違い)、さゆみんは前者であるといえよう。
つまり、その膨らみのラインと乳輪・乳頭への神秘性がより一層募るのである。
長男くんの心推して知るべしである。


続く
217 :八月のラプソディー :2005/08/07(日) 00:20
病床に臥せてからの彼の身の回りの世話は当然さゆみんが行っていた。
「お兄ちゃん…おしっこかな。ちょっと待ってね。」
さゆみんは、兄の腰に巻かれた布を取って、露わになった陰部へ尿瓶を近づけた。

ジョロジョロジョロ・・・・・。

さゆみんは尿瓶に溜まった尿を指に付けて舐めてみる。
「ちょっと甘い。食べ過ぎかな?ほら・・・。お腹もこんなにポッコリしてるし。」
上着の上から腹部をなぞるとググーという音が聞こえた。兄の頬が赤らむ。
「でも、おやつ欲しいみたいだね。」
時間は午後である。空腹が紅茶色の尿に誘惑されたのだった。

プ・プ・プ・プップップップ〜♪

兄の肛門から音楽が奏でられる。
「分かった。プリッツだね。」

さゆみんは配給されたプリッツを取り出すと、まずは自分の口に入れた。
目を閉じ何度もプリッツを口から出し入れする。舌の先でプリッツの先端をなぞる。
まぶせられていた塩はさゆみんの舌で取り除けられた。
「食べ過ぎみたいだから、塩分をちゃんと取っておかないとね。はい、お兄ちゃん。あ〜ん。」

…毎日こんな事ばかり考えて勃起する兄なのであった。


続く
218 :八月のラプソディー :2005/08/07(日) 00:52
さゆえりれいな納涼おばけスペシャル

其ノ一

れいなは山にツチノコ探しに来ていた。

山のふもとの茶店で一休み、そこにいた娘に話しかけてみた。
「見つからんばい。」
「あっそ。」

「何か手がかりはなかとですか?」
「あまり山奥には入らないほうがいいよ。」
「なぜですばい?」
「人を食べる大女が出るとか出ないとか…。」
「えっ!どっち?!」
「…じゃ、出ない、で。」
「安心したばい。」

それ以来れいなが山のふもとに下りてくる事はなかったという。
219 :八月のラプソディー :2005/08/07(日) 00:52
其ノニ

れいなは山にツチノコ探しに来ていた。

山のふもとの茶店で一休み、そこにいた娘に話しかけてみた。
「見つからんばい。」
「あっそ。」

「何か手がかりはなかとですか?」
「あまり山奥には入らないほうがいいよ。」
「なぜですばい?」
「人を食べる大女が出るとか出ないとか…。」
「えっ!」
「でも自分より可愛い子だけ食べるみたいだから大丈夫だと思う。」
「え?」
「はい?」

その時、茶店の娘の瞼に突然切れ目が入った。
220 :八月のラプソディー :2005/08/07(日) 00:57
其ノ三

えり「夏なんだし怖い話してよ。」
れいな「なま…。」
さゆ「いやーん怖い。」
えり「寒くなってきた。」
れいな「まだ何もはじまっとらんばい。」
さゆ「じゃ冷房の方かあ。」
えり「あっ!リモコンがない!」
れいな「座布団の下にあるばい。」
さゆ「いやーん怖い。」
えり「ない!」
れいな「座布団の下にあるばい。」
さゆ「はいはいエコエコ。」
えり「あ。」


さゆえりれいな納涼おばけスペシャル おわり
221 :八月のバースディー :2005/08/08(月) 00:39
飯田圭織が24歳になった。
222 :名無飼育さん :2005/08/08(月) 18:24
おもろ
223 :八月のラプソディー :2005/08/09(火) 00:36
>>222
どうも
224 :八月のラプソディー :2005/08/09(火) 00:37
ここまでのあらすじ 1

横浜で連続殺人事件が起きていたので横浜担当のガキさんはいつも以上にしかめっ面だった。(眉毛ビームのキレが悪い)
捜査線上に何となく浮かび上がった矢口。(小さな女)
二人は容疑の検証のため沖縄行きの飛行機に飛び乗った!(矢口はエコノミークラス(小さいから))
そしていいビルにガキさんと同居している田中っちことれいなは拾ったラジオで遊び始める。(一人で)


続く
225 :八月のラプソディー :2005/08/12(金) 00:45
ここまでのあらすじ 2

その頃、学校中の人気者えりちょんことえりりんは図書館で、
自分の首を触りながら繊細な肉とグロテスクな魚、それぞれの白飯への相性について考えていた。
折りしも夏の街を駆けずり回ってえりりんを探していた同級生の男子達が、いよいよ彼女を見つけた時であった。
彼らは狂信的なえりりん黒髪ロング信者で、学校唯一の茶髪ショート支持者でえりりん本人に誘惑されている生徒会会長と敵対していた。
生徒会会長はえりりんの携帯電話で図書館に呼び出されて念入りな歯磨きを開始する。
時を同じくして宇部の道重家では脳みそを蚊に刺されて以来いろいろ大変だった長男が夢精をしていた。
彼の幻の精子は、今正に宇部を飛び立つ妹さゆみんの卵子にはりつこうとしている!
226 :八月のラプソディー :2005/08/12(金) 00:46
「いやー着いた着いた。」
ガキさんは沖縄の真っ青な空に大きく背伸びをした。
矢口もそれを真似た。小さく。やっぱり容疑者というのは肩身が狭いのである。
「すぐに行くぞ。」
「おいらは被害者ですよ。」

「着いたぞ。」
地面にぽっかり穴が空いている。
「お前に事件のことを聞いてもさっぱりだ。だから死体に直接聞く。」
「おいらは被害者ですよ。」
「穴に入ると時間がちょっと戻るから、もう時間の問題だぞ。」
「死体が蘇るの?いやちょっとやだむりこわい。」
「うるさい。お前は騒いでも可愛くない。小さいだけだ。」
矢口の顔はくしゃくしゃだった。
それに構わず、ガキさんは死体を次々に穴へと投げ込む。
「お前のせいでいろいろ台無しになった。」
死体を投げ入れ終えてガキさんは穴を覗き込む。
「でももう終わりだ。」
「死体が蘇るの?いやちょっとやだむりこわい。」
「ちょっと覗いてみな?」
「無理無理無理無理。」
「そんな事言って、本当は牛乳も好きなんでしょ?」
「無理無理無理無理。」
「同じ事しか言えないのか!」
「なーんでですかあ。」


続く
227 :八月のラプソディー :2005/08/12(金) 02:16
( ・e・ )<ところで、穴のある所に着く前にタクシーに乗ったんですがね。

「お客様!道がありません!」って運転手さんが。
でも、すぐメーターも止めてくれて、いい運転手さんだったので良かったですけど、まあ大変でした。

これがもしも矢口だったら…

「お客様!道がありません!」
「お宅のタクシー会社の電話番号教えてください。」

後日、矢口家をタクシー会社重役が菓子折りを持って訪れた。

「社長。ご苦労様でした。」
「ああ、すまなかったね。君たち、他の社員もいろいろと大変だったろう…。」
「いえ。一番は彼ですよ…。」
「今日は彼の通夜だったね…。」

( ・e・)<ひどい話です。


続く
228 :八月のラプソディー :2005/08/14(日) 23:52
えり「もしもし。」
生徒会会長「ももしし。」
えり「あのさ。今図書館にいるんだ。」
生徒会会長「あ、ああ。」
えり「来ない?」
生徒会会長「いい行くよ行きますイクイク。」
えり「待ってるね。」

ひっそりと佇む図書館。そこはあらゆる知識と教養の眠る場所である。
トイレで電話を終えたえりりん、さて小便でもするかと個室に向かう。
この図書館は男女トイレ共用なのだ。(教養だけに)
「はっ。臭い。」
眉をひそめるえりりん。左眉がいつも以上に急カーブ。
恐る恐るドアを開けるとそこは…
229 :八月のラプソディー :2005/08/15(月) 00:16
そこは掃除道具入れだった。色んな道具が一杯でえりりん思わずワクワク。
ホウキの柄は太いかな硬いかな。
毛の方は優しくさわさわしてくれるかな。

ちり取りのフタはぱかぱかと開け閉めしてみて何に使えるか考える。
この中に入る事が出来たならどれだけのエクスタシーが得られるだろうか。

本棚に入って熱中症で死んだ男児がいたが、
狭い場所で“あっ(体を)押されてるなー”の官能に熱中してしまうのは仕方がないのだ。
小さい頃に味を占めてしまったら尚更である。
えりりんは一人うんうんと納得した。
230 :八月のラプソディー :2005/08/15(月) 01:10
えりりんはとりあえずゴム手袋をポケットに入れて掃除道具入れを出た。
「はっ。臭い。」
眉をひそめるえりりん。
恐る恐る掃除道具入れの隣のドアを開けると、そこにはやっぱり流されていないビチグソが。
えりりんは黙祷した。そして、水を流そうとレバーに手を触れたその時である!

「ちょっと待ちなさい…。」


続く
231 :八月のラプソディー :2005/08/15(月) 02:41
その声はビチグソからもくもくと立ち上る煙から聞こえてくるのであった。
「そ、その声は…。」
「そうです…私です…。」
「誰ですか?」
「おい!分かるでしょ。私よ。梨華よ。」
「あー、どうしたんですか。こんな所で。」
「それがさー、あたし死んじゃったのよ。」
「それは大変ですね。」
「ちょっと、他人事ね。」
「で、何ですか。」
「えりに言っておきたい事があって、わざわざこうやって姿を変えて現れたってわけ。」
「で、何ですか。」
「何よ、急いでるの?」
「ええ、まあ。」
「また悪巧み?」
「またって何ですか、またって。」
「悪い時の顔になってるわよ。」
「なってませんよ。」
「いや、なってる。」
「なってませんよ。」
「いや、なってるなー。」
「いいから早くしてくださいよ。」
「ちょっと、あんたねー。」

その時!トイレの窓から怪しい影がえりりんに忍び寄る!


続く
232 :八月のラプソディー :2005/08/15(月) 21:31
さて、宇部ではさゆみんが身支度を整えて家を出て行こうとしていた。
「お兄ちゃん、ごめんね。」
エアコンの設定温度を28℃から27℃に。
僅かながら、これが妹から兄への最後の慈悲だった。

エコバッグに鏡と髪飾り詰め込んで今うさぎが飛び立つよ。
ピョピョピョピョピョーン。

「ヘイ!タクシー!」
車を可愛く呼び止めるが、どっこいしかしなかなかつかまらずに家の前で立ち往生。
「困ったなー。」
いつの間にやらすっかり腋の下もむれむれになっていた。
ノースリーブの高橋は燃えるダイオキシン。(二回目)


続く
233 :八月のラプソディー :2005/08/15(月) 23:02
自販機でジュースを買って体を冷やそうとしたさゆみんだったが、
「あ、間違えた。」
うっかりピンクの文字に心乱されてあったか〜いを押してしまった。
「いやーん、熱い。」
ほかほかのおしるこ缶を抱えた汗まみれの色白うさぎ少女。
ピョピョピョピョピョーン。

熱くても、しかしやっぱり勿体ないので飲んでしまおうと缶を開けた。
舗道に立ち昇るかげろうにおしるこの湯気が重なってとけた。
果たしてさゆみんは缶の底に小豆を溜めてしまう事なく飲み干す事ができるだろうか。


続く
234 :八月のラプソディー :2005/08/17(水) 00:01
甘いものを食べている時が一番幸せと言うかなしい女に本当の幸せを教えてあげたいと思っている男がいる。
男は女の幸せのためだけに生きればいいと思っている男である。優しい男である。
トラック運転手である彼が宇部街道を通り抜ける。燃え尽きてもいいと思った瞬間だった。
「乗せてほしいの。」
「ぼくと甘い生活をしてみませんか。」
「チョコより?」
「ええ、おしるこより。」
男は少女の手から缶をさらって、窓からほうり投げた。


続く
235 :八月のラプソディー :2005/08/18(木) 22:23
「名前は?」
「道重さゆみでございます。」
「いい名前をもらったね。」
「でも、それだけです。」
うさぎの瞳が曇った。
「お墓参りにでも行こうか。」
「さゆみの胸は今でも動いてる。」
トラックで運ぶものが今、冷凍マグロから愛に変わった。
236 :八月のラプソディー :2005/08/18(木) 22:24
その頃、えりは…
「あんた、れいなと喋ってあげなさいよ。」
「えー。」
「じゃ、れいなの所に行って来るから。チャオー。」

ちっ、ったくうぜえ色黒アゴだとえりが思ったその時トイレの窓から浮浪者が襲いかかった。
THE レイプ!
そこにようやくトイレを見つけた同級生の男子たちが駆けつける。
しかし助けようかレイプに加担しようか迷ってしまう。
生徒会会長はその様子を外から見てせんずり。
ボロボロになって帰ってきたえりはれいなのラジオのアンテナを折った。
237 :八月のラプソディー :2005/08/18(木) 22:26
兄の幻の精子により妊娠したさゆみん、近親相姦で可愛くない子が産まれてくるのではと悩む。
トラック運転手はさゆみんが産まれてくれば可愛いと提案。そして高速道路でクラッシュ。

ガキさんは矢口を穴から突き落として得意顔。
実はその穴は地球が爆破した時用の月へのワープ装置だった。
矢口は以前買った月の土地で蘇った死体たちとのんびり暮らした。

色々あって新垣塾結成。


おわり
238 :ξよっちんげξ :2005/08/19(金) 02:25
床をコロコロとやっていたらちぢれた毛がくっついた。
午前と午後一日二回の掃除の二回目が終わって間もないというのに。

あっ。彼女が帰ってきた。

玄関まで小走り。
さっきの毛を彼女の頭から股間、股間から頭へかざした。
「どっちだろ?」
彼女はすぐに手を払いのけた。ねえ、怒った?ねえ、ごめんね。
もうとっくに髪型は戻っているのに。でもまたすぐに変えちゃうんだろ。
いつも、ふわふわとしてさ。球なんて追っかけてどうするのさ。
ちぇ、明日も早いんだってさ。

じゃ。あ、ちょっと待って。
彼女のノドを触ってみる。で、自分のも。

いってらっしゃい。カレー作っとくよ。甘めに。


ξおわりξ
239 :名無し募集中。。。 :2005/08/21(日) 02:40
夏休みも大詰め。
まだまだ余裕で襲いかかってくる暑さよりも何よりも。
気付きたくない事に気付いてしまうやつが仲間内にいると、それはもうぐったりする。
「そういえば宿題やっとらんばい。」
こんな時は仲間が一斉に舌打ちである。
この女に仲間はいなかったが。今日だけは夏の生活を手にわらわらと集まってきていた。
「じゃあね。」
夏の別れはあっけないもの。夕立みたくほんのり暖かいだけ。

そこに塾長がやってきた。
「たなかっち。写す?あたしの。」
「いや、いいです。」
学年が違う。でも日記の天気などは流用できる。
しかし塾長の頭はピンチャポー。
残暑お見舞い申し上げます。
240 :颱風 :2005/08/26(金) 01:40
「台風が来るばい!来るばい!台風が!来るばい!」
「うっせーよ。」
北の女と南の女ではやっぱり台風に対する心持ちが違う。
「クルバイ.」
「小声で言ってんじゃねーよ。」
本日は訳あって楽屋に二人きりである。
「今揺れたばい。」
「揺れねーよ。」
カーテンは部屋の内側にあるから、これは北の女の言い分が正しい。
何より揺れるとかユサユサとかとは縁遠い女だった。これは二人ともに。
「木の葉が落ちるばい。」
「詩人かよ。」
みるみる痩せた。不治の病でもないのに。
「看板が舞うばい。」
「そんな事だってあるだろ。」
北の女は遠い目をしていた。
ラジオからはエンドレスでロマンティック浮かれモード。
「あっ!停電ばい。」
それでもラジオからはエンドレスでロマンティック浮かれモード。
北の女もしっかり台風に備えていたというお話さ。


おわり
241 :れいなのレッツ幸せ通販生活アゲイン :2005/08/27(土) 23:42
大火山のリズムが聞こえてくる。
ドドンガドン ドドンガドン
ここは福岡筑豊の大炭坑。
狭い坑道を辿ったその先には生き延びた数少ない人間たちが集まっていた。
「おい。」
北海道の奥地滝川からはるばると流れ着いてきたせむし女が傍らにいた女を乱暴に呼ぶ。
「何ですばい。」
せむし女は無言で二本、指を出した。
「こんな所で火は危険ですばい。ボーボー燃えてしまうとです。」
「イライラすんだよ。ヤニがねえとよー。」
「それに体に悪いばい。こんな時代でも長生きしないといかんばい。」
「うっせーよ。説教すんなよ。」


242 :れいなのレッツ幸せ通販生活アゲイン、もう一度 :2005/08/28(日) 03:17
「ちょっと見てろ。」
せむし女はタバコに火をつけると、口から煙の輪を一つ、二つと出した。
「ほら、つかんでみろよ。」
「何をおっしゃります。煙をつかむなんて無理な話ですばい。」
「ならこれはどうだ。」
せむし女は炭で汚れた炭坑の石壁を指差した。
二人の影がタバコの火を透かして滲んでいる。
「夜明けだな。」
ここは福岡筑豊の大炭坑。
狭い坑道を辿ってきた太陽の光が二人の影をかき消した。
大火山のリズムが聞こえてくる。
ドドンガドン ドドンガドン


243 :名無し募集中。。。 :2005/08/31(水) 23:58

第1回 ハロプロの歌詞に沿ったストーリー企画に間に合わなかったやつ

狼で書いてたやつの再録・書き直し (今回も再放置の可能性はありましょうが書いてみます)
244 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/01(木) 00:00
玄関を開けた私を大きな木箱が出迎える。
頬ずり。木のささくれが顔に刺さっても気にしない。

人買いは逆輸入に限る。
“FRAGILE”の文字が書いてあるテープを威勢よく剥がし蓋を開ける。
目をつむって深呼吸。酸っぱい匂い。
日本からどんぶらこ、アラブからどんぶらこで箱の中がゲロまみれであるのを確認。

「さあ、暗黒の世界から出て来るんだ!」
三人も買ったんだから一つはアタリがあっていいだろう。
興奮する瞬間。アタリかハズレか。箱の中から三人の女が姿を現す。

「ようこそ、ここが眩惑のブロードウェイだよ!」
私は興奮して声を荒げてしまった。三分の二なら高確率じゃないか。

黒い髪を胸くらいまで伸ばしほんのり陰りがあるのがえり。
色白で体が私より大きい肉感的な不思議少女がさゆみ。
そして、れいな。
245 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/01(木) 00:00
私はいそいそと服を脱ぎ始める。
まだ服を着ている三人は揃って目を背けた。
「君達も脱げばいいんだよ。」
しかし、まごついたままなので、私は構わずに裸になって箱の中へ入る事にした。

ゲロは、箱に入る前に人売りから貰ったささやかな食料の成れの果て。
(きっとかびかけのパンや煮込みすぎてコゲだらけの、しかし冷めているシチューの類)

三人はこの狭い箱の中、海の上をゆらゆらと揺られて私の元に来たのだ。
太陽の照りつける暑い昼は汗まみれになり、潮風の吹きつける冷たい夜は体を寄せ合って。
ゲロはここにたどり着くまでの彼女達の情報の集積だ。

初対面の人間との手っ取り早いコミュニケーションは、
キスやフェラチオ、つまり唾液や精液といった体液の交換だが、
私としてはこれからの為にも、これまでの彼女達を知る必要がある。

三人との同居を長いものとする覚悟は出来ている。
246 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/01(木) 00:01
彼女達は私のペニスを横目で見て、すでに体液をパンツに染み込ませているだろうが、
まずは今の彼女達ではなく、これまでのそれを。
こうした親心とでも言うべきものが、例えば援助交際には欠けている。
手近な便器に射精してほったらかしにする様な奴らは人買いの風上にも置けない。

消化されきっていない、食べ物らしき物が混じった彼女達の胃液を手ですくい取り、口に入れた。
「ウ……ウ…ウマグマー。」
すぐに私自身の胃液が逆流して混じり合う。飲み干してため息をひとつ。
この酸味は彼女達のこれまでの苦難を現しているんだ。そう思うと涙がにじんだ。

箱から出て三人に話しかける。
「これからよろしくね。」
無言。返事が出来ない症候群だろうか。
「緊張してるんだね。でも返事は大切だよ。私は別に君達に恐怖の頭脳改革をしようというんじゃないんだ。」
緊張を和らげてあげようと、私はペニスを動かした。


続く
247 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/01(木) 22:58
れいなが口を開く。
「あのお…服着てくれませんかね?目のやり場に困ります。」
「それなら私を真っ直ぐに見てごらん。」

その目は、まるで私を睨みつけている様だった。
「……いい目だ。でも警戒心が見える。それでは相手も警戒してしまう。」
頭をなでてあげた。ベトベトする。
「汗をかいてるね。船旅は疲れただろう。三人ともお風呂に入りなさい。」

しかし三人は立ち尽くしたまま動こうとしない。
「早く脱いで。早く。早く!」
彼女達は少し後ずさりをした。

「安心して。強引に脱がしたりないから。自分で脱げばいいから。早く!」
えりが部屋をキョロキョロと見回しながら言った。
「お風呂場どこですか?」
「脱いでから教えるから。早く。早く!」
248 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/01(木) 23:02
彼女達は服を脱ごうとせず、部屋を見回してばかりいる。
「そんなに見られちゃ恥ずかしいから。早く脱いで。早く!」
私は部屋を査定されている様な気分になった。
そして興奮のあまり知らず知らずの内にペニスをしごいていた。
「どこにあるんですか?見られてたら脱げませんよ?」
えりがのんびりと言うのに対して、私のペニスをしごくスピードは速くなる。

射精寸前になって私はその手を止めた。
このまま出したらお気に入りのタイガーフロアマット(※)が汚れてしまう。
「ダメだ!…ああ、ダメだ…。」
私は頭を抱えてうずくまった。三人のかすかに震える足元が見えた。

風呂場へ案内して、私はまたしばらく脱衣所で彼女達を見ていたが、
やっぱり脱がないのでリビングに戻り、彼女達の立てるお湯が跳ねる音を聞きながらココアを飲んだ。

(※ ttp://www.cds-ito.co.jp/menu07/img/img31c.jpg)
249 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/01(木) 23:03
「着替えありませんか?」
れいなの声が脱衣所から聞こえた。
「入らないでくださいよ?」
私がドアノブに手をかけるとほぼ同時にえりの声。
「カゴの中に入ってるよ。好きなのを選べばいい。洗濯してあるからばっちくないよ。安心して着なさい。」
数分後、三人が脱衣所から出てきた。

えりが選んだのはスクール水着。
何故か濡れている。私の言った洗濯が信用出来ずに洗ったのだろう。

えりは乾ききっていないシャンプーの匂いのする髪を胸の前に垂らした。
更には胸の辺りの布地をしつこく何度も引っぱっては戻している。
250 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/01(木) 23:05
「どうしたんだい?」
「恥ずかしいんです。」
「手をどけてごらん。」
乳首が立っている。
「素敵だ。きっと君は見られるのが好きなんだよ。ほら、また大きくなってきた。」

私が乳首を触ろうとすると、えりは肩をすくめて後ろを向いた。
「どっこい大きなお尻は見えてるよ。」
「嫌です…。」

私はえりの体を引き寄せた。そして顎をつかんで語りかける。
「見られる喜びを知れば君はもっと綺麗になる。
 その瞳も奥二重からパッチリした二重に変わるだろう。」
私の口から広がるココアの香りがえりの鼻孔を甘く刺激した。


続く
251 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/02(金) 22:22
さゆみ、略してさゆが選んだのは体操着にブルマ。
上着はフィットしているが、ブルマの方は私用に合わせた物なので彼女の体には少し小さい。

食い込んでいる。

「さゆ。そういえば君の声をまだ聞いてなかったね。」
さゆが口を開きかけたのを私は制止した。
「喋らないで。あとで歌でも歌ってもらうから、その時でいい。
 大人しい子に限っていい声してるものなんだ。」
さゆは足をバタバタと踏み鳴らした。
「分かった分かった。すぐにカラオケの準備するから、待ってて。」

れいなが選んだのは黒色、革製のワンピース型ボディスーツ。
つまり女王様の正装である。

「どうしたの?」
「こんなの着たくない…。」
「自分で選んだんだろ?違うの?え?どうなの?」
「これしか残ってなかったとよ…。」
「二人に取られたって言いたいのか。」
えりとさゆは私に向けて首を振った。
252 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/02(金) 22:27
「……れいな、君の性格がたった今、少しだけでも分かった気がするよ…。」
れいなは無言で突っ立ったままだった。
私は涙をこらえた。

「気分が悪い。……こんな時こそ歌だ!歌を歌おう!」

彼女達をオーディオルームに招き入れる。
壁の棚には世界中の音盤が約五万枚収納されている。
「そこはウクライナのコーナーだ。日本人はこっちだよ。」
私はさゆの肩をポンと叩いた。
「何を歌ってくれるの?ワクワクしてきたよ。」

さゆがチョイスした一枚はマイナーアイドルグループ、メロン記念日の『赤いフリージア』。
つんく作詞作曲で、彼の作風の系譜としては松浦亜弥『LOVE涙色』からつながるタイプのものである。
つまりエレガントな趣を持った正調歌謡だ。

『LOVE涙色』は後半、転調後のあややの歌唱と弦楽器(打ち込み)のもたらす感動的な高揚が、
鍵盤に静かに引き継がれるアレンジが素晴らしかったが、これはそれに比べてシンプルなアレンジであり個人的には食い足りない。
コーラスハーモニーにも魅力がなく、つんくのヘイヨーやブンチキブンチキといった合いの手は蛇足以外の何でもない。
とは言え、柴田あゆみの拙い歌唱と短くて太い手足によるドタバタした踊りがもたらす愛らしさは流石である。
(あややがライヴで歌う同作品は歌こそ安定しているが、そのこなれた様が苛立ちを誘う程。
 前述の『LOVE涙色』も今ではすでに瑞々しさを失っている。あややが本当に素晴らしかったのはデビューから一年間だけだ)
253 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/02(金) 22:29
私はさゆと一緒にオーディオの前に立った。
「これからさゆが自慢の喉を披露するよ。応援よろしく。さあ、さゆ。マイクを持って。」
さゆはキョロキョロする。
「ほら、マイク。」
私はペニスを動かした。(先ほどから全裸)
さゆは怯えた様子で目をそらした。

「何で目を背けるの?君はそうやって目の前にあるものから逃げて生きていくのかい?さあ!握るんだ。」
さゆは目を背けたまま私の肉マイクに触れた。
「あふっ…。私も思わず声が出てしまうから、さゆはもっと大きい声で歌うんだよ。」

さゆは握りやすいように膝を突こうとした。
しかしそれではまるでフェラチオだし、立って歌わなければいい声は出ないものなのだ。
私は台の上に立ちさゆの顔の正面にペニスが来る様にした。
「えりとれいなには私のお尻しか見えないね。ごめんね。」

CDプレイヤーのスイッチを押す。
さゆは顔を背けてもぞもぞと歌いだした。
「何をやってるんだ!マイクに向かって歌わなきゃ!」
「信じる…事にするわ……」
さゆの吐息がマイクにかかる。腹式呼吸が出来てない証拠だ。
「赤い…」
「ご覧!マイクの先も赤くなってきたよ!」
「フリージアー」
「全然声が出てないじゃないか!もっとマイクをこするんだ!」


続く
254 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/04(日) 00:35
さゆはマイクを一心不乱にこすり始めた。
ブルマから伸びた白い足が紅潮している。
「ああああああああっ!」
叫び声を上げる私。今の私ならChild In Timeも歌えるかもしれない。
「さあ、さゆも声を出すんだ。」
「信じる事にするわ♪赤いフリージア〜♪」
歌い終えてさゆはマイクをこする手を止めた。

私は膝を震わせながら台から飛び降りさゆを抱きしめた。
「よく歌いきったね。」
さゆは私の腕から離れるとあどけないガッツポーズを見せた。
そしてさゆの視線は再びマイクに向けられる。
「心配してくれるのかい。」
パンパンに腫上がった私の肉マイク。
その先は眩いばかりの光沢を放ち、桃色の輝きにさゆが映りこむ程であった。

「どうだい。」
「可愛い。」
「そうだろう。えりもこっちに来るんだ!あ、れいなも。」
255 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/04(日) 00:37
私は仰向けになった。
「実はこれはマイクではないんだ。ペニス、陰茎、チンポ、竿、マラ…」
三人とも驚きはしなかった。
「知ってたか…。なら、見た事は?」
首を振る三人。
「じゃ質問はあるかい。あるんだったら、この様に真っ直ぐ手を挙げるんだよ。」
私はペニスをピクンと動かした。長く続いていた勃起の為にそれは垂直にそそり立った。

「何でテカテカしてるの?」
「さゆがこすってくれたおかげで血の流れが良くなったんだよ。そして、ご覧。」
私はヒクヒク、クイクイっと肛門からペニスにかけて力を入れたり抜いたりした。
「あっ!おしっこが出たとよ。」
「違う。おしっこがこんな風ににじむ様に出るとしたらそれは年寄りだ。私はヤングなんだ。
 これは先走り汁だ。カウパーとも言う。」
首を傾げる三人。
「何に対しての“先”か分からないみたいだね。これは男女にとってお互いの謎だ。
 私達、男の到達する場所で体験するものと、女性、つまり君達の到達する場所で体験するそれとはきっと別々のものだと思う。
 でも、だからこそそれを一緒に目指すというのが素敵なんだよ。おっと君達にはまだちょっと分からないか。」

一息ついて私は話を続けた。
「でも、それが分かるのはもう間近だ!」
さゆを指差す私。
「そして、えり!君もだ!」
私は見抜いていた。ブルマとスクール水着。二人の股間のにじみを。


続く
256 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/05(月) 00:35
「何故、何ゆえににじんでいるのか教えてあげよう。それは君達にとっての先走りだ!
 愛液、バルトリンなどと言うものだ!」
私はさゆのブルマの食い込み筋を指で辿った。裸足で駆けたあの頃に戻っていくようだった。
うっとりとした表情で白目を剥くさゆ。
「生まれは何処?」
「山口の宇部です……。」
「月待ち蟹が美味しいよね。さあ、君は月で餅つくうさぎになれ!跳ぶんだ!」
「ピョピョピョピョピョーンッ!!!!!!!!!!」
さゆはそのまま気絶してしまった。宇宙遊泳の始まりだ。

「次は君が泳ぐ番だよ。」
えりはさゆを見下ろし、口元に笑みを浮かべていた。
「友達の事が心配じゃないのかい?」
コクリとうなずくえり。
「知ってますから。」
スクール水着のにじみは夏の海ではなく消毒液が染みた街のプールを思わせた。
えりの顔が急に憎たらしく思えた。
257 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/05(月) 00:35
渇いた感触がノドに張り付く。
えりはどこかだらしない口元から舌をこっそりと覗かせ自分のあどけなさを演出している。
「…君はやり手だね。」
私はふとれいなの顔が見たくなった。
れいなはいつの間にか部屋の隅でうずくまっていた。
「おい!どうしたんだ!この野郎!」
「どうもしとらんばい!」
れいなは叫んで部屋を出て行った。

「う…うーん。」
れいなの声でさゆが目覚める。
宇宙遊泳を終えたさゆの顔はそれまでとはどこか違っていた。
頬っぺたの赤い田舎少女は汚れてしまった碧い惑星(ほし)を見て何を思ったのだろう。

「あれ、れいなは?」
「何て言ったらいいんだろうね。」
「白けちゃいましたね。」
258 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/05(月) 00:37
ふとした事で場の空気がちぐはぐになる事はよくある。
しかし、それを改善するのも同じ様にふとした事だ。
そしてそれは日常に、何気なく含まれているものなのだ。
「そうだ!お腹が空いているんだ!ご飯にしよう!れいなもきっとお腹が空いてるんだ!」

私は二人を厨房へ招いた。
いつ何が食べたくなってもいいように、ここには常時五十人以上の女のシェフが全裸で料理をしている。

「何でも好きな物を頼みなさい。」
えりとさゆは共にスパゲッティをシェフに頼んだ。

「何も食べないんですか?」
「私はえりとさゆの手料理が食べたいんだ。」


続く
259 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/05(月) 21:54
二人を厨房の片隅に連れて行く。ジャーの中には白米。
「おむすびを握ってくれ。そこに梅干しがあるだろう。」
「えりは梅干し大好きです。」
「ほう…。口を開いてごらん。」
無防備な顔を見せるえり。口内にきらめく唾液が糸を引いて私の心を縛りつけた。
「気合を入れて握ってほしいんだ。さて、どうする?」
「さゆみ、がんばる!」
「ああ、ガッツポーズもいいだろう。」
「俄然強めに握りますよ?」
「ああ、ふっくらしたお米を潰さない程度に。
 でも、それだけでは不充分なんだ。ほら、橋本真也みたいに、手にペッペッてやっておくれ。」
言われた通りに手にツバを吹きつける二人。
「もっと、つけて。何だったら舐めちゃってくれ。ツバが出ないなら梅干しを見て、もっとほら。」
自分の手を舐めながらおむすびを握るえりとさゆ。
二人の手をテカテカにした唾液の豊潤な香りは風に乗り私の食欲を否応にも刺激するのであった。

「私はれいなを呼んでくるよ…。食卓で待ってるから。おにぎり持ってきてね。」

れいながいるであろうリビングへと向かう途中の廊下で私は、
行き着いていた一つの考えが的中していない様に祈っていた。
260 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/05(月) 21:55
何故れいながあんな少女になってしまったのか。
ああ、私のこの考えが間違いでありますように。

れいなはリビングで背中を丸めて寝転がっていた。
声をかけても動かない。私は背中に手をかけて話しかけた。
「お腹空いた?」
「何もいらんばい。」
「痩せてしまうよ。」
「よかとです。」
「二人が心配するよ。」
「するわけなか。」
「私に何でも言いなさい。」
「何も言う事なんてなかとですばいばってん。」

れいなの喋る言葉を聞いて私の不安がますます大きくなる。

「れいな、教えておくれ。その訛りはどこの訛りだい?」
「福岡ですっちゃ。」

私は愕然とした。しかし、同時に意志を固めた。
れいなを助ける。私に出来る事はそれだ。もう逃げない。
261 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/05(月) 21:56
思春期の少女には狐や蛇の霊、そして悪魔が憑きやすい。
その不安定な情緒を利用するのだ。
エクソシストやポルターガイストは実話なのだ。

れいなには猫が取り憑いている。
鍋島の化け猫騒動が現代に甦ったのだ。
鍋島は佐賀県、福岡と遠くない。

れいなから化け猫を追い出さなければ、きっとこの子は痩せて孤立していくだろう。
そして面白くもないモノマネや三点倒立を見せびらかし私達の平穏な日々を脅かすに違いない。

憑き物落としの儀式をする為にも、れいなをリビングから連れ出さなければ。
「何か食べたい物はあるかい?何でも用意するから言っとくれ。」
「肉が食いたいばい。」
嘘をつけ、化け猫め。魚と言わない事で私をだませると思ったか。

「そうか、丁度いい。焼肉の準備が出来てるからこっちへおいで。」
「ひゃっほー。肉ばい。肉ばい。焙煎にんにく香ばしいばい。」
瞬時にして機嫌を直したれいなは立ち上がって飛び跳ねた。
262 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/05(月) 21:58
れいなを連れ食卓に入る。私は部屋の隅にある床の戸を持ち上げれいなを誘った。
「さあ、れいな。降りて行って。準備は出来てるから。」
「真っ暗で何も見えんばい。」
私はだまされない。猫のくせに鳥目のふりをしやがって。
「電気は中にある。」

れいなが一人で地下の酒蔵へ続く階段を降りるのを見て私は戸を閉める。
「何すると!?」
れいなは下から戸を持ち上げようとしたが、私はすかさず自分の体を重しに使って戸が開かない様にした。
そして用意してあった南京錠ですぐに鍵を閉めた。
鍵を閉め終えてホッと一息。れいなは戸を持ち上げるのをすぐに諦めた。
馬鹿な化け猫め。地下で焼肉なんてやったら煙もこもこで大変だろうが。

その時食卓に声が響いた。
「おにぎり出来たよー。」
「ひゃっほー。」
私は飛び跳ねた。



続く
263 :元祖 さゆえりれいなのしたたり :2005/09/06(火) 23:53
テーブルには二人の愛情おむすび。そして頼んだスパゲッティも運ばれてくる。
スパゲtッティに私の愛情が足りないと思いチーズ代わりにチンカス乗っけようと思ったらさゆがチーズ嫌いって言った。
「さあ食べよう。」
「れいなは?」
さゆがそれなりに心配そうな顔を見せた。
「ここばい!ここばい!」
れいなは戸を押し上げて僅かに出来た隙間から顔を出し叫んだ。
「あ、いた。あはははははは。」
その様子を見てさゆは高らかな笑い声を上げた。えりも笑った。私も笑った。
食卓に笑いは欠かせない。私達は夕食を楽しんだ。
これからの夢を話し合った。未来に向けて乾杯した。

れいなに憑いた化け猫はいつの間にか落ちていた。
酒蔵に漂う甘い香りに包まれてれいなは安らかな寝息を立てていた。
今日はいい一日だった。明日もいい一日になればいい。


おわり
264 :香港 :2005/09/06(火) 23:57
泣いた
265 :名無し募集中。。。 :2005/09/06(火) 23:58
狼の『もしもさゆえりれいなが自分のモノになったら』スレで書いたものと多少展開が変わったので興味あったら読んでみてくらはい
おっ!もしもろだでダウンロードできるぞ!

ところで、『悪魔のしたたり』(原題はBlood Sucking Freaks)っていう映画があって、まあ、好きな映画なんだけど。
この中に出てくる“女をトイレに連れて行け。便器につかえる口だ”ってセリフを亀井に使いたかったってのが、この話を書いた動機です。
実際にはこれを使う機会は訪れず、同作を偲ばせるのは木箱から奴隷となる女が出てくる描写だけになりました。
『悪魔のしたたり』はユーモアに溢れた、とってもいい湯加減の映画なので、
レンタル屋で見つけたら観たり観なかったりしてもいいかもしれません。
266 :名無し募集中。。。 :2005/09/07(水) 22:25
泣きましたか
267 :外はいい天気 :2005/09/07(水) 22:26
「台風が去ったばい!去ったばい!台風が!去ったばい!」
「うっせーよ。」
北の女と南の女ではやっぱり台風に対する心持ちが違う。
「サッタバイ.」
「小声で言ってんじゃねーよ。」
本日は訳あって二人きりで散歩である。
「木の葉が沢山落ちてるばい。」
「下ばっか見て歩いてんじゃねーよ。」
見上げた空は風が雲をまきちらして高く遠かった。
北の女は目を閉じて歩いた。湿った風が冷たく渇いていくようだった。
「セミの抜け殻ばい。」
南の女は使う必要のなくなった傘でつついた。
ぱりぱりと虚ろな感触が伝わって鳥肌が立った。
「ゾクゾクするばい。」
「ああ、冬が来るな。」
二人は少しだけ肩を縮めて歩いた。


おわり
268 :名無し募集中。。。 :2005/09/10(土) 00:37

269 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/10(土) 00:38
ここは横浜の人跡未踏の奥地。
謎の建物がドドーンとそびえ立っていた。


           ./     \
           lIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIl
         /|三.三山山三三|\
        │ |:::::::::::|・||・|::::::::::::| │
  ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
        :;:;:;:;;;::;|| 新 垣 塾 ||;:;:;:;;;;:;
            || ̄ ̄|| ̄ ̄||
       ::::::::::::::||:: :: :: ||: : : :::||::.:.:.:.:.:.:.:
     :::::::::::::::::::::||:: : : 。||。: : :: ||::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
  : :: :: : ::: ::: ::.:: : ||.:: :: :: ||: : : : :||: : : : :: : : : :: : : :
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ドドドドーン
270 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/10(土) 00:40
看板が出ているので謎ではないと思うのは早計である。
例えばにぎやかな街を少し歩いてみると、○○ビルというのが多くある。
見つけたならちょっと入ってみなさい。
△△物産だとか□□興業とか☆☆商事とか構えているが、中では何をやってるか分かったもんじゃない。
おもちゃの拳銃片手に入ってみなさい。怖いお兄さんたちが出迎えてくれますよ。

この新垣塾も、塾という名が弾痕、そして男根を連想させる。血なまぐさいぜ。
最近の学習塾が◇◇ゼミナールとか、名前をスマートにさせるのはそういう関係だ。
ひ弱な子供が恐れをなしてしまうから。
でもひ弱な子供を鍛えなおそうと、ヨットスクールに入校させるとそれはそれで血なまぐさいから気をつけよう。

話し戻りますけど、新垣塾。
ここは実は男根とは程遠い場所なのであった。
早速明日、覗いてみよう!(明後日か明々後日かもっとその先になるかも)


続く
271 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/10(土) 22:11
続き
272 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/10(土) 22:11
約束通り覗いてみよう。
273 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/10(土) 22:12
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃豆┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃の┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   ┌───┐
      │.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::┃心┃:::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:::::::::::|   |      |
      │.:.:.ζ.:.::::::::::::::::::::┗━┛:::::::::::::::::::::::.:.:ζ.:.:::::::::|   |     |
      │.:.:.:||.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:‖:.::::::::::|    |     |
      │:::::┳::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┳::::::::::::|   |     |
      │:::::┃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┃::::::::::::|   |     |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノノノハヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                       ||c| ‐e‐)|
                     __( ∽ )
                     \ (    )\
                       ´ ̄ ̄ ̄ ̄` 旦

あっ!女だ!
274 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/10(土) 22:13
女だ!女だ!おっぱいだ!
落ち着きのある女だ。
若くして未亡人になってしまった女のような落ち着きがある。
足元にあるのはお茶ではなく、コーラだ。
そう思うとあどけない少女のようにも見える。

彼女は新垣里沙ことガキさんこと塾長。ここで一番偉かったりする。
そして本当はあわてんぼうな女の子だったりする。その内に分かるだろう。

豆の心というのは、この塾の教えの一つである。
どういう教えなのかはよく分かりませんが、悪い教えではないとだけ言っておこう。
それは穏やかな塾長の表情を見れば分かるというものだ。

新垣塾は平和なのだ。

しかし、この穏やかな感じが来客によって乱される事になろうとは思いもよらなんだ。
275 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/10(土) 22:14
           ./     \
           lIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIl
         /|三.三山山三三|\
        │ |:::::::::::|・||・|::::::::::::| │
  ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
        :;:;:;:;;;::;|| 新 垣 塾 ||;:;:;:;;;;:;
            || ̄ ̄|| ̄ ̄||
       ::::::::::::::||:: :: :: ||: : : :::||::.:.:.:.:.:.:.:
     :::::::::::::::::::::||:: : : 。||。: : :: ||::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
  : :: :: : ::: ::: ::.:: : ||.:: :: :: ||: : : : :||: : : : :: : : : :: : : :
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                        ノoノハ   ノノハヽo∈
                        ( 川|||   ( 川|||

ドロドロドロドロー
276 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/10(土) 22:14
続く
277 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/11(日) 23:12
新垣塾の周囲は高い木々に囲まれている。
夏は涼しく冬は暖かい、エアコン要らずの好立地。
いざ新垣塾のでっかい門を抜けると、長い階段があり、
この大階段を登らないと塾の中には入れないのだ。これ伏線。

さて、階段の下から何やら声が響いた。
塾生の一人がくねくねしながら見に行くと……あっ!
これはいけない、くねくねしながら塾長に報告だ!
278 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/11(日) 23:13
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃豆┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃の┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   ┌───┐
      │.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::┃心┃:::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:::::::::::|   |      |
      │.:.:.ζ.:.::::::::::::::::::::┗━┛:::::::::::::::::::::::.:.:ζ.:.:::::::::|   |     |
      │.:.:.:||.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:‖:.::::::::::|    |     |
      │:::::┳::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┳::::::::::::|   |     |
      │:::::┃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┃::::::::::::|   |     |
 ̄ ̄ ̄〆ノノノヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノノノハヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     リd*^ー^)             ||c| ‐e・)|て
     ( つ つ           __( ∽ )
      ) ) )            \ (    )\
     (_)__)              ´ ̄ ̄ ̄ ̄` 旦

塾長、道場破りですよ
279 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/11(日) 23:14
それにしても何て呑気な子なんだろう。好奇心旺盛な年頃だからだろうか。
でも、知らないフリして知っている。手玉に取られてしまいそう。
この子も女の子。モリマンだけど。
亀井絵里ことえりりんことカメちゃんという子で、塾長とは仲がいい。
悪い事を覚えて塾長に教えたりするのだろうか。しないのだろうか。
塾長はそんな時サッと耳を塞ぐのかもしれない。

マジメな塾長はいつでも本気。ちなみに嘘が大嫌い。これ伏線。
眉をしかめてその道場破りとやらを懲らしめてやろうと大階段の方に向かうのであった。
280 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/11(日) 23:14
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃豆┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃の┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   ┌───┐
      │.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::┃心┃:::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:::::::::::|   |      |
      │.:.:.ζ.:.::::::::::::::::::::┗━┛:::::::::::::::::::::::.:.:ζ.:.:::::::::|   |     |
      │.:.:.:||.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:‖:.::::::::::|    |     |
      │:::::┳::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┳::::::::::::|   |     |
      │:::::┃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┃::::::::::::|   |     |
 ノ_,ハ,_ヽヽ 〃ノ人ヾ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (・e・ |b|ヽ (^ー^*bリ
 ⊂  ⊂ ) ⊂ ⊂ )         ______
  ヽ/  )  ( ( (          \  +  \
   (_)J  (__(_)           ´ ̄ ̄ ̄ ̄` 旦
281 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/11(日) 23:15
______|_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\   (( :;:;:;:w;.;.;:;:vv;:.;.w;.;.;. ;.;.;.;.;ヽ.;.;.;.;.;.;...;
__〆ノノノヽ_;::;..;_|_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\   ( ;:vv;:;:;ヾ:;:;:;:;:;: .;.;.; .;.;.; w.;.;.;.;. ;.;.;.;.
__リd*^ー^)_____|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ (( ;:;:;゙゙:;:;:;:;:;ヾ.;.;.;.;. ;.;.; ;.;.;.; .;.;.;.;.;.;.;.;.;
___(   )____ノノノ_,ハ,_ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:\   (゙ヽ:;:(((.;.;;: :;:; :;: .;.;.; ;.;.; .; .;.;
__| | |____||c|+・e・)|__.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\    (;:; w:;.;.;.; v w.;.;. ;.;.;.; ;.; :;
___(_)__)____(    ⊃_|_.:.:.:.:.:.:.:.:.:\  (;::.ゞ;;: ;:;v :;:; :;:;. .;.;.;.;. .; :
_________(__)ヽ  |___|__.:.:.:.:.:.:.:.:\ ( ;:;:ヾ:;:;w: ;:; ;.;丶.;. . .;. :
__________(_)____|__.:.:.:.:.:.:.:\  (;: ;:; .. :.;.;.;.;.;.w;..; .;
__.:.:.:.:.:_____________|ノoノノハハ\    ヽヽ.;.; ;.;.; . . .;
;;:________________( 从从从.:.:.:\ ( .; . ...ゞ;.;.;.;w .;.
___.;___.;.;.....:;;:;.;::;________(    ) _.:.:.:.:.\ (.;.;ゝ.; .; ..;.; ;
_______.;.;.;.;.;_________ | | |_|__.:.::.\ 丶.;.;.;.丶
__________________(__)__)__|_.:.:.:\ ( .; .; ::;
__...;.;.;.;.;.;.;.;.;___________________|.:.:.:.:.:\ 丶;.;.

あっ!お前は!
282 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/11(日) 23:16
続く
283 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/12(月) 23:29
その頃、ひっそり静まった新垣塾内部では…。

あっ!
284 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/12(月) 23:29
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃豆┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃の┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   ┌───┐
      │.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::┃心┃:::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:::::::::::|   |      |
      │.:.:.ζ.:.::::::::::::::::::::┗━┛:::::::::::::::::::::::.:.:ζ.:.:::::::::|   |     |
      │.:.:.:||.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:‖:.::::::::::|    |     |
      │:::::┳::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┳::::::::::::|   |     |
      │:::::┃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┃::::::::::::|   |     |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                           イマノウチバイ ノノハヽo∈
                     ______      (`ヮ ´*从  彡
                     \  +  \    ⊂  ⊂ )っ
                       ´ ̄ ̄ ̄ ̄` 旦  (__(__ノ
285 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/12(月) 23:30
誰だ!このはしたない女は!
そう、彼女も塾生の一人であり、福岡出のれいなこと田中れいなである。
何と言う事であろう。誰もいなくなったのを見計らってコーラを飲もうとしているではないか。

別に塾長は彼女に食べ物や飲み物を与えてない訳ではないし、
仲間である所の塾生も、蹴飛ばしたりつねったりして彼女からそれを取り上げてしまう訳ではない。
そんな事は有り得ないし、少しでもそんな感じを思うとしたら、それは思った貴方の心がそれを願っているとは言えまいか!!

とにかく、置いてあったコーラをシメシメ、ウッシッシとれいなは手にしたのである。

その頃、塾長は…
286 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/12(月) 23:31
続く
287 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/13(火) 22:25
続き
288 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/13(火) 22:25
ノノノ_,ハ,_ヽ                        
||c|+・e・)|                             oノハヽo
(    ⊃                              (・ 。.・*从
∪ /) )                               (   )
(_)、_)                               | | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                           (__(_)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                  ガーン
289 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/13(火) 22:25
道場破りは何と、塾生のさゆこと道重さゆみだったのだ!
「何やってるの。早く帰ってきなさいって言ったでしょ。」
いきなり説教。さすが塾長。しかし、さゆは反抗期なのだ。
「うるさーい!」
ハッとする塾長。さゆといえば普段はノドに湯葉を張ったような篭った声なのに。

「色々と不満があったの…。」
「言ってみなさい。」
ひるがえして抱擁感を見せる。さすが塾長。しかし、さゆは反抗期なのだ。
「うるさーい!」
ハッとする塾長。さゆといえば普段はノドに湯葉を張ったような篭った声なのに。
290 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/13(火) 22:26
  oノハヽo
  从*・ 。.・)⊃
   (   /
   | | |
   (_)__)                ノノハヽo∈
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|               ( 从从从
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|         (   )
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
おいでー
291 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/13(火) 22:27
さゆに呼ばれて階段を溌剌と登ってくるもう一つの影。
292 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/13(火) 22:28
 ノノノ_,ハ,_ヽ
 ||c| ・e・)|                            oノハヽo
  ( ∽ )                             (・ 。.・*从   ノノハヽo∈
  | | |                              ( ⊃ ⊃   (´ゥ`o リ
  (_)__)                             | | |    (   )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                           (_)__)    | | |
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  (__(_)
                                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                    ガーン
293 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/13(火) 22:29
「誰?」
「弟子の小春よ!」
さゆの紹介通り、この子は小春こと久住小春という子だ。やっぱり女の子。
だからその内に女の子のおっぱいになる。そこんとこ師匠のさゆを見習ってほしいものである。

「ミラクルビィーム!」
「うるさーい!あ、間違えた。」
どうした事だろう、塾長の顔が小春を見て不機嫌なそれになった。
きっと相性が悪いのだ。

ちなみに塾長は怒らせると怖い。
滝川の狂犬こと美貴帝を手なずけた伝説は語り草だ。
『新垣塾北方制圧 血煙りジンギスカン』を読めばその凄みは分かる。
「よーし、やってやるぞー。」

その頃…
294 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/13(火) 22:30
続く
295 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/14(水) 23:55
続き
296 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/14(水) 23:55
   | | |
   (_)__)
   ::::::::::::::::.
    :::::::::::::::::.
    :::::::::::::::::::.
     :::::::::::::.∋oノノハヽ
     :::::::::::::::::从*` ヮ´) ウマー
      ::::::::::::::::::( つ∃)

あっ!
297 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/14(水) 23:55
  〆ノノノヽ
  リd*`ー´)
   (   )
   | | |
   (_)__)   ∋oノノハヽ
            从*` ロ´)て
            ( つ∃)
             | | |
            (_)__)

ガーン
298 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/14(水) 23:56
えりりんだ!れいながギクッとしたぞ。
悪い事などしてないのだから堂々としてればいいのに、何でそんなにビクつくのかよ。
これでは、まるでえりりんが悪者みたいだ。いい子なのに。
しかし、まさかこの後に恐ろしい告白があるとは!

「あれ?それ、飲んじゃったの?」
「れいなも人の子ばい。」
「うへへ。」
「出た。こんな微笑み出る時はさっさと寝るばい。」
「起きる?起きる?いつ起きる?」
「うるさかー。もう寝られん。」
「寝れるよ。すぐにでも。」
「何じゃ。」
「ほら、眠くなってきた。」
「何じゃ。」
「飲んだでしょ。」
「しつこー。」
「寝たらもう起きれないけど。」
「何じゃ。」
「それは飲んだれいなの体が良く知っています。実はそのコーラには毒が入って…」
299 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/14(水) 23:57
えりがそう言った途端、れいなは倒れて七転八倒。
遂には泡を吹いて気を失ってしまうのだった。
「あっ!どうしよう!」
倒れたれいなを見てえりはビックリ。どこかへ消えてしまった。

さて、戻ってきた塾長たちも当然ビックリ。
「あっ!どうしよう!」
まずは塾長、助けようという気持ちが起きるのであった。
さすがに前世が戦場の看護師なだけある。しかし、看護師なんてバイトが殆どだから。
「ダメだ!分かんない!どうしよう!」
そこへ小春、タレ目ながらなかなかに凛々しい表情で救いの手を差し伸べる。
さすがに前世が学者なだけある。
300 :新垣塾地獄変 血戦の赤いミラクル :2005/09/14(水) 23:58
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃豆┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      │:::::::::::::::::::::::::::::::::┃の┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   ┌───┐
      │.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::┃心┃:::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:::::::::::|   |      |
      │.:.:.ζ.:.::::::::::::::::::::┗━┛:::::::::::::::::::::::.:.:ζ.:oノハヽo.  |      |
      │.:.:.:||.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:‖:从*・ 。.・) .ウマー    |
      │:::::┳::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┳:::::( っ∃)   |      |
      │:::::┃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┃:::::::| | |  .│      |
 ̄ ̄ ̄ノノノ_,ハ,_ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__)__) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ||c|; ・e・)|     ∋oノノハヽ
     (   )        リ o´ゥ`)  ノノハヽo∈
     | | |        ( ⊃ つ⊂(。ρ`*と⌒ ヾつ
     (_)__)       しヽ__)__)   .:;:;   ~~

続きを読む


掲示板に戻る 全部 次100 最新50

read.cgi ver5.27 + 0.02 (04/08/03)