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11 : 私はれいなを抱きしめていたい (449)  12 : ラブスタンダード! (77)  13 : エロストーリー (10)  14 : プリンセスはお年ごろ!? 〜シャイネリア王国継世騒動顛末期〜 (195)  15 : Love Song 3 〜 StrayHeart 〜 (442)  16 : Love Song 2 〜Chain of Love〜 (361)  17 : 燃え立ちて男 〜俺と保田の本能寺〜(仮題) (283)  18 : 女神サマによろしくっ! (117)  19 : 聖夜の舞姫 (158)  20 : 幻 -a Phantom of heart- (42)  21 : 天と地の狭間に・・・ (38)  22 : 真希 Theブラスター ☆ (64)  23 : 舌足らず (1001)  24 : 奪い合い (8)  25 : 学生4人の同棲生活 (20)  26 : ダークブルーの青春 (198) 
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【11:449】  私はれいなを抱きしめていたい
1 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/10/01(土) 20:01
みんなれいなのことを何だと思ってるんだ!
れいなに愛を込めて書きます。


444 名前:名無飼育さん 投稿日:2012/07/04(水) 01:03
あやや

 あややが「最近つまんなくて」と言った。私もそれに大いに同感であり、「何か楽しいことはないもんかねえ」「無いよ、何かって何」「それが分かったら苦労しないよ」「ふーん」あややは興味無さそうに、携帯を開いたり閉じたりした。「なに? メール?」「いや、なんか来てないかなって」「なんか来たら震えたり音が鳴ったりするものでしょう。そういうものでしょう携帯って」「そうだけどさ」そうなんだけど、そうたなんだけどねえ、と小声でぶつぶつと繰り返した。その気持ちは分かるような気がした。「携帯が良くないんだと思うんだよね」「は? 何の話?」「最近つまらんって話」「ああ、なんで?」私は私なりのメディア論を概説した。昨今のメディアの発達により、人間は会わなくてもコミュニケーションが取れるようになった。文字なり、声なりでコミュニケーションが可能になった。場合によってはテレビ電話のようなことも可能である。だがそれは決して好ましいことばかりをもたらしてはいない。会わなくても、色んなことができてしまう。それが癌だ。「特に用事はないんだけどなんとなく人と会いたい、コミュニケートしたい」という欲求が人間にはあるのだ。人肌恋しさ、という言葉を私はそう解釈している。各種携帯端末によっていつでも連絡可能であるということによって、我々は会わなくなった。ちょっとした用事なら携帯端末によるコミュニケートで済むのだ。人と会うというのは、それでは済まない、もうちょっと込み入った用事の時に「わざわざ」会うのだ。特にこれといった用事も無いのに「わざわざ」会うだなんて、甚だしく非効率的なことのように思える。だから人と会わなくなる。癌だ。現代人は常に寂しさを抱えて生きている。「ああそうそれで」とあややは言った。「いや別にだからどうっていうわけじゃないんだけどね」「今こうして話してるのも非効率なの? 会わなければよかった? 私と話してるこの時間は無駄?」「いや、むしろこういう一見無駄にも思える時間が人間にとって大切だっていう話で……」「へえ」あややは手を前に突き出して、テーブルをぽんぽんぽんと叩きながら「へえへえへえ」と言った。懐かしいな、と思った。「境界線みたいな体が邪魔だね〜って曲が昔あったよね」「ああ、川本真琴だっけ」「たぶん」「それが?」「すごく分かるような気がするんだけど、体っていう境界線がなかったら、やっぱりそれもそれでつまんないんだろうね」「人類補完計画だ」「は? そういうのよく分かんない。オタクきらい」「アイドルが何を言うのか」あややはもう一度力を込めて「オタクはきらい」と言う。それから私の目をじっと見て「でも好きだよ」とぼそりと言った。惚れそうになった。

445 名前:名無飼育さん 投稿日:2012/07/04(水) 01:26
誘い

 れいなが「服を買いに行きたいばい」と言った。「行ってくれば?」と応えた。れいなはあれやこれやの理由をつけて、一人では行きたくない、というようなことを主張した。今日は雨だし、明日もきっと雨のような気がするし、もし何かあって夜遅くなってしまったら、私はまだまだ夜道を一人で歩くには危ない二十代前半の女の子だし、荷持を持ってくれる人が必要だし、ほら私の手の片方は、多分右手だと思うけれど、今日は雨だから、傘を持つことになるし、傘を持ちながらカバンも持って、買い物の荷物を持って、そんな時に、もし後ろからレイプ魔に襲い掛かられたら、ひとたまりもなく、私はヤラれてしまうに違いないっちゃ。というようなことを、長々と喋った。「だからつまり私についてきて欲しいと、そういうことをれいなちゃんは言わんとしているわけかな?」「そういうわけではないっちゃ、一人では行けない、ということを言っているのだっちゃ」「じゃあ行かなかったらいいんじゃないの」「でも服を買いに行きたいのだっちゃ」「行ったらいいじゃない」「一人では行けないのだっちゃ」「だからそれは私について来て欲しいってことでしょう」れいなはグッと言葉に詰まり「バカ!」と叫んだ。その声があまりも切実に、私の鼓膜を貫いたので、申し訳ないことをした、と思った。「分かった、れいなちゃんが何を言わんとしているのかが分かったよ」れいなはそっぽを向いている。「れいなちゃん一人では買い物なんて大変だろうから、ほらこんな雨の日だし、傘で手が塞がってしまうものね。荷物が持てないでしょう。もし両手が荷物で塞がっているときに、背後からレイプ魔なんかに襲われたりしたら、抵抗できなくて、ひとたまりもなくヤラれてしまうものね。それは心配だ。心配で心配でたまらない。れいなちゃんがヤラれてしまうところを想像するとたまらなく興奮する。私はお前がレイプ魔に抵抗もむなしくヤラれてしまうところが見たい。驚きのあまり声も出ず、買い物袋を手放すこともしないまま、自分の上にのしかかって、黙々と腰を振っている男の、その顔をただただ呆然と見つめるしかない、その時のお前のその表情が見たい。どんな顔をするのだろう。泣くのだろうか。歯を食いしばって耐えるのだろうか。それともちょっと良くなってしまって、恍惚をその顔に称えるのだろうか。まったく想像がつかない。その時の声は? セックスをするときに、いや、レイプされるときに、れいなちゃんはどんな声を出すのかな? おじさんがついていってそれを確認してあげよう」「やっぱり行くのは止めておくばい……」「いい子だ」私はれいなを抱きしめていたい。

446 名前:名無飼育さん 投稿日:2012/07/05(木) 00:30
夏来にけらし

 あややが「もう夏だねえ」と言った。涼し気なワンピースを着ている。「そのワンピースかわいいね」と私が言うと、あややは「どこが?」と言って不機嫌になったので驚いた。「何か気に触ったのなら言ってくれ、服を褒められて嫌がる女なんていないと思っていたよ」「不愉快だよね」「だから何が」あややはそっぽを向いて「ねえごっちん」と言う。ごっちんはうとうとしていた。あややはもう一度「ねえごっちん」と言う。ごっちんはあくびを一つして「ああそうだねー」と答えた。やる気がit's so easyな感じだった。れいなは足元の砂粒を数えている。「砂粒なんて数えてなんか楽しいの?」と尋ねると「つまらんばい」と答えた。それでこそお前はれいななんだ、と思った。
 四人で海を見ていた。「もう夏だから海を見に行きましょう」と言い出したのは元を辿ると圭ちゃんだった。私は「海なんか見て何が楽しいのか」と反論したのだけど「夏といえば海、海といえば水着ギャル」「行きましょう」という流れで、来たのだったが、水着ギャルなんぞまだまだおらず、カップルがいちゃいちゃと水遊びをしているぐらいのものであり、私はひどく気分を害した。「来なければ良かった」「じゃあ帰ればいいじゃん」「そういうわけにもイカンだろう、圭ちゃんを待たなくっちゃあ」あややはまだどこかしら不満気であり「来ないよ。来るはず無いじゃん」と言った。「なんで?」「知らないけど」と言うその口ぶりが何かを知っている風だった。「ごっちん何か知ってんの?」訊くと、ごっちんはまたうとうとしていた。きっとこの人は何も知らないのだろうなあという気がした。れいなは砂に指を突き立てて、砂浜にいくつもの穴ぼこを開けている。「それ楽しいの?」「つまらんばい」やっぱりお前はそれでこそれいななのだ、と思った。
 変わり映えがしないのだ。何が楽しいのか波は寄せては返し寄せては返しし、あまりの終わりの無さに苛立ちすら覚えた。それはほとんど中学生の自慰のような感じだった。途方もなく虚しくなるのだ。何度射精しても射精したりない気がした。おれの本当の射精はこんなものじゃないはずだ。もっともっと、本質的に何かを満たすような射精というのがあるはずなのだ。そういう気がいつもした。あややが「ねえ」と言った。「なに?」「ねーえってばねーえ」「だからなんですか」「つまんないやつ」あややも砂に指を突っ込んでは穴ぼこを開け始める。「心外だな、面白い話してあげようか?」「いらない」「まあそう言わずに」「じゃあしたらいいじゃん」「いやまあ特になにもないんですけどね」「やっぱつまんないやつだ」「そうかもしれません」ごっちんが大きなあくびを一つして「ねむい」と言った。ぐいぐいと伸びをした。あややが笑って「知ってるよ」と答えた。「海入りたくないですか?」とごっちんが言うのに「入ったらいいよ、入ればいいじゃん」とあややが冷たく答えた。じゃ、いってきますとごっちんは服を脱ぎ捨て、なんと準備のよろしいことだろう、下には水着を着ていた。「中学生かよ」とあややが笑った。私はごっちんの尻をじっくりと眺めた。ホットパンツを脱ぎ捨てる時に、股間のクロッチのあたりが淫靡に歪む様を脳みそに焼き付けた。「オナニーしたいなあ」「したらいいじゃん」「していいんならするけど」「止めないよ誰も」「じゃあ失礼してそうさせてもらおうかなあ」私はちんこを取り出し、もうそれはすでに志も半ばといった感じで勃起していたのだが、二三度こすりあげるとみるみるうちに努力未来ビューティフルスターな感じに勃起した。卓越していた。私の勃起力は卓越していたと言っていいだろう。れいなの視線を感じる。れいなもまたホットパンツの上から密かに股間をすりあげているようだった。「おっ、奇遇ですね」「照れるばい」それでこそお前はれいななんだ、と思った。あややが舌打ちをした。「つまんない」と言った。
 ごっちんの尻が海辺へ駆けていく。揺れる尻肉。それを何度も反芻して、眼底にごっちんの尻肉が満ちるようだった。私はごっちんのホットパンツを手にとって匂いを嗅いだ。アリエールの匂いがした。それはとても爽やかだったが、これではまるで中学生の自慰のようではないか、と私は思い、隣でれいなの息が荒くなり、あややはため息をつき、ごっちんは波打ち際で寝そべって、やはり彼女もまた海に向かって股を大きく広げ、オナニーをしているようだった。オナニーなのだった。今日はとにかくオナニーなのだ。そう思ったので、あややに「ご一緒にどうですか。Join us!」声を掛けたのだったが「絶対に嫌だ」とケーベツ的な口調で言った。私は射精した。夏が来たんだ、と思った。

447 名前:名無飼育さん 投稿日:2012/07/05(木) 02:40
知らない人の靴を履いて

 飲み屋を出たのが25時を回ったあたりだったから、もうきっと今は26時ぐらいだろうと思う。今日あった嫌なことを思い出しながら歩いた。なぜか分からないが人から馬鹿にされる。なぜか分からない、というのはまあちょっとした嘘で、分かりきっていたのだけど、あまり認めたくない自分の欠陥、そういうものから目を逸らしていたいものだから、人から馬鹿にされるとたいそう気分が悪くなる。「そういうことじゃあダメだよ」と、年下の女からなぜ偉そうに説教をいただかなければならないのか。興奮してしまう。私は私なので、あなたではないので、あなたはあなたなので、そう言って差し上げたくなるのだが、それを言ったところで負け犬の遠吠え、それはひどく醜くあさましいこと、そういう風に思っているから、超然とし、余裕ぶって、実のところ内心はカリカリと焦っており、とにかく何かしら認められたいと、そういうことを考えているのだが、もっと罵ってくれ。「バカじゃないの」とあややが言った。「バカですもの」と答えた。それはそれは得意げに言った。しかし私の心はしくしくと泣いていたのである。とにかく私は何もしたくなく、何もできるとは思えず、ただ超然と余裕ぶって、自分の欠陥から目を逸らし続けて、そうこうしているうちに何もしないまま人生がつるつると滑っていくが如く、目の前の道はのっぺりと薄暗い。
 コンビニを見つけて入った。店員がゾンビのようにのろのろと立ち上がり、いらっしゃまいせ、と申し訳程度の小声で言う。ビールを買って帰る。歩きながら飲む。今日あった嫌なことを思い出しながら歩いた。飯田さんが髪をかきあげかきあげ言うには「男ってのはさ」そこから先の言葉を何一つ思い出せなかったのでびっくりした。酔っ払っているのかもしれないなあと思った。嫌なことなんて何もなかったのかもしれないなあと思った。目の前の道はのっぺりと薄暗いわけではなくて、むしろほんのりと明るいのだ。
 家に帰って靴を脱いだ。玄関に腰掛けて靴紐をほどこうとするとそれはクロックスだった。いやあこれはたいそう愉快なことだなあと思い、「れいなちゃんれいなちゃん!」とその口にするのもはばかられる忌まわしきその名を叫び、「なんとね」と目をこすりこすり出てくるれいなの名状しがたい醜悪なパジャマ姿が召喚され、私はとうとう嬉しくなってしまい、感極まって、「ほら見てごらんよ、私は知らない人の靴を履いて帰ってきてしまったよ」言ったそばから涙声になってしまったのだけど、れいなが「あっそ」と言って自室に帰ろうとするので、なんでお前は分からないんだ! と思ったし、私はそういうれいなを抱きしめていたい。

448 名前:名無飼育さん 投稿日:2012/07/05(木) 03:57
でんでけでけでけ

 三人でバンドをやろうと言い出したのは絵里だった。れいなは最初乗り気ではなかったけれども、さゆが「やろうやろう!」という感じだったので、れいなも「やるっちゃねやるっちゃね!」という感じになった。絵里は嬉しそうに「そうだねやろうやろう!」と言ってぴょんぴょん跳ねた。れいなとさゆは目を細めて「かわいい……」と思った。
 まずパートの割り振りが行われたのだが、ここでいきなり深刻な問題に直面した。みんなボーカルがやりたかったのだ。三人とも「バンドといえばボーカル」という感じだった。そもそも誰一人としてバンドミュージックに詳しい人間がいなかったのである。「そういえば昔つんく♂さんってバンドやってたらしいよ」とさゆが抜け抜けと言った。絵里は「そうなんだ」と深々と頷き、れいなは「へー」と興味なさげだった。
いずれにせよ、そういうレベルの認識だったのである。バンドをやるとかどうとかいう前に、三人はもっとバンドミュージックを聞く必要があった。
 時代はITである。絵里はスマートフォンを用いて「有名なバンド」をgoogle検索した。たくさん出てきた。よく分からなかったので、少しめんどくさくなってきた。「ねえ、バンドってすごくたくさんあるんだね、やっぱ無理かもしんない……」絵里が悲しそうにそう言ったので、さゆはなんだか気の毒になってしまい、「そんなことないよ! できるよ!」「無理だよ……」「できるってば!」「むり……」「大丈夫! さゆがついてるから!」「……ほんと?」「ほんと! さゆに任せておきなさい!」「分かった! さゆだいすき!」「さゆも絵里のことだいすき!」れいなは目を細めてこの光景を見た。忸怩たる思いがした。「私は無力だ」と思った。
 いつだって物事には挫折がつきものである。諦めなければ何か方法があるものだ。「よく分かんないからつんく♂さんに聞こう!」そう言ったのはさゆだった。絵里もれいなも「そこまでしてやりたくないな……」と思ったのだったが、一度「絵里の願いを叶えてあげたい」という義憤に駆られたさゆを止めることはできなかった。義憤というのは恐ろしいものである。物事をややこしくするのはいつも義憤である。
 つんく♂はさゆの話を聞いて「そんなもん適当にやったらええやないか……」と呆れたが、「でもバンドをやりたいっちゅうその気持ち、ええやん? すてきやわ。どうしていいか分からないからおれに聞くっちゅーその姿勢も、まあよくよく考えてみたら、お前らなりの情熱のあらわれかも知れんな。でもバンドっちゅうのはな、人にどうこう言われてやるもんやないねん。バンドがやりたい! っちゅうその気持ち? 情熱っつーの? 勢いっつーの? それが一番大事で……」
 ありがたい説教は二時間に及んだ。さゆは後悔した。れいなと絵里はさゆを少しだけ憎んだ。そして三人はつんく♂をとても憎み、結果バンドというものをひどく嫌悪するようになった。結局つんく♂のバンド論は三人の胸にネガティブな印象しか残さなかったとも言えるのだが、しかし見ようによっては、つんく♂は三人にとてつもなく大事なことを教えてくれたとも言えるのである。それは「よく分からないものには首を突っ込むな」という教訓である。三人はもう二度とバンドの話なんてするまい、とそれぞれの心で固く誓った。だかられいなのバンドオーディションが決定したとき、れいなの携帯は二度震えた。「ごしゅうしょうさまです」とさゆから、「がんばってね」と絵里から。れいなはその夜一人枕を濡らした。そして「私は無力だ」と思った。私はそんなれいなの心の痛みを舐め慰め、優しく抱きしめて差し上げたいと思った。


449 名前:名無飼育さん 投稿日:2012/07/07(土) 07:17
VS

 「なんで?」と石川が言ったのに、三好は「え、なんででしょうね。分かりません」と答えた。「は?」「え?」「なにそれ意味分かんない」「え? なんでですか?」「私が"なんで"って聞いたのにさ、なんで"なんででしょうね"って聞き返されなきゃいけないわけ? おかしくない?」「ああ、そうですかね。ごめんなさい」「あ、それね。それも良くないよね」「はい? それってなんですか?」「そうやってすぐにごめんなさいとかすいませんとか言うの! だってへんじゃん。全然ごめんなさいともすいませんとも思ってないくせに、それってうそじゃん」「いや、思ってますよ」「思ってないよ絶対」「なんで石川さんにそんなことが分かるんですか? 人が何考えてるかなんて分かんないでしょ?」「分かるよ、分かるもん」「どうしてですか?」「声の感じとか、言い方とか、そういうのでだいたい分かるんだよね。私そういうの敏感な方だから」「そんなことないと思いますよ」
 石川は露骨に不機嫌な顔をした。「あんたに私の何が分かるわけ?」「いや、私は石川さんのことなんて全然分からないです」「じゃあ勝手なこと言わないで!」「じゃあ石川さんも一々私に突っかかって来ないで下さい」「そっちが悪いんじゃん、いつもいつも、私の気に触るようなことばっかり」「私石川さんのこと分かんないんで、何が気に触るのかとかも分かんないです」「それぐらい察しなさいよ、後輩でしょ」「いま先輩とか後輩とか関係あります? なくないですか? 人としてどうかって問題じゃないですか?」「は? そんなんで芸能界やってけると思ってるわけ? 先輩後輩が全部じゃん。私だって先輩には気遣ってるし、ほとんどそれが全部っていうか」「だからって先輩が後輩に気を遣わなくていいってことにはなりませんよね別に。それに石川さんが芸能界のことを何だと思ってるのかは知りませんけど、私は別にそうは思わないので」「でも実際、実際そうだからね。私だけの思い込みとかじゃないもん」「石川さんがそう思ってるなら思ってるで構わないので、私は別にそうは思わないので、石川さんがどうだろうと別にどうでもいいし」「そんな言い方ないんじゃないの? 私は三好のためを思って言ってあげてるのに、そんな言い方ってさあ」「知りませんよ。余計なお世話ですよ。いっつもいっつもどーでもいいことでめんどくさいんですよ。なんなんですかあんた」「そっちこそなんなの! 後輩のくせに!」「先輩も後輩も関係ないっつってんだろ!」「じゃあどうしたらいいのよ!」「謝れよ!」「ごめんね!」「いいよ! こっちこそごめんね!」「いいよ!」
 二人は仲良しである。

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【12:77】  ラブスタンダード!
1 名前:れご 投稿日:2009/04/12(日) 03:47
はじめまして。
れご、と申します。

今日は愛理のお誕生日ですね!
ということで愛理主人公の小説を書いてみたいと思います☆

あまり決めてないのでどうなるかわかりませんがお付き合いいただけるとうれしいです。


72 名前:4.maimi 投稿日:2009/05/03(日) 21:21
舞美は伸びやかな脚を丁寧にシャワーで冷やすと、
ささっと拭いて、シャワールームを出た。
人影に気づいて声をかける。

「あれ、おはよ」
「……おはよ」

眠たげな顔で答えたのは、舞美の兄、矢島祐平だった。

「お兄ちゃんテンション低いー」
「舞美が朝から高すぎんだよ……」
「そっかなー」
「また走ってきた?」
「うん」
「ホント元気だなあ」

感心したようにそういうと、舞美の代わりにシャワールームに入る。

「あれ、シャワー使うの」
「眠気覚まし」

73 名前:4.maimi 投稿日:2009/05/03(日) 21:21
舞美は軽い朝食をとると、出かける支度をはじめた。
今日はバイトなのだ。
高2から始めたコンビニバイト、もう丸1年になる。

自転車に乗り10分ほど駆けて、
舞美は働いてるコンビニに着いた。

74 名前:4.maimi 投稿日:2009/05/03(日) 21:22
ちゃちゃっと着替えてタイムカードを押していると、
男のバイトが現れた。
おはよー、と茶髪をワシャワシャさせながら、若干眠そう。

「あれ、橋村さん今日入ってましたっけ?」

舞美が問いかけた相手、橋村こと橋村智弘は、
フリーのアルバイター、フリーターである。
今風ではあるが中身は朴訥としていて、
そのあたりに舞美は好感を持っている。

75 名前:4.maimi 投稿日:2009/05/03(日) 21:22
「なっきぃ体調崩したらしくて、俺が代わり」
「そうなんだ」
「俺としてはいっぱい入りたいし、ありがたいけど。
 なっきぃ大丈夫かな、インフルとかじゃねーよな」

なっきぃとは4月から入ったバイト、
新高1のぴっちぴち女子高生、中島早貴のことである。
物覚えがよくテキパキ仕事するので、
店長含めみんなに気に入られている。

「あとでメールしてみます」
「うん」

そんなこんなで、舞美のお仕事タイムスタートです。

76 名前:れご 投稿日:2009/05/03(日) 21:25
更新しました(゚∞゚)


>>2-11 1.airi
>>16-26 2.airi
>>28-46(side-takigawa)平凡ストーリー
>>48-58 3.airi
>>60-65(side-ohara)うららかな夕暮れ
>>67-75 4.maimi

77 名前:名無飼育さん 投稿日:2009/08/29(土) 23:31
舞美がこれからどうなっていくのか楽しみです

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【13:10】  エロストーリー
1 名前:もしも 投稿日:2009/06/17(水) 03:59
ここはエロいスレッドだ!!


5 名前:もしも 投稿日:2009/06/19(金) 00:37
「ERIとSEX」第二話抑え切れない気持ち
「絵里:そんな…いきなり言われても…」
「龍介:そうですか…でも友達からも…?」
「絵里:初めて会ったばかりなのに…いきなりそんな事…言われたら誰だって困りますよ…」「龍介:そうだよね…?ごめんなさい…急に変な事言って。冗談だから気にしないで下さい(汗)」「龍介の内言葉:と言ったものの…本音なんだよなぁ…でも、絵里さんの言葉はショックだなぁ…まぁ確かに急に言われちゃ困るわな…(汗)」「絵里:???どうしました…???」「龍介:いや、別に…ははは…さぁ寒いから入ろうか」
「絵里:はい」「効果音:ギィィィィィ…バタン」
「龍介:何が飲みたいですか…?」「絵里:私は烏龍茶で大丈夫です…」「龍介:そうですか…?Mister烏龍茶2杯!」「絵里の内言葉:何で一緒の選んだんだろう…?」
「龍介:こうゆう所来た事ありますか?
「絵里:いえ…初めてなんですけど…(汗)」「龍介:ここの烏龍茶美味いです……!!」
「絵里なんだか眠たくなっちゃったぁ…」
「龍介の内言葉:まさかコイツ等薬を……!?」「「龍介:おいテメェー等薬使っただろ…?」
Mister:ハハハハハハハ知らねぇなぁ(笑)頭ブッ壊れてんじゃねぇの…!?」効果音:ドゴォー!ガラガラ…ムクッ…「Mister:テメェやりがったな?」「龍介:よくも俺の彼女に…!」
「龍介:ウォーラァー!」効果音ドカ、バキ、ドゴ、ガラガラガラ!「龍介:フン、二度と来てやるか!!あばよ!」「龍介:クソォ〜…ボロ負けしたし…」「効果音:ザッザッザッ……」 つづく
次回の「ERIとSEX」を、お楽しみに☆

6 名前:名無飼育さん 投稿日:2009/08/29(土) 23:19
楽しみ過ぎて待ちきれません

7 名前:もしも 投稿日:2010/01/11(月) 00:39
「ERIとSEX」第三話父親大激怒



「効果音」ピーンポーン
「???」誰だ…?こんな遅くに…
「効果音」ガチャンギィー

「???」お前は誰だ…?

「龍介」夜遅くすいません…あの…

「???」何だ…?

「龍介」娘さんの絵里さんをお借りした…

「効果音」ボゴォ!!

「龍介内言葉」…!痛ってぇ〜な!!
何しやがる…糞野郎…!

「父親」俺の娘に何した…?あぁ!?

「龍介」あの…何もしてませんし
何も危険な目にも合ってませんよ…

「龍介内言葉」危険な目に合ったのは俺…
おめぇの娘はどうもなってないっつーの
逆に俺だけが……

「父親」ならいい!二度と娘に近寄るな!
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

8 名前:もしも 投稿日:2010/01/23(土) 03:30
「ERIとSEX」第四話美人になった同級生


「龍介」だ…誰…?何で入って来れたの…?


「???」はい?玄関のアレ見たよね?

「龍介」見たよね、と言われても…
貴女訃報侵入ですよ…!?解ってますか?
それに…

「???」それに、どう入ったのか…
それが聞きたいんでしょ?


「龍介」当たり前じゃないですか!!


「???」朝あんたが鍵を落として…
あっ今のうちだな〜と思ってさ、


「龍介」はぁー?何が今のうちだな〜だ!
ここに居た理由はなんだ!?
出て…


「???」出ては行かないから!
それに、何でさっきから
敬語使ってんの?
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

9 名前:もしも 投稿日:2010/01/24(日) 02:32
「ERIとSEX」第五話俺と華奈と真夜中


「龍介」美味かったぁ〜それにしても
お前料理ホントに上手いんだなぁ
「華奈」私を誰だと思ってんのよ〜
「龍介」ハハハ、でもよ何年ぶりだろな。
「華奈」そうだね、10何年位じゃないかな
「龍介」お前も大人っぽくなったな華奈。
「華奈」大人っぽくじゃないでしょ
大人なんだから!
「龍介」そうだな、昔より綺麗になってさ
誰か分からなかったぜ
「華奈」昔よりって事は…クスっ
昔私のことを綺麗と思ってたの?
「龍介」まさか…んじゃ風呂入ろ
家帰らなくていいのか?
「華奈」……………………………………
「龍介」そうか…なら泊まってけよ
狭くて汚いけどよ。
部屋二つあって一つの部屋
使ってないから使っていいぞ
「華奈」うん、ありがとう…

「龍介」お安い御用だ



そして…20分後

「龍介」おーい華奈ー
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

10 名前:もしも 投稿日:2010/01/24(日) 23:27
「ERIとSEX」第六話目撃者華奈

「龍介」あぁいって〜頬がヒリヒリする…
あそこまでやるか?ったく
………………………………………あっ
あぁっあぁぁぁぁぁーー!!!
絵里だ!!絵里さんだ!!
おはよーございまー


「効果音」ぶぉーーん

「龍介」何だあのタクシー飛ばすな馬鹿が


「効果音」バタン!ぶぉーーん


「龍介」そうゆうことだったのか…
タクシーに乗って去る…はぁ…


「華奈」………………ふーんそうゆう事…
いってらっしゃい……




俺は華奈に一部始終を見られていた…
13時間後

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

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【14:195】  プリンセスはお年ごろ!? 〜シャイネリア王国継世騒動顛末期〜
1 名前:さるぶん 投稿日:2009/07/03(金) 22:59
Milky Wayのお話です。

 【仕様】
  ・エロありです。
  ・おはスタでの3人をイメージしてお読みください。
  ・異世界ファンタジーです。
  ・ミステリも入ってます。
  ・Buono!も出ます。

よろしかったらどうぞ。


190 名前:名無飼育さん 投稿日:2010/06/12(土) 12:27
 高いところから話しているのに、まるで地面から響き上がってくるよう
な明朗な声だった。

――近頃、この国の経済状態がよくないことは、みなも知っていると思
う。そこで、私は娘のクォ・ハルを隣国へ嫁がせることにした。

 大きなどよめきが起こった。

――その見返りとして、豊かな水資源を持つハンネルカから、生活水
を提供してもらうよう契約を取り付けた。

 オレはおどろくより他なかった。

 コハルが嫁に行く?

 無邪気で、食べ物が大好きで、なによりも本を読むことが大嫌いな、
あのコハルが?

――まってください!

 顔を上げると、テラスにコハルが姿を現した。

 ドレスではなくて、部屋着を身につけていた。

――わたし、お嫁になんかいきたくありません!

191 名前:名無飼育さん 投稿日:2010/06/12(土) 12:27
 そういって父王にすがり付く。

 父王は初め、わが子の肩を抱こうとしていたが、体を1つ震わせると、
振り払った。

 護衛のものたちが駆け寄って、コハルを連れて行こうとするが、コハ
ルはそれを振り切って、自らの足でテラスを走り去った。

 王はそのあと、取り繕うようにしてなにか言っていたが、威厳のかけ
らも感じさせなかった。

 オレの、そして人々の動揺も収まらない中、しばらくして正面の城門
から誰かが駆けてきた。

 見ると、コハルで、スカートの裾をまくりあげながら、裸足でこちらへ
向かってくる。

 オレは群集を抜け出して、路上へ出ると、併走しながら呼びかけた。

「――コハルっ!」

 立ち止まると、こちらを見て、コハルは目を輝かせた。

「いっしょに逃げて!」

 駆け寄ってくると、そういってオレの手を取る。

192 名前:名無飼育さん 投稿日:2010/06/12(土) 12:28
 オレは同時に、城の中からの声を聞いた。

「いけーっ!」

 数名の兵士に追われながら、サーヤが駆けてくる。

 堀に架かる橋のところへ敵を集めて、剣で応戦しながら足止めをして
くれていた。

 顔を見合わせると、オレたちはいっそう速度を上げた。

 呆然とする市民の目に晒されながら庭園を抜け、路上に散った人々
のあいだをすり抜けると、一気に城下町を抜け出す。

 オレは昨日、いまと同じ道をかけたことを思った。

 二度ながら、シャイネリアに楯突いたのだ。

 群集の中で、今しがた、かなり顔を見られてもいた。

 ふり返ると、満面の笑みを浮かべるコハル。

 その手を強く握りながら、オレは、もう二度とシャイネリアの土は踏め
ないことを悟っていた。

193 名前:名無飼育さん 投稿日:2010/06/12(土) 12:28



                       (第一章 シャイネリア脱出編 了)

194 名前:さるぶん 投稿日:2010/06/12(土) 12:28
更新です

195 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/09/11(日) 21:33
続き待ってる。

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【15:442】  Love Song 3 〜 StrayHeart 〜
1 名前:匿名 投稿日:2006/12/04(月) 23:30

“3”とはありますが、続いてるような、そうでもないような。

初めて完結させずにスレッドをたてさせていただきます。
手持ちの分で、現行スレに収まらないのは明らかなので新しく。
ローカルで書き進めてはいるものの、一向にペースが上がらない自分を叱咤する意味でも。

読んでくださる方がいたら、気長におつきあいくだされば幸いです。




437 名前:セシル 投稿日:2007/11/25(日) 15:40





438 名前:匿名 投稿日:2007/11/25(日) 15:50

……すいませんでした。
生きてます。
ちゃんと終わらせますから、はい。

>>407-413
まだ待っててもらえてるでしょうか。
心底申し訳なく、それと同じくらい感謝しております。


439 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/11/26(月) 23:32
まだ待ってますよ。
って言うかよく戻ってきてくれました。


440 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/12/31(月) 16:52
本年もお疲れ様でした。
来年もよろしいお願いします。
お待ちしています。

441 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/20(火) 21:05
待ってますよ

442 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/11/22(土) 04:49
もうすぐ一年が過ぎてしまいますね
まだ待っています

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【16:361】  Love Song 2 〜Chain of Love〜
1 名前:匿名 投稿日:2006/06/14(水) 20:38
倉庫の続き。
作中では四年ほども前になります。

読んでくださる方がいるのなら、レスは嬉しく思います。


356 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/09/26(水) 20:48
うおー!!更新キテタ!!
頼んだ甲斐があったのかな?w
もう一つ…期待してます

357 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/10/03(水) 22:40
久しぶりに黒板覗いたら上にあったのでびっくりです。
更新してくれたんですね、ありがとうございます。

ごっちん、誕生日おめでとう!

358 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/12/23(日) 12:00
さすがにもうこないかな

359 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/12/23(日) 20:47
そうと決まったものでもない

360 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/05/20(火) 21:05
こちらも待ってます

361 名前:名無飼育さん 投稿日:2008/09/25(木) 19:39
9月23日も無かったね

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【17:283】  燃え立ちて男 〜俺と保田の本能寺〜(仮題)
1 名前:リッチワン ◆Rich1NDNCw 投稿日:2007/06/17(日) 18:05

  〜背表紙より〜

  織田信長が生きていた! 保田から突拍子もない与太話を聞かされた《俺》は、
  そのせいで突然のトラブルに巻き込まれる。狙われたのは《俺》の命か、保田の美貌か。
  逃亡を始めた矢先、《俺》は飯田のSOSを受けて向った先で真弓という子と出会い、
  二人で真相を探り始める。敵の目的は何か、そして敵が隠そうとしている秘密とは。
  稚拙な描写と未熟な構想、筆力に乏しい駄文家が飼育初上陸。乞わないご期待!


278 名前:名無飼育さん 投稿日:2010/07/13(火) 16:19

 飯田の結婚や妊娠の話題は避けたかったが、いつのまにか勝手に言葉が出ていた。
 真弓にとっては直視したくない現実に違いなく、抜け殻の理由もそこにある。
 俺は大きくため息をついた。真弓は両手でカップを抱えて、そのカップをゆっくりと回し、中の液
体の揺れるさまを見つめている。どうやら新たなフェチに目覚めたらしい。
 真弓はなにも答えなかった。しばらくカップを眺めていたが、やがてカップを置き、そのまま立ち
上がると、ふらふらと左右に揺れながら部屋から出て行った。すぐにドアの開閉音がしたから、お
そらく寝室として使っている隣の部屋に向ったのだろう。時刻はまだ昼の三時だが、どうせ俺たち
にできることは寝ることくらいしかなく、しかし寝たところで果報が待っているはずもなく、椎葉もど
うせ数日は帰ってこない。
 俺は残りのコーヒーを少量ずつ口に含みながら、自分にできることをかんがえてみた。
 しかし、タバコを買いに出ること以外にやれそうなことはなかった。
 飯田や保田の安否を確認したいというおもいは強いが、逃亡中の身としてはこれ以上の接触は
避けるのが常道で、こちらの生存は向うにも伝えてある。敵の組織のことは半分プロのような椎葉
が調べていて、俺たちの出る幕ではない。すべての発端となった金印のことにしても、いかに歴史
学科卒とはいえ、俺の研究範囲ではなく手も足も出ない状態だ。
 結局、俺は買い物に出ることにした。
 食料はまだ二、三日はもちそうだったが、俺の肺はもう新鮮な自然の空気に飽き飽きしていた。
椎葉はかなりの軍資金を置いていったから、一気に十カートンまとめ買いなんてのもありかもしれ
ない。肺癌や肺気腫のリスクなど、間近で銃口を向けられたことに較べたら屁でもなく、そもそも俺
は長生きが許されるほど役に立つ人間ではない。そんなことは大昔から知っている。

279 名前:名無飼育さん 投稿日:2010/07/13(火) 16:20

それでは再びコーヒーをどうぞ。。。

280 名前:名無飼育さん 投稿日:2011/12/21(水) 19:34
ショックもありつつすごく面白いです
できたらまた続き読みたいなあ・・・
コーヒー飲みながら待ってます

281 名前:リッチワン ◆Rich1NDNCw 投稿日:2012/01/24(火) 02:48
もう半分近く設定や構想を忘れたけど、
でも初回からすでに最終回だけはがっちり出来てるので、
そこに向けてなんとか続けたいなあという気持ちもなくはないんだけど、
でも小説を年百冊近く読んでた当時と違って、
今じゃせいぜい年三冊ペースなので、
書こうと思い立っても書けないんだよねえ。
前回追加した分がまったく面白くないように。。。
玉乃島が引退しちゃったように。。。
垣添が幕下に陥落してなお負け越しを続けてるように。。。
でもまあ、未だに読んでくれる人がいるというのは嬉しいもので、
検討するだけなら検討してみようかなあと。
ということで、さめたコーヒーでよければ。。。

282 名前:名無飼育さん 投稿日:2012/01/24(火) 07:17
続き読みたいです

283 名前:名無飼育さん 投稿日:2012/01/24(火) 23:26
さめたコーヒーじゃなくて冷えたビールが飲みたいです

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【18:117】  女神サマによろしくっ!
1 名前:Uターン 投稿日:2007/08/14(火) 23:43
+ 1 +

 
 
また朝が来る。変わり映えのない朝。当たり前の夜が明けていく。

ああ、頭が重いっ…今日は、ええと、…な〜んだ、月曜日だから予備校は休みじゃん。
だったら、もう惰眠を貪ってやる〜〜〜っ!

うっすらと開けかけた瞼をもう一度ぴたっと閉じる。

ああ、至福の時…休みの日の二度寝ほど楽しいことはない。

僕は腹の上のタオルケットをたぐり寄せ、とろとろとまどろんだ。

 



112 名前:Uターン 投稿日:2007/08/17(金) 19:52

「……」

あ〜あ、馬鹿な男。きっとこのあと一悶着あるだろうな。
あの女嫉妬深そうだし…でも、気持ちは分かる。
どんなに仲のいい彼女がいたって、こんなアイドル並みに可愛い子が目の前に現れたら、見つめてしまうのが男の本能だ。
こう言うのはよりよい子孫を残すために、神が与えてくれた感情なのだから仕方ない。

そんなことを僕が考えている間、梨華ちゃんは振り返って遠ざかっていくそのカップルを不思議そうに眺めていた。
そして、しばらくすると元の通りに前を向いて歩き出す。

「…あ、そうか」

何かに気付いたように、彼女は顔を上げた。

「なっ、何っ…!?」

思わず、どっきーんとしてしまう。何に気付いたと言うのだろう。何にっ!?

そ、そんな嬉しそうに笑わないでくれよっ!! すげー可愛いんだよ、その顔っ!! 
もしかしてどこかであいつらの隠しカメラが作動しているかも知れない。
今の僕はどこをどう見ても、鼻の下を伸ばしきった変な男だ。



113 名前:Uターン 投稿日:2007/08/17(金) 19:53

「私、春海くんの彼女なのに、どっか違うなと思ってたの。何か、足りないなって…」
「えっ…ええええっ!? そっ、そうっ!?」

心臓がばくばくする。気付いたって、気付いたって、本当に何に気付いたんだっ! 
もしや、僕が彼氏としてふさわしくないと言うことに突然気付いたんだろうか?

出来るだけ顔色を変えないように努力するが、それでも背筋を冷たい汗が流れていく。
目の前には長く伸びたふたつの影。
梨華ちゃんのと、もうちょっと長い僕のと。
白い歩道。幾何学模様に組み合わされた上を歩く。
黙ったままその影を見つめていると、梨華ちゃんの影がふっと僕に寄ってきた。

 ……?

ちょこん、と。
滑らかなものが僕の指に触れた。
一度離れて、もう一度、今度は少し長い時間。

何だろうって思って、思わずそっちを見てしまった。
梨華ちゃんは前を見てる。その場所を見てない。
自分の指先が触れる僕の指先を。



114 名前:Uターン 投稿日:2007/08/17(金) 19:53

「…あのっ…」

言いにくそうに、押し殺したような声で、梨華ちゃんが言う。かすれてる響き。

「なななななっ…何っ!?」

たかだか、指先が触れただけじゃないか。たったそれだけのことなのに。
僕はもう心臓が飛び出しそうになっていた。
この真夏の夕暮れ。ムッとした外気の中で泳ぐ手。
それなのに、梨華ちゃんの指はひんやりしている。
もしかして、美人は汗をかかないのか? 
脇の下とかも臭くなかったりするのかっ!? 
…いや、そんなことはないはず。人間なんだから。

「恋人同士って、あんな風に手を繋いだり、腕を組んだりするんだよね? どうしてなんだろう、ああやってもっと仲良くなるのかしら?」

 ――梨華ちゃん?

あのっ…もっともっと仲良くなれる方法がありますっ。
と言うか僕たちの間にはそういう関係があったわけで…いや、覚えてないんだけど、あの状況で絶対なかったわけではないんだし。



115 名前:Uターン 投稿日:2007/08/17(金) 19:54

思い出す。彼女がすごい格好で僕の隣で目覚めて。
そのあとシャワー浴びて出て行って。そしたら、初めてハッと我に返った。
慌ててバスルームに駆け込んだら。そこには彼女の残り香と…洗濯機の上のポールに下げられた僕の服があった。
そうなのだ、前の晩に着てた服が一式。Tシャツとジーパンと、それから…あの、下着まで。靴下も。
全部きれいに洗って脱水して、シワを綺麗に伸ばして干してあった。

記憶もないが、もしも無意識の世界であったとしても、僕ではあんな風に洗濯物を綺麗に干すことが出来ない。
彼女がやってくれたのだと思う。
そんな…見ず知らずの男の部屋で一夜過ごしただけではなく、洗濯までしてくれたのかっ!! 
一体、何者なんだっ! …いや、普通の高校生のはずだが。でもっ…、でもっ!!
だからっ! …今になって、そんな、無邪気なことを言い出さないでくれよ。
でも嬉しいぞっ! 
閉ざされた部屋で人知れず親密になるのもそりゃ男としては最高に嬉しいが、
こんな綺麗な女の子が、自分にくっついてくれるところを他の男共に見せびらかすのは快感かも知れない。


あああああ、梨華ちゃんっ!

君はもしかして、僕の夢を全部叶えてくれるんじゃないだろうか? 
もしかしたら、彼女のお陰で、僕は生まれ変われるんじゃないだろうか? 
今までの冴えない男とはおさらばして、新しいドキドキわくわくの新しい人生がっ…!!

「…手、繋いでいい?」

うっわ〜〜〜〜〜。その恥ずかしそうにはにかむ仕草っ! メッチャ可愛いんだよぉ〜!! 
一瞬だけ、僕を見上げて、それですぐに視線を落とす。
制服のスカートが彼女の歩みにあわせてふわんふわんと揺れて。
細かくもなく、粗くもないプリーツが、彼女の周りで踊ってる。
すんなり伸びた長い足。本当にきめ細やかで・・・きれいで。
きっと触るとすべすべしているんだろうな…。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

116 名前:Uターン 投稿日:2007/08/17(金) 19:55

ぴとっ。

本当は音はしなかったけど、僕の胸にはそうやって響いてきた。
確かな意志を持って、彼女の指先が触れる。
どどど、どうしよう。手を繋ぎたいんだってっ! 
…で、でもさっ…汗くさいよ、すげ〜。
いいのか? …いいのかっ…こんなでっ!

思いっきりグーに結んでいた手を、少し開く。
パーじゃないけど…半開きという感じで。指と指の間に隙間を作る。
そしたら、そこに彼女の指が絡みついてきた。



117 名前:Uターン 投稿日:2007/08/17(金) 19:56

うっ、おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ……っ!!!!!


全身の細胞が、ばちばちばちっと弾けた気がした。
梨華ちゃんの滑らかでひんやりした指が、軽く僕の指に絡みつく。
何だか、すごく…控えめで。
でも、すごい感動する。
もう、言葉も出ない。

「…ふふっ…」

小さく肩を揺らす。わずかにこぼれる笑い声。
梨華ちゃんの横顔がとても綺麗だった。
夕日のせいではなくピンク色に染まった頬は食べちゃいたいくらい可愛くて、
もうっ…もうっ…多分、僕の方が真っ赤になっていたと思う。


手を繋いでいるために少しふたりの距離が近くなる。
ふわっと風が通りすぎると、梨華ちゃんの髪が舞い上がって、僕の腕にさらさらと触れる。
微妙なふれあいが、たまらなかった。








つづく

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

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【19:158】  聖夜の舞姫
1 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/08/26(土) 01:55
草板で書いているどらと申します
黒板の皆様どうぞよろしくおねがいします

草板のスレがいっぱいになってしまいましたが、
今度のお話は男性キャラとの絡みがあるためこちらにスレを立てさせて頂きました

管理人様に森板の皆様、大変ご迷惑おかけしました

小川麻琴ドキュメント『出せなかったファンレター』
ttp://m-seek.on.arena.ne.jp/cgi-bin/test/read.cgi/grass/1146929895/




今回は上記スレの続編、『聖夜の舞姫』です

テーマは“男女の友情”
純粋なラブストーリーです

ストーリーの展開上、ちょっとだけエッチなシーンがありますw
英文は全て適当ですw
文法間違い、スペルミス等、どうかご容赦下さい

※プロットは既に完成しているので毎日一回のペースで更新します


草板
聖夜の舞姫
ttp://m-seek.on.arena.ne.jp/cgi-bin/test/read.cgi/grass/1146929895/84 (プロローグ〜第三話の途中)


153 名前:聖夜の舞姫 第九話 『夢への階段』 投稿日:2006/11/01(水) 01:33


「Your turn.」
[あなたの番よ]



促され、少女は先ほどの振りを再現して見せた。
パットはあの複雑な振りを一度で覚えてしまった少女に驚きを隠せなかった。



「OK.Your skill is so high. Come and join them.」
[よろしい 技術は十分高いわ 彼らのチームに入りなさい]



パットは少女を上級生グループに入れ、レッスンを開始した。

154 名前:聖夜の舞姫 第九話 『夢への階段』 投稿日:2006/11/01(水) 01:34


さすがに上級クラスは厳しかった。
振り付けも、先ほどのテストのものとは比べ物にならないほど複雑だった。
それでも少女は何とか食らいついていった。



レッスンは休憩を交えて3時間に及んだ。
さすがに少女は疲れ果て、へとへとになって教室を後にした。



ただ、少女は悪い気分ではなかった。
心地よい疲労感の中、『NYで自分のダンスが認められた』という快感に浸っていた。
帰りの電車では自然と眠りに落ちた。

155 名前:聖夜の舞姫 第九話 『夢への階段』 投稿日:2006/11/01(水) 01:34


自宅アパートに到着する。



外からアパートの三階、少年の部屋を見るが人のいる雰囲気がない。
明かりもついていなかったし、眠っているにしても洗濯物が干してなかった。
少年はまだ帰宅していないようだった。



時刻は24:00を回っていたが、ベティには事情を知らせていたため何事もなかった。



156 名前:聖夜の舞姫 第九話 『夢への階段』 投稿日:2006/11/01(水) 01:34


「ただいま、ベティ」

「マコト、オ帰リナサイ 遅クマデ大変ネ」

「ねぇ、ベティ、拓海…沢田さんってまだ帰って来ないの?
 昨日も帰ってなかったみたいだけど」

「“タクミ”デ分カルヨ アナタタチノ関係ハ、タクミカラ聞イタヨ
 デ、タクミハネ、大学ノ研究ノタメ、ズット帰ッテ来ナイヨ
 シバラクノ間、大学ノ宿舎ニ泊マルッテ」

「えっ?そうなの?しばらくってどれくらい?」

「年内ハ、無理ダッテ」

「そっか…コロンビアまで通うのって大変だもんね…」

「エ? コロンビアマデ通ウ?」

「コロンビアって南米の国でしょ?私ちょっと調べたんだ
 そこまで通うのは飛行機使わないといけないから、大変だよ」

「???」

「ありがとね、ベティ じゃぁ、おやすみ」


157 名前:聖夜の舞姫 第九話 『夢への階段』 投稿日:2006/11/01(水) 01:34


少女は自分の部屋へと戻って行った。



「フフフw アノ子勘違イシテルネw 本当ニ、面白イ子w」



この勘違いが後にとんでもない事になろうとは、この時点ではまだ誰も知らなかった――――

158 名前:どら 投稿日:2006/11/01(水) 01:45
今日はここまでです

これからまだまだ波乱万丈のストーリー展開が待っています
モー娘。メンも絡んできます

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【20:42】  幻 -a Phantom of heart-
1 名前:take 投稿日:2005/02/03(木) 18:14
2年ほど前にちょろちょろと書いていた者です。
最近までネット環境がなくなっていたのですが、
復帰したため、また書こうと思います。
久々で見苦しい所などはあると思いますが、最後まで付き合っていただけると幸いです。

昔と同じ様に読者参加型の選択肢形式でいきたいと思っていますので、
お暇な方はどうぞ参加してやってください。

更新ペースは速めにしようと思いますが、
まずは更新ペース以前に"完結させること"を目標にがんばりたいと思います。

基本的にsage進行でお願いします。更新時のみageにすれば読者様もわかりやすいと思いますので。
更新は主に夕方〜深夜になると思いますが、夜中も仕事をしているため
仕事先から携帯で更新…と言うこともありえますので、
もしかしたら真夜中更新があるかもしれません。


長々と説明文失礼いたしました。それではお楽しみください。


37 名前:ヴィンセント 投稿日:2005/03/24(木) 21:07
うわぁ…選択肢がいっぱいだよぉ…。
限りなくなっち好きなのでAでおねがいしあす。

38 名前:名無し 投稿日:2005/11/07(月) 21:13
Aで

39 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/12(月) 05:42
突然失礼します。
いま、2005年の飼育を振り返っての投票イベント
「2005飼育小説大賞」が企画されています。よろしければ一度、
案内板の飼育大賞準備スレをご覧になっていただければと思います。
お邪魔してすみませんでした。ありがとうございます。


40 名前:take@(o|o)/ 投稿日:2006/09/15(金) 22:37
一番最初に言っておきながら9ヶ月の放置…
俺って意思弱いのかな…

選択肢はAで進みます

41 名前:-お約束?- 投稿日:2006/09/16(土) 00:41
『あぁ、嬉しいよ。もう会えないと思ってたしな』
「そっか…」

そうつぶやいた圭織は夕日に照らされていたせいか、何故か神秘的に見えた。

--次の日--

学校は入学式でなかったので、俺は家でゆっくり寝ていた……のだが

ピンポーン

『うーん』

ピンポーン

『うぅーん。誰だよ、こんな時間に…』

と言いつつ、時計を見てみるがもう朝の11時を回っている
明らかに俺の寝すぎだった

42 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/10/30(月) 02:57
続きまってます。

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